2016/07/14 - 2016/07/17
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willyさん
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大雪ですばらしいお花畑に酔いしれた後は、予定の日高山脈を変更して急遽宗谷方面へ。
目的は利尻岳。レブンアツモリソウには間に合わなかったけれど、花の浮島とウニ丼と利尻岳のピークをねらえ。
7月13日 夕方 富良野発 音威子府付近の川原で幕営。
14日 オホーツク沿岸にでて北上、宗谷岬を経て稚内港より
礼文島へ。
軽くトレッキングをして最終便で利尻島へ。
ファミリーキャンプ場泊 \500/人 目の前の温泉も同様。
15日 5時半発で利尻岳。8:40山頂 12:00下山
温泉のあと最終便にて稚内港。ヴィッツ君を拾って
日本海沿岸を南下。初山別の天文台公園キャンプ場泊
(なんと無料開放中)
16日 たまたま見つけた天売島にわたって半日遊ぶ。
夕刻史上最悪のヒグマ事件の現場、三毛別に立ちより、
留萌で寿司を堪能。
そのまま千歳近辺までいって空き地で幕営
17日 ヴィッツ君を返して9時30のJET STARにて帰宅
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 船 レンタカー ジェットスター
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
宗谷というとあの三角のモニュメントが多いので、間宮さんの像など。
あの時代の厳しい自然の中で間宮さんの業績はたしかにすごい。
最後にでてくる三毛別の話とともに、吉村昭氏の著作がリアル。 -
短い礼文での滞在時間(11:00稚内発13時過ぎ礼文・香深港着から利尻行最終の16:50まで)を最大限有効にと、足でまわることにして林道トレッキングルートへ
レブンウスユキソウの群生を見に。
振り返ると雄々しき姿の利尻富士! -
これがレブンウスユキソウ。盛りにあえてよかった。ウスユキソウ類のこれだけの具群生は見たことがなくて感動的。
個人的にはアツモリソウはあんまり好きでなくて、こちらのほうが好きです。 -
礼文は山火事で大きな樹木が焼失したとのことで、笹原が覆ってしまっている。現在復元?復興?の植林中。
でもそのせいで見晴らしはよく、ジュラシックパークのような景観が。 -
そして期待のウニ丼。美しいと思いませんか!
いやはや、とろけるような美味でした。
これは紫ウニですが、個人的にはこっちのほうがあっさりして好き。
馬糞ウニは年々漁獲が減っていて高騰している模様。 -
利尻島へ渡って次の日。これは避難小屋あたりからの山頂風景。
このお山はすばらしい。海抜ゼロから海原にそそり立つマッシブな山容は雄大で神々しい。来たかったんだよ、ここに。
下のほうの樹林帯は海洋性の照葉の広葉樹も多く、なんとなく屋久島をも思わせる不思議な雰囲気。羅臼や屋久島同様、原始の深く力強いオーラに満たされていて、ありがたくて涙がでそうになる。 -
そしてここで初めて見るお花たちが惜しげもなく群れ咲いて、うれしくてたまらない。
-
まるで花壇のように計算された配置でさいている。だれに頼まれたわけでもなく。
だれに見せたいわけでもなく。 -
エゾツツジも初めてみました。
鮮やかで意外なほど豪華。 -
エゾギク。これまた園芸種のように立派
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何をかいわんや・・・
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可憐でそれでいて華やかな花々と対比する荒々しい景色。頂上付近は崩壊も進んでやや危険。
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これ。たった1輪だけみつけたボタンキンバイ。すばらしくゴージャス。
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登山口の足洗い場。よその種なんかもってはいっちゃいけないから。
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温泉にゆっくりつかったあとはフェリーを待つ間に腹ごしらえ。
利尻ラーメンとやらを食す。
これが絶品でした。もう一度たべたいなぁ。
ちなみに温泉と登山口はいって500mあたりにある最北の銘水「甘露泉」は本当においしかったです。汲んで帰りたかった。 -
翌日。ガソリンを入れようとスタンドにはいったら1枚のポスター。なんやらペンギンの絵がかいてある。
スタンドのおじさんに「ペンギンがいるんですか?」と聞くと、「あれはオロロン鳥といって、この天売島にしかいないんですよ」と。ひゃ!それはみたい!!!
しかも高速船ですぐにいけるらしい。港もすぐそこらしい。
いくしかないでしょうね。これは。
フェリーを待つ間またもグルメ。海産物直売所ではごそごそ動く水揚げ直後のムラサキウニが1個250円。もちろん割ってもらいました。
こんな究極の贅沢ができるなんて。1個に4枚の卵巣?がはいってますが、ウニは開けた途端に劣化が始まるので商品になるものはすべてミョウバンで処理されているそうです。こんな潮の香りぷんぷんの鮮度100%が食べられるのはめったにない幸せ。 -
ヤギのいる焼尻島を経由して小1時間で天売島(てうりとう)。どーんとオロロンがお迎えしてくれます。
-
こんなに海が青くて明るいとは驚きでした。
断崖絶壁ゆえに海鳥の繁殖地となるのだそうです。 -
世界一というウトウの繁殖地。この穴ぼこが巣で、夕方親が帰ってくるまでヒナは穴の奥でじっとしているとか。
しかし・・・みてしまった・・・・
人間とともにやってきたという鴉が、ヒナをひきずりだしてくわえていった・・・
合掌。 -
きらめく海がまぶしい。南の生まれだけど、北の国の短い夏がどれほど貴重か想像する。
-
天売島で半日あそんで、夕方本島にもどる。当初目的だった三毛別はもう5時近くのたそがれ。だれもいない再現小屋は、それはもう、うすら寒いほどの妖気。
開拓民のご苦労を偲び、犠牲者の冥福を祈って、怖くてそうそうに去る。
読むだに身の毛のよだつ吉村昭氏の「羆嵐」。まだの方はよろしければご一読。 -
最後は留萌のお寿司で締め。おいしいもの三昧で、かなり激しい運動をしたはずが、なぜか体が重くなった気がする・・
メロンは今年は楽しめなかったけど、ウニやらホタテやらお寿司やらで大満足でした。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- らびたんさん 2016/08/02 11:29:03
- お見事☆
- willyさん、こんにちは^^
いや〜早いですね!
利尻を3時間ほどで登ってしまうとはさすがです☆
そこに至るまでの道内の動きもダイナミックですね。
礼文島の滞在時間でさらにビックリw
私も今年は久しぶりに北海道に行く・・・かもしれません。(冬)
あっその前にもうすぐイラン行ってきまーす♪
らびたん
- willyさん からの返信 2016/08/02 12:26:25
- RE: お見事☆
- らびたんさん
こんちは〜。ご無沙汰しとります。
って、イラン!!!ついに行かれるのですね!
いいなあ〜〜〜。
私もあと3回は行きたいのですが、やっぱり先立つものの余裕が(笑)
じっくり堪能してきてください。旅行記楽しみにお待ちしてます。
生メロンジュースぜひのんできてください。
利尻富士はキャンプ場を5時半にでて登山口まで30分かかったので、実質2時間50分で登っています。われながら、近年まれにみる快挙でした。
とてもいいお山でした。礼文3時間ってもったいないですかね^^;
天売島も無知でお恥ずかしいですが、知る人ぞ知る島なのですね。偶然でも立ち寄れてラッキーでした。
わたしは夏のダイビングは家族の都合で急遽粟国島へ。来週です。
11月に旧東ドイツ、そしてこないだ思い立ってベネチアのチケットと宿を確保しました。ダン・ブラウンを読んだらカーニバルを見たくなり。
1日で宿代が倍になっていくのに驚きました。
やっぱりヨーロッパは高いですねぇ。。。
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