2016/05/19 - 2016/05/19
27位(同エリア8件中)
めておら☆さん
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サルデーニャ島の北西、ティレニア海を臨む港町”アルゲーロ(Alghero)”、今回の旅の最終目的地です。
12世紀にジェノヴァの有力貴族ドーリア家が建設。その後14世紀になってスペインのアラゴン=カタロニア連合王国に征服されます。
以降、カタロニア地方から移住してきた人々によって町の人口は増加し、カタロニアの食や文化、建築様式などが町に浸透していきます。
今でも言語はイタリア語とカタロニア語の両方が話されています。
この「小さなバルセロナ」と呼ばれる一風変わった町に、私はとても興味を持っていました。旅の最後は是非ここで締めくくりたいと。
独特な文化を持つアルゲーロの街歩きを中心に、魅力をたっぷり味わうラスト2日間、まずはその1日目です。
1日目 5/13 成田空港→ローマ・フィウミチーノ空港→カリアリ
2日目 5/14 カリアリ
3日目 5/15 カリアリ・エルマス空港(レンタカー借出)→サン・スペラーテ→バルーミニ→アッツァーラ
4日目 5/16 アッツァーラ→サン・サルヴァトーレ→タロス遺跡→カブラス→オリスターノ→ボーロレ→ヌーオロ
5日目 5/17 ヌーオロ→オルゴーゾロ→マモイアーダ→ガヴォイ→フォンニ→ヌーオロ
6日目 5/18 ヌーオロ→ポザーダ→オルビア→ペヴェロビーチ→ポルト・チェルヴォ→カステルサルド
★7日目 5/19 カステルサルド→サッサリ→サッカルジャ教会→ティンヌーラ→スーニ→ボーザ→ヌラーゲ・パルマヴェーラ→アルゲーロ・フェルティリア空港(レンタカー返却)→アルゲーロ
8日目 5/20 アルゲーロ
9日目 5/21 アルゲーロ・フェルティリア空港→ローマ・フィウミチーノ空港→成田空港
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス レンタカー タクシー 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7日目 5/19(木)
「ヌラーゲ・パルマヴェーラ 3500年前の巨石文明、その謎を資料と一緒にちょっぴり紐解きます」編のつづき
→ http://4travel.jp/travelogue/11157144
アルゲーロ・フェルティリア空港でレンタカーを返却し、いよいよ町へ向かいます。写真はフェルティリア空港のエントランス。
バスで町まで行こうと思いましたが、ちょっと疲れ気味だったのでタクシーに乗ることに。 -
空港から町の中心部へは約10km、車で17分ほどの距離です。
乗車前に運転手さんに金額を確認すると23ユーロとのこと。私が下調べしてた金額とほぼ一緒。安心して乗り込みます。 -
ほどなくして、港が見えてきました。町はもうすぐです。
旅の最後を締めくくる場所、期待が募ります♪ -
17:00 港からほど近いカリアリ通り(Via Cagliari)でタクシーを降りました。
今日から2泊するB&B”ポセイドン(Poseidon)”がある通りです。
エントランスの呼び鈴を鳴らしますが、誰も応答せず・・・
到着時間を17:30と伝えていたので、オーナーが外出しているようです。困った(-_-;)
ふと見ると、通りを挟んで向かいの洋品店の店先に、一人のおっちゃんが立っていました。
すぐさま駆け寄り・・・ -
「すみませーん、ポセイドンに予約入れてるんだけど、呼び鈴押しても応答なくて・・・どうしてでしょ?」
「あぁ、今たぶん娘を幼稚園に迎えに行ってんだろ。じゃ、荷物ここに置いて観光でもしてきな。預かっといてあげるから」
出た、情の深いイタリアのおっちゃん!旅の途中、何度この親切心に助けられたことか(泣)
おっちゃんはマリオさんと言います。写真からも十分伝わる人の良さ。
「イタリア語で話してるけど仲間うちではカタロニア語なんだぜ、だってこの町はカタロニアに征服されてたからさ」とか、「若い頃はボクサーで、強かったんだぜ」とか、昔の写真や、仕舞には友人たちの写真まで見せはじめ・・・
まぁよくしゃべる陽気なおっちゃんです(笑)
マリオのお言葉に甘えて、スーツケースを預かってもらうことに。
そしてちょっとだけ街を散策しに出かけました。 -
・・・とその前に。
なんとB&Bのすぐ目の前にはジェラート屋さんがあったんです。名前は”ラ・ゴロジタス(La Golositas)”。
ジェラートマニアとしては立ち寄らないワケに行きません。考える間もなく中に吸い込まれます。 -
うわうわ、こりゃまた美味しそうなフレーバーばかり☆
悩む悩む・・・
コーンの3フレーバーで2.50ユーロ。この値段だと普通は2フレーバーだから、とってもお得です。
私の定番ノッチョーラ(ヘーゼルナッツ)と、珍しいトッローネ(イタリアのヌガー菓子)、クレームブリュレの3種をチョイス。 -
上にちょっぴり生クリームも乗せてもらいました。
これがまたウマイのなんのって。今回サルデーニャで食べた中でも1、2を争うかな。
B&Bの前が美味しいジェラート屋さんなんて、偶然とはいえ運命を感じるのでした(←大げさ)
さて、ジェラートで充電したので、街歩き開始! -
アルゲーロは海岸沿いに広がる港町。全体で見ると結構大きいのですが、街歩きの見所となるのは写真中ほどの”CENTRO(チェントロ=中心街)”と書かれている部分。
注:この地図は西が上になっています。 -
CENTROの拡大図がコレ。たぶん500m四方もないんじゃないかな。
旧市街自体はホントにちっちゃいです。
これからちょっぴり散策するのは、この旧市街の部分。 -
さて、街歩きのスタートは海沿いのスリス広場(Piazza Sulis)から。
旧市街南側の海に面しています。
ここにあるのが写真の”スリスの塔(Torre di Sulis)”
元は”スペローネの塔(Torre dello Sperone)”と呼ばれていましたが、カリアリの革命指導者ヴィンチェンツォ・スリスが1799年〜1821年の22年間、この塔に幽閉されていた以降は、スリスの塔の名がポピュラーになったそうです。 -
塔のそばから海を覗くと、透明で澄んだ水の色。曇ってるからグレーだけど、晴れたらきっと美しい海の色が見られるんだろうな。
写真の左手に連なる城壁は、12世紀にドーリア家が町を建造した際に造られたもので、13世紀の終わりには更に防衛を強固にするため修復や拡張が行われました。
アルゲーロの町は城壁に囲まれた城塞都市となっていたのです。
城壁の要所要所には、スリスの塔のような見張り塔も備えられ、その塔の多くも今なお残されています。
スリスの塔から北西に向かって、城壁沿いに約1kmほどの遊歩道が続きます。美しい海を眺めながら、遊歩道を歩いていくことにします。 -
歩き始めてすぐ、気になっていたレストランを発見!
”ラ・レパント(La Lepanto)”と言って、サルデーニャの魚介料理を扱う料理人の中でも腕の良さで有名な方が経営しているというレストラン。
う〜ん、今夜はここで夕飯にしようか・・・でも高そうだねぇ。 -
海沿いをぶらぶら歩いて行きます。
グレーの空とグレーの海。
あ、でもちょっと青空が見え始めたかな。青い空と青い海が見たい! -
曇ってはいるけど、やはり美しい景色。
海を眺めながらの散策は、とても気分がいいものです。 -
ん?向こうになにやら不思議な物体が見えます。
-
どうやら石や矢を射る武器のようです。ここから、船で近づく敵を攻撃したんでしょうね。
今はちょっと味のあるオブジェになってます。 -
来た道を振り返ると、先ほど出発したスリスの塔、そして延々と続く城壁が見えます。
この城壁は、今も当時の70%が残っており、イタリアに存在する城塞都市でもこれだけ多くの城壁が現存しているのは大変珍しいんだそうです。 -
また塔が見えてきました。
-
”サン・ジャコモの塔(Torre di San Giacomo)”
別名”犬の塔(Torre dei Cani)”と呼ばれるこの塔は、かつて犬小屋として使われていた時期があったんだそうです。
ずいぶんちっちゃい塔だなぁ、と思ったら・・・ -
ちょっと離れて見たら海面のところまで高さがありました。
さっき見えてたのは上の一部分だったんだ。 -
八角形をしたこの塔、建設当時は3階層だったようですが、現存するのは2階層のみになっています。
-
サン・ジャコモの塔から北西の方角を見ると、恐竜の頭のような岬が見えます。
カッチャ岬(Capo Caccia)です。
その岬にアルゲーロ観光の目玉とも言える”ネプチューンの洞窟(Grotte di Nettuno)”という鍾乳洞があります。
明日船でカッチャ岬まで行き、洞窟を見る予定。楽しみ〜〜♪ -
海沿いの遊歩道にはカラフルな建物が並びます。そんなのを眺めながら歩くのも楽しい。
-
あ、トンガリ屋根の鐘楼が見えた!
”サンタ・マリア大聖堂(Cattedrale di Santa Maria)”のものです。
後で行ってみよ〜。 -
それにしても、この遊歩道はホントに素敵です。
古い石の城壁、道沿いに並ぶガス灯、海は穏やかで美しい・・・
歩くにつれ、どんどんアルゲーロの魅力に引き込まれていくのがわかります。 -
でも、遊歩道に残されたこの大砲が、本来はこの場所が敵から町を守る第一線であったことを実感させます。
-
城壁の隙間から海へ銃口を向ける大砲。
-
遊歩道の北端までやって来ました。
コロンとした丸い屋根がかわいい”カンパーナの塔(Torre della Campana)”は、「釣り鐘」という意味を持ちます。なるほど、そんな形ですね。 -
”ポルヴェリエーラの塔(Torre della Polveriera)”
18世紀半ば、サヴォイア家によって支配されていた頃に建造された塔。
ポルヴェリエーラは日本語で「火薬庫」の意味。当時はここに武器や火薬などを収納していたことから、この名が付きました。 -
港が見えて来ました。
港を見下ろす塔には、ステッラ・マリス(Stella Maris=海の星、カトリックにおいては聖母マリアを指します)の像が、海の安全を見守るように立っています。 -
遊歩道もこの辺りで終わり。階段で港へ下りて行きます。
この辺りから北東に向かってずっと港が広がっています。
ここ10年ほどで、この海岸線に沿って新市街が広がり、最近ではマリン・リゾートとしても人気が出てきたそうです。 -
この港から、ネプチューンの洞窟へ行く船も出ています。
バスや車で行く方法もあるのですが、ちょっと高いけどせっかくだから船に乗りたい♪ -
”マッダレーナの要塞(Forte della Maddalena)”、中央には”マッダレーナの塔(Torre della Maddalena)”を擁しています。
港に向かって堂々と建つ要塞は、16世紀に造られました。
この塔は別名”ガリバルディの塔(Torre di Garibaldi)”と呼ばれています。
イタリア統一運動を推進し、イタリア王国成立に貢献した軍事家ジュゼッペ・ガリバルディが、1855年、当時流行していたコレラから家族を守るために、このアルゲーロにやって来たことに由来しているんだそうです。 -
ちなみに、マッダレーナの要塞と塔を城壁の内側から見るとこんな感じ。
現在はレストランのオープンテラスになってるようです。 -
マッダレーナの塔の右手には、”ポルタ・ア・マーレ(Porta a Mare=海への門)”というアーチがあります。
ここをくぐり抜けると城壁の内側、旧市街の中心へと入って行きます。 -
アーチの中には小さな祭壇。聖母子像が置かれています。
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反対側の壁には時計や温度計など、様々な計器が飾られています。
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ポルタ・ア・マーレを抜けると、”チヴィカ広場(Piazza Civica)”に出ます。
この広場は今も昔も町の中心となる重要な場所で、歴史的建造物が多く残っています。
写真は旧市庁舎で、15世紀に建造されたものですが、後に幾度かの改修を経て、現在のファサードはネオクラシック様式になっています。 -
”ラヴァーニャ邸(Palazzo Lavagna)”
19世紀に建てられた、ネオクラシック様式の邸宅。現在は1階部分が店舗になっています。 -
歴史的広場の一画に海賊?!
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幽霊船の船長?!
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”レ・カラメッレ・デイ・ピラーティ(Le Caramelle dei Pirati=海賊のキャンディー)”というお店でした。
店内を覗いたら、色も形も様々なキャンディーが盛りだくさんでした。 -
”セッラ邸(Palazzo Serra)”
18世紀後半に建てられた、ネオクラシックとバロックが混在する邸宅。 -
このごってり重厚感いっぱいのファサードがひときわ目を引きます。
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チヴィカ広場から西へ進み、ドゥオーモ広場に移動してきました。
これがアルゲーロのドウォーモ、”サンタ・マリア大聖堂(Cattedrale di Santa Maria)”です。
中に入りたいのは山々ですが、そろそろB&Bに戻ってチェックインしなければならないので、とりあえずファサードを眺めるだけ。 -
ドゥオーモに向かって左隣には”旧ロザリオ教会(Ex Chiesa del Rosario)”、現在はドゥオーモをはじめとする町の教会から集めた美術品を展示する博物館になっています。
-
ファサードをよく見ると、扉の両脇や上階に、今は石で埋められてしまった戸口や窓らしき跡があります。
このことから、かつての教会は後に住居として使われていたのではないかと言われています。 -
旧市街を東西に横切るローマ通り(Via Roma)を東へ歩くと、こんな塔に行きつきます。
”ポルタテッラの塔(Torre di Porta Terra)”です。
16世紀に建てられたこの塔は町への唯一の入口だった為、頑丈なはね橋が備えられていたそうです。
中に入れそうだけど、時間がないので後のお楽しみ! -
塔を後ろから見るとこんな感じ。意外とのっぺりしてます。
悠長に街歩きしてたら1時間も経ってました。
18:00 B&B向かいの洋品店に戻り、マリオにお礼を言ってスーツケースを受け取ります。 -
今度は扉が開いてた〜!
オーナーのセヴェリーネが外に出て迎えてくれました。
今日から2泊するB&B”ポセイドン(Poseidon)”です。
Via Cagliari, 28, 07041 Alghero
TEL:328 889 7415
http://www.poseidonalghero.com/ -
小さいけど、ちゃんとエレベーターもあります。
でも、宿は2階だから階段で上がれちゃいます。 -
ここは朝食ルーム。
朝はここにパンやヨーグルト、コーヒー、ジュースなどが並びます。
各部屋に冷蔵庫はありませんが、写真左手の共用の冷蔵庫を自由に使う事ができます。 -
こんな感じの超軽食なんですけどね。この他にパンやスポンジケーキもありますが、ちょっともの足りない感じ。
他の宿泊客は自分でハムやチーズを買ってきて冷蔵庫に入れておき、朝食の際に食べてました。 -
私が宿泊した部屋です。広々としていて清潔感があり、掃除も行き届いています。内装の趣味がとてもよくて、落ち着く雰囲気。wi-fiも問題無く使えます。
なんと言っても低反発のマットが寝心地最高で、夜もぐっすり眠れました。 -
この部屋、なんと1泊31.50ユーロだったんです。同クラスの宿の1泊分の料金で2泊できちゃう計算。
こんなにキレイで広々した部屋、旧市街にも港にも徒歩5分圏内、空港行のバス停もすぐ近くにある便利な立地でです。
ホントにお得な宿でした♪ -
バスルームも明るくて清潔。給排水も問題ありませんでした。
ドライヤーは共用のものが廊下に置いてあるので、それを借りることができます。
アメニティはボディーソープくらいだったかな。でも問題なーし。 -
脱着式のシャワーはホントにウレシイ。リーズナブルな宿だと、固定式のシャワーでガッカリすることもあるので。
荷物を置いてチェックインを済ませたら、ちょっと休憩。疲れたけど、まだまだ街歩きは続きます! -
19:00 再び街歩き開始!いつの間にか曇天も晴れ渡り、青空が広がってます。やたー!
まずは”サン・ジョヴァンニの塔(Torre di San Givanni)”にやって来ました。
16世紀に造られましたが、18世紀前半に軍事上の理由で縮小されます。それでもなお直径10mもある大きな塔です。 -
サン・ジョヴァンニの塔の北側を見ると城壁が伸びていて、向こうには先ほど見たポルタテッラの塔が見えます。塔と塔が城壁で繋がっていたことを実感する、とても面白い場所です。
-
どんどん旧市街の内部へ入っていきます。
19:00とはいえ、通りはまだまだ人で賑わっています。 -
”ミゼリコルディア教会(Chiesa della Misericordia)”
旧市街の南端の遊歩道にほど近いところにあります。先ほど行ったサン・ジャコモの塔からは100mほど。
元々は別の場所にあった同名の教会が古くなった為、1662年、この場所にさらに大きい教会を建て直しました。
ファザードは至ってシンプルですが、両脇の付け柱の上に鐘楼が2つ付いているんです。この写真ではわかりにくいのですが・・・。
扉の上、三角の部分には聖母子のレリーフが施されています。 -
内部は単身廊式で、左右のアーチごとに2つずつ礼拝堂があります。
真っ先に目に着くのは、茶色の切石を組み合わせた温かみのある天井。 -
教会でこういう天井も珍しいですね。とてもステキ☆
-
主祭壇もシンプルですが、中央の”慈悲の聖母(Madonna della Misericordia)”の像と、上部のステンドグラスが美しく引き立ちます。
-
”慈悲の聖母(Madonna della Misericordia)”
黄金の衣装をまとい、優しい微笑みを浮かべています。 -
十字架のステンドグラスも美しい。
身廊の天井は切石で作られていましたが、この後陣の天井だけはレンガで作られているんだそうです。 -
外に出て、ミゼリコルディア通りから右手を眺める。
あっ、カラフルなマヨルカ焼のクーポラ!サルデーニャではホントによくこのマヨルカ焼のクーポラを目にしました。
どれどれ、あそこに行ってみましょう♪ -
”サン・ミケーレ教会(Chiesa di San Michele)”
カラフルなクーポラはこの教会のものです。
私の好きな大天使ミカエルを祀った教会、楽しみです♪
現在のドゥオーモであるサンタ・マリア大聖堂ができるまでは、この教会がドゥオーモだったんだそうです。
とはいえ、今もアルゲーロではサンタ・マリア大聖堂に次いで2番目に重要な教会とされているのは、町の守護聖人・大天使ミカエルを祀っている為です。
14世紀に建立されたと言われていますが、1612年〜1675年にかけて再建され、現在の姿になりました。サルデーニャにおけるバロック様式の建造物の中でも、もっとも重要なものの一つとされています。
この教会で最も特徴的なのは、先ほど見えたカラフルなクーポラ。八角形の土台にカラフルなマヨルカ焼を施した大きなクーポラは、海沿いの遊歩道からもハッキリと見て取れ、人々の目を楽しませています。 -
内部は単身廊式、翼廊と、左右のアーチごとに各3つずつ礼拝堂が作られています。
豪華過ぎもせず、シンプル過ぎもせず、ほどよい装飾が施されている印象。 -
身廊両脇のアーチはコリント式の柱で支えられています。
柱とアーチの落ち着いた色、サルデーニャの教会はこういった素朴な石の色を活かした装飾が多いと感じます。 -
主祭壇。黒大理石の4本の円柱が、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
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祭壇上部の細かい漆喰装飾にも目を見張ります。天辺にはイエズス会の青い紋章も見えます。
-
祭壇画はもちろん大天使ミカエル!コウモリのような羽を持つサタンを退治したところです。
カッコイイ〜、いつ見ても惚れ惚れします♪
ミカエルって、色んなものを退治して踏んづけてますよね。ドラゴンとか、悪魔とか、堕天使とか・・・
とにかくその雄姿にいつもウットリしてしまいます。 -
こちらは3Dバージョン。木製のミカエル像です。
これもサタンを退治して首に鎖をかけた挙句、踏みつけてますね(笑) -
凛々しすぎるっ!
-
もう、グーの音も出ないサタン。
-
左翼廊。
イエズス会創始者の一人で初代総長、聖イニャツィオに捧げられた礼拝堂です。
1678年に作られた祭壇は主祭壇同様、細やかな漆喰装飾がとても美しい。 -
天空には十字架を背負ったキリスト、それを陶酔した表情で見つめる聖イニャツィオ。彼の足元では天使が、本に記されたイエズス会のマークを指差し、横たわる男に何かを訴えかけています。
-
右翼廊。
こちらはフランシスコ・ザビエル(イタリア語だとサン・フランチェスコ・サヴェリオ San Francesco Saverio)に捧げられた礼拝堂です。日本に初めてキリスト教を伝えた、あの方ですね。 -
こちらもやはり漆喰装飾の美しさが際立っています。
端々まで細かく丹念に作り上げられている感じが伝わります。 -
祭壇画が光ってしまってよくわからないのですが、中央に描かれているのがザビエルです。
-
左に3つある礼拝堂の一つ、インマコラータの礼拝堂.
処女マリアに捧げられたものです。
左右の壁や天井は一瞬フレスコ画かと思いますが、美しい漆喰のレリーフが施されています。 -
入口の上部、これが何気ないようでいて、よく見るととてもキレイだった。
-
3つのアーチ型の窓の下には、こんな細やかな木製の透かし彫りが施されていました。
中央にはもちろん、イエズス会の紋章。
凛々しい大天使ミカエルと美しい装飾の数々を堪能し、大満足で教会を後にしました。 -
サン・ミケーレ教会のあるカルロ・アルベルト通り(Via Carlo Alberto)はお土産もの屋さんやジェラート屋さん、洋品店などが並び、とても賑わっています。
中でも、アルゲーロの特産品であるサンゴのアクセサリーを扱う店が多く、美しく飾られたショーウィンドウを眺めているだけでも楽しい。 -
やっぱり定番は気品あふれる赤かなぁ。
-
でも、青が好きだからブルーサンゴも魅力的!
母へのお土産はサンゴのアクセサリーに決めた。後でゆーっくり見よう。 -
カルロ・アルベルト通りを北へ北へ進みます。
-
すると、もう一つ重要な教会があります。
”サン・フランチェスコ教会(Chiesa di San Francesco)”です。
よかった、まだ開いてた!
そそくさ入口にかけよると・・・修道士さんに止められた。「今日はもう終わりだよ、明日明日!」
仕方ない、明日ゆっくり見よう(-_-;) -
場所は変わって、プリンチペ・ウンベルト通り(Via Principe Umberto)。
カルロ・アルベルト通りと平行していますが、こちらは細い路地でお店はほとんど無く、生活感が漂います。
その通りに突然現れる立派な建物がコレ、”市民劇場(Teatro Civico)”。
19世紀後半に建てられた、ネオクラシック様式の劇場で、284席を有しているそうです。 -
劇場に向かって右手に建っていた古い邸宅。今は人が住んでいるかどうかもわからないほどですが・・・
近づいてみると、文字の入ったプレートが壁に貼ってありました。 -
「この家には、サルデーニャ王国の将官であり、自然科学者、地図製作者、そして政治家でもあったアルベルト・フェッレロ・デッラ・マルモラが滞在していました。」
と書いてあります。トリノ出身でイタリア独立戦争やクリミア戦争で活躍した人物です。そんな著名な人が滞在した、由緒ある邸宅だったんですね。 -
そろそろ陽も傾いて来たので、海の夕景を見に海岸線の遊歩道に出ました。
左手に見えているのはスリスの塔です。
まだちょっと雲が多いけど、到着してすぐに見た曇天の景色より、やっぱりはるかに美しい! -
あ〜、キレイキレイ☆
自然が生み出す風景って、毎分毎秒違うんですよね。今見たこの風景は次の瞬間はもう見られない。
そう思うと、しっかり心に留めとかなきゃ〜って思います。 -
イチオシ
数時間前も通った道。
でも、今は暮れゆく陽の中で、全く違った表情を見せてくれます。 -
イチオシ
もう・・・どこ見てもキレイだ。泣けてくる(T_T)
-
感動したらお腹がすきました。もう20:00、そろそろ夕飯にしよ〜♪
お店はB&Bのオーナー・セヴェリーネが勧めてくれたトラットリアに決めていました。気になっていたラ・レパントは、彼女いわく美味しいけど高いそうなので、もっとリーズナブルなところを教えてもらいました。
そのお店が、このカヴール通り(Via Cavour)にあるはずなんだけど・・・ -
あったあった、”トラットリア マルコ・ポーロ(Trattoria Marco Polo)”
Via Cavour 46 07041 Alghero
TEL:079 9738476
http://www.trattoriamarcopolo.com/index.html -
なんだか隠れ家的な雰囲気です。セヴェリーネもよく来るお店で、魚介料理が美味しいと勧めてくれました。
-
店内はまだ空いていました。カメリエーレに一人だと告げても、嫌な顔せず席に通してくれました。
品があるけど気取らない、とても落ち着く雰囲気のお店です。
写真には入口付近の席しか写っていませんが、ずっと奥にも席があるようです。 -
メニューを見て、魚介料理が食べたいとカメリエーレに告げると、この前菜3品のセットを勧めてくれました。
ちなみに、写真上にパンがありますが、このお店のパンがびっくりするほど美味しくて、まずはそれに感激したんです。
3種類のパンが盛り合せてあるのですが、右の楕円のパンと、その隣のダイス状に切ってあるパンが、イタリアでは珍しくふっかふかに柔らかくて!大体この手のパンは乾燥していて固いものが多いのですが、このクオリティーは日本のものに近いです。とにかく柔らかい!
そして、美味し過ぎておかわりしてしまったのが、一番左手の少し黄金色になっているパン。これはオリーブオイルで揚げてあるらしく、ブルスケッタのようにサクサク、だけど揚げてるからジューシー!食べる手が止まりませんでした。 -
パンでだいぶ引っ張ってしまいましたが、まず前菜の1品目です。
タコとポテトのバルサミコソース和え。火の通し加減が絶妙で、タコはプリプリ。バルサミコソースのまろやかな酸味と甘味がクセになる美味しさ。塩加減も丁度よかったです。 -
2品目はメカジキ(pesce spada)を軽く酢に漬けた感じのもの。ルッコラとミニトマトが添えてあります。
魚の身がしっとり締まっていて、シメサバのようなサッパリした味。日本人好みの味でした。これも美味しい! -
3品目はカメリエーレに「ガットゥッチョ」と言われてよく分からなかったのですが、ホシザメでした。
トマトソースで煮たもので、ちょっとピリ辛なのがたまらない!ワインが好きな方ならきっと良いおつまみなのでしょうが、私は・・・ -
揚げパンにトッピングして食べました。これ、めっちゃ美味しかった!
前菜3品はどれも美味しく、量も十分、これで10ユーロはお得だなぁと思います。 -
プリモピアットは、カリアリで食べて虜になったパスタ・フレーゴラ(フレーグラとも言う)。
写真を見ると、まるでリゾットのようですが、サルデーニャ特有の丸いつぶつぶのパスタなんです。これがもちもち食感でたまらなく美味しい♪ -
とにかくエビ、イカ、タコ、アサリ、ムール貝など魚介が盛りだくさんなので、海の香りの出汁が良く出ています。トマトと一緒に煮込んであるので爽やかさもありますし。
パスタ・フレーゴラの火の通し加減も絶妙で、もちもち食感が楽しめました。
これで16ユーロ。魚介のボリュームを考えれば、決して高くはありません。
カリアリで食べたのより美味しかった〜〜♪ -
最後はずっと食べたいと思っていたセアダス(seadas)。サルデーニャ伝統のデザートです。パイ生地にペコリーノチーズ(羊の乳のチーズ)を詰めて揚げ、ハチミツをかけたものです。
これが4ユーロ。 -
割ってみると、中にはアツアツのペコリーノチーズ。チーズ好きにはたまらないデザートです。
ハチミツがよく合うんですよ〜、ペコリーノには。私はサルデーニャに来てこの組み合わせにすっかりハマりました。
このセアダスにかかっていたハチミツはレモン風味で、それがまた美味しかった♪
以上3品に、コペルト(テーブルチャージ)2ユーロ、水2.50ユーロで、トータル35.50ユーロでしたが、0.50値引きしてくれたので35ユーロでした。
大満足〜〜! -
21:15 トラットリアを出ると、もうすっかり陽が落ちていました。
このまま、また海岸線を散歩して帰ろ〜っと。 -
遊歩道の散歩は本日3度目です。とにかくこの道が気に入ってしまって。
どの時間帯に来ても、やっぱり美しいんですよね・・・。 -
マジックアワーの幻想的な空の色。水平線には恐竜の頭のようなカッチャ岬が浮かび上がってます。
-
まだバカンスシーズンにはちょっと早いから、遊歩道沿いのレストランも人がまばら。
でも、お陰で素晴らしい景色を静かに堪能することができます。 -
イチオシ
アルゲーロはきっと美しい町だろうと来る前から想像していましたが、正直ここまで美しいとは思いませんでした。
心臓をぎゅーっと捕まれて、もう離されない感じ。 -
夜は格別にロマンチックだなぁ〜。
-
遊歩道の途中から一旦旧市街の中に入りました。町の夜景も見たくて。
これは夜のドゥオーモ。
昼とはまた違って、神秘的な姿を見せています。まるで神殿のような。 -
建物と建物がアーチで繋がる通り。
とってもステキです☆ -
旧市街の中心、チヴィカ広場へ向かいます。通りの右手には昼も見たセッラ邸の堂々たるファサードが。
-
灯りに照らされたショーウィンドウは、赤と黒で統一された個性的な品が並びます。オシャレですね〜。
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チヴィカ広場にやって来ました。観光客が多かった日中とは違い、落ち着いたムード。
写真は15世紀初頭に建てられた”アルビス邸(Palazzo d'Albis)”。サルデーニャ王国副王の仮住まいとして使われていたそうです。
現在は1階部分にレストランやジェラート屋さんが入っています。 -
イチオシ
旧市街から城壁の外へ出るポルタ・ア・マーレを抜け、港にやって来ました。
ここも憎らしいほど美しい! -
ただただ、その美しさに感動するばかりです。
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ライトアップされたマッダレーナの要塞。後ろには月がぽっかり浮かんでました。
日本なら”荒城の月”のシチュエーション。 -
マッダレーナの塔。かつてはここで、番人が夜も見張りをしてたんでしょうね。
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イチオシ
ずーっと見ててもあきない、夜の港。
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時折カモメの鳴き声と、ちゃぷんちゃぷんという船がさざ波にゆれる音だけが聞こえます。あとはとーっても静か。
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とーっても静か。
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陽がすっかり落ちて闇に包まれるまで見ていたいけど、今日もたくさん歩いて疲れてしまいました。
明日は観光も最終日だし、またたくさん歩かなきゃいけないので、そろそろB&Bに戻って休むことにします。 -
帰りがけ、明日ネプチューンの洞窟へ行く船の時間を見に、港にあるチケット売場に立ち寄りました。
始発の船は9:00に港を出て洞窟へ行き、洞窟から戻る折り返しの船は11:30に向こうを出発するようです。よし、これに乗ろう!
明日が楽しみです♪
・・・ところで。この旅行記のタイトルにアルゲーロの町を「小さなバルセロナ」と書いていますが、実は私はバルセロナに行ったことはありません。
だからアルゲーロがバルセロナの街並に似ているかどうかは、正直よくわからないんです。
でも、町を歩いていて思ったのは、建物に使われている石の色や質感、漠然とした雰囲気がやはりイタリアのそれとはちょっと違い、異国情緒を感じるというか・・・。
もしアルゲーロとバルセロナが似ているとしたら、いつか絶対バルセロナの街歩きをしたいです。だって、アルゲーロの街並がとっても気に入ったから。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- spumamiさん 2016/08/24 10:00:13
- 先手必勝!
- おはよ〜ございます。
「何故小さなバルセロナなの?」って質問しようと思っていたら
「私に聞くなよ!」と言わんばかりのコメント・・・笑っちゃいました(^o^)
バルセロナも行ってみたいですよね〜!
スペインはきっと嵌ると思う。だから現世では行かない〜!^^
洞窟は船で行くんですね〜
どんなところか楽しみです♪
spumami
- めておら☆さん からの返信 2016/08/24 11:53:32
- RE: 先手必勝!
- mamiさん、こんにちは〜!
ははは、またタイトルで笑わされた(^^;)
そう、バルセロナに行ったこともないのにタイトルに謳うなんて、「誇大広告、JAROだJAROだ!」って言われそうだったので、最後に丁重に言い訳させていただいたんですが(汗)
でも、特異な雰囲気を持つサルデーニャの中でも、更に別の何かを持つ町だなって感じでした。私はその雰囲気がすっごく気にいってしまったんですよー。
> スペインはきっと嵌ると思う。だから現世では行かない〜!^^
その気持ち、すっごくよくわかる!私もね、スペインは一度行ったら絶対ハマると思う。
だから行きたいんだけど、今はまだイタリアでいっぱいいっぱい、イタリアだけに夢中になっていたいので・・・私も来世かな(笑)
いつもグダグダな旅行記にお付き合いいただいて、本当にどうもありがとうございます!
めておら☆
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