2016/08/05 - 2016/08/06
42位(同エリア163件中)
くわさん
今年(2016年)四月に九州各地を襲った熊本・大分地震。ここ唐津市も少し揺れましたが大した被害はありませんでしたが、熊本・大分は甚大な被害に見舞われ観光業界も大きなダメージを受けたとのこと。特に黒川温泉なんかは被害がほとんどなく、温泉旅館は通常営業しているのに、自粛ムードや誤情報などでお客さんがまったく来ないとのニュースも流れていました。
それからしばらくした7月、九州復興割なる割引で九州を旅行出来るとの広告が目につき始めました。当初、てっきり九州外からの旅行客対象かと思って無視していましたが、良く見ると宿泊だけでも対象となるとのこと。
で、早速新聞広告に載っていた黒川温泉の旅館に申し込もうとしたら既に売り切れ。次にじゃらんのホームページを見るとまだ残っているらしい。ただ、ルールが非常に分かりにくい。新聞広告のものは1人ずつ割引が摘要されるみたいだが(一人7,000円とか)、じゃらんはまとめて(一予約につき7,000円、つまり2人で予約したら一人3,500円の割引)の割引でちょっとお得館が無いが、それでも安いのでポチッとしました。
行き先は同じ熊本県北部の山鹿温泉。さて、出発です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- じゃらん
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朝、唐津を出発し、厳木多久道路から長崎道、鳥栖で九州自動車道に乗り菊水ICを降り山鹿にはお昼前に到着。今日、宿泊予定の山鹿ニューグランドホテルに立ち寄り地図を入手。豊前街道駐車場(無料)に車を停め散策開始です。
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夏真っ盛りの日中、気温は確実に30度は越えています。
駐車場から少し南に歩くといきなり雰囲気のいい街並みが見えてきます。 -
街並み散策
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もうちょっと、街並み散策
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案内標識は街のあちこちに立てられていて、道に迷うことはまずないでしょう。
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更に街並みは続きます。
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熱い。日傘必須。
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さて、山鹿では外せない八千代座へ行きましょう。
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八千代座とは現役の芝居小屋です。
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この日は芝居はなし。芝居なしの日は、その代わり内部を案内してもらえます。
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入場料を支払い案内の方と中へ。これはチケット売り場、当時は「テケツ」と呼ばれていたそうです。吉本の難波グランド花月や、朝ドラの「あさがきた」でもテケツと読んでいました。今は先入観があって「チケット」と読んでいますが英語力は昔の人の方が上だったのでしょう。
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さて内部に入ると、結婚式の写真をとられていました。
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そして目につくのがこの天井。当時のままのようです。
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そしてこの提灯。
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お客さんは私たちも含めて5人。
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天井の広告と立派なシャンデリア。
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まだ現役の広告が残っているらしい。
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花道の途中にある「すっぽん」。ここから役者さんが出てきます。
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舞台から見る客席
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舞台から見てこの左の席が「通」の席とのこと。舞台はもちろん花道も正面に見られる。
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舞台。回ります。
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舞台の袖から裏へ。
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舞台裏の楽屋。天井が低い。
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楽屋の照明。レトロな配線器具でした。
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舞台の下。人力で舞台をグルグル回すそうです。
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花道の下をゆく。
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ということで、八千代座の案内は終わりました。とてもわかりやすくて親切な案内でした。
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二階席からの眺め。
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天井には当時の広告がズラリ。
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床にはたくさんの修復の跡があります。修復や耐震改修のおかげで2016年4月の地震では被害なしだったそうです。すごい。
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やはりくまもん
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八千代座の入館券はここで買います。
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さて暑いですが八千代座を後にしましょう。
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再び街並み散策
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再び豊前街道に出てきました。
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街道沿いには七夕の飾り付け。
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山鹿と言えばこの右上に写っている灯篭が有名です。
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灯篭屋さん。この中で実際灯篭を作って販売していました。
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レトロな街並みが続きます。
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おや、これはまた変わった門。円形の門です。
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金剛乗寺の石門です。
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石門をくぐって金剛乗寺へ。この写真の左側に…
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この様にゴボゴボと水が湧き出ていたので、これが山鹿温泉の源泉かと思いましたが、手をつけてみると冷たい。ただの湧水だったようです。
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金剛乗寺。
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さて、再び石門をくぐって備前街道へ。
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お次にやってきたのは山鹿灯篭民芸館。
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中に入ってみましょう。
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灯篭って頭にかぶるものを言うのかと思っていましたが、いやぁ、すごい…
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この様な建築物の模型、これらは和紙でできた灯篭なんだそうです。
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これも灯篭。素晴らしく精巧にできた芸術品なんですね。
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これも灯篭
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二階に上がってみましょう。
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これは頭にかぶる灯篭。毎年8月中頃に灯篭祭りがここ山鹿で開催されるとのことです。
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こちらでは灯篭作りの実演が見られます。意外と若い方が作られていて、伝統工芸の伝承がされているようでした。細かい作業です。
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この民芸館は元々は銀行だったそうで、金庫の跡とかも残されていました。(現金は残っていなかった)
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さて、豊前街道は山鹿の中心地に差し掛かります。見えてきたのは「さくら湯」
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公衆浴場です。
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こちらは裏口。どっしりとした門構えです。暑いのとこの後ホテルで温泉に浸かるのでパス。
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さくら湯前(裏?)の山鹿温泉碑。
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このさくら湯の軒にぶら下がっている提灯の顔。正体は翌日に判明しました。
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豊前街道を更に南下。この辺は電柱が見えません。
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向こうの方に何やら煙突が見えてきました。
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煙突は酒蔵の煙突でした。
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この辺は蔵風の建物が連なっています。
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この先は菊池川の堤防に続きます。
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こちらは味噌蔵。
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こちらは酒蔵。小売りもしています。もちろん買いました。
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時刻はチェックインタイムの15時を過ぎました。さて、本日宿泊予定の山鹿ニューグランドホテルに逃げ込みましょう。
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部屋は冷房がよく効いています。
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窓を開けると…
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菊池川が目の前を流れています。景色だけは涼しそう。
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さて、ひとっ風呂浴びて汗を流しましょう。
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18時、夕食です。金曜日でしたがたくさんのお客さんが来られていました。復興割の効果絶大です。
食事はレストランで。 -
このあとどんどん出てきます。
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焼肉に、てんぷら、さしみ、そして熊本名物辛子蓮根。
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もちろんビールも。ラベルにはがんばろう熊本の文字。
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おっ、うな丼です。
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デザートまでたどり着きました。ああおいしかった。
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食後、館内をうろつきましょう。
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さすが熊本、あちこちにくまもんがいます。
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フロントとロビー。
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お土産もくまもん。
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この様にして、2016年8月5日は過ぎて行ったのでした。
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