2016/07/03 - 2016/07/09
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Tomoko@イタろじさん
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母と2人で海外個人旅行、7度目。
台湾は昨年春に続いて3度目になります。
今回は「母の誕生日を海外で」という目的で、初めて7月に旅行を計画しました。
大好きな台南のシャングリラホテルで優雅に過ごせて大満足、しかし、帰国時には大型の台風1号の台湾上陸と重なってしまい、あら大変^^;
この旅行記は2日目の午後の話で、お気に入りのシャングリラホテルに泊まりました。
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 鉄道 タクシー 徒歩
- 航空会社
- チャイナエアライン
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定刻の10:58に台南に到着。
鈍行列車で来たので問題なく座れましたが、帰りは快速に乗ってみたい。
高雄には明後日の午前に戻るのですが、台南−高雄間の快速は結構混みそうなので、先に列車のチケットを買うことにしました。
母には荷物の番をしてもらい、私だけ一旦、駅の外に出て窓口で指定券を購入。
今夜泊まるシャングリラホテルは駅の裏側なので、入場券(6元)を買って、ホームで待って居る母の元に戻りました。 -
ホームを抜けて、駅裏のシャングリラに向かう途中、私がソフトキャリーを持って階段を登ろうとしたら、大学生らしき男性が荷物を持ってくれました。
シャングリラホテルの隣は成功大学なのです。
台湾では大きな荷物を持っていると、居合わせた人が手伝ってくれたり、地下鉄では母に座席を譲ってくれたり、日本とは比べものにならないくらい親切な人が多いと感じます。 -
3回目の滞在になるシャングリラホテルの1階ロビーです。
フロントでバウチャーを見せて、24階のエグゼクティブフロア受付へ。 -
時間はまだ午前11時半前。
私たちがこんなに早く台南に来たのは、台南に住んでいる日本人女性、Tさんに会うためです。
今日は3人でランチを食べる予定なのですが、Tさんは所用で台南を離れており、シャングリラで待ち合わせしているのです。
エグゼクティブフロアの受付は24階です。
ラウンジでは朝食、ドリンク、スナック、カクテルなどが無料で用意されていたり、デスクでは観光の手配や両替、チェックインやアウトなどもできます。
先にチェックインはしたけど、「部屋は掃除中で用意できてない」とのことで荷物を預かってもらい、「ラウンジで休んでいいですよ」とのお言葉に甘えてここで待つことにしました。 -
ここのラウンジはエグゼクティブフロアに宿泊している人が使えて、軽食や飲み物などが無料です。朝食もここで取れます。
吹き抜けになっていて明るく、私たち親子の大のお気に入りです。
このラウンジを取り囲むように客室が円形に並んでいます。 -
ご飯の前だけど、ちょっと喉を潤すことに(笑)
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焼き菓子などのコーナー。
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軽いお昼ご飯なら、これでも良いくらい?
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ミニミニハンバーガーやハムのチーズ巻きなど。
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ホテルの中はwifiが無料なので、TさんとはLineで連絡。
Tさんは台南でガイド業をしている日本人女性です。
私たちの初台南の時に安平や成功大学などを案内して貰って以来の縁で、それ以降懇意にさせて貰っています。
Tさんも北海道出身、今年のGWにTさんが日本に里帰りした時、私は札幌で会っているので、私は2ヶ月ぶり、母は昨年春以来の再会になります。
この日は3人でお昼ご飯を食べ、午後は西門市場という布市場に連れて行って貰うことにしました。 -
12:10 Tさんがシャングリラに到着。タクシーでランチを食べに向かいました。
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台南は3度目ですが、最初の時から行ってみたいと思っていたお店
「矯仔成蝦仁飯」を選びました。 -
外にもテーブルが出ていて盛況です。
数分待っているうちにTさんが空いたテーブルを見つけてくれて席を確保できました。 -
席を確保してから注文するスタイルのようです。
うーん、この混雑時には日本人の私にはハードルが高かったかも^^;
でも今回は地元民のTさんが一緒だから安心。
母には座ってもらい、私はTさんと2人で注文に行きました。 -
注文を待っている間、見えた路地。日差しが強いです。
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お店のマスコット、コザクラインコ。
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メニューはシンプル。
蝦の炊き込みご飯やスープなど。 -
厨房が通りからも良く見えます。
この写真の右側が支払うカウンター。 -
看板メニューの蝦のたきこみごはん(小・45元)
ハマグリのスープ 30元
茹で豚 30元
空芯菜 20元
茹で豚は食欲をそそる、甘辛いニンニクソースがかかっています。 -
蝦のダシが利いています。
ご飯は少し柔らかめかな。
気になっていたローカルなお店でランチできて大満足です。 -
待っている人も居るので食べ終わるとタクシーを拾って次の目的地へ。
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これから向かうのは西門市場という場所です。
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クッションカバー用にと台湾らしい客家布が欲しくて、ネットで情報を探しているうちに西門市場を知りました。
写真を見ると、西門市場は薄暗く、かなりローカルな雰囲気です。
旅行前にTさんとLINEで連絡していて、「西門市場って、どういう場所ですか?布が欲しくて」と相談したところ、「親戚がお店をやっている」という返信だったので、地元の人が食べるお店でのランチと西門市場行きが決まりました。 -
タクシーの中で観光(笑)
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立派な廟でした^^
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ネットで見た通り、半分廃墟みたいな西門市場の前でタクシーを降りました。
まっすぐ中に入るのかと思ったら、まずTさんが向かったのはココ。
「佳佳西市場旅店」です。
日本の女性に人気のデザイナーズホテル。本やテレビでも紹介されています。 -
Tさんはフロントのスタッフと顔見知りでした。
「自由に撮影して良いですよ」ということで遠慮なく。
へえ、ここを見られるとは思ってなかったな、ラッキー。 -
ひとつひとつのインテリアがハイデザインです。
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一点ものの洋服や小物を販売しています。
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こっちはカフェスペースかな。昼間なので誰も座っていませんでした。
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異素材を組み合わせた洋服。
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革の手帳やブックカバーなど。
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レトロな柄が多かったかな。
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布張りの靴
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チャイナ服を思い出すパイピング。
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古い建物を再利用しているらしいです。
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ゆっくりと見学させてもらい、外へ。
いやー、佳佳西市場旅店はオシャレなホテルだから以前からチェックしていたけど、まさか見ることができるとは^^
Tさんの粋な計らいに感謝です。 -
2階から突き出しているのはテーブルなんだそうです、斬新^^;
この眩い白壁のすぐ隣には…… -
年代物の西門市場の入り口。西市場とも言うそうです。
明治38年(1905年)日本人によって作られた洋風市場。
近年は台南市の商業中心が移転、徐々に没落していき、現在は保存されています。
金物や布のお店は一部営業中。 -
Tさんの先導で中へ。
シャッターが閉まった所が多く、通路は雑然として薄暗いです。 -
当事の栄華が偲ばれる看板
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うーむ、これは私と母だけでは来られない薄暗さだな(>。<;)
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うーん、ここを見ると完全に廃墟です(ーー;
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通路が広いので商品搬入のトラックが停まっていました。
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数十メートル進むと営業中のエリアが出現。
高い天井部分を指差すTさん。 -
見上げた先には木造の躯体。
「これは日本統治時代に作られた物で、すべて檜で作れられている」とのことです。当時は1階が店舗、2階を住居にしていたのだとか。
こういう詳しい説明はガイド業をしているTさんの真骨頂です。 -
私たちが行ったのは13時すぎ、お客さんはあまり歩いていませんでした。
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この写真のように、市場の中も路上感覚でスクーターが通り抜けて行くので、西門市場に行かれる方は背後に注意^^;
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通路にも商品が溢れていて雑然としています。
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こちらはカーテン生地の見本
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バービー人形の洋服を作っているお店。
台湾の雑誌やテレビにも紹介されたことがあるのだとか。 -
引きの画面で見ると布地市場はこんな感じです
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Tさんのご親戚が経営しているお店の前で一旦Tさんと別れ、私と母は布市場をブラブラ。
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ここがTさんのご親戚がやっているお店に戻ってきました。
「太子○飾布行(○はニンベンに家の作り)」 -
私のお目当て、客家花布のコーナー。沢山並ぶと華やかで綺麗です。
Tさんによると、これらは古典柄だそうで、牡丹の花などがデザインされています。 -
カラフルな色使い、それから夏生地が多いですね。
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店内は明るくて品揃えも豊富でした。奥はシノワズリ柄。
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古典柄はカラフルで並ぶと壮観♪
柄もだけど、布の厚みなども様々で迷います^^; -
下2つは古典柄で、牡丹の花。
上2つは新柄で、油桐花があしらわれています。
油桐花というのは台湾で5月の数日間咲き、パッと散る花で、一面に落ちる花弁は「5月の雪」と言われているそうです。これはTさんからの受け売り(⌒-⌒; ) -
以前の訪台で、私は台北の永楽市場で古典柄の花布を買ったので、今回は新柄を選びました。
と言っても、母が作ってくれるので^^;、Tさん通訳の元、買う分量を決めました。
この布は140センチくらいのダブル幅だそうです。 -
Tさんに通訳して貰いながら、ゆっくりと吟味して買い物することが出来て大満足です。
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この日買った物。
花布はクッションやランチョンマットを作るために2柄。
下のドット柄はフェルト生地です。柄物のフェルトは北海道では見たことがないので。
30センチ四方のフェルト地10枚で120元。
少し薄手の水色の花布が100元
濃いブルーの花布は130元
大サービスしてもらいました(^。^)v
Tさん、本当にありがとうございます。 -
後日、母から送られてきた花布の作品です。
ランチョンマット、コースター、クッションカバー、巾着袋になりました。
涼しげなブルーでお気に入り、もっと他の生地を買ってきても良かったなーTT -
閑話休題、再び雑然とした市場の中を抜けて・・・
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西門市場入り口近くには婦人服のお店。カラフルだなあ^^;
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外に出ました。
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路面店のこのお店は日本の生地屋さんと変わらない雰囲気です。
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外はまた強い日差し(>。<;)
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Tさんの案内でフルーツを食べに行くことにしました。嬉しい!
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「裕成水果」というお店でした。
ガイドブックにも出ている有名店で、Tさんによると「安いお店は色々あるけど、衛生面が心配だから日本から来た人にはココを案内することが多い。ここなら間違いない」って。 -
マンゴーだ
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冷蔵コーナーには整然とフルーツが並べられていて、確かにこのお店なら安心ですね。
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繁盛店なので店内は満席。
お店の中で食べる時は空きそうな席をチェックし、食べている人が席を立ったら素早く座るのがポイントらしい^^;
ということでTさんが無事に席を確保してくれました。 -
持ち帰り用の箱
ジュースのテイクアウトも人気でした。 -
トマト
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キ、キターーー!
フルーツ盛り合わせ。
写真だと大きさがわかりにくいと思いますが、3人でたっぷり食べられる、いや、食べきれないくらいの量です。
300元だったので日本円で1,000円ちょっと。 -
完熟マンゴーとスイカ。
私はスイカが苦手だけど、せっかくなので食べてみました。
日本のスイカよりも癖がなくて食べやすかったです^^; -
パイナップルジュースも頼みました。120元。
自然の甘さだと思うけど、濃厚で美味しかったです。 -
暫くしてマンゴーかき氷登場!!
どうやらお店の人が注文を忘れていたらしいのですが、フルーツ盛り合わせと一気に来なくて幸いでした。
200元って、安い!
ボウルの大きさはヘルメットくらい、3人では食べきれず、残った分はテイクアウトしました。持ち帰りの容器代がかかるけど、食べ物を無駄にしない台湾の習慣、私は良いと思います。 -
良く熟れたマンゴーも勿論美味しいけど、この上のマンゴーアイスには旨みが凝縮されていました。
「台湾で旬のフルーツを食べる」という、この旅の大きな目的を果たせて良かったです^^ -
Tさんに高雄の水陸両用船のネット予約を聞きたいとお願いしたら、「セブンイレブンで試そう」ということで案内してもらうことになりました。
裏道を通って最寄りのコンビニに向かうようです。 -
少し歩いて行くと廟が見えてきました。
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住所は永福路二段152巷
陳さん一族の私的な廟らしいです。
無料で見学できるようなので覗いてみました。 -
こういう通り一遍の観光地じゃない場所を見られるのもTさんと一緒のお陰です。
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台南はレンガ作りの建物が多くて「赤い街」と呼ばれているそうだけど、この廟も全体的に赤いですね。
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中華風の八角形の門など。
周りはアパートやビルに囲まれていました。 -
古いポンプ
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ここがメインの祭壇
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立派な祭壇、きっと隆盛を誇っている一家なのでしょうね^^;
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古い自転車やガラス瓶をディスプレイして、フォトジェニックな一角。
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先祖のお参りにこんな立派な廟を作る、台湾人は信心深いなあ。
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裏道を進んで行くTさん。
今日も和服がキマっています^^ -
食堂の裏側にこんな派手なペイントが^^;
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セブンイレブンの端末で高雄の水陸両用船の予約を探して貰いました。
何処かのサイトで「セブンから予約できた」と見たのですが、詳しい説明が無くて、またまたTさん頼み^^;
調べて貰った結果、今は予約できないみたい。
ついで〜と言っては何だけど、端末からタクシーを手配する方法も教えて貰いました。申し込んだお店まで来てくれるのです。
へえ、そんなことができるとは台湾は便利ですね。
配車の画面を進んで行くと「何分後に到着」「車のナンバー」が出るので、それを印刷してお店で待ちます。 -
3分後にタクシー到着。
ホテルに向かう途中、Tさんを自宅近くまでお送りし、タクシーの中でお別れです。
Tさん、色々ありがとうございました! -
また車内からプチ観光
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15:45 シャングリラに到着です。
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1階のフロントは素通りして24階へ。
チェックインはお昼に済ませたので部屋の鍵を貰い、部屋に向かいました。 -
部屋の中には預けていたキャリーバッグが置いてありました。
この写真の可愛い箱の中にはお菓子が入っていました。
たぶん、鄭成功のイラストかな? -
今回は24階。
2414号室です。
これで3回目の台南シャングリラですが、26,25,24階といずれも台南駅の真上みたいなアングルの部屋に泊まっています。
今回はラウンジと同じフロアだから楽だなー。(←何度も利用するつもりの私) -
広々としたベッド。
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ダブルシンク
ラウンジでコーヒーブレイク、それから部屋で一休みしたらもう夕方です。 -
ところで、ホテルに入ってから思い返すと、暑さで思考停止していたのか、せっかくの記念に3人で写真を1枚も撮っていない!
Tさんに「写真忘れました〜」をお詫びのLineすると、「明日、写真を撮りに行きましょうか?」との返信が来ました。
「じゃあ、明日のお昼も一緒に」ということで、またまたお言葉に甘えてTさんと会うことにしました。 -
17:35 ラウンジで軽い夕食。
今夜はホテルの中のプールやジムに行くつもりなので早めに。
ここはチーズやドライフルーツのコーナー。 -
カナッペなど、冷たいおつまみ系。
17:30からラウンジではハッピー・アワーになり、アルコールなども無料です。 -
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こっちは温かい料理。
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フルーツとフルーツジュース。
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私はライ麦パンとカナッペなど。
右下の茶碗蒸しみたいな物は枝豆味。
豆の風味が濃くて、ほんのり温かく、私はかなり好きな味でした。 -
母は一口キッシュやチーズなど。
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私はデザートと一緒に枝豆茶碗蒸しをおかわり^^;
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フルーツ好きの母、ウハウハ?(笑)
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18:20 7階のプールへ。
前回はジムしか使わなかったけど、今回はプールにも入ってみようと水着持参で来ました。 -
少しずつ日が陰ってきたものの、まだ十分に暑い^^;
プールは屋外で、深さは120センチと140センチの2種類。
真上から見るとハート型になっています。 -
水着に着替えて、デッキチェアーに腰掛け、暫く様子を伺う(笑)
私たち以外は小学生くらいの親子連れ1組、それからカップルが1組。それと監視員の男性1人。 -
水着になったことだし、この後、一応プールに入ることにしました。
その様子を見て、監視員の男性が水泳キャップを貸してくれました。
屋外プールの水は思ったよりも冷たく(>。<;)、そして水深120センチは泳げない私には十分深かったです。
プールの縁に掴まりながら数分間、水の中をウロウロしたり、水面から出ている部分が肌寒いのでプールの中で肩まで浸かったりしているうちにプールタイム終了。
本当は日暮れまで粘りたかったけど、ただ水の中に居ると時間が経つのが遅くてギブアップ。一度濡れた身体はバスタオルで覆っても寒いしなあ。
いやー、日没を優雅にプールで・・・って、イメージしてたのと何か違う(笑) -
続いてはジムへ。ご覧のようにガラガラ。
私はトレッドミルで1.5キロ走り、その後、母と2人でジムの広いお風呂とシャワーを使い、部屋に戻りました。
さて、明日は母の誕生日。
夜にはホテルのエステも予約してます。
午後には母にサプライズも用意してるし。うふふ、楽しみだなー。
22:00 明日の妄想をし、ニヤつきながら就寝( ̄∀ ̄ )
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