2016/05/22 - 2016/05/23
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パルファンさん
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ナポリ、アマルフィ間は、電車を利用する場合、来る時はソレント経由、帰りはサレルノ経由と言うのがポピュラーらしい。(勿論逆も然り)
ということで、半日サレルノに寄り町歩きを楽しむ♪
続けて、ナポリから一時間強のカゼルタヴェッキオに。
カゼルタの旧村。カゼルタ王宮を見るよりは、人々が生活し、築き上げた
歴史的な村を好むパルファン好みの選択で向かったショートトリップ。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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荷物はサレルノ行きのバス停まで運んでもらい、午前中にはアマルフィを出発。
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湾の中には石積みのスペース。船の係留のためとも思えないし〜
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アトラニーのマッダーレ教会のマジョリカ様式のドーム、鐘楼をとらえて・・
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ちょっと高いところから湾をみて・・
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アマルフィからも見えていた山の端、湾に突きだした岬もかなり近づいてきて・・
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小さい村、何カ所かでバスは止まってサレルノにむかう
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アマルフィにもあったサレセンの塔。これは、サラセン人の来襲をいち早く発見して、被害を最小限に食い止めようと、海を眺望できる岬や崖の上に設けた監視塔。数kmごとに建てられているという〜
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サレルノに入ったところの港。膨大なコンテナ群! 港町として盛んなよう〜
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サレルノ駅前でバスを降り、近くのレストランでランチの後、荷を預かってもらい
2時間程の町歩き〜 -
駅からは広い歩行者道路を1キロ程歩き(エマヌエル通り)旧市街に入る。
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同じような路地と言えばそれまでだが、それぞれ趣も異なり魅力的な道が続く・・
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陽を受けた小屋根、その陰、バルコニー、等々 雑然としているが身を置きたくなる町〜
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建物を支える梁は、単なる梁でなく通路になっていたり・・秘密の空間でもあったり・・
何より路地に適度な変化を感じさせる! -
旧市街のメルカンティ通りから山手に上ったドーモ通り。ドーモの前の館は寂れて
薄汚れているけれど窓飾りなどはかっての栄華の名残が・・ -
ドーモ正面、両側から上がる階段はまるで館に入るよう〜 ロマネスクの様相を呈するという内部、前庭回廊があり、モザイクも残る聖堂と聞いていたが・・残念!正午から4時までクローズ!
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大聖堂の鐘楼を、角度を変えて。下段は大聖堂正面扉の脇に座るライオン像。
いじけているような表情の愛嬌あるライオン君 -
近くの館には、フランスではクレッシュと呼ばれるイエス生誕の模型の展示
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中世から医学関係で名を馳せている町だけあって、入り口の構えが立派であったり、伝統的なものなど残っているのが端々にみられる〜
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サレルノの土地に定住者が入ったのは紀元前6世紀頃からで、紀元前2世紀にローマの下に下ったという。更に6世紀頃から7世紀にはロンゴバルドの元に。
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路地の向こうに見える教会は写真撮影の定番〜
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珍しく若者たちが歩いていく
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余り観光地化されていず、寂れた建物が入り組む路地は、アマルフィ海岸の町々とはちょっと趣が異なるサレルノだったかな?
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なにかの展示会? 例のライオン君がポスターに入っているのだが〜
英、仏語などは、わからないなりにポスターをみると類推は利くのだが・・伊語は通用しない〜 -
荷を取り(お礼に、一個2ユーロを出して、そしてトイレも借りて)駅前に。
駅の正面は大きなホテル、左手には教会。右に進むとホコテンのエマヌエル通り。
サレルノは旧市街が一部残っているものの、それなり現在の町が息づいているところ。 -
ここからは、サレルノからナポリに着いた翌日むかった、カゼルタヴェッキオの紹介〜
ナポリアルテカード三日間を持って、ホテルから数分の地下鉄<ガイテ駅>に -
カゼルタ行きの電車を確認して。
<ガイテ駅>はオープンで小奇麗な駅。物騒な気配もなく旅行者には嬉しい〜 -
ナポリ中央駅。行先を確認しながらホームにたどり着く。
今回、一人で電車に乗ってのショートトリップ。緊張感を持して・・ -
カゼルタに到着。駅前を左に(駅を背にして)進むとバスプール。色んなラインが出ているがここでも<カゼルタヴェッキオ>と問い、バス番号を教えてもらう〜 30分に一本の間隔で村に向かっている
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余りリゾート地に興味がなく、でも夫の仕事からみでナポリに滞在するので、どこか興味を持てそうなところ、と調べて行き当たったのが <カゼルタヴェッキオ>
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ナポリから、電車でカゼルタに30分、そこから発祥の旧村までバスで30分〜
外敵からの攻撃をさけ山の上に出来た村だから、カゼルタの町を過ぎると上へ、上へ〜
当然視界はひらけ、田舎の風景を見ながらの気持ちのよい行程 -
村のバス停留所に到着。一応観光客も来るのかレストハウスが2件、村の入り口に。帰りのバスの時間場所を確認して〜
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集落に入るにはこのような道が続き5分ほど歩く
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いよいよ村の中に入ってきて・・スケッチ場所も念頭におきながらキョロキョロと。
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<イタリアのロマネスク>という本にここの僧院が紹介されていたので来たわけだが、武骨な石造りの家々が並ぶ。
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ナポリから30分位に位置する<カゼルタ>は、18世紀、ブルボン家ナポリ王により、建設されたフランス式宮殿並びに庭園をもち、現在世界遺産にもなる。その旧市街にあたるのが、<カゼルタヴェッキオ>
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村の起こりは9世紀からと言われる。ランゴバルド諸侯がこの地を支配した頃、イスラム勢力が侵入してき、そこから逃れるため、住民が避難し、司教座も移転したという。
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余り人が住んでいる気配がない〜 人口200名足らずの村というから・・
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細い路地、どこを見ても石造りの、石畳の村
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石造りの建物の入り口はしっかり大きなアーチ型が標準なのかな?
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教会前の広場を出て・・石の建物の厚さがしっかりとわかるでしょう?
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右側の写真のおじいさん、とっても絵になる!
最近絵に人物を入れるのを学んでいるので一度彼を町の風景に入れてみよう〜と。 -
カゼルタヴェッキオのロマネスク寺院 サン・ミケーレ・アルカンジェロ大聖堂
三代の司教が工事に関わり、12世紀初めから半ばに完成をみたという -
13世紀半ばに完成された鐘楼。鐘楼の通り抜けは珍しいと言われる。
こちらの教会、オープン時間は午後3時15分からという。帰りのバスは4時20分なので、ゆっくり見学できるだろうと・・ラッキーだったなぁ〜 -
扉口、窓は大理石で装飾され、ロマネスクのイメージとはかけ離れているが・・動物の彫像、ガーゴイルの類がおまけのように乗っかっているのはユニーク
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先ほどの杖をついて歩いていたおじいさんが鍵をあける。4,5組の観光客が中に。
扉の中は荘厳なバジリカ式の空間! -
祭壇は結構華やかな被昇天図。多分回りにフレスコ画が残っているところをみると、絵は後世こちらに飾ったもののよう〜
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内部のチャペルはロマネスク特有のアーチ交差によってなりたつ。右下の聖水盤がライオン像の上に乗っているのが興味深い
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さして巾の広い教会ではないが身廊の割には側廊がしっかりついていて。18本の円柱、柱頭が木造天井のバジリカを引き締める。
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帰りのバスまで更に村を散歩〜
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村の外れに歩いてみて・・が、バスの時間が気なり停留所にもどる。
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バス停留所では、バスが待機。 中にはボローニャ近郊から来たというグループがおりイタリア語はわかるのかと心配げにこちらを気にしてみてくる。如何にも人よさげなグループ
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カゼルタの駅前からみえる、ナポリ大学関連の建物(案内に大学は読めるが学部?はわからない〜)最初カゼルタ宮の一部かと思ったほど瀟洒な建物。
ナポリ王宮が現在ナポリ大学の農学関係に使われているというから、この建物も宮殿の一部だったかも知れない〜 -
カゼルタの町をみないで、カゼルタヴェッキオだけに行ったという人はいないだろうなぁと思いながら王宮のようなナポリ大学を写真におさめる〜
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カゼルタの駅で、電車の時刻ボードを確認。問題も起こらす電車、バスを乗り継いでのショートトリップを終えられたことに安堵感を抱いてナポリに向かう〜
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今回は旅行記はできていたが、絵の完成を待っていて。
石も朽ちるのかと思わせる古びた石造りの建物は、透明水彩では中々表現できない〜
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この旅行記へのコメント (10)
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- こあひるさん 2016/09/01 12:00:06
- 重厚ない石造りの街・・・カゼルタヴェッキオ
- パルファンさん、こんにちは。
わが家も、5月にカゼルタヴェッキオに行ってみました〜。宮殿も見ず、カゼルタヴェッキオだけ・・・の散策でした〜〜(笑)。
あの重厚な石づくりの街・・・それまで見てきた海岸沿いの景色とは全く異なり、とっても嬉しい散策となりました。
石の湿り気やかび臭さが伝わってくるような街でしたね・・・。パルファンさんの軽やかな筆の絵を見ると、また違った印象に感じました〜。
こあひる
- パルファンさん からの返信 2016/09/02 18:45:11
- RE: 重厚ない石造りの街・・・カゼルタヴェッキオ
- こあひるさん、こんにちは〜
ウワ〜 宮殿に行かないでヴェッキオだけ行かれる方も
身近にいらしたんだぁ〜
慌てて間違ったこと書いていないかチェックしましたよ。
修道院のオープン時間メモを見て訂正しました〜
ご存じの通り石造りの町はかなり古く朽ちてきており、あのコーナーも
構図は好きなのですが、表現が難しそうで・・
でも、実際に捉われないで色をおいていきました。
とっても軽い絵になっちゃったのですが、それはそれでしょうがないかと・・
ですから、絵をみてあの村を想像したら駄目ですね。
ナポリ旅行記、ホテル紹介の第一弾見せて頂きました。
すごいリッチなホテルに泊まられたのですね!
これからが又楽しみです♪
そうそう、こあひるさんの旅行記フォローまだでした。
フォローさせて頂きたいと思いますのでよろしく!
パルファン
- こあひるさん からの返信 2016/09/02 19:22:37
- RE: RE: 重厚ない石造りの街・・・カゼルタヴェッキオ
- パルファンさん、
わが家は、タクシーでナポリへ戻る途中で寄ってもらったので、2時間ほどの散策でした・・・修道院は見てないと思います(涙)。何があるかよく知らないままちょっと寄ってみたので・・・パルファンさんの旅行記を見て、もうちょっとゆっくりできたらよかったなぁ〜と思いまいした。
フォロー頂いてありがとうございます。私はすでにパルファンさんをフォローしていますので・・・ぜひともこれからもよろしくお願いしますね!
こあひる
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- pedaruさん 2016/08/29 17:03:46
- カゼルタヴェッキオ
- パルファンさん お早うございます。
何というタイミングでしょうか?実は私、この秋にイタリア旅を計画していますが、是非見たいところはカゼルタヴェッキオなんですよ〜
同好の士を得て喜ぶべきか、先を越されて悲しむべきか・・・私も王宮は二の次でこの古い村を見たいと思っています。さすが旅慣れたパルファンさん、何事も無く小さな旅を終えられたようですね。
私にもできるでしょうか?電車バスを乗り継いで行くのも冒険です。初めてのお使いです。
ワクワクするような石造りの村、いい絵をお描きになりました。静かに眠るような村の様子を絵が語っているような気がします。
pedaru
- パルファンさん からの返信 2016/08/29 21:49:50
- RE: カゼルタヴェッキオ
- こんばんは pedaruさん
心と心が通じ合った? 正に以心伝心?
旅行計画の中にカゼルタヴェッキオが入っていたとは!
ナポリから比較的容易に行け、魅力あるところ、ということで
チョイスした村なのですが・・
確かにpedaruさんにしても、王宮に向かうより、このヴェッキオの方が
ふさわしく、歩いている姿も絵になりそう〜
電車、バスはわかりやすかったです。もし、詳細を望まれるならご連絡
下さればお知らせしますね。
電車、バスの乗り降りを考えるとアルテカードを買われるのをお勧めします。
(今回は、ウニコカンパニア、ウニコナポリ、それぞれ三日間購入)
多分pedaruさんは、ポンペイが本命なのでしょう?
絵、お天気は悪く、かなり武骨な石なので、絵にはしずらいなぁと
スケッチのまましばらく放り投げていました。
台風が過ぎるともう秋でしょうね。準備にお忙しいことと思いますが
ポンペイにも行きましたし、何か必要でしたらご連絡下さいネ。
パルファン
- pedaruさん からの返信 2016/09/01 06:41:57
- RE: RE: カゼルタヴェッキオ
パルファンさん 心強いお返事、ありがとうございます。
仰るとおりポンペイが本命です。早速ですが、ウニコカンパニア、ウニコナポリの両方を買われた訳は?ウニコカンパニアだけではいけませんか?
現地で購入ですか?それともネットですか?よろしくお願いします。
pedaru
- パルファンさん からの返信 2016/09/01 23:31:26
- RE: RE: RE: カゼルタヴェッキオ
- こんばんは〜
> 仰るとおりポンペイが本命です。
ポンペイは三十二、三年前に行きまして・・今回はパスしようと
思ったのですが、秘儀荘のフレスコ画を見ていないしということでナポリから
半日で行ってきました。いろんな経験を得た年になって見るのは感慨深い
ものがあります。
>早速ですが、ウニコカンパニア、ウニコナポリの両方を買われた訳は?
ウニコナポリは、ナポリのカポディモンテ美術館、サン・マルティーノ博物館、
セヴァロス・スティリアーノ美術館、等の入場料金、バス、メトロなどの
公共交通機関にも使えるということで三日間券を購入しました。
ナポリでどの程度見て歩くかによりますね。
乗り物料金は一般に安いけど、カードがあると楽かな?
ウニコカンパニアは、アマルフィ海岸、カゼルタに使用しました。
> 現地で購入ですか?それともネットですか?
購入したのは、ナポリ空港に降りたので、空港内の旅行会社の様な所で買いました。
余り大きな空港でないので買い易かったかな。
駅にもあるそうですが・・駅はやはり広いからなぁ〜
ナポリ、ポンペイの旅行記が早くアップできるとよいのですが・・
多分お出かけになるまでは無理だろうなぁ〜
また、気が付いたことがありましたらご連絡しますね。
パルファン
- pedaruさん からの返信 2016/09/02 07:13:32
- RE: RE: RE: RE: カゼルタヴェッキオ
パルファンさん
ありがとうございました。非常に参考になりました。またよろしくお願いします。
pedaru
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- マリアンヌさん 2016/08/28 23:11:33
- カゼルタヴェッキオ☆
- パルファンさん、お久しぶりです。
サレルノ、アマルフィ―海岸の街とは違う風情ですね。
行ったことないんです。
イエスの生誕場面、フランスではクレッシュというんですね。
イタリアは、プレゼーペです。
そしてカゼルタヴェッキオ、いい感じですね〜。
ロマネスクが素敵です☆
そして素晴らしい絵がまた完成ですね。
今年は友達とプロチダ、ポジターノ、アマルフィ―方面へ再訪予定だったのですが、ドタキャンになって…
かわりにパルファンさんの旅行記で楽しませて頂いてます。
結局、いつもの一人旅になったので9月に西リヴィエラに行きます。
続き楽しみにしています。
マリアンヌ
- パルファンさん からの返信 2016/08/29 11:00:02
- RE: カゼルタヴェッキオ☆
- マリアンヌさん、
こんにちは〜 お出で頂きありがとうございま〜す^^
さすが、マリアンヌさん、イタリアでは<プレゼーペ>と言うんですね。
調べもしないで記してしまいましたが・・
日本人はサンタクロースがなじみ深いけれど、それは北欧のクリスマスですものね。
イタリア旅行記をみせて頂くと自由に会話している様子。数倍イタリアを
満喫されているだろうなぁ〜と。
バスでお会いしたグループ、とっても興味深そうに話しかけてくるのだけど、
曖昧に笑みを浮かべやり過ごすばかり・・
イタリア人との触れ合いは主にサービス業の方たちなので妙に警戒して接し、
普通の人々の純朴さにとっても好感がもてました。
やはり、その国の言語を少しでも知っているともっと奥深い楽しいものになるのでしょうね。
西リヴィエラに行かれるのですね! 海岸も良いのでしょうが、
小さな素敵な村があると聞いてます。
またおしゃれな旅行記楽しみにしております♪ お気をつけていってらっしゃい!
パルファン
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