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今年の夏はインドネシアのスラウェシ島南部のタナ・トラジャを旅してきました。タナ・トラジャはコーヒーの産地として有名な内陸の高原地帯ですが、村々にはトンコナンと呼ばれる舟形の家屋が数多く建ち並んでいて、周辺の村のどこかでは伝統的な葬式儀礼が盛大に執り行われるという独特な伝統文化が今でも生活に根付いている地域です。<br />タナ・トラジャの中心地であるランテパオまでは、スラウェシ島南部のマカッサルからバスで10時間かかかり、空港もありますがが現在は運航していないようです。まずは、ジャカルタ経由でマカッサルまで飛び、そこからバスで向かいますが、到着は夜中の12時となってしまいました。<br /><br />8/11(木) 関空→ジャカルタ→マカッサル<br />8/12(金) マカッサル→ランテパオ<br />8/13(土) タナ・トラジャ ランブ・ソロ(葬儀)→タンパガロ→カンビラ<br />8/14(日) タナ・トラジャ ケテケス→ボリ→バトゥトゥモンガ<br />      ランテパオ→マカッサル(夜行バス)<br />8/15(月) マカッサル→ジャカルタ→(機内)<br />8/16(火) 関空

スラウェシ島 タナ・トラジャの旅(1)~マカッサル→ランテパオ~

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2016/08/11 - 2016/08/12

100位(同エリア226件中)

トンガリキ

トンガリキさん

今年の夏はインドネシアのスラウェシ島南部のタナ・トラジャを旅してきました。タナ・トラジャはコーヒーの産地として有名な内陸の高原地帯ですが、村々にはトンコナンと呼ばれる舟形の家屋が数多く建ち並んでいて、周辺の村のどこかでは伝統的な葬式儀礼が盛大に執り行われるという独特な伝統文化が今でも生活に根付いている地域です。
タナ・トラジャの中心地であるランテパオまでは、スラウェシ島南部のマカッサルからバスで10時間かかかり、空港もありますがが現在は運航していないようです。まずは、ジャカルタ経由でマカッサルまで飛び、そこからバスで向かいますが、到着は夜中の12時となってしまいました。

8/11(木) 関空→ジャカルタ→マカッサル
8/12(金) マカッサル→ランテパオ
8/13(土) タナ・トラジャ ランブ・ソロ(葬儀)→タンパガロ→カンビラ
8/14(日) タナ・トラジャ ケテケス→ボリ→バトゥトゥモンガ
      ランテパオ→マカッサル(夜行バス)
8/15(月) マカッサル→ジャカルタ→(機内)
8/16(火) 関空

  • 全日空の提携特典航空券を使って、ジャカルタ経由のガルーダ航空でスラウェシ島のマカッサルに向かいました。関空発が取れなかったので、特典航空券は羽田・マカッサルで発券し、伊丹・羽田の往復の国内線は別便で手配しました。伊丹空港を8時のフライトで出発し、羽田で2時間乗継でジャカルタに向かいました。

    全日空の提携特典航空券を使って、ジャカルタ経由のガルーダ航空でスラウェシ島のマカッサルに向かいました。関空発が取れなかったので、特典航空券は羽田・マカッサルで発券し、伊丹・羽田の往復の国内線は別便で手配しました。伊丹空港を8時のフライトで出発し、羽田で2時間乗継でジャカルタに向かいました。

  • ジャカルタ空港の乗り継ぎ時間は2時間で、元々ガルーダは同じターミナル乗継(T2)のはずが、何と一週間前にガルーダの国内線のターミナルがT3に変更されていました。わかりにくい指示に従い、バスに乗り換えて、何とかT3にたどり着き、搭乗を待ちますが1時間のディレイ。結局、マカッサルの到着は夜の12時前となりました。

    ジャカルタ空港の乗り継ぎ時間は2時間で、元々ガルーダは同じターミナル乗継(T2)のはずが、何と一週間前にガルーダの国内線のターミナルがT3に変更されていました。わかりにくい指示に従い、バスに乗り換えて、何とかT3にたどり着き、搭乗を待ちますが1時間のディレイ。結局、マカッサルの到着は夜の12時前となりました。

  • ホテルはマカッサル空港併設のibis budgetホテル(391,500Rp)をBooking.comで予約していたので、到着早々ホテルに駆け込みシャワーを浴びて就寝。

    ホテルはマカッサル空港併設のibis budgetホテル(391,500Rp)をBooking.comで予約していたので、到着早々ホテルに駆け込みシャワーを浴びて就寝。

  • 朝食後、6時半頃に空港からダヤ・バスターミナルまでタクシーで向かいます(100,000Rs)。バスターミナルはマカッサル市内までの半分くらいの場所に位置しています。

    朝食後、6時半頃に空港からダヤ・バスターミナルまでタクシーで向かいます(100,000Rs)。バスターミナルはマカッサル市内までの半分くらいの場所に位置しています。

  • ダヤ・バスターミナルに7時に到着し、早々に客引きにつかまりますが、まずは中に入ってチケット売り場を目指します。

    ダヤ・バスターミナルに7時に到着し、早々に客引きにつかまりますが、まずは中に入ってチケット売り場を目指します。

  • チケット売り場のブースはバス会社ごとにありますが、どこも窓口が閉まっているようです。

    チケット売り場のブースはバス会社ごとにありますが、どこも窓口が閉まっているようです。

  • 外に出ると、マンガラ・トランス社の客引きにつかまり、1時間半後の9時にタナトラジャに出発するバスを紹介されました。料金は140,000Rs。長距離のデラックスバスを運行するバス会社はリタ社やビンタン・プリマ社などがありますが、さほど大きな差はない様です。

    外に出ると、マンガラ・トランス社の客引きにつかまり、1時間半後の9時にタナトラジャに出発するバスを紹介されました。料金は140,000Rs。長距離のデラックスバスを運行するバス会社はリタ社やビンタン・プリマ社などがありますが、さほど大きな差はない様です。

  • 出発時間まで、マンガラトランス社の窓口の中で待たせてもらいました。

    出発時間まで、マンガラトランス社の窓口の中で待たせてもらいました。

  • ターミナルの外にはタナトラジャ行きのバスが停まっており、少し早めの時間に出発するようです。スラウェシ島の長距離バスは座席がゆったりとしたデラックスバスなのですが、この外で客待ちしているバスは普通の座席なので10時間はつらそうです。

    ターミナルの外にはタナトラジャ行きのバスが停まっており、少し早めの時間に出発するようです。スラウェシ島の長距離バスは座席がゆったりとしたデラックスバスなのですが、この外で客待ちしているバスは普通の座席なので10時間はつらそうです。

  • 9時にバスが到着し、乗り込みます。

    9時にバスが到着し、乗り込みます。

  • タナトラジャ行きの長距離バスは座席がゆったりとしたデラックスバスが主流です。おかげで10時間の移動も苦痛ではなく快適なバス旅となりました。

    タナトラジャ行きの長距離バスは座席がゆったりとしたデラックスバスが主流です。おかげで10時間の移動も苦痛ではなく快適なバス旅となりました。

  • 座席の場所も最前列で、バスからの眺めも抜群です。

    座席の場所も最前列で、バスからの眺めも抜群です。

  • 出発してから一時間ほどでマロスという場所で朝食休憩。ローティ・マロスという菓子パンが有名で、6つほどのパンが入った袋入りを購入しましたが、なかなか美味しいです。なぜか、ここで1時間ほど停車し、ドライバーがやっと戻ってきてようやく発進。

    出発してから一時間ほどでマロスという場所で朝食休憩。ローティ・マロスという菓子パンが有名で、6つほどのパンが入った袋入りを購入しましたが、なかなか美味しいです。なぜか、ここで1時間ほど停車し、ドライバーがやっと戻ってきてようやく発進。

  • インドネシアの国旗の赤と白をあしらったのぼりが所々で立てられていました。

    インドネシアの国旗の赤と白をあしらったのぼりが所々で立てられていました。

  • 道行く馬車。

    道行く馬車。

  • 街中を抜けると、のどかな風景が広がってきました。

    街中を抜けると、のどかな風景が広がってきました。

  • スラウェシ島の南部の平地はブギス族が居住しており、道沿いにはブギス様式の高床式の伝統家屋が建ち並んでいます。

    スラウェシ島の南部の平地はブギス族が居住しており、道沿いにはブギス様式の高床式の伝統家屋が建ち並んでいます。

  • ブギス様式の家屋は高床式の木造で、屋根の先端には日本の神社建築で見られる「千木」に似た装飾が取り付けられているのが特徴です。

    ブギス様式の家屋は高床式の木造で、屋根の先端には日本の神社建築で見られる「千木」に似た装飾が取り付けられているのが特徴です。

  • ヤシに囲まれた溜め池。

    ヤシに囲まれた溜め池。

  • ヤシを店先に並べた露天が道路沿いに並んでいます。

    ヤシを店先に並べた露天が道路沿いに並んでいます。

  • 海沿いのシーフードレストランで昼食休憩。

    海沿いのシーフードレストランで昼食休憩。

  • レストランからはマカッサル海峡の素晴らしい眺めが広がっています。

    レストランからはマカッサル海峡の素晴らしい眺めが広がっています。

  • 焼き魚にトマトの付け合せを載せたイカン・バカール・コロコロとチキンをいただきました。

    焼き魚にトマトの付け合せを載せたイカン・バカール・コロコロとチキンをいただきました。

  • レストランからの風景。

    レストランからの風景。

  • 海沿いの街パレパレに1時頃到着。ここからランテパオに向けて内陸の道に入って行きます。

    海沿いの街パレパレに1時頃到着。ここからランテパオに向けて内陸の道に入って行きます。

  • ブギス族はイスラム教を信仰しているので、道沿いには至るところにモスクが建ち並んでいます。

    ブギス族はイスラム教を信仰しているので、道沿いには至るところにモスクが建ち並んでいます。

  • 4本のミナレットに囲まれたドームをもつモスク。

    4本のミナレットに囲まれたドームをもつモスク。

  • 現代風様式のモスク。

    現代風様式のモスク。

  • 様々な様式のモスクを車窓から眺めることができます。

    様々な様式のモスクを車窓から眺めることができます。

  • しばらくすると、壮大な山並みが眼下に広がってきました。

    しばらくすると、壮大な山並みが眼下に広がってきました。

  • 町に入ると高校生くらいの集団が通りを行進していました。

    町に入ると高校生くらいの集団が通りを行進していました。

  • 旗を振りながら行進しています。

    旗を振りながら行進しています。

  • バスの乗客に笑顔を返してくれました。

    バスの乗客に笑顔を返してくれました。

  • 最前列のバトントワリングのリーダー。

    最前列のバトントワリングのリーダー。

  • モスクのミナレットと巨大な岸壁。

    モスクのミナレットと巨大な岸壁。

  • またもや、チャドルをかぶった子供の行進です。何の練習なのでしょうか。

    またもや、チャドルをかぶった子供の行進です。何の練習なのでしょうか。

  • 夕方の5時頃にトイレ休憩を兼ねて、お土産屋に立ち寄りました。ここでは、サラックと呼ばれる果物がお土産で売られていて、バスの乗客に大盛況でした。

    夕方の5時頃にトイレ休憩を兼ねて、お土産屋に立ち寄りました。ここでは、サラックと呼ばれる果物がお土産で売られていて、バスの乗客に大盛況でした。

  • サラックと呼ばれる果物。

    サラックと呼ばれる果物。

  • サラックを干してつぶしたもの(と思われる)を笹に包んだお菓子が天井からぶら下げられて売られていました。この周辺はこのお菓子とサラックの果物が並べられている店が多かったです。我々も一袋を購入(10,000Rs)。

    サラックを干してつぶしたもの(と思われる)を笹に包んだお菓子が天井からぶら下げられて売られていました。この周辺はこのお菓子とサラックの果物が並べられている店が多かったです。我々も一袋を購入(10,000Rs)。

  • これか名物のサラックの笹団子。

    これか名物のサラックの笹団子。

  • 笹を開けると、中にはサラックをつぶした甘いお菓子が詰められていました。とても美味しく、さほど甘過ぎないので、いくらでも食べれます。地元に人気のお土産は美味しさに間違いありません。

    笹を開けると、中にはサラックをつぶした甘いお菓子が詰められていました。とても美味しく、さほど甘過ぎないので、いくらでも食べれます。地元に人気のお土産は美味しさに間違いありません。

  • 夜の8時にようやくランテパオに到着。街の中心部で下車し、マランガ・トランス社の翌々日の夜行バスのチケットを購入した後、歩いてウィスマ・マリア?の安宿に向かいます。残念ながら、ホットシャワー付きの部屋は満室で、水シャワーの部屋しか空いていませんでした。カウンターにいた英語の話せるガイドらしい人が別のホテルを紹介してくれて、目の前のホテルに一緒に見に行きましたが、金額がかなり高かったので、やむなく今晩はウィスマ・マリア?の水シャワーの部屋で我慢する事にしました。その彼はやはりこのゲストハウス付きのガイドでしたので、明日からの二日間のガイドと車のチャーターをお値段しました。二日間でガイド料、車のチャーター代、入場料、昼食代込みで240ドルでした。

    夜の8時にようやくランテパオに到着。街の中心部で下車し、マランガ・トランス社の翌々日の夜行バスのチケットを購入した後、歩いてウィスマ・マリア?の安宿に向かいます。残念ながら、ホットシャワー付きの部屋は満室で、水シャワーの部屋しか空いていませんでした。カウンターにいた英語の話せるガイドらしい人が別のホテルを紹介してくれて、目の前のホテルに一緒に見に行きましたが、金額がかなり高かったので、やむなく今晩はウィスマ・マリア?の水シャワーの部屋で我慢する事にしました。その彼はやはりこのゲストハウス付きのガイドでしたので、明日からの二日間のガイドと車のチャーターをお値段しました。二日間でガイド料、車のチャーター代、入場料、昼食代込みで240ドルでした。

  • ウィスマ・マリア?の水シャワーの部屋。全体が湿っぽくて、シャワー室も臭く、結局シャワーを浴びることなく早々と就寝。明日は宿を変えて、良いところに泊まることにしよう。

    ウィスマ・マリア?の水シャワーの部屋。全体が湿っぽくて、シャワー室も臭く、結局シャワーを浴びることなく早々と就寝。明日は宿を変えて、良いところに泊まることにしよう。

  • ウィスマ・マリア?の敷地内。トンコナンが敷地内に建てられていました。早朝から隣の敷地から聞こえてくる音楽がうるさくて、落ち着けませんでした。

    ウィスマ・マリア?の敷地内。トンコナンが敷地内に建てられていました。早朝から隣の敷地から聞こえてくる音楽がうるさくて、落ち着けませんでした。

  • ウィスマ・マリア?の朝食です。コーヒーはトラジャの本場だけあって本格的でした。8時にタナ・トラジャの観光に出発します。

    ウィスマ・マリア?の朝食です。コーヒーはトラジャの本場だけあって本格的でした。8時にタナ・トラジャの観光に出発します。

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