2016/07/19 - 2016/07/21
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悠遊人(ゆうゆうじん)さん
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昨年に続き、今年の尾瀬に向かう。目的は満開のニッコウキスゲとワタスゲだ。出発が遅れ気味だったので会津側沼山峠から大江湿原に入る。行程は尾瀬沼(泊)から尾瀬ケ原(泊)を横断し、鳩待峠へ抜ける2泊3日。
尾瀬ヶ原は巨大な水分を含んだスポンジのようなもの。高層湿原の生成は気象条件、火山マグマに因る堰止湖の存在などいろんな条件が揃ってはじめてできる。決して壊してはならぬもの。
・せせらぎに変わらぬ尾瀬の初夏のころ <悠遊人>
・朝もやを切り裂きて発つ武士の如くに
・七夕やあなたの願い我が想い
○今回は山小屋にカメラの充電器と予備バッテリーを忘れてしまいました。
尾瀬の郵便事情を考えると、あきらめようかと思いましたが、なんと帰京翌日には届いておりました。山荘が気を利かせて背負子さんに宅配便を手配してくれたとのこと。感謝!!
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
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今年もやって来ました尾瀬、会津側沼山峠から入ります。
昨年同様、ニッコウキスゲを見に来たのですがその姿はありません。どこへ行ってしまったのでしょう。ワタスゲなどその影も形もありません。 -
マルバダケブキ
もっともキスゲ、ワタスゲの当たり年は5-10年に一度のこと。それ以外にもたくさんの花が咲いています。
※昨年の尾瀬 http://4travel.jp/travelogue/10909693
満開のニッコウキスゲとワタスゲ -
コバギボウシ
ただ群落とまではいきません -
長蔵小屋から大江湿原
今年も出ました朝霧が、沼山峠方面からゆっくりと降りてきます。
時刻は5時前、気温18度 -
イチオシ
山荘の窓を開ければスーッと冷気が落ちてくる。
それでも窓を開け放しておけば、ウグイスの鳴き声がやけに透き通って聞こえる、高度1660mの朝 -
尾瀬沼と燧ケ岳
・あの雲をどかせて見たし燧岳
●山は征服する対象ではない。 そもそも山は神の坐する神聖な場所であって、それがわからぬ者が、今日午前は燧ケ岳で午後は至仏山とか、百名山をいくつ登った、とか抜かしておるが、山行は観光旅行ではない。百とはお百度詣りの百であって、私にとって山は厳正な修行の場である。 -
白砂田代の池塘
この近くの尾瀬沼は湿原化が始まっている。
沼尻休憩所は火事で昨年焼けてしまっている。 -
東電尾瀬橋
尾瀬沼を早朝6:30に発ち、美晴に着いたのは10時前
少し時間があるので、東電小屋からヨッピ吊り橋を渡り、竜宮へ。
今夜はここで泊まることにする。残念ながらキスゲもワタスゲも今はないのが寂しい。なお尾瀬沼から流れ出た沼尻川は竜宮を迂回して、この橋あたりでヨッピ川と合流し、只見川として日本海に向かう。
東電の付く名前が多いのは、東京電力の管理下にあるからで(湿原の4割は東電の所有地)、この会社は原発トラブルだけではなく、木道の設置をはじめ尾瀬ではいいこともやっているのです。 -
竜宮の夕景
●ここは尾瀬ヶ原のド真ん中、宿の右側にひとつ大きな岩塊がある。湿原の真ん中に岩の塊があってはマズいだろうと宿主に尋ねたら、よくわからんという。近づいて確かめようにも湿原には入れない。至仏山と同じこの地域の基盤を構成する蛇紋岩や橄欖岩の一部か、あるいは富士見峠から延びる火山性礫岩の露頭か確認したかったが、どうも後者のようだ。宿主は冬場の雪の時期なら近づけるからその時また来い、と言う。 -
竜宮での夕霧、コバギボウシ
同室の者は燧や至仏山頂を目指し早朝4時、5時には出かけていく。普段日曜には昼ごろまでゴロゴロしているオッチャンでも山に来れば早寝早起き、品行方正になるのがかわゆい。 -
牛首あたりの池塘(チトウ)
ヒツジグサも終わったってか、今年は来るのがチト遅すぎたわい -
サワギキョウ 上から目線で
想えば、最初の尾瀬は夜行バスで来て、富士見峠から尾瀬ヶ原を北へと縦走し、平滑・三条ノ滝を経て御池泊、翌日会津駒に登り、桧枝岐泊と強行軍だった。今じゃとても無理というもの -
山の鼻からヨッピ吊り橋、また竜宮間は池塘が多い。
まさに天国の庭といっていいだろう。
※高層湿原の高層とは標高が高いという意味ではない。泥炭層が盛り上がり、水面から高くなった、ということで水分は川からではなく、雨・雪・凝縮した水滴で供給され、ミズゴケなどが保水する。尾瀬にも低層湿原があり、釧路には高層湿原がある。
※釧路湿原 http://4travel.jp/travelogue/11049565 -
ノアザミ
動物には食べにくい、昆虫だけが寄ってくる色・形・匂い -
オニシモツケ
※同じ国立公園に属するが田代山の空中湿原(尾瀬沼から約15Km、ENE)にも注目したい。 http://4travel.jp/travelogue/10254815 -
山の鼻, カラマツソウ?の仲間
●私はとかく忘れ物が多い。ニセコへ行く途中のバス休憩所へ財布入りバッグ、ツェルマットでのカメラ、台北のホテルでビデオカメラ、志賀のホテルで帰りの新幹線チケットなど冷や汗もの、ただありがちことにチケット以外はほとんどすべて戻っている。 -
山の鼻
イワツバメが巣造りしており、たくさん舞い飛んでおりました。この鳥は毎年同じ家に巣を造るようです。またキジバトが一羽、登山者から餌をねだっておりました。ここは至仏山への登頂口になります。(登り専用で下りは鳩待峠側になります) -
山の鼻、クガイソウ
※今回の予算
交通費 約12,000円
宿泊費2泊朝・夕付 17,000円 -
おっと、そうだ、今回はニッコウキスゲが主目的でした。
昨年はこの時期満開だったのですが、今期はすでにほぼ終わっておりました。
今年は雪が少なかったこと、また霜などの影響で6~8個あるはずの花葉が3つほどしかなく、1日1つづつ咲いていくとすれば、満開の時期が3日しかないということです。 また昨年あれほど咲いていたワタスゲはほとんど終わってしまったという状況でした
※昨年の尾瀬 http://4travel.jp/travelogue/10909693 -
今回3日間の行程でこのような歩荷(ぼっか)さんには4~5人会いました。重さ70-80kgほどを運んでいます。毎日お疲れ様。天気のいい日はヘリが盛んと荷物を上げ下げしておりました。
※同じ国立公園に属するが田代山の空中湿原(尾瀬沼から約15Km、ENE)にも注目したい。 http://4travel.jp/travelogue/10254815
※尾瀬での注意事項
1.尾瀬に入れば携帯電話は通じません。緊急時は山小屋の衛星電話のみ。
2.2名以上なら個室利用可、1名なら原則相部屋、ほぼ泊まれないことはない。
3.1泊2食は約9000円前後、風呂はあるが石鹸等は使えない。ゴミはすべて持ち帰ること
4.夕食は17時、朝食は6:00から、弁当は頼める。缶ビール350mlで450円
5.初心者は鳩待峠からが入りやすく、標高差200mを1時間強下ればもう尾瀬湿原山の鼻だ。また会津側沼山峠からだと標高差100mほどで、やはり1時間ほど歩けば大江湿原に入れる。
6.山小屋は美晴に多いので、予約なしで行くならここがお薦め。
7.燧ケ岳に登るなら尾瀬沼湖畔、至仏山なら山の鼻泊がいいだろう。
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