2016年7月　厦門・金門・台中　①小三通で金門島から厦門へ！厦門３人組で広東料理と中国ワインで乾杯の巻

2016/07/01 - 2016/07/05

７月１日～５日まで、厦門・金門島・台中に旅行して来ました。

どうせ厦門に行くならと、金門島から小三通の船で往復してみようと計画したら、こんな感じの旅程になりました。

７月１日～３日　羽田→台北→金門島→厦門　 （厦門２泊）
７月３日～４日　厦門→金門島 　　　　　　　（金門１泊）
７月４日～５日　金門→台中→台北→羽田　　（台中１泊）

■７月１日(金)
厦門の初日は、２００４年から足掛け３年間、厦門で一緒に仕事をした仲間と４年ぶりの再会を果たしました。
久しぶりに地元のビールと中国ワインで広東料理を堪能し、時間を忘れて昔話に花が咲きました。

厦門は人も車の量も多くなって様変わりしていました。
特に市街地は地下鉄工事の影響で大渋滞。
１０年前はまだまだ田舎だった厦門。
来年、地下鉄が開通するなんて思っても見ませんでした。

コロンス島も今では世界文化遺産への登録を目指しているのだそうです。
コピー商品を扱っているお土産屋が山ほどあった「あのコロンス島が？」という感じでした。

厦門の発展に伴って移住してくる人が多くなり、今では人口が４００万人近くになって、元々厦門の市街地(島内)に住んでいた人たちはいい住環境を求めてどんどん島を出て、郊外の新興住宅地に移って行っているのだそうです。

最近謂われている「経済の減速」なんて厦門に限ってですけど、全然感じませんでした。

エリア 厦門(中国)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 徒歩 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

５：４０

羽田空港国際線ターミナルに到着。
中華航空２２３　７：１０分　台北松山行。
今回は台湾で金門島から厦門に渡るので、国内線の乗り継ぎがいい松山空港を利用しました。
中華航空　羽田〜台北松山は往復で２６９５０円で手配。

７：１０

羽田空港を定刻に出発。
やっぱりフルサービスの機内食は美味しそう。
もちろん赤ワインも飲み放題です。
４杯飲みました。

久しぶりに中華航空乗ったら、以前よりもエンターテイメントのビデオが充実していた。
図書館戦争２は戦闘シーンが多くて面白かった。

９：２０

定刻１０：００より４０分も早く台北松山空港に到着。
スゴイ！
やりますね〜！中華航空！

直ぐに中華電信でＳＩＭカードにチャージ、５日間で３００元。
今回は、厦門での滞在費を含め銀行と郵便局で６００００円を台湾元に交換。

９：４０

第２ターミナル着。
予めネットで購入しておいた金門島行の便は復興航空の１３：２０発。
３週間前の予約だったけど、他社も含めほとんど売り切れていた。

早く着いたのでダメ元で１便早い１０：４０発の便にキャンセル待ちの申し込み。
でも１４０番目で×！

この時期、台湾の学生は夏休みに入っているので、澎湖島や金門島行の飛行機は軒並み満席なのです。
搭乗口付近も若者でごった返していました。

１４：００

予めネットで買っておいた復興航空２３７便は、定刻から３０分遅れて搭乗開始。
せっかく中華航空が４０分も早く着いたのに時間勿体なかったな･･･
復興航空２３７　松山→金門　２１４０台湾元(７０８１円)。

１５：５０　水頭碼頭着

飛行機は定刻(１４：４０)よりかなり遅れて１５：２０に金門空港に到着。
すぐ水頭碼頭に向かいました。
水頭碼頭から厦門の五通碼頭まで３０分に１便位の間隔で船が出ています。

金門空港→水頭碼頭　タクシーで２０分　３００台湾元。

厦門までの乗船券売り場。
旅行代理店らしき人が１人でかなりの人数分の乗船券を購入するので、順番が来るまで時間がかかった。
それに割り込みもあったりするので。(笑)
１６時の船に乗りたかったけどダメでした。

１６：３０発の厦門五通行乗船券が買えました。
施設利用料込で６５０台湾元。

そして台湾元を人民元に交換。
乗船券売り場の前にあった土地銀行。
銀行とは言っても、窓口に２人しかいない両替所です。

約３万円相当の台湾元を人民元に交換しました。
９０００台湾元→１８００人民元＋１８０台湾元･･･

１００人民元紙幣１８枚と人民元に換金できない端数１８０台湾元が返されました。
人民元は１００人民元単位での交換らしいです。

簡単な手荷物検査の後、出国審査を受けて３番乗船口へ。
出国審査は記入するカードはなく、パスポートと乗船券のみを提示。
少し時間があったので免税店をブラブラ。

１６：１０

乗船開始です。

この船が「金星輪」号。
高速船かと思ったら普通のフェリーだった。

船内の様子。
結構小さい船だったけど、あまり揺れなかった。

少しわかりづらいのですが、大金門島と小金門島の間を橋でつなぐ工事が進んでいた。
これは大金門島側の橋梁工事の様子。
凄いプロジェクトだ。

厦門に近づいたのでそろそろ準備。
今回の荷物。
４泊５日でリュック１個。

中国用のＷｉＦｉルーターを接続して、五通碼頭で待ってくれている友達に連絡。
中国版ＬＩＮＥの無料通信アプリ「微信」(ＷｅＣｈａｔ)を使って電話しました。
問題なく繋がりました。

中国でのネット環境に不安があったので、予め日本でフォートラベルから３ＧのＷｉＦｉルーターを５日間、２４５０円でレンタルしていきました。
３Ｇでもメッセージ送受信の速度や通話状況は問題ありませんでした。

水頭から厦門五通までちょうど４０分で到着。
入国審査を受ける前に、入出国カードを記入。
右側が入国用、左側が出国用で１枚になっていました。
両方に記入してパスポートと一緒に入国審査のカウンターに出すと、出国用の半券を返してくれました。
出国時にはこの半券を提出します。

１７：２０

待っていてくれた厦門の友達と五通碼頭の出口で記念写真。
４年ぶりです。
厦門に来るといつも笑顔で迎えてくれるのが嬉しくて、ハグしてしまいました！(笑)

友達の車でホテルに向かいました。
途中で見えたのが、昨年完成した高さ３００ｍの双子タワー。
新しい厦門のランドマークで別名、「ナイフビル」というのだそうだ。
このビルに限らず、厦門には新しいビルがたくさん建ったようだ。

渋滞で五通碼頭から１時間かかって今日から２泊するマルコポーロ厦門に到着。
マルコポーロ厦門はシンガポール資本の５つ星ホテル。
厦門市内どこに行くにも便利がいい。

これが友達の車。
４年前に来た時は、日本の大衆車に乗っていたのにな･･･

五通から送ってもらった途中でも見かけた日本車は少なかったし、ヨーロッパの高級車がかなり多い印象でした。

館内はモダンな造り。
床は総大理石張。

マルコポーロ厦門のフロント。
前回来た４年前にはまだ大規模な工事が行われていたのですけど、リニューアルされて更に綺麗になっていました
昔は親切な日本人スタッフがいたのですけど、今年の５月で辞めてしまったので、今は日本語を話すスタッフはいないのだそうです。

今回は厦門の友達に予約してもらったら、８階のクラブフロアにグレードアップ！
２泊朝食付　１６８０人民元　（２６４３８円）

マルコポーロ厦門のロビー。
屋根が吹き抜けているのでいつも明るくて爽やかな雰囲気。

チェックインして８階へ。
８階はクラブフロアー。
マルコポーロホテルの会員が利用するエブゼクティブフロアー。
このフロアーには２階のレストランとは別に朝食会場が用意されていて、静かにゆったり食事をすることが出来ます。

部屋からの眺望。
なかなかいい。

部屋の中。
落ち着きます。

いい雰囲気。

テレビではＮＨＫを２ＣＨ見ることが出来ました。

水回りの床・壁は大理石。
さすが石材製品の街、厦門です。

浴室と寝室はシースルー！
ちょっと恥ずかしいね･･･と思ったら、
ちゃんとブラインドもありました。

冷蔵庫の中は呑み放題。
呑んで減った分は翌日部屋に戻ると補充されていました。

革張りの椅子もあって豪華。
マルコポーロ厦門はとにかく満足度の高いホテルです。

北京から遅れて来た友達を出迎えて、３人でホテル近くの広東料理のレストラン「潮福城潮州大酒楼　濱北店」へ。
海鮮もあって昔よく来たお店。

潮福城潮州大酒楼　濱北店は、マルコポーロ厦門から徒歩５分位。

入口で番号をもらい順番待ちです。
でも５分位で呼ばれました。

２２時前の入店でしたけど、とても賑わっていました。
外国人でもわかる写真入りの菜単もありますけど、面倒なので注文は友達にお任せ。
料理が出て来る度に、「これなに？」と聞く方が楽なのです。(笑)
やっぱり台湾とは勝手が違うしね。

初めの「辛苦了！」は麦酒で。
福建省の麦酒、「雪津」を注文。
この麦酒は美味しい。
青島ほど重くなく、どちらかと言えばライト系の麦酒。

苦螺と呼ばれる貝料理。
醤油ベースの下味がついていて美味しかった。

海老を塩で茹でた料理。
これは毎度注文する料理。

小籠包。
激ウマ！

レタスをオイスターソースで炒めた料理。
ピリ辛で美味しいかった。

絶品だった炒飯。
お米が違った。
タイ米のような細長いパラパラのご飯に、魚貝類や肉類を細かく刻んで入れて炒めてあるので、出汁のような塩味が効いてこれぞ炒飯！というお味！
本当に美味しかった。

お店お薦めの中国産のワイン、張裕解百納（ＧＨＡＮＧＹＵ）の赤を頼んでみた。
比較的重みがあるわりには渋味の強くないスマートなワインでした。

張裕は、中国で最も売れている山東省烟台市にあるワイン酒造。
山東省は葡萄の栽培に適した気候らしく、いいワイナリ―が多いらしい。
ここでは１本２００人民元。

ちょっと癖になってしまって、翌日は中山路の酒屋さんでも買ってホテルで呑みました。
街中の酒屋だと同じもので７５〜９０元位でした。

そして、パプリカとセロリのような野菜を牛肉と一緒に炒めた料理。
上品な味でワインに合いました。

最後が魚を軽く揚げてからタレで焼いた料理。

これだけ食べたらもう満腹！
お会計はワインと麦酒込、全部で６３０人民元、安い！

２４：１０

楽しい時間あっという間でした。
またまた午前様です(笑)。
今回は、厦門３人組の同窓会みたいになっちゃいましたけど、厦門で一緒に仕事をしたメンバーは他にも数人いるのです。
お互い都合もあってなかなか「全員集合」は難しくなりましたけど、いつかまたみんなで厦門に集いたいなと思いました。

ホテルに帰ったら深夜１２時半。
満腹でした〜おやすみなさい･･･
Zzzz、Zzzz

この旅行記へのコメント （4）

• tamuさん 2016/07/23 21:22:55

  マルコポーロの日本人スタッフ

  yakyukozouさん
  
  お晩で御座います。
  マルコポーロは、懐かしいですね。
  おっしゃる通りで、昔は日本人スタッフがいましたが、今は日本人のお客さんが少なくてどこのホテルも同じ様な事が有ります。
  この十年で廈門は様変わりしたと思います。
  しかし、地下鉄が出来て石の街から観光都市に変わると良くなるかも知れませんね。
  私も大好きな街なので、日本との繋がりが薄くなって欲しくはないと思います。
  また、お邪魔致します。
  ではでは、
  
  tamu

  yakyukozouさん からの返信 2016/07/24 09:25:15

  RE: マルコポーロの日本人スタッフ

  
  tamuさん、おはようございます！
  
  厦門はこの１０年で本当に変わりましたよね･･･
  厦門の友達に聞いたら、将来は上海と同じような街になるようなことを
  謂ってました。
  地下鉄も計画中を含めると６路線、新空港も建設中とのことで確かに発展の速度がものすごいです。
  その割りには、日本からの空便はＪＡＬが撤退して久しいし、４年前に
  ＡＮＡで厦門に行った時はガラガラでした･･･(笑)
  
  厦門の街は変わったのですけど、「友情は一生変わらないよ」なんて友達からいわれて、ちょっとウルウル来ました。(笑)
  とてもいい旅行になりました。
  
  yakyukozouより
  
  

• へけけさん 2016/07/13 23:27:42

  完全に酔ってます。

  yakyukozouさん　今晩は。
  
  　ハッキリ言って羨ましい旅行でしたね。チャイナのあの便は普通５万円位します。羽田発で松山に１０時前に着くのでとても便利。今回、自分はタイガーエアで５万円。馬鹿でしょ。
  
  　お友達の車、BMWでしょうか、中国の富裕層はごくわずかって聞いてますけど、凄い！
  
  　今回の旅行記もとても面白く拝見しました。やっぱりフルサービスのヒコーキ良いなぁ〜。タダ酒飲めますから。
  
  　土曜日から台湾に行ってきます。っていうか０泊なので涼しくなったら、ゆっくり秘境駅巡りしてきます。
  
  　毎日tvk、高校球情報見てます、神奈川県は本当にレベル高いですね。
  
  　今度、ゆっくり飲みましょう！
  
  へけけ

  yakyukozouさん からの返信 2016/07/15 17:03:49

  RE: 完全に酔ってます。

  
  へけけさん、こんにちは。
  
  返信遅れてすみません。
  ７月１４日〜１５日と博多祇園山笠の追い山に行ってまして、さっき帰宅しました、
  まずはハイボール２本で酔い始めたところです。(笑)
  
  厦門の旅行記、読んで頂いて有難うございます。
  厦門は活気があって、中国人の皆さんは本当にお金持ちです。
  
  でもへけけさんもお金持ち。
  タイガーエア台湾、５万円のチケットだし･･(笑)
  
  厦門で走っていた車は、BMW、ベンツ、ボルボが３強です。
  人、モノ、金が集まってて「中国経済減速」なんてとても思えなかったです。
  
  １２年前は、バイクの５人乗りは当たり前、路線バスにはエアコンないし、エレベーター内での喫煙もごくごく日常的なできごとだったんですけどね〜。(笑)
  
  でも、私の友達の中国人は、日本語ペラペラで日本に理解があってお金持ちで、性格もいい人ばかりなんです。
  
  明日から台湾ですね？
  羨ましいです。
  台湾０泊の旅、普通ではやらない旅行をされるのがへけけさんです！
  今回はどんな旅行記で笑わせて頂けるのか、とても楽しみです。
  
  お気をつけて行ってらして下さい。
  暑気払い、楽しみにしています。
  
  yakyukozouより