エドヒカン桜とイワウチワを求め清滝山に登りました

2015/04/09 - 2015/04/09

　　　低山・里山歩き 滋賀県米原市　清滝山　最高高さ　439米　(標高差260M)全行程　4時間18分　　柏原駅～（25分)徳源院～(45分)清滝山～(1時間15分)北畠具行墓～(59分)～柏原駅） エドヒカン桜とイワウチワを求め　　　　　　　　　　

「日時」2015年4月9日　曇りのち晴れ
「アクセス」　JR東海道線柏原駅下車
「コース概要」ＪＲふれあいハイキングに参加。駅前広場に集合。 10;22) (0;00)出発。 線路に平行な道を米原駅に戻るように進む。(0;08)線路から離れる。(0;15) 左折する。舗装道を緩やかに登る。(0;25) 清瀧寺徳源院に到着。京極家の菩提寺。樹齢300年のエドヒカン桜2本が満開（京極家五世京極高氏（道誉）が植えたとされ、現在の木は二代目と三代目）。通称道誉桜と呼ばれる。見事である。(0;35) 出発。社務所脇の山道に取りつく。きつい登りである。獣柵を通る。ミニ33ケ寺がある。途中5分休憩。まだきつい登りが続く。(1;02) 尾根に出る。5分休憩。西に琵琶湖が見える。(1;08)出発。最後の急登り。(1;20) 清滝山（439Ｍ）頂上に到着。360度パノラマ。北に伊吹山、南に三重県の山が見える。頂上にアンテナ塔が立っている。昼食をとる。(1;55) 出発。東に緩やかに下る。10分ほど下ると左斜面に今が満開のイワウチワの群生地に着く。2か所に群生している。15分鑑賞。15分ほど急下り。5分休憩。(2;35) 出発。(2;41) 舗装道に出る。(2;48)樹齢７００年の柏槇通過。(2;53)石堂寺に到着。休憩。(3;00)　出発。(3;03)獣柵を越え、山道に入る。きつい登り。(3;10)北畠具行墓に到着。具行は後醍醐天皇の側近で、元弘の変で戦いに敗れ、この地で斬首。(3;19) 引き返す。舗装道に出て、東山道、途中より中山道を歩く。西の見附、一里塚、問屋場荷蔵跡を通過。御茶屋御殿跡で5分ほど休憩。 映画監督吉村公三郎実家（祖父がこの地の庄屋）通過。(14;40) (4;18) 柏原駅に到着。本日のコースは単一の山なので、標高差はあまり無いが、急登り、急下りがきついが、花には満足できるコースであった。本日であった野花はアオイスミレ、アケボノスミレ、スミレ、タンポポ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、オオイヌノフグリ、エドヒガン桜、イワウチワ、オドリコソウ、キランソウ、カキドウシ、レンギョウ、アセビ等であった

エリア 米原(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

桜並木 　徳源院に向かう道中の桜並木、ソメイヨシノが満開できれい

エドヒカン桜（枝垂れサクラ）　清滝寺徳源院の「道誉桜」佐々木道誉が植えたシダレサクラの二代目 、米原市指定天然記念物、満開で素晴らしい

エドヒカン桜（枝垂れサクラ）　清滝寺徳源院の「道誉桜」佐々木道誉が植えたシダレサクラの三代目 、米原市指定天然記念物、満開で素晴らしい

徳源院の三重塔　県指定有形文化財　寺は佐々木氏の支流京極氏の菩提寺

急登り登山道

まだ割りと急な登りが続く

清滝山（439Ｍ）山頂 、360度パノラマ。北に伊吹山、南に三重県の山が見える。頂上にアンテナ塔が立っている

山頂から見える伊吹山、ガスがかかっている

イワウチワ群生地、直径3ｃｍほどの淡い桃色の5弁の花をつける。葉の形がうちわに似るところからこの名がつく

緩やかに下る歩き易い登山道

急下りが15分ほど続く

幹周5Ｍの樹齢700年と言われるイブキビャクシン（伊吹柏槇）

北畠具行の墓　後醍醐天皇の重臣で、鎌倉時代後の期元弘の乱で破れ、ここ柏原（米原市）で処刑される

柏原一里塚（復元）中仙道の日本橋から115番目の一里塚

キランソウ　全体に毛が多く、葉はロゼント状に地面に張り付くようにつけ、円盤状になる。花は3～5月に咲き、濃紫色唇型で上唇は短く下唇は大きくて3裂する

カキドウシ　花は唇型で紅紫色、下唇に斑点がある。葉は芳香がある

アセビ　馬が葉を食べると酔うようにふらつくようになるところから、この名がつく。枝先に10ｃｍほどの白いつぼみ状の花をつける

アオイスミレ　葉は丸く、葉基は心形、葉先は鋭、葉や顎に薄い毛が見える。花色は青～白、スミレの仲間で一番早く開花

ナガバノスミレサイシン　白～薄紫色の花を付ける。葉先が尖っていて、長いのが特徴

ミツバツツジ　近場の山でもよく見られるツツジの仲間です。花の咲いた後に出る葉が3枚であるところからこの名がつく