2016/08/19 - 2016/08/19
146位(同エリア1174件中)
熱帯魚さん
日本人も中国人も大体は深センと聞くと、
歴史建築が無く観光的な魅力の乏しい新しい町、
というイメージが浮かぶことが多いです。
でも実は、そんな新しい町の一角に
古い町並みや建築が残っていたりします。
そういうところをあちこち回るのが
深センに引っ越してきてからの楽しみ。
さて「あなたの知らない深セン」シリーズ、
今回行ったのは観瀾の大水田村。
深センの○画村というと、龍崗区にある
大芬油画村が有名ですが、こちらは、
版画家の集まる観瀾版画村。
もともとは客家古村で、客家楼閣や
古井戸などが残り、村の住宅を利用して
版画製作や展示、販売が行われています。
○○ 大水田村について ○○
300年以上の歴史を持つ客家古村。現在の大水田村は大水田村と新圍場村という二つの古村から成り立っています。清乾隆、嘉慶年間、陳、凌、李、謝、張、林氏などが移り住み、村が建設されました。
現在残されている古建築は200軒余り、そのほとんどが土木と石材で作られ、赤い壁と灰色の瓦でおおわれており、その建築年代は清朝中晩期から民国初期に建てられたものです。(古建築は、大水田村の2基の[石周]楼と付属の建物、凌氏祠堂、[石周]楼前方に位置する民居、馨梅巷410号、雛菊巷13号、大水田古井戸、そして、新圍場村の[石周]楼とその付属建築、陳氏祠堂、井戸、冬邑巷14号、「龍門世居」の門、角楼と門(春沐巷5号)、春沐巷910号など)。
大水田村は、中国の新興木刻運動の先駆者であり、著名な版画家、美術理論家であった陳煙橋の故郷でもあったことから、この古村落を版画村(版画基地)として利用し、多くの版画家がこの地で芸術活動を行うようになりました。
ご参考までに
深セン龍崗区1★大芬油画村 ~世界に出回っている複製画の6割がここから生まれている…という芸術村~
http://4travel.jp/travelogue/11041456
深セン龍崗区2★大芬油画村 ~客家村のなごり~
http://4travel.jp/travelogue/11041523
★★ 深セン村めぐり記 8/19 ★★
深セン龍華新区1★あなたの知らない深セン 観瀾版画村(大水田村) ~芸術家集まる版画村になった客家古村 前半~
http://4travel.jp/travelogue/11163029
深セン龍華新区2★あなたの知らない深セン 観瀾版画村(大水田村) ~芸術家集まる版画村になった客家古村 後半~
http://4travel.jp/travelogue/11163479
深セン龍華新区3★あなたの知らない深セン 貴湖塘老圍 ~200年の歴史を持つ客家圍村~
http://4travel.jp/travelogue/11163624
深セン福田区★金融街さんぽ
http://4travel.jp/travelogue/11163777
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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もうほとんど歩いたと思ったら、実はまだまだ広かった観瀾版画村。
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もう本当に村に迷い込んだみたいな感じ。
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うっすら毛沢東が。
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ん?もしかしてあそこにも[石周]楼?
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○ 観瀾版画交易中心・瀾珈琲
版画の展示販売と、喫茶店。 -
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右のは版画工房で、版画の展示を見ました。
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イチオシ
ここにも八角形の古井戸。
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大水田村古建築群として保護されているそうです。
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古い建築の基礎らしきものも残っています?
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○ 陳氏宗祠
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イチオシ
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修復前の写真を見ましたが、もとから脇の門はこういう形だったようです。
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○ 中国百年版画歴程
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中国版画100年の軌跡に関するパネル展示。
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○ 簡,閲書吧
こんなところに数日前に行った本屋さんの支店がありました^^ -
イチオシ
やっぱりこの本屋さん、おしゃれですね。古村にあるとは思えません。
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お店の約半分が読書エリア(カフェエリア)になっていて、読書を楽しみながらお茶を飲んだりできますが、ほとんどの人は本を読んで休んでいるだけ。
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暑い外と比べると、冷房が効いていて天国のようでした(*´▽`*)
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やっぱり目立つ[石周]楼。
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戯台のようです。
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ん?遠くにももうひとつ[石周]楼が。
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戯台らしき建物の周りは畑。
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のんびりしています。
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そして蓮池もありました。
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さっき見えた[石周]楼とは別の[石周]楼です。
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門が閉まっていて[石周]楼には近づけず!
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村の前には池。もしかしたら以前は客家村にありがちな月池だったのかも。
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イチオシ
[石周]楼と村の建物。
これは先ほどの蓮池のところにあった[石周]楼とは違うものです。
さっき戯台から見えたのがこちらの[石周]楼。 -
こちらの[石周]楼には近づけました。
○ 凌氏[石周]楼
こちらの「石周」楼は大水田村の凌氏華僑が出資し、民国年間に建てたものです。 -
○ 凌氏宗祠
凌氏客家人の祖先は河北省関県から広東省開平県に移り住み、清代中期に凌氏4兄弟が関平県から現在の観瀾牛湖大水田に移り住んできました。
過去には村の前に大きな水田が広がり、水田には高い木が数本立っていました。そのため、村民はこの村を大樹田と呼ぶようになりましたが、のちに大水田と呼ぶようになりました。 -
イチオシ
こちらは先ほどの蓮池近くの[石周]楼。装飾が美しいです。
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いかにも古村という感じでいいなぁ。
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八角形の古井戸、ここにも。
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炎天下の中、約2時間歩き回りました。
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観瀾版画村(版画基地)のマップ。
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詳細マップ
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4つの路地(エリア?)にわけれられています。名前は春夏秋冬からつけられていました。
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帰りはM338番バスで。2元
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