2016/05/14 - 2016/05/14
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frau.himmelさん
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チュービンゲンからシュツットガルトに寄りました。
チュービンゲンの街歩きで疲れていたので、どうします?ってお二人に聞いたら、ちょっとだけ寄って行こうよと。
それはそうですね、ミュンヘンに次ぐ南ドイツ第二の都市ですし、ベンツやポルシェもシュツットガルトに本社を置いているし、日本人には結構認知度が高い街ですものね。
ところが新宮殿広場に来たらお祭りをやっているらしく大勢の人の波。
もうそれを見ただけで3人とも(特に私が)ますます疲れて、ここから引き返しましょうかと。
1時間にも満たない、本当に足跡を残しただけのシュツットガルトの街歩きでした。
しかし面白いですね、この短い時間に二度も日本と出会ったのです。
ちなみにその間に日本人とは一度も会いませんでした。
それから、今朝気が付いたのですが、私のジャーマンレイルパスがまだ1日分しか使っていないのに、2日分刻印されていました。
昨日検札の時車掌が間違ったものに違いありません。
ひどいですね、それを持ち主の私には何も言わないで素知らぬ顔を決め込んでいたのですから。
さて、これをどうしたもんかなー。
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チュービンゲンを出発して、私たちが乗ったREはシュヴァルツヴァルト(黒い森地方)を走っています。
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車窓から見た途中駅のホーム。
ドイツでは最近、アラブ系・イスラム系の民族を多く見かけるようになりました。 -
Plochingenという駅の近くにビールの醸造所がありました。
Waldhornというビールが造られています。 -
そこを過ぎたら間もなく見えてきたあの奇妙な建物、もしかして!?
あの屋根の柱に乗っかった金色のボールに見覚えがあります。 -
そうよね、フンダルトヴァッサーよね!?
ウィーンでさんざん見たから間違いないと思います。
調べたらやはりそうでした。
このPlochingenという街にはフンダルトヴァッサーハウスがあるそうです。
https://de.wikipedia.org/wiki/Hundertwasserhaus_Plochingen
画像を見たら大変面白そう。次回の旅に計画しようかな・・。 -
エスリンゲン。
クリスマスマーケットで有名ですよね。
一度行ってみたいと思いながらなかなか実行に移せない街です。 -
エスリンゲン駅前の重厚な建物、古い街並み。
いいですね〜。
プロシンゲンのフンダルトヴァッサーハウスとエスリンゲン、この二つの町、近いから1日で周れるわね。
次の旅の計画にいろいろと思いを巡らせます。 -
へぇー、ドイツでは駅のホームにこんな広告まで堂々と出しているのですね。
子供たちの目にも触れるでしょうに。日本では考えられない・・。 -
なんて車窓ウォッチングをしているうちにシュツットガルト駅に到着。
フランクフルト駅やミュンヘン駅と同じような行き止まり式ホームです。
この駅は何度も乗り替えに使ったことがありますから、私的には結構お馴染みかも。 -
ところが・・・。
長い通路を通って、シュロスガルテンの方に歩を進めると窓の外は大変な大工事が始まっています。
ネット情報によると、これは「Stuttgart 21」と呼ばれる一大プロジェクトで、近郊の鉄道網が抜本的に改革されるらしい。
中心のシュツットガルト中央駅では、現在の地上ホームに直交する形で地下駅を建設し、既存の地上ホームを廃止する予定であるなど、その姿を大きく変えることになるそうです。
次回この駅に降り立つ時はどのように変貌しているかしら。 -
通路には、工事に伴い駅の歴史的ないろいろがパネル展示してありました。
昔活躍したかなり古い路面電車です。
さびてボロボロになっています。 -
これはもっと前の電車?
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歴史的な世界の駅舎の展示も。
ポルトガルのサン・ベント駅構内。
1900年に建てられた約2万枚の装飾タイルが美しい駅舎です。 -
ここは私も行ったことがあります。
ベルギーのアントワープ駅。
世界で最も美しいと言われる豪華な駅舎、本当に豪華でした。 -
世界中の美しい駅舎と並んで、実は日本の駅舎のパネルもあったのです。
ご存じ新宿駅の風景。
こちらは美しい駅舎の紹介ではなく、最も混雑する駅として紹介してあるのでしょうか。
何にしても、普段見慣れた新宿駅を、この遠い異国の地シュツットガルトで見ることができるとは・・・。
嬉しい様な恥ずかしいような・・・。 -
こんな日本の駅の紹介も。
「金沢駅」北陸新幹線開業2015という幟が見えます。
アメリカの旅行雑誌では、日本で唯一「世界で最も美しい駅」に選出されている駅だそうです。
写真が鮮明でなくて申し訳ありません。
出会い頭に思いがけなく日本に会って気分よく散策を・・、と行きたいところです。 -
シュツットガルト駅構内の様子。
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駅前の大通り。
デパートや大型店などが並ぶ賑やかなショッピングストリートです。 -
ショーウィンドーは、ああやっぱりサッカー大国ドイツですね。
VfBシュツットガルトのユニホームです。
ホームスタジアムは、メルセデス・ベンツ・アレーナ。
日本人選手も活躍しているチームです。 -
大通りを左折して、お城の公園の方に入ります。
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進行方向左側に見えるのはシュツットガルト州立歌劇場。
噴水が上がっている先は、マロニエの大きな木に白い花をつけています。 -
ギリシャ神話の女神像が立ち並ぶ緑地帯を横目に見て、さらに歩を進めると・・・。
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新宮殿東側。
新宮殿は1746年にフランス風の様式で建築が始められ1805年から2年かけて竣工したもので、現在は州政府の建物として使われています。 -
東側ファサードの素晴らしい装飾彫像。
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この藤色をした見事な花はなんでしょう?
あんまりドイツでは見たことない花ですが。 -
その先の宮殿広場では何かやっているみたい。
至る所がフェンスで囲われて、それにこの大きな車はテレビの中継車でしょうか。 -
新王宮は囲いがしてあり中に入れません。
せっかくの壮麗な宮殿が屋根だけしか見えません。 -
大勢の人・・!
やっぱりお祭りかなにかやっているのですね。
宮殿広場のランドマーク噴水の傍にも大勢の人、内気な日本のシニアは近づけません。 -
ここにも大勢の人が集まっています。何でしょうね?
お年寄りが多いみたいです。 -
ここはカルスルーヘのブース。
Heimat Tageってありますから、「故郷の日」? -
こっちはバートメルゲントハイムのブース。
シュツットガルトを中心とするバーデン・ヴュルテンベルク州の各地区の
ふるさと祭りみたいなものでしょうか?
だからお爺ちゃんたちが多いのね。 -
それにしてもテントの上に咲き乱れるマロニエの立派なこと。
この宮殿広場にはたくさんのマロニエが甘い香りを漂わせています。
マロニエ。
和名は「西洋トチノキ」と呼ばれる落葉樹です。
ドイツのどの地方に行っても今の季節、白い花、時々赤い花をつけたマロニエが人々の目を楽しませてくれます。 -
こちらにはシュティフト教会。やはりマロニエに邪魔されて屋根と塔しか見えません。
マロニエは秋になると葉を落として丸裸になります。
昔ツアーでパリに行った時、ガイドさんが言っていました。
今は「マロニエ」と言いますが、冬は「マルミエ」と言うのですよ、って。 -
マロニエの花に囲まれた広場の真ん中、その高い柱の上に立つ女神の像。
19世紀半ばに建てられたコンコルディア・アレゴリエと言うそうです。
高さは30メートルもあります。
女神の像の左に見えるずんぐりむっくりとした丸い塔は旧宮殿、右側にはシュティフト教会が見えます。
そして周りは凄い人・人・人・・。 -
コンコルディア・アレゴリエ。
日本語にすると「調和の寓意」というそうです。
1841年に、国王ヴィルヘルム1世の、治世25周年記念して立てられた女神像だそうです。 -
この人ゴミをかき分けて、あそこに見える旧宮殿やシュティフト教会まで行くのはどうも気が進みません。
特に私の疲れた足には人ゴミは堪えます。
お二人に相談したら、私に合わせてくださったものだと思いますが、「そうだね、なんかピンとくるものがないんだよね」と。
じゃー、そろそろ引き返しますか。
◆
こちらの美しい列柱のアーケードの建物はケーニッヒスバウ。 -
(Koenigsbau)「王の建物」という意味。
19世紀中ごろ建てられたもので、現在は郵便局になっているそうです。 -
この東屋みたいな建物はなんでしょう。
-
シュツットガルトの目抜き通りケーニヒ通りに立つクリストフ公の銅像。
クリストフ・フォン・ヴュルテンベルク(1515-1568)。
父ウルリヒの死後、1550年から1568年の18年間ヴュルテンベルク公国(首都シュツットガルト)を統治した。
◆
全身シルバー色に身を固めたパフォーマーの視線は私に向いています。
私は、別にあなたを写しているわけではないのよ、ってポーズをしているのですけどね。 -
私を見ているパフォーマーの両手の指はしっかり「お金頂戴!」のポーズ(笑)。
この写真はI女史が横から撮ったもの。 -
さて、それではケーニヒ通りを駅に向かいましょう。
あのベンツのマークが回転しているところが駅です。 -
本当に大勢の人!
あのカラフルな幟は、シュヴァルツヴァルト地方の名産ビール「ロトハウス」。
何度か飲んだことがあります。
そしてSWRサマーフェスティバルの幟。
なーーんだ、この賑わいはSWR(南西ドイツ放送)が開催する夏祭りだったのね。
日時5月13日から16日。 -
ケーニヒ通りに面したSt.エバーハルト教会。
-
広場ではいろんなパフォーマンスをやっています。
子ども向けの人気者パフォーマーの周りは楽しそうな子供たち。 -
黒い森地方らしく、木でできたおウマさんに乗ってご機嫌の子供たち。
-
これも木製です。
-
中学生たちは噴水を指でせき止めて水鉄砲遊び。
この近くで観光案内所を見つけました。
足跡だけの短い滞在だったけど、地図だけでもいただいて行きましょうか。 -
私たちがここで見たものは「日本」。
「Oishii!」おいしい。
Essen in Japan。
2016年10月から来年4月まで日本の食文化を紹介する展覧会が開催されるそうです。
パンフレットからからとった案内文を転記いたします。
◎日本から世界へ
SushiやSakeは海外でもよく知られている日本食のひとつです。
また、実用的な発明品、たとえば即席麺や弁当箱も顧客層を広げています。
しかし、日本の食はそれだけに限りません。食をきっかけに、日本の文化的特徴、食する人の生活世界に目を向けてみませんか。 -
◎米、魚介、茶文化
当展覧会ではいくつかのテーマとともに、日本の飲食文化の今日の傾向や発展に中心を置いています。
たとえば、
日本の食において米はどのような意味を持っているのだろうか?
魚介類、海藻の役割は?
日本の茶文化で特別なことは何?
どんなふうに調理され、目と舌を楽しませるのだろう?
およそ1000平方メートルの展覧会場にて、こうした日本の飲食に関するあらゆる疑問に答えます。 -
上記のパンフレットには、このお弁当は
「お米でできたパンダおにぎりのお弁当」と紹介されています。
また写真の焼き鳥屋さんは「日本レストランの台所」
タコ入道は「根付」、寿司は「日本の寿司レストランのネオンサイン」真ん中の徳利は「19世紀に造られた酒ビン」などと紹介してあります。 -
これは「明治時代のピクニックセット」だそうです。
この時期にシュツットガルトを訪れられる方はご覧になったらいかがでしょうか。
外国から日本を眺める・・・、これもまたなかなか興味深いことだと思います。 -
開催日時
◇場所:シュトゥットガルト リンデン博物館
◇開催日時:2016年10月15日〜2017年4月23日
◇開館時間:火−土曜日: 10時〜17時
水曜日:10時〜20時
日曜・祝日:10時〜18時
なお、2016年12月24、25、31日および2017年4月14日は休館
◇入館料:10ユーロ/8ユーロ
家族チケット 20ユーロ(大人2名、18歳未満の子ども)12歳以下は無料 -
またまた日本に出会いました。
やはり日本のシニア、特に日本の高度成長時代を知っている私たちは、日本が再び注目されるのは嬉しいですね。
でも、ここでも日本人には一人も会いませんでした。
同じアジア圏のあの国の方には、しょっちゅう遭遇するのですけどね。 -
シュツットガルト中央駅。
-
この駅は1920年、帝国鉄道として建てられました。
-
フランクフルトに着きました。
まず私がやらなければならないこと、それは私のジャーマンレイルパスの間違いを訂正してもらうこと。
今朝気が付いたのですが、パスに5月13日が2回刻印してあるのです。
これは完全に昨日、車掌が検札の時に間違ったものと思いますが、車掌は持ち主の私に何も言わなかったのです。
私の懸念は齢と共にますますタドタドしくなる私のドイツ語、駅で何と説明したらいいんだろう。
せめて、間違った車掌が裏書でもしておいてくれたらこんなに悩むことはないのに・・・、当然のことなんですけどね。 -
幸いフランクフルトのライゼツェントルムはまだ開いていました。
「あなたのKolleginが間違ったのよ!」って同じ日付を指しながら言ったらすぐわかってくれました。
フランクフルト駅のスタンプを押して、間違いだったことを裏書してくれました。 -
そして間違った列は××(赤丸)で消して、手書きの欄を1日分足してくれました。
これで一安心です。
さあ、明日はこれを使ってニュルンベルクに移動します。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- ぶどう畑さん 2016/09/01 21:31:51
- マロニエ!
- himmelさん
ぶどう畑です。
待ってました、シュトゥットガルト。
マロニエの花、咲いてましたねー!あの花の時期に、また行きたいなぁ。
次回、ドイツかフランスに行ったら、絶対、マロニエのハチミツを買って帰ります。マロニエのハチミツは盲点で、まだ買ったことがありません。
シュトゥットガルト、大改装ですか…。
シュロスプラッツのイベント、大盛況ですね。
イベントは、景色や街の雰囲気が変わってしまうから、ちょっと善し悪しと感じる時があります。
ジャーマンレイルパスに刻印ミス!?
冗談じゃないですよねー。安くないんだからー。
でも、訂正してもらえたようで、ホッ。
この日はテュービンゲンで、翌日はニュルンベルクって、私には、そのプラン、たぶんついて行けないです…。(笑)
himmelさんがテュービンゲンで、マルクトに出会ってないなら、次回行く時は、ぜひ、マルクトに合わせてお出かけになることをお薦めします。
テュービンゲンの旅行記、気が向いたら覗いてください。マルクトもある種のイベントですが、きっと、テュービンゲンのマルクトに会いたくなると思います。
http://4travel.jp/travelogue/10769354
- frau.himmelさん からの返信 2016/09/02 09:13:27
- RE: マロニエ!
- ぶどう畑さん、おはようございます。
ほんとに新宮殿広場のマロニエの花、見事でしたね。
私はだいたいあの時期にドイツを訪れていますので、ドイツ中マロニエが咲いているのは普通の風景だと思っていました。
ぶどう畑さんのコメントで改めてシュツットガルトの写真を見ると、あの広場マロニエの大木でいっぱい!
ご覧になってくださったように今回シュツットガルトは短時間の観光で、旅行記に取り上げる要素が少なかったのですが、
お陰さまでマロニエに焦点を当てて少し色を付けてみました。
あ、そうか!ぶどう畑さんのお目当てはこだわりのハチミツでしたね。
ぜひ、マロニエの花が咲くころ(歌の文句にありませんでしたっけ・笑)、ドイツにいらっしてハチミツをゲットしてください。
> この日はテュービンゲンで、翌日はニュルンベルクって、私には、そのプラン、たぶんついて行けないです…。(笑)
チュービンゲンからニュルンベルクに一気に行くのではなく、フランクフルトで中継2泊を入れていますので、その点は大丈夫。
列車に揺られていればいいのですから。
チュービンゲンのマルクトって私にはよっぽど縁がないようです。
前回は3泊、今回は土曜日に行ったのにマルクトに出会えず。
そういえば前回も土曜日が入っていたような・・・。
調べてみたら、チュービンゲンの朝市は月・水・金曜日の午前中なのですね。
次回は曜日も考えて訪れたいと思います。
のちほど朝市の風景見せていただきますね。
himmel
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