2016/05/19 - 2016/05/22
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パルファンさん
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アマルフィは大聖堂の美しさでかなり昔から知っていたが、
更に印象に残ったのは映画「アマルフィ 女神の報酬」をみて。
中世、海洋帝国を築いた歴史ある地というのを、今や忘れさせるほど、
リゾート地、観光地で名を馳せている。
さて、その様な地に3泊4日の滞在〜
半日、<アトラニー> 中一日、<ラヴェッロ>という町に
行ったので別旅行記とし、後はまとめて一つの旅行記に作成〜
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ホテルは、バスプールから地図上では近いのだが、石畳のメイン通りから路地を入るらしい。ホテルで迎えを出すと言ったが待ち合わせがうまくいかず、自力で到達。
写真は、ホテル前から大聖堂に横からアクセスする路地。 -
大聖堂のアトリウム。ムーア様式のアーチが連なりアラビックな雰囲気。13世紀に増築されたそう〜
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現存の大聖堂は18世紀はじめに、バロック様式に改装されたそう。身廊を支えていた円柱は色鮮やかな大理石で覆われた角柱に置き換えられたという。
豪華な内陣はいかにも、いかにもバロック様式ですね! -
上写真は大聖堂の扉。1066年にコンスタンティノープルで作られた青銅製。
左写真は聖堂アトリウムから広場をみた写真
右は壮麗な大聖堂〜 -
広場の一区画 夕方観光客が引いたあとのまったりした時間
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お店を覗いてみて・・レモンを中心とした飲み物、小物が所狭しとアレンジ♪
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アマルフィのメイン道路Via dei Mercanti(商人の道)を通って ホテルで勧められた
レストランに。 -
夕食の後、アマルフィの特産、手すきの紙y屋さんを見つけて。
12世紀、アマルフィ海洋共和国時代、アラブ諸国から最初に持ち帰られ、18世紀には11の製紙工場が稼働していたというアマルフィの手すき紙。今はかっての技法、製造方法を復活させ、水車小屋の谷で生産されている。水彩画用紙購入♪ -
ライトアップされた大聖堂をみ、ホテルに戻る
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ホテルのショット。 メゾネットタイプで上階にバスタブ! 古い建物を改装して水回りを変えたよう〜 写真右下は朝食ルーム、バロック調の設えと天井。
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翌朝、ホテル前の共有中庭のようなところ。ここを通り路地に続く。
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連れ合いが寝ている間に抜け出し(メゾネットなので容易)散歩に。路地、階段を
上りひたすら上へ、上へ -
洗濯物を干している主婦、散歩する猫をみながら、アマルフィの町を上から
眺められるところまで来て〜 -
周囲を断崖絶壁の海岸に囲まれ、小いさな湾の奥に作られた町。土地が狭いので上へ上へと建物が建ち階段でできた路地が複雑に入り組んで・・
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アマルフィの町の起こりとして、ギリシャの植民地だったというのと、
ローマの貴族達が嵐で漂流しこの地に流され居ついたという二通りの伝えがあるらしい〜 -
町を見下ろす場所を確認したので、一路ホテルへ。
上ってきた道とは違う路地を通って・・ どうも、帰路の方が近道だったかな。 -
少々勾配はきつかったが、港の方におりて来て(市庁舎広場)
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お天気が不安定で急に降り出してき、濡れながらホテルに。
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濡れて光った石畳の町・・朝の買い物、散歩する人々、町は眠りから覚めたところ〜
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朝食後、連れ合いを誘って、散歩がてら下見をしてきた場所にもう一度。
今度は近いルート(帰路の)を。普段、坂道・階段を敬遠する連れ合いだが、このアマルフィでここからの景色を見ないと何のために来たのか!と叱咤激励して〜 -
所どころ、レモンの木が黒いネットに覆われて。日よけなのか、鳥よけなのか、とうとう聞くタイミングを逸して。
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崖にへばりついた少ない土地ゆえ、自ずと人々は海洋に活路を求め、ついに10〜11世紀にはジェノヴァ、ピサ、ヴェネツィアに先駆け一大海洋共和国として君臨したそう〜
が、地震と津波で土地を失い、歴史の表舞台から消えたのも早く11世紀末以降ノルマンの支配下に入ってしだいに衰えたという。 -
朝決めていたスケッチポイントに立って・・
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海からみると、大聖堂の上の方にアーチを持つ大きな建物。何かと思いきやチミテロ・モニュメンターレ Cimitero Monumentale という墓廟。
想像するに古くから墓地があった場所なのだろう、今は眺めのよい霊堂になって・・ -
突端にでると13世紀の修道院(跡、今はルナ・コンヴェントホテル)に
出られるだろうと歩くが・・海が見えてきたにもかかわらずその道を見つけれない。 -
洗濯物が連なる路地を下り、子どものコミュのような建物の横を通って、レストランらしき裏道を通るのだが、結局海岸道路まで下りてしまう。
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宿泊はルナ・コンヴェント(月の修道院)では値が張りすぎということで、せめて
ランチをとるつもりだったが、ホテルの前に<サラセンの塔>と呼ばれる、夜はナイトクラブになるレストランに入る・・海に面しスケッチにいい場所かな?ということで。 -
ランチの後、旧修道院、ルナ・コンヴェントホテルに。
アッシジのフランチェスコ(San Francesco )を開祖とし1222年に開かれた修道院。
その当時の名残はいろいろあるのだろうが、取りあえず回廊を。井戸を中心におしゃれにレイアウトされた中庭になっている。 -
この後、隣の町アトラニーに。ルナ・コンヴェントでタクシーを呼んでもらい、向かったのだが別旅行記で紹介〜
アトラニーから戻り連れ合いはホテルで休憩。パルファンはスケッチ場所を求めながらまた、路地歩き♪ -
途中で見つけた地元の人が集まっていた教会。買い物帰りに、という姿が見受けられる。
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家と家を繋ぐ梁が続き、更に梁の上に家が・・洗濯物もアクセントになり・・
ということで、スケッチ。 -
左程暗くはないが、ちょっと警戒心を持ちながら、ある家のいり口階段を4段ほど上がったところからスケッチ
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路地の先に進んでみて。飲食店が隠屋的に。ランチがヘビーだったのでホテルに戻り持参の食品で夕食。
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アマルフィ二日目は、大聖堂の回廊を見に。前日の日中は人が多かったので朝一番で出かける〜また、ホテルの前の階段を通って聖堂の横に出る道を通って。
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大聖堂の右側から キオストロ・デル・パラディーソ(天国の回廊)に入る。
(アルテカードは利かない)眼前には一風変わったアーチに細い柱 -
回廊の壁には当時のフレスコ画が幾つか残っている。また剥がれた壁、戸などの展示も。
回廊からは大聖堂の塔楼も望めて〜 -
聖書の一節をフレスコ画で描いており、それが鮮やかに残っているのには驚かされる。
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大理石の柱に射す光。一段と輝きを増し、暖かな雰囲気〜
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石彫りされた棺桶を背にカメラに向かって・・ 無心そのもの。
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回廊の横から出てきたバジリカ・デル・クローチフィッソ(現在は博物館)
1268年に作られ、もともとここはアマルフィの貴族たちの埋葬場所として企画されたらしい。 -
バジリカは、一時バロック様式に装飾され、近年の修復でロマネスク様式に戻されたそう〜天井が木造というのがそうですね。フレスコ画もかなり保存されている
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更に下りていくとクリプト。ここまで来ると観光客というより、祈りを求めてくる人々。静謐で敬虔な空気が漂っている。
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アマルフィ大聖堂の守護聖人聖アンドレアの墓。第四回十字軍の際、コンスタンティノープル(現在のイスタンブール)にあった聖アンドレアの遺骸が運ばれてここに安置されたそう〜
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アラビックな天井や室内装飾の豪華さに圧倒されるけど、静かで厳かな気は人々の気配によるものだろうな。
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地下から陽のさす地上の世界に・・
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あらためて大聖堂を正面から。これほど華麗なファサードをもつ教会は見当たらない。
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広場から眺めて。大聖堂に連なる鐘楼は1180年から1276年にかけて建立されたそう。下の3層はロマネスク様式で、その上に黄色と緑のマジョルカタイルを交差させている塔。違和感を覚えなくもないが・・でも、これが町の変遷を物語っているのだろう〜
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天国の回廊を見た後は、バスで<ラヴェッロ>に。(別旅行記で紹介)
夕方、アマルフィの町に戻ってから、海側から町を眺めるべく堤防の突端まで散歩。 -
グーグル検索し、旅行前からここで描こうとスポットを決めて行ったが、風景の切り取りが絵にするには難しい〜
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ホテルへの帰り道、学校を終えた子たちがサッカーに興じて〜
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緑、花々を海岸通りにあしらったレストラン〜 夕暮れだが余り人が入っていないが、賑やかになるのはもっと遅い時間なのかな?
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アマルフィの海岸(港やバス停)から町に入る門。その名も海の門
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夕陽を浴びてもっと輝いているかなぁと思ったのだが・・いま一つ
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アマルフィ最終日は、町のメイン道路Via dei Mercanti(商人の道)の左側(港を背にして)を歩いてみて・・朝の光が気持ちいい
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階段を上がって山側に。う〜ん商売上手だなぁ〜
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"自分の山で収穫したレモンを使ったジェラードだよ!" の声に釣られて食べて。で店主の写真を。右下は、サンダルの紐(バンド?)を売っていて。ま、“下駄の鼻緒“と同じ理屈かなぁ〜
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ジェラード屋さんから更に上って。
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また、路地に。高い所から反対側の大聖堂方面をみてみようと・・
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家々が連なりかろうじて建物の隙間から港の方が見えるだけ
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また、階段路地のショット。左側の写真の階段、階段の中央部分をくり抜いてある。回り階段になっているので、下の建物へ明かりを入れるためらしい〜 住人が窓越しに話しているところに、カメラをむけると皆引っ込んでしまったのが真ん中の写真〜
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更に上にあがっても、中々空が見えず・・サレルノに向かうバスの時間も気になるのでホテルに引き返す。
ギリシャ神話に出て来る妖精、女神、アマルフィという響きに惹かれ、遥々来たわけだが確かにロマンを掻き立てる大聖堂と、山合いに続く路地、階段は印象深い思い出に。
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この旅行記へのコメント (4)
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- こあひるさん 2016/07/24 16:50:10
- パルファンさんの絵の方が・・・
- パルファンさん、こんにちは。
お久しぶりの書き込みです!
アマルフィ海岸、わが家も今年のGWに行ってきました〜。
旅程日数が少ないため、アマルフィには残念ながら行かなかったのですが・・・パルファンさんの旅行記を見たら、やっぱり日帰りでも寄ってみればよかったかな〜なんて。
アマルフィ・・・お写真の風景もステキですが、パルファンさんのスケッチが・・・かなり魅力的で、旅情を刺激してくれます〜(笑)。
こあひる
- パルファンさん からの返信 2016/07/27 12:15:39
- RE: パルファンさんの絵の方が・・・
- こあひるさん
お立ち寄りと最上級のお褒めのコメントありがとうございます!
だんだん旅行記熱も萎んでき、アップのペースも落ちてきて・・
ま、年々忘れることの多くなっていく近年、記録の意味では
続けたいなぁと思っていますが。
その分絵に割いている時間の方が多いかなぁ〜
アマルフィもスケッチを主眼において回りました。
身近に「アマルフィに憧れて」というタイトルのブログを
書く画家さんがおられ、その方の絵に憧れているという
いきさつもありまして〜
アマルフィは観光宣伝の多い町ですが、一歩外れると
こあひるさんの大好きな路地歩きが堪能できる町でした。
パルファン
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- pedaruさん 2016/07/18 07:02:37
- アマルフィ
- パルファンさん おはようございます。
名前だけは聞いたことがあるアマルフィ、南イタリアそのものの感じですね。
景色のすばらしさもいうに及ばず大聖堂をはじめとした異国情緒ゆたかな建物、様々な顔を持つイタリアですね。
実現しないと恥ずかしいので宣言はしませんが、いま密かに調べたりしているのですよ、イタリアの一人旅。 いったいどんな町があるのか、鉄道は?バスは?言葉は?
暗中模索です。
待ってましたぁ 2枚の絵 洗濯物の翻る路地、パルファンタッチの生き生きした絵ですね。もう一枚の絵、私も上達すればこんな絵になるのではないかと思わせるものでした。ソフトタッチなこの絵は我が書斎に(と、かっこつけてますが茶の間が我が書斎です)明るい南イタリアの空気を運んで来たような気がします。・・・いい絵は人を幸せな気分にさせるものですねぇ。
pedaru
- パルファンさん からの返信 2016/07/18 21:14:47
- RE: アマルフィ
- pedaruさん
梅雨があけましたね、これから暑さ本番!
北国育ちは夏に弱くって・・かと言ってエアコンも苦手で〜
避暑にいく身分でもないし、何とか乗り切らなくっちゃね。
さて、今回は二枚アップ、でもあと3枚程描いてるんですよ。
できたら今度はコミュの方で紹介します〜
イタリアって言われている通り、ノリの良い人には向いている?
pedaruさんも、表面はそのノリでいけそう〜
本当のところは違うとお見受けしていますが。
いろいろ調べ実現に向けてくださいね!
さて、パルファン、今度はどこにいこうかなぁ〜
いつもカキコミ、いいね、ありがとうございます。
パルファン
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