昨年に続き大雪山縦走　～旭岳から富良野・原始ケ原へ～

2016/07/08 - 2016/07/13

昨年、層雲峡から入山して、富良野・原始が原へと最長ルートを完歩した感動を忘れられず、そして昨年以上のお花を求めて今年もあの天国をもういちど。

今年は4年前ピストンした旭岳をまた下から登り、間宮岳～北陳岳～白雲岳～忠別岳～五色岳～トムラウシ～オプタテシケ～美瑛岳～十勝岳～カミホロメカットク～富良野～原始が原。
昨年同様、1日雨のため停滞して実質3泊4日でした。

とにかくお花が期待の100倍すばらしく、山肌全体が花衣をまとった様子は見たことのない素晴らしい景観で、北海道ならでは、大雪ならではの優美さと偉大さを兼ね備えた景観でした。

ちなみに下山後は利尻・礼文へとまわります。（別途旅行記予定）

７月８日
１８:１０　成田　　（JET STAR)　　　　　２０:３０　新千歳
　　　　　 新千歳　（JR快速エアポート）　　？　　　札幌
２１:００　札幌　　（JRスーパーカムイ） ２３：３０ 旭川
　　　　　　　　　　　　
７月９日
０９:３０　旭川駅　（いでゆ号）　　　　 １１：００ 旭岳ロープウェイ
　　　　　 　　　　　￥１４８０
　　　　　　　　　　　　入山

７月１３日
１５:４５　富良野原始ヶ原　（タクシー）　１６：３０　富良野市内
　　　　　　　　　　　　　￥６６００　　　

エリア 旭岳・天人峡・白金(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー タクシー JR特急 ジェットスター
• 旅行の手配内容: 個別手配

やはり噂通り今年は雪が多い気がした。雪渓渡りがとても多く旭岳はお花はまだちょっと早かったかなという感じだった。

富良野で聞いたところ、６月がとても寒くて、メロンもあまり出来が良くないとのこと。（現在は回復していることでしょう）

旭岳下の登山口から中岳の稜線にでるとタカネスミレの大群生！

１泊目白雲岳のテン場。１日雨で停滞したあとの朝日がうれしい。

そして高根ケ原のお花畑には昨年あえなかったコマクサがそこかしこ、群生!
本州ではみたことのないレベルで驚きのうえ、独り占めの贅沢さ！
ルートにポコポコあるのもびっくり。
踏んだりしたら大変だからそっとそっと歩く。

そしてこのあたりの主役ホソバウルップソウ。今年もあえたね〜。

３日目、花衣のトムラウシを後に三川台。この区間が大雪縦走の白眉です。ここにこないでどうする！というほどのすばらしい場所です。ただただありがたく。

そしてこの縦走の核心オプタテシケの雄姿。雲をまとって雄大。

本当に北海道はサイズがおおきい。チングルマもすごい存在感。
たぶん量でいくと花畑の５割はチングルマだとおもうけども、どこにあっても凛と背をのばして上をむいて咲いている小さい姿がほんとに愛らしい。

そしてついに最終日、無事ことしも完歩です。富良野から原始ヶ原へのルートも今年はわかっているし、濃霧でクマさんの出現率がより高まるので、常にフエをふきながら降りました。
昨年はピーカンだったけど今年は残念ながら富良野岳の美しい姿は半分隠れていて。

ワタスゲが静かにゆれていました。
本来ヒトの居場所ではないところに入れていただいている幸福に改めて感謝しました。

大雪は何度言ってもいい足りないほど素晴らしい。