真夏の北国へ！2016夏休み④ 摩周湖～屈斜路湖～美幌～網走へ戻るの巻

2016/07/30 - 2016/08/03

DAY4
観光最終日です！果たして昨日の大雨は？！

エリア 摩周・弟子屈(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 2.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.0

朝は6時前に起きて二度目の温泉。露天風呂より内風呂の方が白濁していてぬめりも強いようです。やっぱり内湯の、低温が一番好き。
名湯を堪能し、布団でゴロゴロ。最高。

部屋は古いけど清潔で、改装済みのトイレ、ユニットバスがあります。古い造りなのでコンセントの場所が不便でしたが。
身支度を済ませ、朝食へ。

朝食は別館で、本館二階の渡り廊下から移動します。別館に着くとなぜか階段で1度下へ降り、また別の階段で二階へ上がります。お年寄りやベビーカー連れの方はご注意下さい。おそらく本館一階から移動すると一旦外に出ないといけませんが、別館一階からエレベーターに乗れるはずです。
別館は宴会棟のようで本館より新しく綺麗でした。

遅めに行きましたがお皿の中はちゃんと補充されていました。

全体的に和食で、パンは2種類のみ。

食事は朝夕通して、ごく普通。

旅行に出てから三食和食が続いていたので今朝はパンにしました。
バターナイフがプラスチックのスプーンなのは…遅めに行ったので全部使ってしまった後だったのか、大陸からの観光客が持ち帰ってしまったのか？？

外はいいお天気！
フロントの方に摩周湖の様子を聞くと、なんと今朝5日ぶりに霧が晴れて姿を現しているとの事。この後また霧がかかるかもしれないから今すぐ行く方がいいと教えて頂きました。

手前の硫黄山を飛ばし、摩周湖へ急行。
川湯温泉へは、このような木々の生い茂った道を通ります。昨夜は雨で寂しい道に見えたけど、今朝のなんと清々しいこと。思わず車を停めて外に出ました。心が洗われるようです。

道中、キタキツネが出現。
餌付けされているようで、寄ってきます。野生動物に餌をやると、自力で餌を探さなくなって生きていけなくなったり、車を恐れず走ってきて交通事故に遭ったりと、良い事はありません。この子もこの後、道路の真ん中に座り込んでしまいました。
この先交通事故に遭いませんように。自分で餌を探して生きていけますように…と願ってその場を離れました。

摩周湖第3展望台に到着。おお～、霧の摩周湖。うちのトイレに何年も前から絵葉書を貼っていますが、ついにこの目で見ることができました。水面は波風立たず、空の雲を映しています。

大きすぎてカメラに収まらないので、パノラマで撮ってみたけどそれでも収まらない

おおっと、霧がかかって来た。川湯観光ホテルのフロントマンの読みが的中。さすがです。第3展望台を後にし、第1展望台へ。

第1展望台に到着。こちらはまだ霧っていません。個人的には第3展望台からの眺めの方が好き。

来た道を戻り、硫黄山へ。
空の色が怪しくなってきたので文明の利器Yahoo雨雲レーダーを確認しましたが、雨雲はかからないとのこと。道東は天気に関係無く霧が立ち込めたり、天気も変わりやすいようです。

硫黄山は近くに寄れば寄るほど強烈な硫黄のにおいが漂い、一帯が変色しています。

煙がもくもくと吹き出しています。すごいなぁ、地獄みたいだ。でもこのおかげで天国のような温泉が湧いているんですね。

売店でお土産を買い、メロン休憩。
1カット250円でとてもおいしかった。

次は砂湯で有名な屈斜路湖に来ました

砂浜を掘ると温泉が湧いてきます。写真には写らなかったけど、手前の掘ってある場所からは入れないほど暑い温泉が出てきて湯気が立ちました。
湖の縁はお風呂のように温かく、1メートルほど奥に行くといきなり真水になるので不思議。

ビーサンに履き替えて湖で遊び、足湯で休憩～
実はカムイワッカの湯の滝を登るためにビーサンを持参したものの、リサーチ不足で8/1からマイカー規制がかかることを知らず（7/31知床クルーズ中な船長の独り言でその事実を知りショックを受けていた）、ビーサン無駄な荷物だったなと思っていたけど、ここで役立ち満足。

屈斜路湖をあとにし、こ〜んな道をひたすら進みます
北19号は通れなかったけど、ここも十分まっすぐ

美幌峠に到着

何をどこから見ても美しいです。
真ん中に浮かぶ島は中島。隣にいた若い男の子のグループが「中島で火事になったらどうやって消すか」について討論していました

滑るような草原に大きな湖 素敵～

売店で昼食代わりに軽食を注文
揚げいもと言うのが名物らしい

名物の揚げいもと、ザンギを買いました
揚げいもはケースの中は芋2個なのに買うと3個に増えていました。

これ、おいしい～！アメリカンドッグのような甘みのある衣の中に、ホクホクのお芋が入ってます。本当においしかった！これは絶対リピート。

さて、旅のスタート地点である網走へ戻ります。2日半かけてぐるっと一周してきたわけですが、事故も病気もなく良かったなぁ。
最後の最後でこんな素晴らしい空の下をドライブできて、最高！

網走に戻り、流氷博物館へ。
去年リニューアルオープンしたばかりだそうで、とても綺麗

地下が展示室になっています

流氷の海で生きる生物をテーマとしたプチ水族館や、大きなスクリーンにプロジェクションマッピングを使った上映もありました。
これは貝の中で寝ていたハコなんとかと言うお魚が可愛くて。

防寒着を着て、マイナス15度の部屋に入室。網走の冬はこれくらいが平均気温なんだって。

部屋の入り口に濡れタオルがあり、20秒ほど振り回すとカチンコチンに凍ると言う、例のあの体験をできます（笑）

本物の流氷がたくさん展示してあり、流氷の上にはキタキツネとアザラシの剥製が。今朝摩周湖で見たキツネ君も、冬にはフサフサの毛に生え変わり、このような寒さの中を生きるんだねえ

網走の定番、博物館網走監獄にやって来ました。

沢山の花が赤いレンガに映えます
（元）監獄とは思えない、のどかな風景

外から見ても、中を見ても、見事な和洋折衷の建物。明治大正時代の建築物って本当にクラシックモダンで美しい

明治大正時代の宮廷と言われてもわからない。本当に刑務所の一部？

有名な中央見張り室。真ん中に見張り室を置き、放射線状に牢獄の棟が伸びている構造。うまく設計してる。

木造の監獄としては、世界最古であり、最大だそう。柱、設計、装飾、ど素人から見ても見事な建築でした。

網走監獄は現存している建築物として価値があるもの、と思ってたけど、ここの囚人が北海道の開拓においていかに重要な役目を果たしたのか、それがどれだけ過酷なものだったのかを初めて知りました。
北海道の道路を多くの人が使い、発展していく事が、彼らの供養になるのかもしれません。

今日もとっても暑い～ 売店のソフトクリームで休憩。濃厚でおいしかったなぁ。かわいい囚人クッキーがついてます。

いちいち写真は撮らなかったけど本当に沢山の花が咲いていました。ここはただの定番観光地じゃなかった。網走の歴史を知る事ができます。おすすめです。

道の駅流氷街道網走でお買い物。もう夕方だったので寂しい感じになっていました。冬は砕氷船のチケットをここで買えるようです。
網走硝子館にも寄りましたが、高いので見るだけ～

夕飯は網走駅近くの回転寿司 かに源 で。
おひょう と言う聞いたことのない魚が、白身なのにとろけるような食感ですごく美味しかった。ますのすけ（この地域で獲れる鮭）や網走産ホタテも大きくツヤがあり美味しい。ウニは600円の網走産と400円の道内産があり、道内産を選びましたが、網走産にするべきでした。ここだけ失敗。珍しい品が揃っていて美味しかったです。

ウトロで食べたウニは美味しかったなぁ。FOOD MASTER BASICで網走産ウニの板盛りが一枚2000円とかで売られていたから、それを買うのが一番お得かも。

FOOD MASTER BASICでデザートに道内産メロンを買い、初日と同じドーミーイン網走にチェックインし、車を返却。
セルフ給油のやり方がわからずうろたえていたところを、隣にいた男性が助けて下さいました。ありがたい… 8/2夕方、エッソ石油網走SSでブルーのハスラー（ナンバー68-XX）に乗って声をかけてくださった方、本当にありがとうございました。

ホテルに戻ってデザート。豪華に2種類食べ比べ。赤いほうが甘みが強くて美味しかった。

夏休みとは言え水曜日の19時すぎ、最上階の天然温泉は貸切状態。露天風呂から網走の町を見下ろし、周遊を無事終えられたことに肩の荷がおりました。

ところでここは洗濯機の使用が無料で、乾燥機は20分100円。2人×2日分の服が20分でほぼ乾きました。ドーミーイン網走にお泊まりの方はここで洗濯の段取りにしておくことをおすすめします。
いよいよ明日は北海道を発つ日。いつどこに居ても同じことを思う。
もう1日あればなぁ～！