緑が丘公園の北海道立美術館へ

2016/06/27 - 2016/06/27

去年2月に然別湖へ来た時、帯広市内は殆ど歩いていないのですが、今回、帯広駅から近いホテルに泊まったので、駅前からバスで緑が丘公園へ行きました。夕方だったので、道立帯広美術館の外観を見た後、約５０万平方mもある広い公園を散歩して来ました。動物園内には植村直己記念館、野草園、帯広百年記念館、十勝池などがあります。
駅前のバスターナルからバスで約15分程で、緑が丘公園か緑が丘2丁目で降りると歩いて2、3分で公園に着きます。しかし、バスが1時間に1,2本なので、帰りのバスを確認しておかないと辺りに何もない住宅地のバス停でぼっと待つしかありません。事前にネットでバスの時刻表を確認して来たのですが、現地のバス停にあった時刻表と時間が異なっていました。それに因ると、後1時間近く待つことになります。昼間は27度と暑かったこの日ですが、夕方になると風がやや冷たくなって来て、半袖姿の私は持っていたストールを体に巻いて動いていました。しかし、30分程待った頃に私の事前の時刻通りバスが来たので、ほっとしました。どういうことなんでしょうか。古いものをそのまま貼ってあるのかも。1日歩き廻った上、緑が丘公園内もよく歩いたので、足が棒とはこのことでした。帯広駅に着いたら、直ぐにエスタ西館の「かき揚げのはげ天」に直行し、ビールと海老と蟹の海鮮丼を美味しく頂きました。

エリア 帯広(北海道)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 徒歩

５０４６８６平方mもある広い公園です。最初に道立帯広美術館ヘ行きます。

道路脇の植え込みにはこんな花が咲いていました。

美術館が見えて来ました。平成3年9月に開館しています。設計は、アトリエアク、日本設計札幌支社、谷津設計です。

勝利　Victory 1923 Emile-Antoine Bourdelle

見取り図に因ると、吹き抜けのホールからガラス張りの廊下で繋がった2つの展示室があるようです。主展示室とコレクションギャラリーはフローリング床とカーペットの床ということなる材で設えてあります。

正面に見えるのが玄関ホールですね。

今、篠山紀信の写真展をやっていますね。ジョンレノンとオノヨーコの写真が見えます。

一つの展示室裏側になります。

その左手には、恐らく休憩しながら、中庭、林を見るといった空間なのではないでしょうか。

美術館の奥には、両側に彫刻を配した彫刻の径です。朝夕にジョギングや散歩をする方が多いようです。

チョウセンゴヨウマツ
本州、四国、アジア東北部に分布する松ですが、北海道にあるのは珍しいのでは... キタゴウヨウマツは北海道にありますが。

彫刻の径をずっと進むと、夕方5時に閉まるので、入れませんでしたが、植村直巳記念館がありました。

こちらはどんぐりの径です。彫刻の径にはジョッギングや散歩をしている人がいたので、ここでも誰か通るかと思ったのですが、誰にも出会いませんでした。最近、変質者の事件があるので、用心しなければ...

野草園もあります。もう閉園していますが。昭和33年7月に開園した野草園で、43530平方mの敷地に、82科375種の野草樹木が自生していて、開拓期以前の自然の姿を残しているそうです。

色んな虫や蛇、小動物が住んでいそうですね。

誰も歩いていない白樺の小径を暫く進むと、バスを降りて美術館に行く時に通った少し大きな道に出ます。

こちらはひとやすみの径です。

ひとやすみの径を進んで行くと、帯広百年記念館に出ます。博物館と創作活動の拠点としての複合施設となっています。埋蔵文化財センターなどもあります。

明治16年（1883）に静岡出身の依田勉三率いる晩成社一行が入植してから百年目となる昭和57年に開館されました。

記念館前の庭園

この十勝池は、人工で、囚人延べ3264人によって掘られたものだそうです。