2016/05/07 - 2016/05/10
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walkingmanさん
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81日間の欧州旅。スペインでサンティアゴ巡礼をするということ以外、どこに行くかは現地で決めるというほぼノープランの旅。
その1は日本出発から最初の訪問地ロンドンまでの記録です。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 2.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2016年5月7日、欧州81日間の旅にでかけます。旅行期間が長いのでざっくりした計画だけ立てて詳細は現地で考えるスタイルで臨みます。
そもそもはスペインのサンティアゴ巡礼をしたかったこと。でもこれは歩き旅なので正確な日程が読めません。
出発前にざっくり立てた計画は『日本からロンドンに入りマラガへ飛ぶ。南スペインを観光した後、セビリアからサンティアゴデコンポステーラまで歩き旅。巡礼に要する日数を40日強と仮定すると残りは30日強。スペインからヘルシンキへ飛んでバルト三国に入りブダペストまで南下するのに20日程度。その後、ウィーンかベオグラードあたりからロンドンに飛んで、数日滞在してから帰国』というものです。
具体的にどこへ行くか、何日滞在するかは現地で考えることにして、大阪からロンドンまでの往復とロンドンからマラガへの片道航空券、それとロンドンの宿だけ予約して日本出発です。
大阪からロンドンまでは中国国際航空を利用しました。選択の決め手はズバリ安かったから。旅の予算を60万円と考えているので、金額は航空会社決定の重要なファクターです。
自宅から関西空港へ移動、ラピートなんて乗りません。特急料金のかからない電車を利用します。
予定より早め、出発の2時間半前に関西空港に到着しました。チェックインの際に預けた荷物の重量が7.4kg。これに機内持込のタブレットやカメラ等を加算すると、総重量9kgってところでしょうか。荷物は極力減らしたつもりだったけれど、予想より重い。普通の旅なら問題ない重量ですが、今回の旅はサンティアゴ巡礼ですから、荷物を担いで歩かなければならない。この他に現地で調達する水や食料、ガイドブックが加わるので、総重量は10kgを超えそうです。黄色信号のレベルですね。 -
『旅程は適当』ですが、とりあえずロンドン往復の航空券を買いました。5月7日に到着してから10日までの3泊のロンドン滞在です。といっても、到着は夜ですから、実質2日間の滞在です。
その2日の間にどこに行こうか。
まず訪れたのは大英博物館。実に30年ぶり2度目の訪問です。 -
ギリシャ神殿風の正面玄関をぬけると大きなガラス屋根のロビー。
“こんな感じだっけ?”
なにしろ30年ぶりですから、博物館のことはよく憶えていません。有名なロゼッタストーンとエジプトミイラを見学した記憶はあるのですが…。
大英博物館は広いですね。展示品の数は膨大で、ていねいに見てまわっていては大変なので、館内にあったフロアマップに印された必見の展示物をセレクトしてつまみ食い見学。それだけでも3時間はかかりました。 -
その必見とされた展示物のひとつがこれ。『Samurai armour』、日本の鎧兜です。日本のものが必見リストにはいっているというのはうれしいのですが、正直、この程度の品は日本のあちこち展示されているわけでして、大英博物館の至宝として取り上げるほどのレベルなのでしょうか…。
必見とされた展示物の原産地?は中近東、アフリカ、イースター島と世界各地に分散している。文物の貴重性よりも地域性に配慮しているのかなあと思いました。もしくは、世界各地の文物を展示して、地球の覇権を握ったイギリスの過去の栄光を誇示したいのかのどちらかですね。 -
大英博物館を見学してからトラファルガー広場まで歩きました。先進国の都市交通は値段が高いものですが、ロンドンのそれは高くて驚きます。地下鉄にちょっと乗ったら2.4ポンド(390円)ですか。
僕のような倹約旅行者は気軽に利用できません。歩いて30分程度の距離なら地下鉄は使いません。倹約、倹約。 -
トラファルガー広場前に建つナショナルギャラリーへ。世界的に有名な、第一級の絵画館ですが、僕の評価は低めです。これといった名画は少ないように思うのだが、世間一般では高評価ですよね。
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いつもにぎやかなコベントガーデン。この日も大道芸人が大勢の観客を集めていました。
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コベントガーデンにやってきたのは、その近くにある本屋が目的です。スタンフォーズという店で、地図やガイドブックを専門に扱っている本屋です。世界でも一二を争う規模。
3フロアにわたって世界の地域ごとにガイドブックや地図がぎっしり並んでいました。
僕はこのあとスペインのサンティアゴ巡礼で銀の道というルートを歩くのですが、ガイドブックの用意がない。ここで手に入れようというわけです。 -
銀の道を歩くにあたって、事前にガイドブックを手に入れようと、日本にいるときにネットでさがしました。でも英語のものは一種類しか見つかりませんでした。しかもネット販売だから中身もよくわからない。そこで、ロンドンに立ち寄るのであればスタンフォーズに行けばガイドブックが何冊かあるだろうから、内容を見比べて使いやすそうなものを選んで買おうと考えたわけです。
ところが、残念なことに、スタンフォーズにあったのは一冊だけ。それも素人が自費出版でもしたような簡易なもので、こんなの役に立つのかなあという代物。地図はとても簡単な図だし、説明文も薄っぺらい。
買うかどうか迷いました。あまり役に立たない気もするのですが、かといってガイドブックを持たずにインターネットで得た情報だけで歩くのも心細い。たとえ満足できない中身でも、保険のつもりで持っておくべきではないのか。散々考えて、買うことにしました。でも、結論から言うと巡礼中、この本をひらくことはありませんでした。
サンティアゴ巡礼とはスペイン北西部にある町サンティアゴデコンポステーラを徒歩(又は自転車・馬)で目指すというもの。日本ではあまり知られていませんが、ヨーロッパでは人気のあるレジャーです。だからガイドブックもたくさんでているのだろうと思っていました。
実際、同じサンティアゴ巡礼でも別ルート(フランス人の道)のガイドブックはスタンフォーズにも何種類も並んでいました。
ところが、僕がこれから歩こうとしている銀の道についてはこんな薄っぺらなものしかない。銀の道を歩く人は少ないとは聞いてはいるのですが、ガイドブックが見つからないほど人気がないのでしょうか。不安が頭をよぎります。 -
翌日はロンドンの中心部を離れて、郊外のグリニッジを訪ねました。中心部から1時間程ですから、気軽な日帰り観光ができます。グリニッジへは地下鉄Tower Hill駅からDLRという新交通を乗り継ぎます。
高架を走るDLRからは新しいビルが並ぶ新ロンドンの街並みが見渡せます。凝ったデザインのビルも多くて、楽しい車窓です。無人運転なので先頭席に座ることができます。 -
Cutty Sark for Maritime Greenwichという駅で下車します。
その名の通りすぐそばに帆船カティーサーク号が展示されていました。インドとイギリスを結ぶ貿易船として活躍したカティーサークですが、僕にはウイスキーの印象の方が強い。
中を見学できるようでしたが入場料を払ってまで見学したいとは思わないので、外観だけでパス。 -
駅前に観光案内所があったので立ち寄り情報収集。僕がグリニッジについて知っていることは、そこが世界遺産に登録されていることと天文台ぐらい。ここで見学する施設を吟味しました。カティーサーク号に海軍大学、海洋博物館と、海に関する施設が並びます。天文学は航海術と深い関係にあるので、この地に天文台があるというのは自然な流れなのですね。
旧王立海軍大学の施設のいくつかは見学ができるようです。さっそく大学の敷地へむかいます(というか、案内所がもう大学の中みたいですが)。
写真は旧王立海軍大学大広間。大きな天井画が目立ちます。ダイニングセットが飾られていました。晩餐会でも行われたのでしょうか。 -
小さいながらもチャペルもあります。
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グリニッジ海事博物館。
イギリスでは博物館見学ははずせません。グリニッジ海事博物館は子供でも楽しめるような工夫がされた展示内容です。内部は撮影不可。 -
いよいよメインの天文台を見学します。イギリスでは多くの博物館が無料で見学できるのだけれど、ここは有料(9.5ポンド、1,511円)です。
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メインの見所はやはり望遠鏡でしょうか。世界標準時の子午線上にある望遠鏡ですから、その精度や大きさ云々より、ここにあることに価値がある望遠鏡です。現在の技術レベルからいけばお話にならないレベルなのでしょうが、数百年前にこれだけ大掛かりなものを作るということは財政的にも負担だったでしょうね。
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望遠鏡の他には時計の展示が充実していました。ぜんまいや歯車の動きに見入ってしまいました。
機械大好き!。 -
この天文台が唯一無二なのは世界標準時の天文台だということ。外には経度0の線が引かれていて、皆さん、その線上に乗ったり、あるいはまたいだりして記念写真を撮っていました。
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天文台は観測がしやすいように小高い丘の上にあります。天文台台付近からロンドンの町が遠望できます。ロンドンって古い石造りの建物のイメージがあったけれど、近代的で個性的なビルが多いことに気がつきました。
僕は明日朝の飛行機でロンドンを離れますが、帰国前に再びロンドンに戻ることになっています。その際には観光名所巡りではなくて、ビル巡りをしようかなあと思いました。 -
カティーサーク号のそばに気になるもの発見。
円形の建物があって、どんどん人が入っていきます。
“あれは何?”
興味が惹かれたので僕も中に入ってみました。
中央にエレベーター、それを囲むように螺旋階段があって、下へと降りられるようになっています。先へ進むと、 -
川の下に掘られたトンネルでした。歩行者と自転車が行き来できるように造られたものなんですね。
この上にはテムズ川が流れています。そう、グリニッジって川の町なんです。港というと海のイメージですが、川に造られた港なんですね。
地下道を歩いてみました。対岸まで10分弱、案外時間がかかりました。川を挟んでのグリニッジの風景もいいものです。 -
これで2日間のロンドン観光は終了。明日はスペインへ向かいます。
話はかわって食べ物の話。
イギリスはうまいものなしと言われます。代表的な料理として名前があがるのがフィッシュアンドチップス。2日目の夕食に、宿の近くの庶民的な店でいただきました。
魚は5種類ほどの中から選べるようになっていました。英語表記なのでどういう魚なのかまったくわからない。こういう時は適当に注文です。隣の席の人は僕とは違う種類の魚を注文していましたが、でてきたフライはどちらも分厚い衣をかぶっていて、見た目は変わらない。味は違うのでしょうけど。
さっそく一口食べてみる。
“うーん、味がない”
テーブルには調味料。どうやら自分で塩コショウで味付けして食べるもののようです。驚いたのはボリューム。そんなに盛らなくてもというポテトの量です。食べ進むうちに飽きてきました。味を変えたいのだけれど塩コショウとレモンしかない。まずくはないがうまくもない。そんな料理です。
ロンドン郊外の大衆的な店で9.5ポンド(1,562円)。ハンバーガーセットが2回食べられる値段。そう考えると、ちょっと高いかなあ。 -
今回、ロンドンヒースロー空港でちょっとしたトラブル。飛行機に預けた荷物がディレイしたのです。僕は英語が苦手なのでこういった時はどうすればいいのかとまどってしまいます。一人旅だから誰にも助けてもらえないし。こういう時、ツアーだといいですね。
どこで申し立てればいいのかよくわからなかったので、とりあえずいちばん近くにいた空港係員にタッグ突き出して見せて「I claim」と言ったら、意図を理解してもらえました。「窓口はあっちだから」みたいなことを言われました。
その窓口で再び「I claim」。
乗った便名やカバンの形状、連絡先などを伝えます。最初、電話番号を聞かれたのですが、僕は電話を持っていないのでメールアドレスを伝えました。その日中に連絡がメールがきました。文中の指定されたメールに照会番号を打ち込むと荷物の状況が確認できるようになっていて、これは便利だと思いました。
僕の荷物は乗継の北京で止まっていたようで、翌日の便でロンドンに届くということでした。大阪からの北京到着は定刻通りだったし、乗継時間が2時間50分もあった。なのにどうしてディレイしたのか、北京空港の仕事の低さには呆れてしまいます。
結局、翌日の便でロンドンに運ばれてきたので、僕の手元には2日後に到着です。その間は不自由な生活です。服や日用品を買いたかったけれど、僕はこのあとカミーノを歩くから荷物は100gでも増やしたくない。特に重量のあるものは避けねばなりません。シャンプーも歯磨きも買わずに我慢し、下着も3日間同じものを着ました。これはまいりました。
不幸中の幸いはロンドン3泊の旅程を組んでいたこと。ロンドン到着の翌日に次の予定地であるマラガに飛ぶつもりだったけれど、たまたま安い航空券を見つけたので3日後の便を予約していたので、ロンドンで荷物を受け取ることができた。もし、すぐにマラガへ移動する日程を組んでいたら大変でした。マラガ以降は宿はもちろん、どの町に行くかさえ決めていないのだから、荷物を届けてもらおうにも、送り先の指定ができません。その場合はスペインからイギリスに電話をかけて…って、その手間と英会話へのプレッシャーを考えただけでゾッとします。
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