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  京都洛東哲学の道観桜 2015年(銀閣寺〜哲学の道〜永観堂〜南禅寺〜インクライン)2015年4月6日<br />京都駅⇒(市バス5系統、所要45分)バス停銀閣寺道→(徒歩14分)銀閣寺(33分)→(徒歩5分)白砂村荘(47分)→(徒歩3分)哲学の道を南に歩く→(徒歩12分)法然院(9分)→(徒歩4分)安楽寺→(徒歩3分)霊鑑寺→(徒歩12分)大豊神社(7分)→(徒歩8分)熊野若王子神社(4分) →(徒歩5分)永観堂(50分) →(徒歩5分)南禅寺(18分) →(徒歩10分)インクライン(蹴上駅に向かって歩く、所要15分)→(徒歩3分)地下鉄東西線蹴上駅⇒(地下鉄東西線5分))JR山科駅 <br />   <br />  「法然院」「霊鑑寺」「安楽寺」は春の特別公開中であったが以前に拝観しているので、本日は山門のみ。<br /><br />(1)銀閣寺<br />   臨済宗相国寺の塔頭の一寺。 創建は1490年、開基は足利義政、勧請開山は夢想踈石。 本尊は釈迦如来像。  文化財は国宝 銀閣、東求堂(義政の持仏堂)、 特別名勝・史跡庭園等がある。室町八代将軍義政が隠栖生活のために造営。銀閣寺は俗称で正式には慈照寺銀閣という。総門をくぐり、銀閣寺垣を通り、中門をくぐると、左手の庫裏、右に銀閣、正面に方丈(本堂)、方丈の前には上段に銀砂灘、向月台と名づけられた砂山のある枯山水庭園があり、その前方(下段)に錦鏡池を中心とした池泉回遊式庭園(善阿彌作と言われる)がある。春は苔の緑がきれいである。方丈の北に東求堂がある。お茶の井から坂を登ると展望所に行く。展望所からは眼下に銀閣寺境内が見られる。寺内には桜の木は見られなかった。 世界文化遺産登録。<br /> (2)白砂村荘<br />   大正から昭和にかけ活躍した日本画家橋本関雪が住んだ邸宅。文化財は国名勝指定の庭園。10,000M平の敷地内には屋敷、大画室(存古楼)、持仏堂、池泉回遊式庭園、池の脇に茶室(倚翆亭、憩寂庵)、東屋(如舫亭)が配置されている。また一番西の新しく橋本関雪記念館が立てられ関雪の作品が展示されている。2階から東に大文字山が見える。また庭園には多種の花が植えられ、桜、シャクナゲ、シャクナゲ、ミツバツツジ、クリンソウ、タチツボスミレ、ウグイスカグラ、シャガ、ヒトリシズカ、アセビ、シロヤマブキ、レンギョウ、イカリソウ、ヤマブキ、シャクヤク等が見られた。<br /> (3)哲学の道 <br />   南禅寺付近から銀閣寺までの琵琶湖疏水に沿った道をいう。哲学者西田幾太郎がこの道を散策しながら、思いにふけったことからこの名がついたと言われる。この道の傍には、南禅寺、永観堂、若王子神社、安楽寺、霊願寺、法然院、銀閣寺等の寺院がある。疎水沿いの両岸に多くの桜がある。花は散りはじめであったが、落ちた花びらが川面を覆っておりまた違った趣である。秋の紅葉も見事であり、人出も多い。ミツマタ、ユキヤナギ、レンギョウ、シャクナゲも見られた。<br /> (4)法然院<br />   本日は苔むした茅葺屋根の山門、白砂壇(盛砂)の見物のみ。桜は1本のみ咲いていた。<br /> (5)安楽寺 <br />   山門で引き返す。<br /> (6)霊鑑寺 <br />   山門で引き返す。<br /> (7)大豊神社<br />   多天皇病気平癒のため、887年誹尚侍藤原淑子が勅命にて創建。祭神は少彦名命、応神天皇、菅原道真。 学業成就、縁結び、健康に御利益あり。葉桜になっていた。<br /> (8)若王子神社 <br />   1160年後白河法皇が熊野権現禅林寺の守護神として勧請せられ祈願所とされた正東山若王子の鎮守であったが、明治初年の神仏分離で本神社のみが残り、今日にいたっている。桜はほぼ終了し、数本のみ咲いていた。<br /> (9)永観堂 <br />   洛東にある浄土宗の寺で正式には禅林寺とよばれる。863年弘法大師の高弟真紹僧都が建立。 それから200年後永観律師が寺を大きくする。「永観、遅し」で有名な見返り阿弥陀(本寺のご本尊)が阿弥陀堂に設置されている。伽藍は大玄関を通って、左に書院、次に瑞紫殿、次の釈迦堂には狩野派画家の松鳥図、桜菖蒲図、竹虎図の襖絵がある。また右手には唐門がある。その右手に御影堂、その先左手に階段を登ると多宝塔、戻り臥龍廊を進むと位牌堂、阿弥陀堂がある。また釈迦堂には重文長谷川等伯筆の波濤図が飾られている。 桜はほぼ終了しており2-3本咲いていた。秋には放生池を囲む紅葉、そこから多宝塔に続く参道にある紅葉は洛東随一の”もみじの永観堂”といわれるに値する風景である。私推薦の京都紅葉名所寺院十五選の一寺である。<br /> (10)南禅寺 <br />   山門、法堂周りの桜を見たが、多くの木は葉桜であった。<br /> (11)インクライン<br />   琵琶湖と宇治川間の水路中、標高差のある蹴上と南禅寺の船溜り640Mを結ぶためにできた傾斜鉄道。明治23年竣工。船を乗せた軌道上の台車をケーブル(電力)で引っぱり上下させる。昭和26年陸上交通の活発化により役割終了。現在は形態保存され、国の史跡として指定されている。復元された台車が坂の途中と蹴上の船留に残されている。軌道の両側に多くの桜の木が植わっていて、多くの人が見られた。

2015年京都洛東哲学の道観桜

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2015/04/06 - 2015/04/06

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zenkyou01さん

  京都洛東哲学の道観桜 2015年(銀閣寺〜哲学の道〜永観堂〜南禅寺〜インクライン)2015年4月6日
京都駅⇒(市バス5系統、所要45分)バス停銀閣寺道→(徒歩14分)銀閣寺(33分)→(徒歩5分)白砂村荘(47分)→(徒歩3分)哲学の道を南に歩く→(徒歩12分)法然院(9分)→(徒歩4分)安楽寺→(徒歩3分)霊鑑寺→(徒歩12分)大豊神社(7分)→(徒歩8分)熊野若王子神社(4分) →(徒歩5分)永観堂(50分) →(徒歩5分)南禅寺(18分) →(徒歩10分)インクライン(蹴上駅に向かって歩く、所要15分)→(徒歩3分)地下鉄東西線蹴上駅⇒(地下鉄東西線5分))JR山科駅 
   
  「法然院」「霊鑑寺」「安楽寺」は春の特別公開中であったが以前に拝観しているので、本日は山門のみ。

(1)銀閣寺
   臨済宗相国寺の塔頭の一寺。 創建は1490年、開基は足利義政、勧請開山は夢想踈石。 本尊は釈迦如来像。  文化財は国宝 銀閣、東求堂(義政の持仏堂)、 特別名勝・史跡庭園等がある。室町八代将軍義政が隠栖生活のために造営。銀閣寺は俗称で正式には慈照寺銀閣という。総門をくぐり、銀閣寺垣を通り、中門をくぐると、左手の庫裏、右に銀閣、正面に方丈(本堂)、方丈の前には上段に銀砂灘、向月台と名づけられた砂山のある枯山水庭園があり、その前方(下段)に錦鏡池を中心とした池泉回遊式庭園(善阿彌作と言われる)がある。春は苔の緑がきれいである。方丈の北に東求堂がある。お茶の井から坂を登ると展望所に行く。展望所からは眼下に銀閣寺境内が見られる。寺内には桜の木は見られなかった。 世界文化遺産登録。
 (2)白砂村荘
   大正から昭和にかけ活躍した日本画家橋本関雪が住んだ邸宅。文化財は国名勝指定の庭園。10,000M平の敷地内には屋敷、大画室(存古楼)、持仏堂、池泉回遊式庭園、池の脇に茶室(倚翆亭、憩寂庵)、東屋(如舫亭)が配置されている。また一番西の新しく橋本関雪記念館が立てられ関雪の作品が展示されている。2階から東に大文字山が見える。また庭園には多種の花が植えられ、桜、シャクナゲ、シャクナゲ、ミツバツツジ、クリンソウ、タチツボスミレ、ウグイスカグラ、シャガ、ヒトリシズカ、アセビ、シロヤマブキ、レンギョウ、イカリソウ、ヤマブキ、シャクヤク等が見られた。
 (3)哲学の道 
   南禅寺付近から銀閣寺までの琵琶湖疏水に沿った道をいう。哲学者西田幾太郎がこの道を散策しながら、思いにふけったことからこの名がついたと言われる。この道の傍には、南禅寺、永観堂、若王子神社、安楽寺、霊願寺、法然院、銀閣寺等の寺院がある。疎水沿いの両岸に多くの桜がある。花は散りはじめであったが、落ちた花びらが川面を覆っておりまた違った趣である。秋の紅葉も見事であり、人出も多い。ミツマタ、ユキヤナギ、レンギョウ、シャクナゲも見られた。
 (4)法然院
   本日は苔むした茅葺屋根の山門、白砂壇(盛砂)の見物のみ。桜は1本のみ咲いていた。
 (5)安楽寺 
   山門で引き返す。
 (6)霊鑑寺 
   山門で引き返す。
 (7)大豊神社
   多天皇病気平癒のため、887年誹尚侍藤原淑子が勅命にて創建。祭神は少彦名命、応神天皇、菅原道真。 学業成就、縁結び、健康に御利益あり。葉桜になっていた。
 (8)若王子神社 
   1160年後白河法皇が熊野権現禅林寺の守護神として勧請せられ祈願所とされた正東山若王子の鎮守であったが、明治初年の神仏分離で本神社のみが残り、今日にいたっている。桜はほぼ終了し、数本のみ咲いていた。
 (9)永観堂 
   洛東にある浄土宗の寺で正式には禅林寺とよばれる。863年弘法大師の高弟真紹僧都が建立。 それから200年後永観律師が寺を大きくする。「永観、遅し」で有名な見返り阿弥陀(本寺のご本尊)が阿弥陀堂に設置されている。伽藍は大玄関を通って、左に書院、次に瑞紫殿、次の釈迦堂には狩野派画家の松鳥図、桜菖蒲図、竹虎図の襖絵がある。また右手には唐門がある。その右手に御影堂、その先左手に階段を登ると多宝塔、戻り臥龍廊を進むと位牌堂、阿弥陀堂がある。また釈迦堂には重文長谷川等伯筆の波濤図が飾られている。 桜はほぼ終了しており2-3本咲いていた。秋には放生池を囲む紅葉、そこから多宝塔に続く参道にある紅葉は洛東随一の”もみじの永観堂”といわれるに値する風景である。私推薦の京都紅葉名所寺院十五選の一寺である。
 (10)南禅寺 
   山門、法堂周りの桜を見たが、多くの木は葉桜であった。
 (11)インクライン
   琵琶湖と宇治川間の水路中、標高差のある蹴上と南禅寺の船溜り640Mを結ぶためにできた傾斜鉄道。明治23年竣工。船を乗せた軌道上の台車をケーブル(電力)で引っぱり上下させる。昭和26年陸上交通の活発化により役割終了。現在は形態保存され、国の史跡として指定されている。復元された台車が坂の途中と蹴上の船留に残されている。軌道の両側に多くの桜の木が植わっていて、多くの人が見られた。

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
交通
4.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
高速・路線バス JRローカル
旅行の手配内容
個別手配
  • 銀閣寺の向月台と銀閣

    銀閣寺の向月台と銀閣

  • 銀閣寺東求堂

    銀閣寺東求堂

  • 銀閣寺池泉回遊式庭園

    銀閣寺池泉回遊式庭園

  • 白砂村荘入口

    白砂村荘入口

  • 白砂村荘シダレサクラ

    白砂村荘シダレサクラ

  • 哲学の道 桜と川面の花びら

    哲学の道 桜と川面の花びら

  • 哲学の道桜

    哲学の道桜

  • 法然院山門

    法然院山門

  • 法然院桜

    法然院桜

  • 安楽寺山門

    安楽寺山門

  • 霊鑑寺山門

    霊鑑寺山門

  • 大豊神社本殿と桜

    大豊神社本殿と桜

  • 若王子神社の桜

    若王子神社の桜

  • 永観堂シダレサクラ

    永観堂シダレサクラ

  • 南禅寺山門と桜

    南禅寺山門と桜

  • 南禅寺桜

    南禅寺桜

  • インクライン貨車と桜

    インクライン貨車と桜

  • インクライン桜

    インクライン桜

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