海テラス・空テラス 沖縄01_2016

2016/08/19 - 2016/08/21

四十八茶百鼠。
茶色とねずみ色、そして書いてはいないが藍色も多色ということらしい。

朝靄の青、透き渡る青、星空の青。一日中そんな青さに癒された沖縄の夏休みだった♪

旅行となると娘の食物アレルギーから考える。乳、卵、小麦の三大アレルギーの欧米行きは難しい。アジアなら都市部はまだ良いが、リゾートに行ってしまうと不安も残る。

結局休みもあまり長く取れないことも判明し（泣）、消去法での沖縄4泊5日に落ち着いた。

特に今回は2歳児が楽しめ、かつ大人はリラックスという相反するテーマのため、プールの大きなザ・ブセナテラスと、もう一つ新しくできたザ・ウザテラスにしてみた。

エリア 名護(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: ANAセールス

お盆が過ぎてもまだまだハイシーズン。
アホみたいな旅費はANAマイルも放出し、何とか確保。

早朝の羽田発、ファミリー層がほとんどで、まだまだ夏休みムード全開だ。

到着後まず向かったのは沖縄そばの「玉家」。
ジューシーとソーキはアレルギー子でも食べられるし（念のため店員さんにも確認）、何よりこの澄んだ出汁が格別だ。

沖縄１食目は三枚肉とソーキのミックスそば。
フーチバーをたっぷり乗せて、あぁ美味しい♪

やっと夏休みが始まった。

ふ~っ。
お腹も満たされ、今回は早々に北上することに。
走り慣れた高速道路で一路終点を目指す。

途中強烈なスコールに、車内が青ざめたものの・・・そこはスコール。
猛烈な雨もピタリと止み。このたび前半のお宿ザ・ブセナテラスへ到着。

ザ ブセナテラス 宿・ホテル

リゾート感たっぷりの開放的なロビーは何度来ても素敵。

ウェルカムドリンクを頂き、手際よくお部屋へ。

お部屋はサウスタワーの８階。

目の前に広がる、自慢の眺望に息をのむ。おぉ～青い♪

しばらくぶりのブセナの海。

あれっこんなに綺麗だったけ？

うわっ~青が眩しい。

網膜を通り過ぎ、直接脳裏に焼き着くような光景が広がる。
海を渡る風も心地よく・・・プッシュ♪
キンキンに冷えたオリオンビール。

今回は事前にテラスメンバーズに入会してみた。
特に今回はフロント横のエレベーターを使い、部屋からすぐにプールにも行けるので便利。

アメニティーは昔はロクシタンだったが、タラソテラピーでも提携しているフランス製のタルゴになっていた。
特に赤い海藻成分が配合されたマリンシャワージェルはしっとりとして日焼けの肌にもとっても優しい～。さすがよく考えられている。

ウェルカムフルーツは美味しそうなマンゴーとドラゴンフルーツの盛り合わせ。

甘い香りに南国感が漂う。

２０００年の沖縄サミットから早１６年。
最新ホテルに劣るところもあるが、雰囲気や質感はもはやビンテージホテルの趣。

いまだにプールサイドも小綺麗で良し。

インディゴブルーのタイルが美しいプール。
ブセナのプールは２段になっており、上段は日当たり良く（当たり過ぎ）のんびりムード。下段はミニスライダーで遊ぶ家族連れで賑やかな雰囲気。

かき氷も美味しい♪

夕暮れのブセナビーチ。

キレイなサンセット

夜のロビーは波音だけが響く。

来週は嫁の誕生日でもあり、少しばかり早くバースデーケーキを頂く。

クリームも良質、中までフルーツが豪華に入り・・・本当にこれ頂いて良いのか？

ウェルカムフルーツも素敵にカット（初めて見るカット）。

これにさらにシャンパン付き！
スパークリングでなく、わざわざシャンパン（ハーフ）というのも贅沢。

テラスメンバーズの特典は他にもクーポンや割引などあるが、お誕生日特典は凄い。

テイクアウトのハマ寿司（笑）と共に、お部屋でまったり夜が更ける。

二日目。

まだ静けさと爽やかさが心地よい時間。

徐々に日も昇り、海が輝き始める。

そして汗も噴出し始める。暑っ！

朝食はラ・ティーダ。
子連の場合はこちらか、和食の真南風の二択だが、こちらの景色は秀逸。

当然テラスは暑いが、オープンエアの室内もそれなりに暑いので、長居は無用。

ビュッフェはオーソドックスなメニューで、選択肢はあまり多くはないが、少数先鋭で巨大な塊から切り分けられるハムは大人も子供も大喜び。クオリティーも高く美味しい。

もっとも、メインダイニングはファヌアンが一押し。ラティーダは子連れのカジュアル版。
ローカル感は和食の真南風で味わえるようだが、ここは日当たりが悪い。

アレルギー関連では、表示の範囲では、御三家（乳・卵・小麦）不使用は、白ご飯、ハム、サラダ、フルーツ、ジュースなどでちょっと選択肢が少ないかもしれない。

草花も当然良く手入れされておりキレイ。

何度見ても良い眺め。

マットは十分な厚みがあり、南国の日差しでフッカフカ。

ザ ブセナテラス 宿・ホテル

プールサイドではチャタン・ハーバーブリュワリーのクラフトビールがいただける。
特に今回すっかりハマったのがこちらのWeizen。

バナナやコリアンダー、柑橘系の甘い香りが南国の空気によく合って美味い♪
苦味の強い部分は抑えて、爽やかな風味が香る完成度の高いホワイトビールだ。

すっきり薄口のオリオンも美味しいが、のんびり島時間にはクラフトの方が合うかもしれない。これ新発見。

ザ ブセナテラス 宿・ホテル

それにしても、刻々と変化する海の青さは飽き知らず。

そろそろお昼でも食べに、名護へ移動。

やって来ました宮里そば。
変わらぬ佇まい。

宮里そば グルメ・レストラン

そして変わらぬソーキそば。

濃いめの鰹出汁が染み渡る〜。
あ〜幸せ。

宮里そば グルメ・レストラン

続いて、食後のデザートいただきにジェラートカフェLily。
名護市内から１５分程。途中未舗装の山道に入り不安がよぎるが無事到着。

大きなガジュマルの樹の下に古民家が風情がある。
（お店はこの奥）

本格的な味わいで混ぜ物のないストレートな味。
Lilyではクリーム系以外にもフルーツ系のジェラートが多数あるのでアレルギー子も安心。
（しかし、爆睡中の娘は知る由もなく）

どうも最新の沖縄はクオリティーが高い！

Lily グルメ・レストラン

夕暮れの一時。
黄金色に包まれるロビー。

今夜はホテルでBBQ。
サンセット時間は予約で満員だったため、２０時からの遅めのディナー。
さすがに、だいぶ空いてきている。

まずは、ここでもチャタンハーバーブリュワリーのヴァイツェン。
クラフトビールをジョッキでいただくプチ贅沢♪

メニューは７,５００円のセットにしてみた。
内容は国産和牛のロース、あぐー豚のロース、島豚ウインナー、帆立、オマールエビ、焼き野菜、サラダ、フルーツ・・・とのことだが、２人前だとこんな感じ。なんだか盛り付けにも勢いがなくちょっと残念。

ちなみに、ウザテラスでお勧めされたSunset BBQは、プールサイドでシェフが焼いてくれて、しかもお肉だけでなく地元で水揚げされた鮮魚も揃い、さらにさらにワインやスパークリング、チャタンブリュワリーのクラフトビール、泡盛などの飲み放題までついてなんと8,８00円（オォ〜ッ）！
次回は絶対こっちにしよ（泣）

でもまあ、食べてみれば当然美味しい（笑）
特にアグーは甘味のある脂が美味い♪

和牛もジューシーでビールがすすむ。

そんなお肉にはヒマラヤ岩塩と思いきや、ハイビスカスソルト？
若干甘い香りがあるような無いような・・・

夜は更けて、帰り道のプールサイド。
見上げれば星空。
ふ〜っ、このまま寝そうzzz