花の大雪山塊大縦走　旭岳～白雲岳避難小屋まで　３泊４日道央遠征１日目

2016/07/22 - 2016/07/25

北海道百名山遠征を昨年からスタートしたわけですが、昨年は道東3座を無事に終え、今回は第2回「道央」をターゲットに大雪（旭岳・トムラウシ・十勝岳）の3座をまとめて登る計画を立てました。
飛行機を使う計画は屋久島、道東に続き3回目でようやく慣れてきた感じで、今年も3月から計画を立て、初め4月には飛行機の手配を開始しています。毎回天気だけは本当に心配がつきません。幸いなことに終日好天続きで非常に満足度の高い山行になりました。

移動
地元草加5:00ーリムジンバス→6:00羽田第2空港6:45ー飛行機（AirDO)→8:30旭川空港→ワールドネットレンタカー9:00－レンタカー→9:50旭岳無料駐車場9:57－徒歩→10:00旭岳ロープウェイ山麓駅10:15－ロープウェイ→10:25姿見駅

１日目コースタイム６時間
姿見駅10:42→旭岳石室11:10→12:40金庫岩→12:51大雪山13:03→13:28裏旭キャンプ指定地→14:08間宮岳分岐14:12荒井岳14:13→14:42松田岳14:54→北海岳15:02→16:13白雲分岐16:14→16:45白雲岳避難小屋泊

エリア 旭岳・天人峡・白金(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

地元草加から始発のリムジンバスに乗り込みます。
羽田までバスは楽チンですね。

予定通り羽田に到着。でも手荷物預かりが自動になっていて若干手間取る。

ぎりぎり5分前に機内に入れました。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

旭川へ。雲が覆っていましたが山が雲海から出ている。
これは天気大丈夫でしょ。

旭川空港到着。正面右側の受付でガスを3個購入。
飛行機はガスがもてないので手配が大変ですねー。
その奥のレンタカー受付へ行きます。

旭川空港 空港

事前に楽天トラベルで予約していたワールドネットレンタカーさん。
空港から車で数分のレンタカー屋さんまで送迎。
受付もスムーズで予定より早く出発できました。

レンタカーで軽快に進む。旭岳と天人峡の分岐。

旭岳の無料駐車場の前に到着。
そらは雲に覆われていますが、飛行機で見た通りきっと山頂は晴れているさ。

10時過ぎていると駐車場も満車。運よく停められました。

山麓駅1Fは土産物と軽食コーナー。旭岳のバッチ売ってました。

旭岳ロープウェイ 乗り物

軽食コーナーでいも揚げを購入して腹ごなし。

ガスの中ロープウェイに乗り込み姿見駅に着くと青空が広がっていました！

姿見駅では降りてきた人たちに説明していた。自分たちはスルー。

姿見駅でも軽食販売あり。十勝名物の小豆で作ったおはぎを購入。さらに山バッチも購入しました。
そして、旭岳地ビールも1人1本購入。

旭岳ロープウェイ 乗り物

姿見駅を出ると再びガスになってました・・・。
10：40スタート。

上部は重いガスがのっかってますが、決して悪い天気ではなさそう。

ガスの動きは目まぐるしく、青空が出ることもある。
すると姿見ノ池はきれいな青。

旭岳登山中。
急に開けて噴煙が見えました。すごい迫力。

旭岳登ると途中ガスが切れたり結構目まぐるしく変わります。

七合目に到着。結構風が強くて寒さで手が冷たい。

8合目到着。ガスはいよいよ深くなる。

とりあえず重い荷物も頑張って登ります。

9合目を過ぎたあたりで視界が開けてきました。

旭岳山頂到着〜。うーん素晴らしい景色。

12：50山頂、まずまず予定通り。
ザックを置いてしばし旭岳山頂にひたります。

旭岳 自然・景勝地

続いて旭岳からの下り。野営場はまだ大半が雪に覆われています。

気持ち良い雪渓歩き。アイゼンは使わずに降りれるレベル。

振り返って仲間が降りてくるところ。
旭岳が大きく見えます。

野営場ちかくはキバナしゃくなげがたくさん咲いていました。

さらにチングルマとツガザクラのコラボ。正面は間宮岳。

分岐地点に到着。北海岳を目指します。

北海岳への稜線歩きがまた素晴らしい景色です。

北海岳からの景色。雪があると本当にきれいな景色です。

北海岳に到着。時間的には至って順調。

北海岳 自然・景勝地

北海岳付近には固有種のキバナシオガマが咲いています。

小さな花もたくさん咲いています。

オヤマノエンドウでしょうか。

白雲岳が見えてきました。岩の山ですね。

ツガザクラも赤が濃いです。

雪渓を渡って白雲岳のふもとに。

エゾコザクラもきれい♪

この辺でまたガスっぽくなってきた。
本当に目まぐるしい。

あたりはガスに包まれました。ルート注意。

しばらく下るとようやく白雲岳避難小屋が見えてきました。

水場。コンコンと流れています。
ただしエキノコックス注意のため煮沸か濾過必須。仲間はキツネ見かけたそうです。

テント泊の予定だったが、小屋は空いていた（おそらく2階は20人位だった）ので小屋泊にした。テント場代300円に対して、宿泊代1,000円とわずか700円の差でテント撤収の時間を圧縮し行動を早められるなら安い物です。かつできた水を煮沸＆濾過で作りながら、旭岳地ビールと芋焼酎で歩いたコースを振り返り楽しんだ。

小屋の隣にあるお手洗い。紙は持ち帰りです。

ひと段落したら姿見駅で購入した地ビールで乾杯。
食事は生米でご飯を炊いて、フリーズドライの親子丼。

1日目の晩御飯は親子丼と中華スープ。

テント場を見下ろします。結構広いスペースでした。

１９時まで明るかったのでゆっくり食事して、２階に上がり就寝。
翌日の大縦走に備え早く寝ました。