能登金沢：能登半島ドライブと金沢三大（園・美・忍）１泊２日

2016/06/11 - 2016/06/12

石川県への旅行を計画し、下記のようなプランを立てた。

能登空港でレンタカーを借り、能登半島を反時計回りにドライブ。
日本海沿いの景勝地をぐるっとまわり、途中観光列車を見学。
羽咋では宇宙とUFO施設のコスモアイルを見学し温泉へ。その後砂浜を車で走れる千里浜なぎさドライブウェイで南下。
初日の夜は金沢カレーで〆て金沢に宿泊。
二日目は金沢の有名な観光地を徒歩とバスでまわる。まずは兼六園と金沢城。続いて金沢21世紀美術館。
早めの昼食にご当地グルメのハントンライスをいただき、長町武家屋敷跡を散策。
その後、拝観予約をしてあった妙立寺（忍者寺）を見学し、金沢駅から北陸新幹線で帰京。

エリア 石川

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス レンタカー ANAグループ 新幹線 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

能登空港に9:55到着。羽田からは約1時間。
レンタカーを借りる。久々のセダン。

のと里山空港 空港

空港から32km、まずは見附島へ。別名の軍艦島の通り軍艦のよう。

見附島 自然・景勝地

飛び石を渡って島の近くまで行ける。

見附島 自然・景勝地

見附島から32km、聖域の岬と呼ばれる珠洲岬。
日本海へ伸びる岬はパワースポットとして有名。
展望台はスカイバードという名で空中散歩が楽しめるようだったが入場料をケチってパス。

空中展望台 スカイバード 名所・史跡

珠洲岬から30km、日本海沿いをドライブしながら現れるのは窓岩。
岩の真ん中にぽっかりと開いた穴が特徴。

窓岩 自然・景勝地

窓岩から10kmほど道なりに走って道の駅千枚田ポケットパークに着く。
ここから白米千枚田が見渡せる。海とのコントラストが素晴らしい。

白米千枚田 自然・景勝地

白米千枚田から10km、輪島キリコ会館へ。カーナビが移転前の旧館に案内したので焦ったが、数kmしか離れていなかったので無事到着。

輪島キリコ会館 美術館・博物館

館内には祭で使うキリコが展示されている。手前にあるのは小さめで現役のものもあるようだ。

輪島キリコ会館 美術館・博物館

奥には巨大なキリコが展示されている。電線の関係などで現在は稼働していないが、かつてはこのサイズが練り歩いていた。
夕暮れと夜をイメージした照明効果がつけられている。

輪島キリコ会館 美術館・博物館

朝ドラの「まれ」で使われたキリコも展示。もっと目立たせてもよいのでは？

輪島キリコ会館 美術館・博物館

キリコ会館を出て10kmで総持寺祖院へ。
横浜に移転する前の曹洞宗の大本山だった場所。入口は意外と小さいが、その先の山門は立派である。

大本山總持寺祖院 寺・神社・教会

拝観順路に従って進むと、この法堂の内部を拝観できる。
大本山にふさわしい荘厳な寺院だった。

御朱印は山門をくぐって右に進んだ香積台の授与所にて頂ける。

大本山總持寺祖院 寺・神社・教会

能登金剛へ向かう途中で寄った道の駅とぎ海街道にある世界一長いベンチ。
端が見えないほど長い。

世界一長いベンチ 名所・史跡

能登金剛に到着。総持寺からは約30km。

巌門 自然・景勝地

階段を下りていくと現れるのは巌門。
幅6m、高さ15mの海食によってできた穴で、観光遊覧船がたまに穴の途中まで入ってくる。

巌門 自然・景勝地

続いて和倉温泉駅に行き、入場券を買って列車見学。

和倉温泉駅 駅

花嫁のれん号。

和倉温泉駅 駅

のと鉄道の「のと里山里海号」。

和倉温泉駅 駅

和倉温泉駅から33km、田園の中に建つ宇宙科学博物館コスモアイル羽咋。
羽咋はUFOが飛来した伝説のある地域で、宇宙調査機器のほか、UFOに関する展示も多い。

宇宙科学博物館コスモアイル羽咋 美術館・博物館

エレベータの入り口のパネルが施設のUFO・宇宙人寄せを期待させる。

宇宙科学博物館コスモアイル羽咋 美術館・博物館

館内は写真撮影OK。
展示されている危機は精巧なレプリカだが、展示数の多さとそのサイズはなかなかのもの。

宇宙科学博物館コスモアイル羽咋 美術館・博物館

アポロ13号のシートの一部。
これは本物。

宇宙科学博物館コスモアイル羽咋 美術館・博物館

隕石も本物。
ショーケースに穴があいていて、実際に触ることができる。

宇宙科学博物館コスモアイル羽咋 美術館・博物館

後半はUFOや宇宙人に関する展示。
宇宙人の解剖模型も展示されていたが、リアリティがありすぎるのでここでの掲載は控える。

宇宙科学博物館コスモアイル羽咋 美術館・博物館

実際に（？）UFOを見た人のレポートも自由に閲覧することができる。

宇宙科学博物館コスモアイル羽咋 美術館・博物館

館内のピクトグラムも徹底している。

宇宙科学博物館コスモアイル羽咋 美術館・博物館

コスモアイルから3kmほどの場所にある温泉施設ユーフォリア千里浜。
ネーミングは幸福感という意味だが、もちろんUFOをかかっている。

温泉はコーヒー色でぬめり感がある。入った後もずっと体がずっと温まる。

ユーフォリア千里浜 温泉

ユーフォリア千里浜からすぐ海岸へ出ると、日本で唯一車で砂浜を走れるなぎさドライブウェイ。
全長8kmの砂浜道路で車だけでなくばいく、自転車も走行OK。

千里浜なぎさドライブウェイ 自然・景勝地

走ってみるとアスファルトと変わらない固さで、普通に走ることができる。
波打ち際への駐車もOKで、車を停めて海水浴を楽しむ人も多い。

千里浜なぎさドライブウェイ 自然・景勝地

無料化されたのと里山海道を南下し、金沢方面へ。
途中、カレーのチャンピオンで金沢カレーを食べる。
濃厚なルーとキャベツが美味だが、ステンレスの皿とフォークで食べるのも特徴。

カレーのチャンピオン 高柳店 グルメ・レストラン

金沢周辺はなかなかホテルがとれなかったので、駅からは少し離れたビジネスホテル東楽で一泊。
ホテルの目の前がバス停なので、アクセスはまあ良し。

ビジネスホテル　東楽 宿・ホテル

二日目はまずは名勝兼六園へ。

兼六園 公園・植物園

園内は広いので有名どころを淡々と回っていく。
まずは桂坂口のすぐのところにある琴柱灯篭と霞ヶ池。

兼六園 公園・植物園

池にまで広がる巨大な唐崎松。

兼六園 公園・植物園

亀形の石で形作られた雁行橋。

兼六園 公園・植物園

木の根が地上に出た根上松。

兼六園 公園・植物園

少し離れたもう一つの大きな池である瓢池。
この辺りは人も少なめ。

兼六園 公園・植物園

日本最古の噴水まで来て桂坂口へ戻る。
このルートで約1時間。

兼六園 公園・植物園

兼六園のすぐ隣の金沢城へ。

金沢城公園 玉泉院丸庭園 名所・史跡

金沢城はほとんどが復元された建物で、二つのやぐらをつなぐ五十間長屋が見どころ。

金沢城公園 玉泉院丸庭園 名所・史跡

五十間長屋の内部は見学できるようになっており、倉庫として使われていたとのこと。

金沢城公園 玉泉院丸庭園 名所・史跡

金沢城からは歩いて21世紀美術館へ。
開館の10時少し前に着く。

金沢21世紀美術館 美術館・博物館

庭園に置かれている２１美で有名な作品の一つ「カラー・アクティヴィティ・ハウス」。

金沢21世紀美術館 美術館・博物館

局面のアクリルが違った角度で配置されていて、内部や外部からいろいろな色に見える。

金沢21世紀美術館 美術館・博物館

実はアクリルはシアン・マゼンタ・イエローの三色しかない。しかし重なり合うことで複雑な色合いを作り出している。

金沢21世紀美術館 美術館・博物館

美術館内部に展示されているレアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」。

金沢21世紀美術館 美術館・博物館

企画展に入場すると、地下からプールの内部に入ることができる。
光の差し込む水面の揺らめきが面白い。

金沢21世紀美術館 美術館・博物館

地上から人が覗きこんでいる。
思わず手を振ってしまう。

金沢21世紀美術館 美術館・博物館

地上からプールの水底を見るのも面白い。

金沢21世紀美術館 美術館・博物館

２１世紀美術館を離れて、グリルオーツカで金沢ご当地グルメのハントンライスをいただく。ケッチャップライス＋卵焼きに小エビのフライが乗り、ケチャップとタルタルソースでトッピング。ボリューム多め。

グリルオーツカ グルメ・レストラン

グリルオーツカから少し歩くと長町武家屋敷跡の入り口になる。

長町武家屋敷跡 名所・史跡

武家屋敷の景観を残した街並みが続く。
この後の予定に合わせてぶらぶら歩く。

長町武家屋敷跡 名所・史跡

妙立寺を見学。
日蓮宗の寺院で拝観には予約が必要。
忍者寺の異名通り本堂の内部はいろいろな仕掛けがあり、ガイドさんの案内で見学していく。ガイドさんがいなければ寺から出られないぐらい複雑で、今何階にいるかわからなくなるほど。
１回の拝観は約40分。御朱印は授与所で書置きを頂ける。

妙立寺(通称 忍者寺) 寺・神社・教会

旅程を完了し、金沢駅に到着。
駅のアーチ構造も芸術的。

金沢駅 駅

北陸新幹線はくたかで帰京。

金沢駅 駅