７月７日（木）<br />　ナポリから船でカプリ島へ渡り、ケーブルカーとバスを利用して陸路で「青の洞窟」に入ることができた。その後、アナカプリ地区を散策し、夕方、再び船でナポリへ戻った。

イタリア旅行（６）

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2016/07/02 - 2016/07/10

175位(同エリア776件中)

#街歩き

エリア

カプリ島(イタリア)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

交通: 5.0

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 20万円 - 25万円

交通手段: 高速・路線バス船

航空会社: エールフランス

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

７月７日（木）
　ホテルで朝食を食べてから、メトロでムニチーピオまで移動し、ベヴェレッロ埠頭を８時３５分出発の船でカプリ島へ向かった。
　ツァーで訪れる大半の人達は、カプリ島のマリーナ・グランデ港に到着すると、すぐ別の船に乗り換えて「青の洞窟」を見るだけでカプリ島に上陸しないけど、私達は、カプリ島で一日過ごしたかったので、船を降りてからUNICO CAPRIという一日券（8.6ユーロ）を購入して、まずケーブルカーでカプリ地区まで上った。すぐミニバスでカプリ地区からアナカプリ地区へ移動し、また、ミニバスに乗り換えて青の洞窟近くへ移動した。
青の洞窟のバス停から岩場の階段を降りたら、洞窟へ入るためのボート待ちをしている列になっていた。20人位並んでいたので、15分位待った。
左側の大型の船は、マリーナ・グランデ港から直接観光客を運んできて、ここでボートに乗り換えるため、船の上で待っています。
右側に洞窟の入口があり、４人しか乗れないボートが何艘も入るのを待っていました。

真ん中にボート代（9ユーロ）と青の洞窟入場料（4ユーロ）を徴収している船が待機していました。
ボートに乗るとすぐお金を徴収する船の所へ運ばれ、お金を手渡しすると青の洞窟の入口へボートが移動します。
ここからボートに乗り移るので、足元が濡れやすく、ボートに乗ると狭いし、直に座るので服も濡れやすいです。
大型船の上で観光客が数十人待機していて、ひどいと2時間待ちの時もあるそうです。
両親が来た時は、大型船からボートに乗り移る時に、誤って海に落ちてしまった外国人を見たそうで、波が荒い時だと危険だと思います。
海の上で待たなければいけないと船酔いしたり、熱射病になったり、トイレも行けなかったり大変らしいです。
陸路にして正解でした。階段で待っていれば、ボートがすぐ来てくれたので、待つのも楽でした。
階段の上辺りに軽食が食べられるカフェもありました。

（青の洞窟に入った後、このカフェで休憩しました。）
入口は、非常に狭く長いので、ほぼ寝そべった状態で待機します。
背が高い人や体格が大きい人は、かなり窮屈な体制になります。
私達が乗ったボートの船頭さんです。精悍なイケメンのお兄さんでした。
洞窟に入る時、船頭さん達は、このチェーンにつかまぅて、洞窟内に入ります。背が高い人は、頭をぶつける危険もあるので、寝た状態を保ちます。
想像していたより入口は長かったです。
入口の方から光りが差し込んでいました。
洞窟の中は、何艘かのボートが入れて、けっこう広かったです。
入った瞬間、海の色が青色で、今まで見たことがない色で、感動して泣けてきました。
本当にこの目で見た青色は、神秘的で、写真のこの青色とは異なった青です。
言葉では、表せないくらい綺麗なブルーで、本物を見た人にしかわからない色です。
一生に一度は、この青の洞窟に来たいと思う訳が、ここへ来てわかりました。
洞窟の中では、船頭さん達がイタリア語で歌を歌ってくれていました。
私達が乗ったボートは、けっこう洞窟内を２周くらいしてくれたし、ゆっくりまわってくれたので、幸せな数分間でした。
昨日までのツァーで一緒だった方達の中に、この青の洞窟の入口まで来たのに、波が荒くて入ることができなかったと言ってみえた人がいたので、今日は、入ることができて本当に良かったです。
もうすぐ、出口の方へ向かいます。
水は透明で、底の方まで見えました。
夢のような時間が、終わってしまいます。
先日見た、エメラルドの洞窟とは比べものにならないくらい青の洞窟は、素敵でした。
名残惜しいですが、青の洞窟から出ます。
船頭さんに「Grazie mille！」と言い、すごくよくしてもらえたので、感謝の意を込めてチップを渡しました。
階段の上にあるカフェで休憩しながら、暫く余韻に浸っていました。
いつか、もう一度訪れたい場所です。
どんどん大型船が各地から集まってきて、この人達は、何時間待ちになるのかしら？
ボートも渋滞してます。
カフェで休憩していたら、昨日のツァーで一緒だったご夫婦の姿を見かけ挨拶したりして、でも、このご夫婦が来た時には、階段のかなり上部まで列になっていたので、１時間待ちのような感じでした。

青の洞窟へは、午前中に来る方が良いし、団体の観光客が沢山来る前に入口近くへ来ると比較的早く入ることが出来ます。

この後、ミニバスでアナカプリ地区まで移動しました。