2016/07/13 - 2016/07/13
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アジア好きの晴れおじさんさん
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中山道奈良井宿を歩いた「街道を行くその1」に沢山「いいね」をいただいて、すっかり気を良くした晴れおじさん。
今度は、愛車に愛妻?を乗せて、宮城県の七ヶ宿街道を走って見ました。ちょっぴりサプライズもあった「街道を行くその2」です。お暇なら、読んでけらっしゃい。
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山形県上山市の楢下(ならげ)こんにゃく番所です。
楢下宿は羽州街道の南端の宿場で、宮城県白石市に至る脇街道(七ヶ宿街道)の起点でもありました。
もっとも、ここは本物の番所ではなく、楢下宿からは少し離れた場所にある「こんにゃく料理店」です。 -
中には売店もあります。団体観光客が食事前にお土産を選んでいて、賑わっていました。
妻も、知り合いに贈るギフトセットを買いました。その間、晴れおじさんは、観光客に紛れて、「キムチこんにゃく」や「黒豆こんにゃく」を味見させてもらいました。
ここの料理については、今年のGWに家族で食事した時の口コミを投稿していますので、御覧ください。 -
さて、楢下宿に向かいます。
実は、私も妻も、まだ行ったことがありません。 -
脇本陣滝沢家に着きました。
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なかなか立派な佇まいです。
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少し先に「武田家」がありました。宿屋だった記録が残っているとのこと。
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さらに車を走らせると、番所跡。こちらは、本物の番所があったところです。
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その脇に楢下郵便局があるのを妻が見つけて、ATMで、たまった振込みをすると言い出しました。
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妻が振り込みをしている間、晴れおじさんは、宿場内を散策。
まず、明治時代に初代山形県令三島通庸が建設を指示したという「新橋」を
眺めて、 -
そして、向かいにある脇本陣庄内家を眺めました。ここは、雨漏り修理中でした。
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車に戻り、再び妻を乗せて先に進むと、「大黒屋」。
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駕籠が置いてあります。見た感じでは本物かな?
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近くの駐車スペースに案内図がありました。
ひと通り見どころは回ったようなので、七ヶ宿に向かうことにします。 -
すぐ先の金山峠を越えるつもりが、ナビが高畠町の国道113号へ誘導したので、二井宿峠を通るルートに変わってしまいました。もっとも、この高畠町からのルートも、地図では七ヶ宿街道とされています。
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二井宿峠にはトンネルが開通していて、あっけなく県境を越えて宮城県七ヶ宿町に入りました。
でも、宿場らしい建物は見当たらず、宿場名を記した看板だけが立っています。 -
何もない道が続きます。
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滑津宿に着いたようです。
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案内板によると滝と本陣があるようです。
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滑津大滝は、すぐ近くの滝見台から眺めることが出来ました。
下に降りて行く道もありましたが、天気予報どおり雨が降り始めたので、パスしましょう。 -
農産物の直売所があったので、地元で採れたししとうなどを買いました。
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あっ、安藤家が見えて来た。
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肝入だったのか。
子孫の方がまだ住んでいらっしゃるとかで、中には入れません。 -
しばらく進むと七ヶ宿公園の看板が見えて来ました。
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移転新築したという道の駅。看板で、七ヶ宿は「しちがじゅく」でなく「しちかしゅく」なのが判りました。そうなんだー。
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白石名物うーめん。雨が降って気温が少し下がっている感じなので、私も妻も温かい方を注文。
生麺を使っていると言うだけに、「うーめん うーめぇ」
妻「寒っ」 -
店に張ってあった観光地図。街道を少し引き返して山道を登った所に吊り橋があることが判りました。
クチコミで評価が高かったようなので、行って見ることにします。 -
吊り橋のある横川地区に入りました。木地の里と書いてあります。
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六地蔵尊がここに祀られた経緯が書いてあります。
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これが六地蔵尊。ちゃんと「よだれ掛け?」が6枚掛けてあります。
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さらに奥に車を走らせていると、前を犬が右から左に横断していきました。いや、犬ではない。キツネだ。
車を停めて見渡しましたが、キツネの姿はない。でも、助手席の妻も確かにキツネだったと言う。
車を降りて少し先の民家を見たら、さっきのキツネと同じ形のプレートがさげてあります。 -
これ。全く同じスタイル。
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宗教法人の連絡所のようです。
なんだかキツネにつままれたような感じです。 -
もうすぐ吊り橋のある公園です。
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かなり長い吊り橋です。渡って見ましょう。
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中ほどから、砂防ダムの全景が見渡せます。
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霧で霞んでいますが、奥の山が不忘山でしょうか?
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吊り橋の床の中央がグレーチングになっていて、隙間から谷底が覗けます。ピントを谷底に合わせると、脚がすくみます。
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街道に戻り東に少し走った所から七ヶ宿ダムが見えるようになりました。
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今回の最終目的地に着きました。
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七ヶ宿のひとつ上戸沢宿の建物が移築されているようです。
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「あなた、猿がいる!」
妻の声に慌ててカメラを向けたらピントがボケました。 -
こちらを警戒しているようです。
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奥に歩いていったら、猿が群れをなして、こちらを見ています。妻が怖がったので、引き返して、宿場から移転復原した建物に入ります。
奥の建物です。おばあさんが入口に腰掛けています。 -
入館無料でした。
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釜戸のある台所
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黒光りする梁
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木こりが使ったノコギリ
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玄関から材木岩が見渡せます。
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道路では猿が何やら拾って食べています。
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公園に回って材木岩をもう一枚。
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公園にはユニークな噴水が作られていました。
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山形への帰り道に、改めて宿場跡を眺めて見ると、普通の民家に看板だけが往時の姿を忍ばせていました。
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同上
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山形県高畠町まで戻り、ひろすけ童話館の近くの日帰り温泉に立ち寄りました。
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童話の雰囲気で迎えてくれました。
今日のお話は、これでオシマイ、オシマイ。完
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