2016年7月　厦門・金門・台中　④不便だけど行って良かった！台中の「高美湿地風景區」と「彩虹眷村」の巻

2016/07/04 - 2016/07/05

７月４日

金門島から台中に向かいました。
先月の台湾旅行の際に雨で行けなかった「高美湿地」と「彩虹眷村」を訪問するためです。

高美湿地のことは、以前テレビ番組の台湾特集で「ボリビアのウユニ塩湖に似た絶景地」と紹介されていました。
いつか行ってみたいと思っていましたが、高美湿地の景色は天候に左右され易いことやアクセスの悪さなどもあるのでベターな訪問時期を狙っていたのですが、今回は比較的天気のいい日が続いたことやアクセスのいい台中空港を利用するので思い切って行ってみました。
ベストショットが撮りたくて待つこと５時間。
遠浅の湿地を裸足で歩き回った結果、完璧とは言えませんが、それでも自分なりには満足のいく景色を撮ることができました。

彩虹眷村は２度目の訪問です。
ちょうど２年前に来た時は再開発のかかった広大な更地の隅にポツンと残ったバラックだったのですが、今回行ってみて驚きました。
周囲に駐車場やトイレが整備されて完全に観光地になっていました。
彩虹眷村を描いた作者は今年９４歳になるお爺さんで、初めてお会いしたのですけど、まだまだお元気そうでなによりでした。
でも、これでいくら儲けたのかな？なんて邪推するのは私だけでしょうか？(笑)

エリア 台中(台湾)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

７月４日

金門島の民宿。
この日も早起きして飲みました。(笑)
昨日、厦門五通の免税店で買った小姐のお薦めワイン。

これ以上飲めないので左側のワインは民宿のオーナーさんご夫妻に差し上げました。(笑)

ワインのつまみはオーナーさんが作ってくれた豆乳と油條。
ウマ！

かなり酔ってしまっててフラフラでしたけど、オーナーさんのリクエストで一緒に記念撮影。
ご主人に撮って頂きました。
オーナーさんご夫婦は本当におもてなし上手。

１０時半にタクシーを呼んで金門空港に。
２０分で２５０元。

台中までは立榮航空１１：５０発。
満席。
昨日予約しといてヨカッタ〜！

空港のコンビニ(全家)で買った滷排骨便當。
これは激ウマ！

少し遅れて搭乗開始。
台中までは約１時間の飛行でした。

澎湖諸島も見えました。

１２：５０

台中空港に到着してすぐにタクシーで２０分位で高美湿地へ。
灯台や「高美湿地」のバス停もすぐそばでした。
メーターで３６０元。

台中駅周辺からだととても不便な高美湿地ですけど、台中空港からなら「あっ」という間でした。

１３：２０

飲み物などを売るお店は多いのですが、到着した時はタクシーが全然いないので帰りが少し心配になりました。
でも夕方になると、タクシーはいくらでもつかまります。

１４：００

景色が変わる夕方まですご〜く退屈でした。
１時間に１回、沖の方まで設置してある通路を往復しました。
土手から通路の先端まで往復３０分位でした。
いい景色になるまで３往復しました。

風力発電の風車。
この風車を絡めた高美湿地のいい景色を撮影するならバス停「高美湿地体験館」の前あたりがいいと思います。
私も帰る時、タクシーで側を通りましたけど、素晴らしい景観でした。

だんだん日が落ちて来た。
ビーチサンダルを履いたのですけど、歩きずらいので途中から裸足になって歩き周りました。

雲が出て来て嫌な予感･･･
それでも海面は鏡のようになってきた。

３度目の往復でやっとこの美しい景色を堪能出来ました。

高美湿地の景観。

１００点ではないけど綺麗な景色を堪能出来ました。

夕方の高美湿地周辺はとても混雑しているので、バスを諦め清水駅までタクシーで移動することに。
高美湿地のバス停前から清水駅まで２０分３００元。

清水駅からは、清水→彰化→台中と列車で移動したのですけど、これがまた不便。
清水までタクシー使うなら、彰化を経由しないで、海線から直接山線に向かう列車の時刻に合わせればよかった･･

高美湿地を１８時過ぎに出て、台中駅前のプラザホテルにチェックインしたのは
２０時半頃。
乗り継ぎ悪く雨で遅れたりしたので時間がかかりました･･･

プラザホテルは、前日予約して１６００元。
安心して泊まれるホテル。

（写真は翌朝撮影しました）

部屋は素足で歩いても平気。

水回り。
シャワー室には扉もある。

もちろん水もついてます。

アメニティーも充実。

翌朝、プラザホテルからタクシーで彩虹眷村へ。
２５分１６０元。
彩虹眷村へのバスはまだまだ不便です。
本数少ないし、時間かかるし、バス停から遠いし。
２年前はバスを利用しましたけど半日がかりでした。
タクシーなら観光時間いれても１時間ちょっとなので、今回はタクシーを利用して良かったです。

「眷村」は大陸から引き揚げてきた国民党の軍人や官僚など外省人のための集合住宅地。
かつては台湾の西部を中心に多くありましたけど、老朽化が進み都市部の眷村は解体されて再開発にかかっている場所が多いのです。

彩虹眷村は嶺東科技大学のすぐそばですけど、２年前は広大な更地でした。

でも着いたらこんな。
広い駐車場もあって全然変わってた。

ほらね。
敷地もこんなとこまで拡張されちゃってて絵が描いてある。

トイレもできてました。

このカラフルな壁画は９４歳のお爺さんが一人で描いたものらしいのです。

これも全部手書き。

すごいよ。

建物の内側にも。

これも。

これが今年９４歳のお爺さん。
お元気そうでした。

眷村での滞在時間は１５分位。
帰りは少し高くてタクシー１７０元。
台中駅に戻りました。
台中の駅舎は本当に素晴らしい駅舎です。

でも少しわかりずらいのですが、後方には新駅らしき建物が見えていて･･･
もし新駅になってもこの駅舎は保存してほしい。

台北まで帰る切符を発券。

そのあとは恒例の宮原眼科。
何回きても素晴らしい。

こちらも宮原眼科。

でも混んでいるのでお土産は近くの第四信用合作社で買います。
同じ日出系列なのですがこっちの方が空いているので。

これがお土産に買ったチーズケーキ。
２個。
お薦めです。

そろそろ台中駅に。
台北に向かいます。
今日のランチは今回の旅行で初台鐡便當。

１５：００

松山駅に予定通り到着。
駅舎は近代的。

台鐡松山駅と地下鉄松山駅はつながっています。
これで「饒河街夜市」へのアクセスはスゴク良くなった。

松山駅で下車したのは、松山空港へのアクセスがいいこともあったのですけど、
大方冰品（永吉店）に寄りたかったからです。
大方冰品はスゴイボリュームの芒果冰で有名なお店。
台鐡松山駅から松山路を南下して永吉路との交差点を右折して５分位です。

これで１３０元。
安くてボリュームたっぷり。
ウマ！

１６：３０

松山空港着。
中華航空はネットでチェックインできるからいい。

中華航空で最後の機内食。
やっぱりフルサービスの航空会社はいいよね〜
安心する･･

今回は厦門〜金門〜台中と旅したのですけど、夏の高校野球の県予選と重なってしまって旅行記が疎かになってしまいました！

９月はもう少しバッチリ書きたいです！

(おしまい)