ビアライゼ２０１６（5）ニュルンベルクはオモチャ箱っぽい編

2016/04/25 - 2016/04/25

インゴルシュタットかたニュルンベルクにさっと移動。ここでの目的は、新しく開店したクラフトビールのボトルショップや、クラフトビールの品ぞろえがよいhutt'nという店、そしてついでにお土産で頼まれてたモノさがしだ。
予定が立て込んでいて２〜３時間しか入れないが、旧市街を歩き回り事前にチェック済みのスポットを回ったが、お菓子屋やコミックショップなど、ニュルンベルクは面白いお店がたくさんあるおもちゃ箱のような印象。
以前のニュルンベルク旅行記はこちら
http://4travel.jp/travelogue/10864713
http://4travel.jp/travelogue/10865476

写真は最優先目的地のボトルショップ ”Bierothek”。ここはマニアックな品ぞろえで、珍しい限定ビールや、最近注目のスタイル”ゴーゼ”を見つけることができ、旅の前半なのに３本もお土産にボトルを買ってしまった。

エリア ニュルンベルク(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

プファッフェンホヘンからインゴルシュタット駅に戻り、ホテルでスーツケースを回収した後、ふたたび駅に。電車の待ち時間でケーキ屋でチョコのついたクッキーぽいお菓子を購入。大味で甘い。

ニュルンベルク駅に到着。市街地を回るために、スーツケースを預けるロッカールームを探し回る。地下にあることをようやく発見。

ニュルンベルク駅から旧市街に行く地下街の壁に描かれた壁画。

旧市街の城壁付近に地下から出たところのパノラマ。
ニュルンベルクに来るのは３回目くらい。

ニュルンベルクの古い建物を見ながら歩く。Theta写真は大きな建物も全部を撮影できるのがいいね。

旧市街の大通りをカイザーブルク方向に向かってあるく。途中で総合デパートのカウフホフがあったので、ちょっとお土産を物色したのだが、ここにはいいのがなかった。結局、別の刃物専門店でシュパーゲル専用皮むき器”シュパーシェイラ―”を購入する。

観光名所の黄金の塔が補修中。
ドイツではこうした建物の補修の際には、それが印刷された保護布をかける風習があるようだ。

クリスマスマーケットなども開かれる中央広場では、本日は青果市が開かれていた。

色とりどりの見慣れない野菜や果物が売られている。

シュパーゲルを５００ｇ購入。これはあとで生で食べる予定だ。

旧市街の東側に移動。バーや帽子専門店など面白そうな店がある。
日差しが強くて暑い。

14:30 Bierothekに到着。クラフトビールのボトルショップで、バンベルクにも支店がある。

Bierothekの看板。

Bierothekの店内。すっきりと整理されたディスプレイで壁一面に多様なビールが並ビールはスタイル別で並べられていおり、西や北ドイツのクラフトビールも充実していた。
ぶ。奥の黒いブースではビンテージビールを紹介。手前のテーブルにはニュルンベルク地元のクラフトビール。

リーゲレのクラフトラインや、ヴァイツェンボックをホッピーにした最近はやりのスタイル、珍しいビールであるゴーゼ（しかも限定520本）や
小さなボトル入りのカンバのオークバレルエイジシリーズ、など、面白い商品が盛りだくさん。

ビール以外にもビールゼリーやビール塩、ビールマスタード。パスタやクラフトビールの情報誌など。

ビールの泡を加熱する特別な鉄棒”Bierstachel（ビアスタッフェル）”が展示されている。ビールをグラスに注いだあと、泡を加熱してカラメリゼするのだ。鉄球に焦げがこびりついている。
Bierothekではスタッフにも相談しつつ、３本のビールを購入。

Bierothekを後にして、デューラーハウス方面に向かう。
ここGasthaus zum RaubritterではFelsenブロイというとこのビールを出しているようだ。飲んだことないので気になる。

15:30 予定通りHutt'nに到着。基本的に食事処だけど、ビールの品ぞろえがクラフトよりなのだ。前回行き損ねたてたので再チャレンジ。

Hutt'nのビールメニュー

ウィーナーカラメルモルトを使ったメルツェンを水〜金　１８:３０限定で出しているようだ。本日は月曜日なので飲めない。残念！

ハウスビールのHutt'n ドゥンケル
甘い麦芽のほのかな香りがして、酵母が残っていて濁りあり。泡はほとんどなしで、ウンゲシュプンデテス的である。
味はカラメル甘味がして後味にもケーキをたべたような甘み、
１５℃くらいで香りが立つようだが、温くなりすぎると、甘ったるい香りになってよろしくない。
さらに温くし過ぎると酸味が強くなったのでイマイチ、冷えてるうちに飲み終えたい

リトマイヤー　スモーキージョージ。フランケン地方ハルレンドルフの老舗リトマイヤーのクラフトラインで、ラオホ部門で賞も取っているビール。
ウィスキー用燻製モルトで醸造。甘くした正露丸のような香りがする。
苦味は意外にもほどほどにまろやか。アルコールは７度だけど飲みやすい。ピーティーな中にモルトの香りもまじり、氷砂糖みたいな甘味にスモーク、ピートフレーバーが入り混じっている。リッチな味でおいしい。

アルブレヒト・デューラーの像から坂を下り駅に向かう。
先ほど日が照ってたのに、もう気温が下がり始めて寒い。道行く子供たちも厚着だ。

お菓子屋で虫の形のお菓子を発見。テントウムシはまだしもＧはまずいだろ！チョコレート色が妙にリアルなのがまたなんかヤダ。ドイツ人は虫型のお菓子が結構好きらしい。
下に果物やシュパーゲルを模したお菓子も見える。

アイスクリーム屋。

コミックショップ”Ultra　Comix”　スターウォーズのストームトルーパーが飾られている。中はアメコミや日本の漫画、TRPGのゲームシナリオなどが所狭しと３階にわたって売られている。かなりマイナーだったりアダルティーだったりする漫画も翻訳されて置かれているのが面白い。

Ultra　Comixの地下はコスプレショップ。鎧や武器、ローブなど中世コスプレが充実している。イベントで時々見る中世コスプレはこのような店で買っていたのね。

職人通り近くのオープンテラス。テーブルの上にハインツの調味料セットが整然と並んでいるのが面白い。

ニュルンベルク城壁の見張り塔を横目に、地下通りに入り、ロッカールームからスーツケースを回収して電車に乗った。

ビール累計　16種/ 7.0 l