2016/07/18 - 2016/07/18
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アジア好きの晴れおじさんさん
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7月三連休の最終日18日は海の日。連休前半は雑用に追われたので今日こそ庄内の海に繰り出そうと思っていました。ところが、何故か朝食後に腹を下して出鼻をくじかれ、やむなく目的地を変更。晴れおじさん街道を行くシリーズその3として、羽州街道の山形・秋田県境の町「金山町」を訪ねました。
明治11年に東北地方を旅行した英国人女性旅行家イザベラ・バードが「日本奥地紀行」に「ロマンチックな雰囲気の場所」と記した山あいの町は、果たして今もロマンチックなのか、しばし御覧あれ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
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羽州街道は山形県を南北に縦貫して青森県に至る長い街道ですが、今日のスタート地点は、山形県尾花沢市の「芭蕉清風記念館」とします。
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芭蕉は、この地の豪商で俳諧仲間の鈴木清風を訪ねて十泊したと言われています。
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晴れおじさんは以前に2、3回入館しているので今回はパスするつもりでしたが、特別展を開催中と知ったので2百円を払って入ることにします。
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中はこんな感じ。
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土間の壁に芭蕉の俳句が掲げてあります。中の二つが尾花沢で詠んだ句です。
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もう1つ、土間で目を引いたのが、これ。「山刀伐(なたぎり)」というマタギが被った帽子。
芭蕉がここに来る際に越えた「山刀伐峠」の名前は、これから付けられたと初めて知りました。 -
鈴木清風は、紅花大尽(べにばなだいじん)と評された豪商。江戸で価格引下げを狙った紅花不買運動に遭った際、大量の紅花を燃やしたと見せかけて高値で売り抜け、その金で吉原を貸しきって遊女を労わった逸話が紹介されていました。
その男気に惚れ込んだ太夫が「柿本人麿像」を清風に贈ったとのことで、その実物が奥の座敷に特別展示されていました。
座敷の展示物は撮影禁止なので写真はありませんが、保存状態は良好で顔の表情まで良く判りました。
少し出っ歯で、どこかユーモラスな感じのする顔。あぁ、タレントの「明石屋さんま」さんの顔に似ているんだ。 -
囲炉裏の近くの欄間には、芭蕉が山刀伐峠を越える様子を描いた額絵が飾られています。
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奥の細道の絵巻物が買えるようです。
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さて、羽州街道(国道13号線)を北に進みます。
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あっ、すいかの看板。尾花沢市は日本一の夏すいか生産地。立ち寄って見ましょう。
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種なしすいかとは珍しい。
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これかぁ。ちょっと高いかな。
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店のオバサンが、冷えたすいかを味見させてくれました。うーん、美味い。
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やっぱり、すいかは種ありでしょう。
1500円のを1個買いました。 -
さらに北進します。
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新庄市を過ぎて金山町の中心部に入ったら、落ち着いた家並が見えて来ました。
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中央公民館の駐車場に車を駐めて、散策することにします。
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健康的でいい標語だねぇ。
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白い漆喰は、やっぱりシックい。なんちゃって。
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これは何だろう。
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商工会の現役の建物なんだぁ。
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道路わきには流雪溝があります。冬場の豪雪を偲ばせます。
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商工会の建物の隣は蔵史館。「くらしかん」と読むのでしょうか。
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観光案内所になっているようです。
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中では、写真展を開催中。
きちんと和服を着付けた年配のご婦人がお二人立っていて、「金山町によくいらっしゃいました。」と声をかけてきました。 -
お二人のお話によると、この建物は米倉庫を改装したもので、様々なコンサートの会場としても活用されているとのこと。
そのほか、町内の夏祭りやドイツ風の宿泊施設などについて、リーフレットを見せながら、丁寧に説明していただきました。
気合の入った観光案内に感服です。 -
いただいたリーフレットを片手に散策を続けます。
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店のショーウィンドーの中はレトロ感が満ちていて、タイム・スリップしそうになります。
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祝日だからとは言っても、国旗と町旗を掲げた建物があちこちに見受けられるのは、どこか不思議な感じ。
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観光客をオモテナシする施設かな?
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二つある蔵のひとつはギャラリーのようです。
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無料で入ることが出来ました。
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もう1つの蔵は喫茶ルームだったので、入らずに先に進みます。
用水路を綺麗な水が流れています。 -
でも、リーフレットで紹介していた大堰は、スケールが違っていました。
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既に戦国時代に開削されていたようです。
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錦鯉が放流されています。
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イザベラ・バードの記念碑が近くにあるようなので足を伸ばします。
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ありました。
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日本奥地紀行の一節が英文と和文で刻まれています。
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それにしても、何とものどかな光景です。
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蕎麦屋。
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化粧品店。資生堂の青い看板でかろうじてそうと判ります。
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日用雑貨店。
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信用金庫までが蔵造り。
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役場の庁舎も、蔵に調和するデザインと色合いになっています。
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ライトアップの掲示がありました。きっとロマンチックな光景になることでしょう。
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車に戻り、今度は「きごころ橋」を訪ねます。
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平成16年に金山杉を使って巧みの技で造られたとのこと。町並みの情緒を一層深めています。
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きごころ橋から旧羽州街道を北に少し進んで見ます。
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道が右に曲がるところに看板がありました。
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この先に難所だった森合峠があるようです。
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長命水があります。何故か断水しています。
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不整形な田んぼが昔を偲ばせます。日本昔ばなしのナレーションが聞こえてきそうです。
「むかぁし、むかぁし、森合峠のふもとの村に、晴れおじさんが住んでいました。‥‥」
さて、旧街道も見ることが出来たので、そろそろ帰ります。 -
帰り道に町の入口に車を停めて見渡すと、「環境美化条例制定の町」の看板が目に入りました。
やはり「ローマは一日にして成らず」。町をあげての長年の努力が美しい町並みを造ったのでしょう。 -
振り返って、金山三峰に別れを告げます。
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街道を走らせてもらったので、藩主に挨拶して帰ることにします。
新庄市の最上公園。戸沢藩の新庄城址です。 -
庄内藩の焼き討ちに会う前の姿が絵図に描かれています。
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残っているのは、表御門の石垣だけです。
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表御門の石垣の全景。
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公園の一角にアジサイ園がありました。
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アジサイは新庄市の花に指定されていて、市内の菓子店では名物のお菓子も売られています。
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さて、往復170kmのドライブを終えて帰宅すると、愛犬が玄関で出迎えてくれました。
台所から出て来なかった妻も、お土産の西瓜を見せたら「熱烈歓迎」に変わりました。 完
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