2016/05/08 - 2016/05/08
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morisukeさん
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オッサンネコです。
久しぶりにタイ国鉄に揺られてアユタヤまで行ってみる事にしました。
アユタヤ遺跡公園は何度も行ったことがあり、ある程度見尽くした感はあるのですが、
今回は世界遺産に登録されているアユタヤの歴史地区から南に15km下ったところにある
バンパイン宮殿に行ってみる事にします。
バンパイン宮殿はアユタヤ朝時代の宮殿をラーマ4世・5世が復元させたものであり、
様々な建築様式の建物が敷地内に混在する中々豪華なスポットなのです。
茹だる様な5月のタイの陽射しの下、華麗なるバンパイン宮殿群を見て回りました。
その時の記録です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
どうもどうも、オッサンネコことモリネコです。
朝7:00発の列車に乗るべく、タイ国鉄フアランポーン駅に降り立ちました。
バンパインは各停しか停まらないローカルな駅なので、列車の本数も限られてきます。
これを逃すと相当な待ちぼうけを食らうので、何とか遅れずに駅までやって来ました〜。
気になる汽車賃は、
バンコク-バンパイン 3等普通 @20Baht(60円) 安っっ w(゚ロ゚;) -
プラットホームの風景をパシャリ。
フアランポーン駅はタイ国鉄のあらゆる方面の起点駅になっているので、
それなりにホームは数多くあります。 -
ダンディーな駅員さんをパシャリ。
一見仕事している風ですが、列車はすでに15分くらい遅れています…
ボーッと聞いてると早朝にバンコクに着くはずの夜行列車が遅れているとか何やら…
ま、こういう時は何も考えず寝とくに限ります。 -
20分過ぎにようやく列車は発車しました。
発車する時にズシンと響く車体の軋みが、鉄道旅を感じれる瞬間で気に入っています。 -
車内の様子。
今日は人少ないなーと思っていたら、次のバンスー駅でわらわら乗り込んできました。 -
出発して間もなく、列車は線路脇のバラック街を通り抜けて行きます。
貧困学の著書 石井光太氏によると、鉄道脇の危険な地域には行き場のない貧しい人たちがどうしても集まりやすい傾向があり、スラム街を形成する事が多いそうです。
近代化が進んだバンコクでもそれは例外ではなく、都市が抱える暗部になっています。 -
1時間半ほどのんびり走った後、本日の第一の目的地、バンパイン駅に到着です。
ここで降りる人はほとんどおらず、駅前というのにほぼ何もありませんでした。
日本の田舎の駅と全く同じ感覚ですな。 -
駅前にバイタクとか誰もいなかったので、仕方なく徒歩で行く事にしました。
まぁ2kmくらいなので大した事ないでしょって軽ーく考えていたら、
待ち受けていたのは凶暴的な5月のタイの陽射しと延々と続く殺風景な塀の光景…
ぬおおっっ((((゚Д゚ ;)))) バイタク待っておけばけばよかった… -
バンパイン宮殿に到着。遠かった…。
入り口の茶店で水分を補給した後、重い腰を上げて華麗なる宮殿群を見に行きます。
ゲートで電動カートを借りる事も可能ですが、1時間300Bahtだそうで。
高いわっ ヾ(-"-;)
メタボが心配な年ごろのオッサンネコは暑くても徒歩をチョイス。
早速きれいな並木道の下を潜って行くのですが、
これどこかで見た木だな〜と思ってたら、マンゴーの木ですね。 -
マンゴーありました。酸っぱそうです。
木の上で完熟させると鳥や虫に狙われるので、普通はこの緑の状態で収穫をします。
ちなみにタイの方は黄色く熟した甘いマンゴーをあまり好まない様です。
この緑のマンゴーは種によっては劇的にスッパイんですが、
タイの方はこの酸っぱいマンゴーに唐辛子と砂糖を付けてよく食べています。 -
バンパイン宮殿はひとつの建物を指すわけではなく、
美しい庭園と5つのパビリオンと呼ばれる宮殿群から成り立っています。
元々はアユタヤ王朝時代の各王様が夏の避暑地として利用してきた宮殿ですが、
1767年のビルマ侵攻(アユタヤ陥落)時に、この宮殿も破壊されてしまいます。
これを再建させたのが現チャクリー王朝のラーマ4世・5世で、
現在も王室のイベントなどがあると、この宮殿が使用される事があるそうです。 -
まず最初に見えてくるのが、湖面に浮かぶ美しい宮殿、
プラ・ティナン・アイサワン・ティッパート(Phra Thinang Aisawan Thiphya-Art)
4つのポーチと尖塔を持つ伝統的なタイ様式の建築です。
これはバンコクのグランドパレスにあるプラサット宮殿の縮小版で、
中にはタイで最も功績のある王様と言われるラーマ5世のブロンズ像が静置されてます。 -
もう一枚。別角度で。
-
個人的にバンパイン宮殿と言えばこれ、象さんの植え込み。
これも芸が細かいッス w(゚ロ゚;オォォ━━!! -
敷地内で見つけたジャックフルーツの木。
世界最大のフルーツとして有名ですねぇ。
ここまでボコボコなっていると異様な光景に映りますな。 -
敷地内で見つけたオオサルスベリ(大百日紅)の花。
葵色に強弱があって、同じ木に白から紫のグラデーションが見られるのが特徴です。 -
オオサルスベリの花。
-
続いて中国式の宮殿
プラ・ティナン・ウィハート・チャムルン(Phra Thinang Wehart Chamrun)
天国の光(Heavenly Light)という意味があるそうです。
内装も完全な中国式の建造物で、ラーマ5世在位時に中国から寄与された物だそうです。
-
中国式宮殿の前にあった龍の彫り物。
これも色調が鮮やかできれいですね〜(*゚∀゚)b -
中国式宮殿の内部に潜入。
この宮殿の限られたエリアのみ写真撮影が許可されております。
こちら入口にあった木彫りの屏風ですが、彫り細工の細かさが凄すぎ… -
こちら謁見の間。
宮殿内部は完全に赤と金で統一された空間になっていますが、
玉座は黒檀に真珠細工入り、そこに繋がる階段は大理石仕様でしょうか。
うーん、ゴージャスの度合いがハンパないッス (゜∀゜*) -
続いて中国式宮殿の外に隣接する塔に登ってみます。
ホー・ウィトゥン・ターサナー(Ho Withun Thasana)
賢者の望楼(Sages' Lookout)って意味でしょかね。
バンパイン宮殿を復興させたラーマ4世・5世は非常に多彩な才能と趣味を持ち、
この塔はラーマ5世が天体を観測するために建てた観測台だと言われてます。 -
塔からの眺め。
先ほどの中国式の宮殿が眼下にすっぽり収まります。これぞ賢者の眺めでござる。 -
橋の上から眺めた観測塔。
-
同じく橋の上から。
-
続いて欧風建築
プラ・ティナン・ウタヤーン・プミサティアン(Phra Thinang Uthayan Phumisathian)
スイスのシャレー地域の家屋を意識して造られたそうです。
ちなみにさっきから名前で良く出て来るプラティナンってのは王の居住区って意味です。
これは実際にラーマ5世が居住していた家屋で、現在は入る事は出来ません。
現在も王室イベントで使用される由緒ある建物みたいで、
銃剣を下げた兵隊が建物の周りをガードしていました。
-
ネオクラシック建築様式の欧風建築
テワラー・カンライ門(Tevaraj Kanlai Gate)
湖の向こうにプラ・ティナン・ワロパット・ピマーンという宮殿があるのですが、
その正式な表の玄関になります。
今は殺風景な売店みたいな扱いになっていますが ( -д-)ノ -
プラ・ティナン・アイサワン・ティッパートに戻ってきました。
よくよくバンパイン宮殿を回ってみると、タイ式の建造物はこれしかありませんでした。
こちら別名「Pesrsonal Freedom(個人の自由)」と言いまして、
名前の由来は奴隷解放化を行ったラーマ5世の功績を称えての事だと思われます。 -
プラ・ティナン・アイサワン・ティッパート。
ブーゲンビリアと一緒にパシャリ。いい感じ (*゚∀゚)b グッ!! -
バンパイン宮殿の風景。
よーく川べりを見てみると… -
こんなやつが平気で歩いているからタイは面白いですね。
こいつ都心部でもよく見かけますが、臆病な割に何でも食べる獰猛さも持っているので、
タイ人はカモイ(ドロボウ)だと言って非常に嫌っています。
毒はないんですが咬まれると化膿する恐れがあるので、近寄らないのが鉄則ですな。 -
湖に架かる橋はギリシャ風の彫刻で飾られています。
-
タイの暑期を告げる花、ラーチャブルック。
日本の藤を黄色く、そして逞しくした様なイメージです。 -
ネオクラシック様式の欧州建築
プラ・ティナン・ワロパット・ピマーン(Phra Thinan Warophat Phiman )
こちらもラーマ5世が実際に居住していた宮殿で、
写真の撮影は不可ですが、実際に内部の見学をする事が出来ます。
内装は当時のまま残されているらしく、昔の王様の暮らしっぷりが見学できる
博物館の様な感じになっています。
この宮殿を見学してボチボチバンパイン宮殿を後にします。
ゆっくり回って2時間以上でしょうか。中々楽しい時間を過ごす事が出来ました。 -
バンパイン宮殿の外に待機しているおっちゃんを捕まえて駅まで送ってもらいました。
けっこう距離があったのにお値段は20Bahtだと。すまんね、おっちゃん。
バンパイン宮殿の観光客は大体がバスで乗り付けてくる団体ツアー客で、
私みたいに個人でここを訪れるやつは一人も見かけませんでした。
まぁバンコクからだとアユタヤ遺跡とセットのツアーにしてしまう方が
よっぽど安いし時間短縮できて楽でしょうね。 -
バンパイン駅に帰ってきました。
ここから二駅先(15kmくらい)のアユタヤまで向かう事にします。 -
運よく20分後の列車の切符が買えました。
お値段は二駅先で3Bhat… 10円でっか Σ(゚Д゚;)エエッ!? -
乗り込んだ列車の風景。満席ですね。
欧米人が車内に目立つのですが、彼らは旅のプロセスそのものを楽しむので、
時間通りに行かないスローなタイの列車でも好んで乗るのです。
一方で中国人は旅の目的地のみを目的とするので、タイの列車ではまず見かけません。
欧米系と中国系では全く旅の仕方が異なるのです。 -
バンパインとアユタヤの真ん中にあるバンポー(Bang Pho)駅。
乗客の乗り降りもほとんどいないローカルな駅ですが、逆に旅情を掻き立てられますね。 -
バンポー駅を出発してアユタヤ駅までもう少しです。
車内の連結部はフルオープンで、足を踏み外せば間違いなく外へ放り出されます。
こういうルーズなところ(自己責任の世界)は日本では決して味わえない醍醐味ですね。
次は久しぶりのアユタヤ遺跡公園に続きます。
それではまた〜。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ニコニコさん 2016/08/08 10:25:49
- 知りませんでした
- morisukeさん おはようございます!
欧米系と中国系の旅のスタイル 確かに違いますね^^
タイの方たちのマンゴーの食しかたが興味深かったです。
酸っぱいマンゴーにお砂糖と唐辛子とは!!
所変われば ですね^^
う〜 すっぱ辛そう^^;
ニコニコ
- morisukeさん からの返信 2016/08/08 20:29:53
- RE: 知りませんでした
- ニコニコさん
いつもどうもです。
タイで青マンゴーのカットは路上でも袋に入れられて売ってるのをよく見かけます。その時に必ずピンク(オレンジ)の粉が付くんですが、これが唐辛子と砂糖のミックスで、酸っぱい・辛い・甘いが同時に味わえる魔法の仕組みになっています(笑)
日本料理は味の調和を優先に考えますが、タイ料理の真髄は各味の個性を突出させる事であり、例えばタイ料理の代表格トムヤンクンでは、旨味・酸味・辛みをこれでもかというくらいに前面に押し出してきます。初めはこの味の違いが衝撃的でしたが、今ではこの刺激が心地よくなるくらい、タイ料理には免疫が出来てます。
是非タイに来たら一度ご賞味くださいませ(^^
Mori Neko
- ニコニコさん からの返信 2016/08/08 21:53:50
- RE: RE: 知りませんでした
- morisukeさん
> タイで青マンゴーのカットは路上でも袋に入れられて売ってるのをよく見かけます。その時に必ずピンク(オレンジ)の粉が付くんですが、これが唐辛子と砂糖のミックスで、酸っぱい・辛い・甘いが同時に味わえる魔法の仕組みになっています(笑)
面白いですね^^息子がタイ出張が多いので今度食べたことあるか聞いてみます!
> 日本料理は味の調和を優先に考えますが、タイ料理の真髄は各味の個性を突出させる事であり、例えばタイ料理の代表格トムヤンクンでは、旨味・酸味・辛みをこれでもかというくらいに前面に押し出してきます。初めはこの味の違いが衝撃的でしたが、今ではこの刺激が心地よくなるくらい、タイ料理には免疫が出来てます。
トムヤムクン大好きですよ^^あの酸っぱ味は癖になりますね^^
でも辛さの印象は薄かったというか、あまり辛いのは苦手なので食べなかったのかもしれませんが。タイにはまだ一回しかそれも団体ツアーでしか行ったことがありません^^;
ニコニコ
- morisukeさん からの返信 2016/08/10 02:30:09
- RE: RE: RE: 知りませんでした
- ニコニコさん
他にもエビの塩漬けと青マンゴーみたいなウソみたいな組合せもあります。食に対する情熱はタイ人の方が強いかもしれないですね。ちなみにホンキのトムヤンクンはとてつもなく辛いです。辛みは味覚ではなく痛みだという事がよく分かる瞬間です(笑)
Mori Neko
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