2016/06/01 - 2016/06/10
1078位(同エリア1584件中)
HANAさん
ヨークを昼過ぎに出発しファウンテン・アービー修道院に立ち寄って見学します。ここは12世紀から16世紀までイングランドでも最大級の修道院でした。修道院として廃止され放置されてましたが、今は国立公園の中、保存されて世界遺産として登録されてます。今回の旅では今まで多くの大聖堂を見てきました。中世の時代に建てられてその後カトリック教会と絶縁したあとも生き残っていた大聖堂と違いここは廃墟となってます。最後に見学するのが巨大な廃墟でした。でもつい最近イギリスを舞台にした「大聖堂」という小説を読んだばかりだったのでこの廃墟も興味深く見学できました。私がじっくりと修道院跡を見ている間に友人は公園の中を池まで散策して来てました。ここを出た後はヒースロー空港近くのホテルへまっしぐら。空港近くにチェーン展開しているホテルを予約していたら、空港近くには2つあって宿を間違ってしまいましたがその後無事到着。翌朝はレンタカーを返却して帰国の途につきました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- レンタカー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ヨークからファウンテン・アビーまでは約30マイル。1時間弱で到着です。お天気は曇りで今にも降ってきそうな空でした。
ここは元々シトー派の修道院だったところでスタッドリー国立公園とともに世界遺産に登録されてます。
そして、今はナショナルトラストが管理しています。
広い駐車場があり、車を停めてビジターセンターに来ました。 -
ここにはカフェや売店などもあって入場料を払って入ります。
ここは公園入口でここから修道院跡は見えず池などお勧めコースを回ると2マイルぐらいあるそうです。ファウンテンズ修道院遺跡群を含むスタッドリー王立公園 史跡・遺跡
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ビジターセンターからしばらく歩いて森のようになっているところを抜けると広大な修道院跡が下に見えてきました。広い公園の中は草を刈っている人がいて管理は大変そうです。
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12世紀に建てられて16世紀まで巨大な修道院として発展してきてヘンリー8世のカトリック教会との絶縁で修道院は廃止。
巨大な修道院の建物は石の枠組みだけが現在は残って廃墟となっています。
大きな入り口と塔が残ってます。 -
周辺に沢山建物があったようですが今は壁の一部が残るばかり。
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聖堂の大きな身廊の空間。両側に側廊があります。
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側廊部分。
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塔のある空間。
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中に入ると天井だけでなく床があったと思われますが全部なく空が見えます。
壁にはおそらくステンドグラスがあったと思われる窓。
往時はおそらく素晴らしい空間だったでしょう。 -
様々な建物が続いてあって増築を繰り返し発展していったようです。
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迷路のようになって迷いそうです。
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綺麗に刈り込まれている周辺は歩きやすい。
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入り口と反対側から見ます。
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広い敷地の向うに森のようになっているところにフットパスがあります。
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なかなか修道院の全体を写真に収められないぐらい広い。ここも建物の跡が見られます。
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建物の入り口のアーチは美しい。車いすやベビーカーの人が通れるようになっています。
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地震がないからこんな廃墟でも残っていて見学できます。保存は大変そうです。
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比較的よく柱の上の彫刻が残っているところもあります。
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この大きな空間には全盛期には1000人以上の修道僧がいたそうです。
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塔は途中で追加されたのかもしれません。
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塔の反対側に行ってみます。
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2階に昇れるようになっているところもありました。天井も残ってます。
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鳩が入らないように網が窓や入り口にはありました。
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回廊。
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回廊から塔を見ます。
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修道僧たちの食堂や食品庫があったところ、セラリウム。
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この石組がしっかりしていて上部を支えている構造は当時の技術の高さを感じさせられます。先日ケン・フォレットの「大聖堂」という小説を読みましたがいつか大聖堂を建てたいと夢見ていた建築職人が目指していたのはこんな大聖堂だったのでしょうか?最も彼が目にして強烈な印象をうけたのはフランスにあった大聖堂ですが。
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メインの建物を出て別の建物跡に行きます。
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小さめの建物跡。
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橋もあります。
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小川はずっと続いていて他の建物がこの先にはあります。
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途中にあった小さな修道院博物館。模型で建物を再現してます。
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修道院の歴史や生活などを紹介していて、修道服も置いてあって着て記念撮影も出来ます。
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ビジターセンターに戻ってきて売店に立ち寄ります。
植物も書籍も売ってるけど自然のものを利用したお土産ものも沢山販売。 -
ワイヤーで作った羊。可愛い。
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ファウンテン・アビーを出てヒースロー空港近くのホテルにチェックインします。
実はチェーン店なのでヒースロー空港近くには2つあって最初違ったホテルにチェックインしようとして別のホテルだったということを指摘されました。
そこからそれほど遠くないこちらのホテルにチェックイン。
余ったポンドを使い切ろうと現金払いをしようとするとカード払いなら問題なかったのですが、現金払いはパスポートを同行者とともに提示するように言われ、今までは必要なかった住所などの記入も求められました。
カードを持ってないわけじゃないけど現金払いの客は要注意なんでしょうね。
テロ予防などで指示が出ているのかもしれません。Premier Inn Heathrow Airport Terminal 5 ホテル
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部屋はダブルベッドが2つある広めの部屋。帰国前にゆっくりできました。
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ロビーは通路を挟んでまるでショッピングモールのようにカフェやレストランが並んでます。
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静かなロビーというわけじゃないけどホテルとしてはビジネス客や航空会社のクルーが多いので出入りが激しい感じでした。
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コーヒーショップで簡単なサラダ・サンドイッチなど買って部屋で夕食にしました。翌日はホテルをチェックアウトしてからガソリンスタンドを探して右往左往。
満タンにしてターミナル5のレンタカー営業所に返しました。 -
無事空港でチェックイン。実はレンタカーを返す時に手元にいつも持っていたポーチを忘れて戻ったら危うく車が移動させられるところでした。パスポートが入っていたので危なかった。
というわけで無事チェックインできたのでラウンジに直行します。
ワンワールドのエメラルドだとBAのファーストクラスラウンジが使えます。
広いラウンジの食事エリアで朝食。私はオーダーでエッグベネディクトを頼みました。友人はここでもフルブレックファスト。ブリティッシュ エアウェイズ ギャラリーズ ファーストラウンジ (ヒースロー空港ターミナル5) 空港ラウンジ
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空港の中の出国後にもポストがあるのを確認していたので、ここで投函します。4日ほどで日本に到着していたようです。GWに行ったウズベキスタンが1か月以上かかったのとは大違い。さすが郵便制度の歴史がある国です。
すぐ近くのフォートナムメイソンで最後のポンドを使い切りました。 -
BA機内はエコノミークラスは空いていたので、CAさんに頼んで席を移動させてもらいます。沢山誰も座っていない列があるのに私は窓から3人びっちりなんですもの。早い者勝ちになりそうなのでCAさんにあそこに移りたい、と言っておいたら彼がドアクローズのアナウンスがあるまで見ておいてあげるよ、と言ってくれて確保してくれたのが助かりました。
一人で窓から3席使って横になって長いフライト寝てきました。
朝羽田に到着。国内線に移動します。羽田は国内線もたくさんあって楽です。
シャワーを浴びてから伊丹行に乗って帰ってきました。
イギリス、今回8年ぶりでしたが、オリンピック前とオリンピック後。前は活気があって景気も良いようでしたが今回は町中にホームレスがいたり、必ずしも好景気とは言えない感じが垣間見られました。すぐ後に行われた国民投票でEU離脱が決定になったのもうなずける感じでした。でもあまり国民投票のポスターなどは見かけなかったのですが。
今回イングランドを中心にちょっとだけウェールズにも足を踏み入れましたが、まだまだ行っていないところがあります。運転が日本と同じように出来るのは嬉しいし、言葉も英語が通じるのは嬉しいので、また来て今度は南部や西部に足を延ばしたいと思います。
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