2016/05/10 - 2016/05/13
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walkingmanさん
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81日間の欧州旅。スペインでサンティアゴ巡礼をするということ以外、どこに行くかは現地で決めるというほぼノープランの旅。
その2はロンドンからスペイン・マラガに飛び、コルドバまでの記録です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ノルウェー・エアシャトル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7月10日、ロンドンからマラガへ、午前10時発の便で飛びます。利用したのはノルウェイジャン。ノルウェーのLCC。イギリスからスペインへの移動ですがノルウェーの航空会社。ちなみに直行便です。
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13:45マラガ空港到着。列車でマラガ市内へ、さらにバスでグラナダへとむかいます。
当初はマラガに1泊して観光してからグラナダへ入るルートを想定していましたが、気が変わってマラガは素通りすることにしました。
というのは、雨が降っていたから。
傘を持っていないし買う気もないので町歩きはしづらい。それに、雨のマラガって何をすればいいのか考えつきません。ならば、さっさと移動してしまおうというわけです。マラガの宿を予約していないので、キャンセル云々って雑事もないし、状況次第ですぐに対応できるのがフリー旅のいいところです。
グラナダに入ったのは夕方遅い時刻。この日は移動で終わり。 -
翌日、朝一番でアルハンブラ宮殿へとむかいます。人気のアルハンブラは事前予約がベターだそうで、当日券は売切れの場合があると聞きました。ノープランの僕は予約なし。アルハンブラを見たくてグラナダに来たのに、入場できなければたまりません。8時の開場前に到着するように宿を出ます。
アルハンブラは丘の上にあるので、そこに至る道は当然登り。まだ体が目覚めていない時間帯での階段道はきついものがあります。 -
07:45、アルハンブラ宮殿到着、開園15分前にもかかわらず、100人は並んでいます。噂通りの人気です。
アルハンブラ宮殿の見学は午前、午後、夜と時間帯が区切られていて、宮殿の中でも人気のあるナスル朝宮殿については、さらに入場時間まで指定されます。料金は時間帯や入場範囲で異なりますが、一般的な入場料が14ユーロで別途予約料が1.4ユーロです。この予約料というのが納得いかない料金でして…。
自動券売機の操作パネルには午前か午後かの選択がでるので、午前を選択しました。すると『ナスル朝宮殿の見学は12:30』と印刷されたチケットが吐き出されてきました。
“僕、なんか指定した?”
当日券を自分で券売機を操作してチケットを買うのに、なぜ予約料を請求されたのでしょうか。しかもナスル朝宮殿の入場時間は指定できません。一方的に時間を決めておいて予約料とるって、どういう事?。 -
そのアルハンブラですが、素晴らしいです。特にナスル朝宮殿は美しい。
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ヘネラリーフェ庭園もいいです。幾何学模様に植物を配置したヨーロッパらしい庭園です。ここでも噴水を多用しています。緑の壁が配置されていて庭がパートパートで区切られているので、観光客が多い割には静かで落ち着いた空間に仕上がっています。
ナスル朝が支配したのは13-15世紀、スペインイスラムは既にその影響力を失いつつあり、トレドやコルドバをキリスト教徒に奪われた時代のことです。憂国の王朝というところでしょうか。徐々に勢力を奪われながら、王はこの庭の隔離された空間で何に思いを馳せていたのでしょうか。そう考えると、切ない庭でもあります。 -
アルカサバ地区はガッシリとした石造りの要塞、高い丘の上に築かれた石の壁は装飾がいっさい排されていて、美を追求して造られたナスル朝宮殿とは雰囲気がガラリとかわります。
アルハンブラ宮殿は訪れる場所により様々な表情を見せてくれますが、その背景に滅びの美学とでもいいますか、憂いとでもいいますか、哀愁の情が宮殿全体に感じられて(自分勝手に妄想しているだけですが)、よかったです。 -
次にグラナダのカセドラルを訪ねます。茶色っぽい色合いが目に留まります。カテドラルの中では地味な方でしょうか。
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カテドラルの近くにある王室礼拝所。狭まめの建物に大勢の観光客が訪れていたので、少し人疲れしました。
ここはスペイン帝国の祖である偉大な王様の墓所です。イザベル女王とフェルナンド国王の柩はそれはもう立派なもので、見る価値ありです。スペイン人にとっては王国の基礎を築いた偉大なる英雄ですからね。柵越しの見学というのが残念ですが、それだけ大事にしている場所だということなのでしょう。 -
アルバイシンの丘からのアルハンブラ宮殿の眺めはあまりにも有名。実際に立ってみると納得です。ここまでは旧市街から狭い迷路のような路地坂を上がります。
グラナダは坂だらけです。もう一度訪れたい町ではありますが、歳をとる前に行かないと、歩き回るのが辛くなるでしょうね。 -
グラナダをあとにコルドバに向かいます。
コルドバはメスキータとアルカサルの2ヶ所さえ見学できればいいと思いました。グラナダからコルドバまではバスで3時間なので、昼頃に入れば1泊でもなんとか見学できるかなあ。
あらかじめバスの時刻表は調べていて、10時発のバスに乗車するつもりで9時40分にグラナダのバスターミナルに着きました。ところが、10時発のバスは満席だという。まさか満席とはねえ…。
次のバスは12時発。2時間もあるけれど、グラナダのバスターミナルは中心部からは離れているので、戻ってもそこで過ごせる時間はわずか。バスターミナルで暇つぶし。
12時のバスに乗車するとコルドバ着は15時頃。
“いくら日没が遅いスペインといえども、2ヶ所を押さえるのは無理かなあ。”
コルドバ滞在を1泊にするか2泊にするか考えが揺れます。
ネットで見つけたコルドバの宿はメスキータのすぐ近くにありました。これは便利。
宿のおばちゃんが「朝一番ならメスキータもアルカサルの無料で入れるよ」と教えてくれました。
“ならば今日は欲張らずに、メスキータだけ観光しますか” -
メスキータ。すごいです。
建物に入ると紅白の縞模様が彩食されたアーチが累々と重なる光景が目に飛び込んできます。写真でお馴染みのアングルなのに、実物を見たら「ウァー」って声が出てしまいました。とても美しい。モザイク装飾にも繋がる連続性の美しさです。
イスラム教のモスクを改造したとあって、他のキリスト教会とはまったく違う雰囲気を持っています。教会、特にカテドラルは天井高くという発想の建物が多いですが、ここは平面に広がっていく感じ。改修はされていますが、イスラムのミフラーブも残されている。他とは違う佇まいに魅了されました。 -
このミフラーブがまた豪華で、ほの暗い聖堂内で黄金に輝いている。あまりの美しさに、ここを支配したキリスト教徒側も、壊すのをためらったのでしょうか。
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祭壇はキリスト教徒の職人がイスラムの職人に負けないよう力をいれて作ったものかもしれませんね。模様が美しい。見ごたえがあります。
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偶然ですが、この時期コルドバではパティオ祭りといって中庭を花で美しく飾り付け、それを一般に開放して見てもらうというイベントが行われていました。パティオを開放している場所が記された地図を持って町を散策。短時間ですべてを見学することはできないので、適当にいくつか訪ねます。
ベランダに花を飾っているところも多くて、町中で花が咲いています。 -
家主が壁にかけられた鉢を釣竿のような道具でひっかけて下ろして水をやるという作業を繰り返していました。庭作りにはとても手間がかかっているのですね。
パティオを探して歩き回ったものだから、あわせてコルドバの町をあちこち見て回ることになりました。これなら、明朝アルカサルを見学すれば、コルドバはもういいかなあという気になりました。なので、コルドバは1泊で抜けようと思いました。 -
翌朝、アルカサルへ。早めに行って開門と同時に中に入りました。人数は10人足らず。無料をねらった見学者が多いのかと思ったら意外と少ない。これなら落ち着いて見学ができそうです。
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アルカサルは石作りの城。がっちりとはしていますが、これで防衛設備として十分だったのかどうか。分厚い壁に覆われてはいますが、平地にあって防衛能力は弱そうな気がしました。
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アルカサルの見所は庭でしょうか。中心に池を配し噴水を置いた涼しげな庭は、アルハンブラ同様、夏が暑いスペインの庭園って気がします。ここでも花が美しく飾られていました。
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アルカサル見学は早々に切り上げてメスキータにむかいました。無料で入れるのであればもう一度メスキータを見ておきたいという気持ちが強かった。僕の評価は断然『メスキータ>アルカサル』なのです。アルカサルも悪くはないんだけど、どことなくアルハンブラと似ているところがあって、比較してしまったんだよね。
ということで無料で入場できる時間ギリギリにメスキータに入りました。ところが、前日と違って主要なところはロープで規制されて入場できないようになっている。おまけに、9時半になると退場させられます。ずっとは居させてくれないみたい。これでは消化不良。有料で入ってしっかり見学したほうがいいです。
この他にローマ橋を渡ったり繁華街を歩いたり、短い時間だったけれど動き回ったコルドバでした
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