2016-07初海外は台湾へ！～後編～

2016/07/14 - 2016/07/18

海外はあまり興味がなく行く機会にも恵まれませんでしたが、今回縁あって台湾に行くことになりました。
はじめての海外はひとりがいいななんて思っていたのですが、今回は友人と行くことになったので、ひとり前乗りをして一人旅も楽しませてもらいました。
後編は台北に向かい、友人と合流してまわった旅となります。

前編はこちら→http://4travel.jp/travelogue/11152892

エリア 台湾

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

この日は早起きして前日の「興隆居」で朝ごはんのはずが起きれず。宿の朝食も始まる前にチェックアウトで美麗島駅へ。

美麗島駅 駅

土曜日の朝だから全然人がいません。

美麗島駅 駅

高雄の地下鉄はやけに萌えキャラが多いです。

美麗島駅 駅

美麗島から高鉄左営までは地下鉄で一本で行けるのですが、スマートフォンのアプリ「台鐡列車動態」を見ていたら高雄駅から「復興號」に乗れそうだったので乗り換えてみました。

といっても数分だけしか乗りませんでした。日本にはなかなかない客車列車です。

新左営駅 駅

台鐡は「新左營」、高速鉄道と高雄メトロは「左營」と駅名が異なります。そして台鐡の「左營」が別の場所にあるという複雑さ。
高速鉄道の新左營駅は空港のような開放感。

高鉄左営駅 駅

改札の形は地下鉄なんかのと同じ。きっぷを抜きとるとゲートが開きます。

高鉄左営駅 駅

ホームにはすでに列車が。

高鉄左営駅 駅

700T型車両。ご存知日本の技術が取り入れられた鉄道。

高鉄左営駅 駅

いざ台北へ。

高鉄左営駅 駅

車内はこんな感じ。

こんなのも日本と同じですね。

やっと朝食。駅のセブンイレブンで買いました。
とても混雑していて財布だすのが面倒でipassで払おうとしたら、見事に1元だけ足りないという痛恨のミス。焦りました。
朝ごはんは台湾バナナと鶏肉の入ったおにぎり。写真のでしめて173元(値段は忘れられない)。
右のスタバのやつは台湾のコンビニによくあります。おいしい。左のウーロン茶はもっぱら水分補給用に常備していました。おいしかったもので。

1時間半少々で台北に到着。途中の台中までは6割くらいの乗車でしたがそのあとはほぼ満席になってました。
ちなみにこの2週間くらい前に南港(ナンガン)という新駅がこの先に開業したのですが、みんな台北で降りてだれも乗っていきませんで車内は空っぽでした。

台北駅からは一旦宿に荷物を置きにタクシーで。台北駅の地下のタクシー乗り場では当然車両を選べなかったのですが、やはりさすがの攻めの走りでした。車と車の間を縫うような走りで目的地到着。

台北駅 駅

荷物を置いた後はMRTに乗り込み、友人と忠孝復興のそごうにある鼎泰豊で待ち合わせ。

鼎泰豊 (SOGO復興館) 中華

さっそく食べます。そして飲みます。開店で飛び込んだのでまだ朝の10時過ぎ。

鼎泰豊 (SOGO復興館) 中華

さすが名店でおいしかったです。高いと聞いてましたが、日本に比べると全然安かったです。

鼎泰豊 (SOGO復興館) 中華

お腹を満たした後はMRT文湖線で木柵駅へ。ここで795番のバスに乗り換え。このバスがこの旅一番の走りでした。友人に「台湾のバスすごいから、両手でがっちりつかまっとけよ」と言った瞬間、急ブレーキをかけて人が吹っ飛んで悲鳴が上がってましたよ。走り出してすぐ、写真の高架の下あたりでした。こんなバスで山道を1時間。

木柵駅 駅

やってきたのは十分。

橋を渡って街へ。

駅が見えますね。

有名な風船のおばけみたいなやつ。やりませんでした。日本人と韓国人ばっかだなぁ。
結構風船のおばけみたいのがあちらこちらに墜落してていたたまれない気持ちになりましたね…。

十分老街 旧市街・古い町並み

炎天下で山歩き。滝まで来ました。

十分大瀑布 滝・河川・湖

滝の近くはすこし涼しい。すこし。

十分大瀑布 滝・河川・湖

いいだけ歩いたからお昼の鼎泰豊はちゃらになったかしら。

駅に戻りました。派手な電車も来ました。

十分駅 駅

とりあえず鉄道で瑞芳駅までやってきました。

瑞芳駅 駅

そしてバスで九份へ。

九分 旧市街・古い町並み

いやはやすごいひとだ。

ひとごみ苦手な私にはつらくて。

例の有名なところ。

友人たちが夜の感じも見たいってことで夜まで休憩。

九戸茶語（旧称：八番黄金地） カフェ

だいぶ日が落ちたのでさっきのところへ。

うわわすごい人だ。そしてものすっごい日本人。

ここのお茶屋さんからよく見えるみたい。

さすがに撤収。

ここまで人が多い、まして日本人が多いとさすがに興醒めしちゃうなぁ。

建物ばっかしみていたけど、眼下の風景がなかなかでした。

長居してしまったお茶屋さん。

九戸茶語（旧称：八番黄金地） カフェ

瑞芳の駅まで戻ってきました。ここまでがすごい時間かかった。いやぁ、正直個人的には九份はもういいかなぁ。(あくまで個人の感想です)
ここから台鐡で台北方面へ。

瑞芳駅 駅

台鐡松山駅へ。愛媛県のJR松山駅と友好協定を結んでいるみたい。
ちなみにこの駅で行くちょっと前に改造した爆竹による爆破事件がありましたね。おーこわ。

松山駅 駅

ポスターだけ見たら完全に四国。

松山駅 駅

奥によーく見ると四国の特急列車のパネルが。

松山駅 駅

松山駅から歩いてすぐ。

松山慈祐宮 寺院・教会

饒河街夜市へやってきました。

福州世祖胡椒餅 (饒河街観光夜市) 地元の料理

落ち着いて何か食べれそうな感じでもなかったのでとりあえず胡椒餅。

福州世祖胡椒餅 (饒河街観光夜市) 地元の料理

インドのナンみたいに大きな釜の内側に張り付けるみたいに焼いていくんですね。

福州世祖胡椒餅 (饒河街観光夜市) 地元の料理

胡椒餅とビールで乾杯。

福州世祖胡椒餅 (饒河街観光夜市) 地元の料理

肉汁で口の中が火傷してただれる。みんなして。

福州世祖胡椒餅 (饒河街観光夜市) 地元の料理

このあたりから臭豆腐のにおいやっぱりだめだと思い始める。

焼き餃子を食べてこの日は終了！
MRTで宿に帰ります。

翌朝。宿の近くににぎわう朝食屋さん。筆談で「油飯」を購入。油の要素はあまりなくて、要するにおこわです。もち米もちもちで美味。小サイズ30元。
ちなみに宿の裏は朝市。八百屋に肉屋に魚屋さん。惣菜なんかも売っていて賑やかでした。自分はここで「関廟鳳梨」(台南のブランドパイナップル)を二つ購入。自宅と職場に持ち帰りました。パイナップルは植物検疫を通すと日本国内に持ち込めるんですね。

別の宿の友人たちに起きる気配がないのでお部屋でテレビ観賞。日本人が選ぶ海外の食べ物でおいしいものランキングで台湾が１位になったとかいうニュース。特にマンゴーかき氷と小籠包が日本人に人気って言ってるみたい。キムタクの「Time for Taiwan」の映像も流れてました。

この日も暑くなりそうな予報。こまめに水分を。

友人たちの朝御飯に付き合うため、宿の最寄りの大橋頭駅からMRTで中正紀念堂駅へ向かいます。隣の民権西路駅で淡水信義線に乗り換え。

民権西路駅 駅

中正紀念堂駅から少し歩いたとこにあるこちらのお店。朝から賑わっています。

鼎元豆漿 中華

写真は二人分。これで105元。おんなじのを２つずつ頼んだのに105元って不思議だね。

鼎元豆漿 中華

ここまで来たので中正紀念堂も寄っていきましょう。

国立中正紀念堂 建造物

プーさんの展覧会やってました。

国立中正紀念堂 建造物

中正紀念堂は建国の父蒋介石を讃える建物。

国立中正紀念堂 建造物

台湾独立の歴史を知ることができます。

国立中正紀念堂 建造物

国立中正紀念堂 建造物

蒋介石の執務室。

いらっしゃいました。

国立中正紀念堂 建造物

国立中正紀念堂 建造物

上のフロアが巨大な蒋介石像が鎮座しているところ。

国立中正紀念堂 建造物

にしても大きい。

国立中正紀念堂 建造物

国立中正紀念堂 建造物

全く動かない衛兵さん。

国立中正紀念堂 建造物

ちょうど衛兵交代式が始まるところでした。

国立中正紀念堂 建造物

一糸乱れぬ動き。

国立中正紀念堂 建造物

ここに立つ人はやはりエリートなんだろうか、なんて余計なことを考えながら見届けました。

国立中正紀念堂 建造物

正面に出て来ました。

国立中正紀念堂 建造物

広大な敷地。台湾って小さい国土の割には土地の使い方贅沢だなぁという印象。

国立中正紀念堂 建造物

国立中正紀念堂 建造物

炎天下の中をてくてく歩いていきます。

国立中正紀念堂 建造物

やっとはじっこに来ました。

国立中正紀念堂 建造物

MRTの中正紀念堂駅に戻ってきました。天井が高くて開放的です。

中正紀念堂駅 駅

淡水信義線で淡水まで来ました。台北捷運は台北だけでなく周囲の新北市にも路線が伸びていて、ここ淡水も新北市です。

淡水は淡水河の河口の町。

本当は史跡もあるのですが、軽く街を散策してMRTの駅に戻ってきました。
MRTの駅にはコンビニとドリンクスタンドの「50嵐」もあります。

淡水駅 駅

MRT淡水信義線から台北駅で板南線に乗り換え忠孝敦化駅へ。
暑いので冷たいものを、ってことで氷を食べに来ました。ここも日本人だらけ。

アイスモンスター (旗艦店) スイーツ

一個当たりの量が大きいので最後は体が冷え切って苦行でした…。

アイスモンスター (旗艦店) スイーツ

アイスモンスターの近くの「阿波羅大廈」のバス停から212番のバスで「小南門」まで行き、カルフールでお土産を購入しました。レジの人も観光客慣れしてます。

家樂福 (桂林店) ショッピングセンター

一旦宿に荷物を置いて、行天宮の近くへやってきました(MRT中和新蘆線行天宮前駅)

一時期iphoneのパクリとして有名になった中国の「シャオミ」というメーカーの台湾唯一の店舗「台北小米之家」がここにあります。閉店間際に立ち寄りましたが結構人がいました。
たしかに店舗の雰囲気やら製品のデザインは某社のものに極めて似ているんですが、それをandroidで似せてくる技術と、触ってみて感じたコスパの良さはなかなかのものでした。
ちなみに私は595元(約1850円！)でハイレゾ対応イヤホンを購入。音漏れが若干気になるけど音質は確かでした。備え付けの注文用紙にほしい商品をチェックしてスタッフに渡すと用意してくれて購入できるシステムです。

買い物に満足した後は徒歩5分ほどのところにあるこちらで台湾最後の晩餐です。

紅翻天生猛海鮮 シーフード

お店の前に魚介が並んでいるので調理法を指定して注文もできます。

紅翻天生猛海鮮 シーフード

もちろんビールも忘れずに。冷蔵庫からセルフサービスです。

紅翻天生猛海鮮 シーフード

空芯菜と牡蠣の揚げたもの。空芯菜はニンニクがきいていておいしい。

店先にあったお魚もこんな感じで調理してもらいました。
ちなみにここ白ご飯セルフで食べ放題だったみたい(おそらく)

紅翻天生猛海鮮 シーフード

これも牡蠣だったかな。しょうがとパクチーと合わせていただきます。今回あまりパクチーに出会いませんでした。

紅翻天生猛海鮮 シーフード

えびだったかな。台湾ビールが3種類くらいあったのを順繰りで飲みまくっていたので記憶があやふや。

紅翻天生猛海鮮 シーフード

最後に酢豚。これはうまかった。もちろんパイナップルも入ってました。

いいだけ飲んで食べてひとり1600円くらいしかいかなかったです。ごちそうさまでした。

紅翻天生猛海鮮 シーフード

台湾のマック。マックも寄ってみたかったな。

台湾のバス。最初は路線探したりするの難しいんですけど、慣れればけっこう便利。運転は荒いのはもはや御愛嬌。

台北の大通りには道路の中央に専用のバスレーンがあります。バス停も島になっていて、日本で言うなら路面電車の線路をバス専用にしたイメージ。日本もこういうのあったらバスの定時性も高まるだろうなぁなんて思いました。

友人たちの宿に寄り道しに台北駅を通りました。やっぱり台北は都会だなぁ。

ほろ酔い気分で夜中にバスに乗り(さすがにちと怖かったです)、日付が変わる頃宿に帰還。翌朝早いので荷造りしてから寝るはずが、そのまま撃沈してしまいました。


翌日へ↓↓

Qスクエア (京站時尚広場) ショッピングセンター

翌朝、出るはずの時刻とほぼ同じくして起床。なぜかコンビニで夜中に買っていたサンドイッチを押しこみながら大急ぎで荷造り。昨日の朝食屋さん(油飯のお店)に行くつもりが…。
チェックアウトをして宿の下にある「Hi-Life」という台湾のコンビニのチケット端末でタクシーを呼びました。もちろん「台湾大車隊」。ここの端末はいろんなタクシー会社から選べました。申し込む前の項目でオプションで「行季箱〜」みたいな項目を押す、おそらくスーツケース持ってるよみたいなのが運転手さんに事前に伝わるので、お互いスムーズに出発できていいと思います。
空港まではタクシーで15分でした。一本道だったのですぐでしたね。JALの会員のおかげでビジネスカウンターで一瞬で荷物預けもチェックインも完了し、あれ、時間余ったな。

台北松山空港 (TSA) 空港

１階のセブンイレブンで何か買おうかと思っても特に何もなく、とりあえず出国の手前でお茶して時間潰すことに。選択肢はふたつ。スタバか春水堂か。

春水堂（松航店） スイーツ

まぁ春水堂ですよね。有名店ですから一度くらい飲みたいかなと。
大きいサイズは割引ですよって言われて、現金も余っていたので頼んでみたらジョッキでした。
今回はタピオカは時間かかるよって言われました。15分て言われて待ったのは20分。

春水堂（松航店） スイーツ

さくっと出国して、余りまくっていたお金を日本円にすることに。まるっと福沢諭吉が戻ってきました(どんだけ最初に両替したんだって話ですが)
ちなみに両替所は出国審査終えたすぐ横のラウンジの奥にありました。

あとはこのJALさんに乗って帰るだけ！

台北松山空港 (TSA) 空港

となりには中華航空機がいました。

台北松山空港 (TSA) 空港

台湾の旅もおわりです。

台北松山空港 (TSA) 空港

離陸直前に台北101が見えました。また機会があれば行ってみたいですね。

台北松山空港 (TSA) 空港

ちなみに機内食はこんな感じ。台湾にいると生野菜があまり食べれなかったのでむさぼるように食べました笑。メインは油淋鶏でした。この数日台湾ビールを浴びるように飲んできましたが、やっぱり日本のビール(プレモル)もやっぱりうめぇ！と心の中で叫んでいました。

3時間ほどの飛行の後、無事に羽田に到着。この日ハワイアン航空の旅客機が滑走路をふさいでいたみたいですが、影響もなく到着できました。(端っこに移されて検証作業してましたけど)

夏の台湾、総括すると
①暑い。水分補給必至。飲んでも飲んでも汗になるのでトイレは全然行きませんでした。ドリンクスタンドも安くておいしいので飲みまくるべし。
②個人的に。やっぱり臭豆腐のにおいは無理。例えるなら劣悪な環境のペットショップのにおい。動物園とも牧場とも違う。次行くことがあれば慣れたい。
③台湾のパイナップルは持って帰れる。ちゃんと日本の空港で植物検疫を受けましょう。めちゃくちゃ甘くておいしかったです。
④台湾の人たちは(基本的に)日本人に優しい。若い人は英語も通じますしありがたかった。しょっぱな高雄の空港のSIMカード屋さん(遠傳電信)のお姉さんから、最後のタクシー(台湾大車隊)のおっちゃんまで優しかった。瑞芳の駅の近くのセブンのお姉さんだけおっかなかったっす。はい。
⑤台湾はSIMフリーの端末(スマホ・タブレット・ルータなど)を持ちこんで空港でSIMカードを買うのが便利。一般に中華電信・台湾大哥大・遠傳電信の3社がメジャーなので端末の対応周波数なんかを確認して使ってみてください。私の場合夜中の高雄空港は遠傳のカウンターしか開いていなかったので選択肢はなかったのですが、ドコモのローミングをする会社で信用できそうだったのと、他の2社より若干安かったのでそもそもここにするつもりだったのでよかったです。お値段は5日プランLTE通信制限なしで1000円弱。安い！　中華電信のサイトですがサービス内容も値段も各社ほぼ同じなので参考になれば→https://www.twgate.net/prepaidcard/product_jp.html
⑥タクシーはコンビニで呼ぶのがいいです。涼しい店内で待てるし、手元のレシートに店舗名から車両番号までのこるし、ちゃんとした会社のちゃんとしたタクシーは来るしでいいことばかりです。参考→http://maeharakazuhiro.com/how-to-catch-taxi-family-mart/

最後に。拙い旅行記でしたが最後までご覧いただきありがとうございました。他の旅行者さんに比べて中身の薄い旅ではありましたが、この旅行記が台湾初めて行く人とかの役に立てたら嬉しいななんて少し思ったりしてます。

さて、次はどこへ行こうかな