金峰山・瑞牆山　富士見平でテント泊　しゃくなげがイイ感じ

2016/06/11 - 2016/06/12

今年は夏山でガッツリ縦走する計画を何本か考えているので、そろそろ重装備の足を慣らそうと考え、適度な歩行距離と満足感の得られる山、花が時期の山ということで、この時期しゃくなげが見事な奥秩父の金峰山・瑞牆山に富士見平テント泊で行くことにしました。

黒森コースは初めてでしたが大岩がたくさんあり、岩と苔の神秘的な景色、沢沿いに歩く登山道、そして人が少なく静かな登山を楽しめたのが良かったです。

花は九輪草の群生、富士見平の満開のツツジ、金峰では大日付近で満開のシャクナゲ、瑞牆では山頂の満開のシャクナゲと想像していた通り。目当ての花がバッチリ見れると本当に嬉しいですね♪

金峰山・瑞牆山とも日帰りで行きがちですが、テント泊で訪れてもこれだけ楽しいので、たまにはゆっくり来たい場所となりました。

コースタイム
1日目：8時間50分（テント設営・休憩で1時間30分）
みずがき山自然公園8:30→10:12富士見平小屋11:03→11:46大日小屋→12:10大日岩→13:40金峰山小屋分岐→14:10五丈石→14:14金峰山14:35五丈石14:40→14:55金峰山小屋15:00→16:20大日岩16:23→17:20富士見平テント泊

2日目：5時間10分（休憩1時間10分）
富士見平6:30→6:50瑞牆山・八丁平分岐→6:57桃太郎岩→7:56大ヤスリ岩→8:14瑞牆山9:05→10:18不動滝10:24→11:14林道小川山線終点→11:37みずがき山自然公園

エリア 増富温泉(山梨)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

地元草加より加賀ICから首都高→中央道を経由し
下道が結構長いですが、対向車に困るようなところはありません。

みずがき山自然公園の無料駐車場に駐車してスタートです。

みずがき山グリーンロッジ キャンプ場

車道を少し歩いた後、登山道へ。

登山道途中には新緑にツツジのピンクが映えます。

こちらはボルダーさんが結構いますね。

駐車場から少しアスファルト歩き。その後左手の登山道に入りますが、1個目から入ると間違えてカンマンボロンのほうに行き易い。沢を渡る口が無いのでおかしいと思い引き返して正解。

木橋を渡る

橋を渡るとすぐに九輪草咲いてました。

ピンクの花はなんか目を惹きます。

富士見平への登山道は歩き易い。
樹林帯の中ですが、この時期の淡い緑が目に優しく、春ゼミの音が意味に優しくて癒されます。比較的歩き易い気持ちよいコースです。

林道に出ました。

朝は曇っていたのに瑞牆山の岩峰が見えてきた。

林道終点には車が。一般者は入れませんが関係者は小屋の結構近くまで入れます。

登っていくと水場あります。ここから20m位上に富士見平。

富士見平に到着〜。

増富温泉の割引券の案内。安くなるのは嬉しいなー。

富士見平小屋で受付。
テン場は1人1000円。

富士見平小屋 宿・ホテル

小屋の前はツツジが満開。サイトは広いし富士見平小屋は初心者テントにもってこいかも。

水場。複数名がくめるように工夫してあります。

今回はテント2張り。5−6人テンと3−4人テン。
男女で分かれて使います。平だしいいサイトだ〜。

テントを張ったらいざ金峰へ。荷物は重めで。

高見岩分岐。今回は時間がなさそうなので割愛。
いつか登るさー。

大日小屋。無人です。中は清潔になっていましたが、窓のたてつけ悪かったりと、ちょっと残念。

大日岩付近のクサリ場。

大日岩付近（標高2000m付近）になると石楠花が満開です。
いやーこれが見たかった。

しゃくなげ登山道。

もうすぐ大日岩。

イワカガミも群生しています。

振り返って高見岩。

大日岩の分岐に到着ー。今回は登らず次回の楽しみに取っておこう。

しばらく登ると砂払ノ頭。ここから展望が効く尾根歩きになります。

この辺もイワカガミがきれい。

ちょっとガスが出ていますが、稜線の感じが素敵ですね〜。

おー晴れて五丈岩が見えてきた！
思わず皆シャッターを切る。

金峰山(山梨県・長野県) 自然・景勝地

振り返ると瑞牆山が見えています。

楽しい稜線歩きです。

小屋の分岐。帰りは小屋に寄ろう。

山頂に到着。ガスのなかー残念！！

とりあえず五丈岩に挑戦しますか。

金峰といったら五丈岩！
迫力ありますね。

五丈岩中腹。いい感じで登ってきます。

最後の登りもクリアして無事五丈の岩の上に立ちました。
五丈岩は2回目ですが、今回も登れました。最後の登りは上部に指で掴まれるようになっているのでタイミングを合わせて体を引き上げるイメージで足を上げます。
降りる時は慎重に。

帰りは金峰山小屋に寄りましょう。

ここで登っていたけど買っていなかった山バッチを2つゲット！
家に帰って早速のれんに装着。

お犬さんがいました。おとなしくて可愛い。

少し小屋でゆっくりして下山を開始。

数箇所クサリ場ありますが問題なし。

シャクナゲの登山道を下る。

テン場に付いたらものすごいテント。おそらく70張りは合ったんじゃないでしょうか。

テントの間にツエルト引いて乾〜杯。
楽しく飲んで食べて21時前に就寝zzz。

翌朝食事をしたら、九輪草を見てから出発することに。

こんなに群落しているのは初めて。

出発して最初の見どころは大岩が断ち割られた桃太郎岩。

桃太郎岩の脇の階段を上がると急坂が始まります。

キバナスミレでしょうか。

岩っぽい登りを続けていくと目の前には名物のオオヤスリ。

さらに登り稜線に出ました。

山頂への最後のクサリ場。重装備置いてってもいいんですがトレーニングだね。

視界が開けていよいよ山頂です。

山頂の道標。

瑞牆山 自然・景勝地

岩の上に出て展望がスカッと開けます。
オオヤスリが眼下に。

左手は金峰の山稜。

富士山も大きく見える。

小川山方面です。

八ヶ岳連峰も一望できますよ。

暫し山頂の展望を楽しんだら出発。

小川山との分岐。高原地図には載ってないね。

黒森コースは1800m付近でしゃくなげが満開でした。

ししくい坂。このへんは急だった。

夫婦岩。大きな岩が続きます。

ようやく不動滝に到着。

冷たい水で汗を流す。気持ちいいッス。

沢を渡る雰囲気もいいね。

苔と岩と神秘的な景色が続きます。

林道に到着。結構車とまってましたね。

駐車場に到着。アスファルトの道は意外に短かったです。

駐車場から初日に見えなかった瑞牆山。

駐車場の下にある自然公園の管理棟へ

ちょうどお昼だったので昼食を頂いてから温泉に行くことにする。蕎麦大盛りで！

増富ラジウム温泉にて汗をながしました。小屋で割引券いただいて770円也。
源泉かけ流しで、複数の温度の温泉ががあります。平均的には通常の風呂より温めですね。30度〜37度くらいが主流。
休憩施設、食事処もあります。

金峰山・瑞牆山とも日帰りで行きがちですが、テント泊で訪れてもこれだけ楽しいので、たまにはゆっくり来たい場所となりました。

ラジウム温泉郷 増富の湯 温泉