2016/03/04 - 2016/03/06
3位(同エリア100件中)
shiqueさん
- shiqueさんTOP
- 旅行記40冊
- クチコミ3件
- Q&A回答0件
- 56,181アクセス
- フォロワー34人
パクセ近郊のワット・プーを堪能した私たちは
ラオスを更に南下し、シパンドーンに向かいます。
シーパンドンは4千の島と言う意味で
母なる大河メコンには大小無数の島が点在し
少し変わった風景が広がっています。
その中の一つの島、ドン・コーンに今回は滞在します。
この時期ラオスは酷暑ですが、夕日はメコンの至宝。
この夕日をわざわざ見に来た酔狂な日本人の日記。
最後までお付き合い下されば幸いです。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 船 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
6日目、ラオス3日目。
今日はバスでドン・コーンに行くために少し早起き。
朝食を求めて昨日の食堂街を目指します。
時間は朝6時過ぎ、この街の朝は早く
この路地にはラオスの朝の生活が繰り広げられていました。 -
お坊さん達が托鉢をされていました。
当然のことですが喜捨しているのは現地の方々で
ルアンパバーンのように観光客は一人もいません。
串を焼くその煙の向こうに毎日繰り返される風習。
信者の方の信仰心は厚く深く
その真摯な姿はこの空間の時間を止め
真理を祈りという永遠の形に美しく昇華しています。 -
ルアンパバーンで見た托鉢では
スリッパを履いたお坊さんも見受けましたが
ここパクセでは僧侶も信者も共に素足です。
人はこの瞬間、大地でつながり自然の一部と化し
この世界を掌る神仏の加護を請うのだろう。 -
昨日の朝食を食べた店に到着。
今朝はお粥ではなく、カオピャック・センにしました。
スープや薬味は同じで、米が米粉の麺に変わったものです。
このスープには麺の方が良く合うと思います。
写真は薬味のミント、バジル、レタスをトッピングし
唐辛子ペーストや酢などを入れたもので10000kip也。 -
午前8時にパクセトラベル前に集合し順調に出発。
他の客をピックアップのために3つのホテルを回り
8時半には国道13号線をドン・コーンに向けて南下開始。
昨日のワットプーまでの道に比べると凹凸はあるものの
車はハイエースで至って快適にドライブが続きます。
出発して2時間、食堂のあるドライブインでトイレ休憩です。
旅行者の乗ったバスが到着すると、
ふらっと売り子のおばさんたちが現れます。
あと1時間少しで船着場に到着する我々旅行者は
流石にここでは鳥の丸焼きは買いませんよ、おかーさん。
それでもおばさんは笑顔で行商です。 -
船着場のあるナカソンに到着したのは午前11時。
ナカソンのバスターミナルからは川が全く見えません。
バスを降ろされた私たちは右も左もわからない状態で
バスが走ってきた道を更に数百メートル歩く事になります。
その道の突き当りがメコン川で、ボートオフィースもあります。
川辺に突き出したコンクリート製のオフィスに入り
ジョイントチケットを見せるとボートチケットがもらえました。
色々トラブルがあると聞いていましたが順調に事は運んでいます。
ロングテールボートに乗る為に河川敷の砂地に下りると
出迎えてくれたのが水牛の群れ、少し怖いです。 -
島に向かう船と島から戻る船は
毎日このメコンの大河で交差しています。
本土に向かう船に乗る彼らの視線は
微かに空ろで、どこかをじっと見据えている。
僕たちが向かう大河を超えたその島には
一体何が待ち受けているのだろうか?
その船に乗る彼らが纏う空気は少し重いが
その中に未来の自分を探し出そうとする事など
旅行者にとって本当におろかな行為である。
到着と出発は空港であれメコン川であれ
交わる事の許されないリンネの世界。
12モンキーの時間がメコンにも流れている。 -
乾季のこの季節、メコンの流れは穏やかで
西洋人でいっぱいになったロングテールは
15分程でドン・デットに到着。
そこは船着場というよりも小さな砂地のビーチで
水着を着た西洋人が大勢日光浴をしています。
この賑やかそうで、少し昔の匂いのする楽園で
ほとんどの乗客は降船してしまいました。
ここからドン・コーンまでの15分程の船旅は
私たちを含めて4名とガラガラで快適です。
写真はドン・デッドからドン・コーンへ向かう船上からの小景。 -
ドン・コーンの船着き場には客引きどころか
看板、案内図と言った類の物は何にもありません。
今までagodaの位置情報には何度かやられて来ましたが
ここは信じて川沿いに南下するしかありません。
しかし、歩き始めて1分、宿は直ぐに見つかりました。
本日の宿はドクチャンパ・ゲストハウス。
agodaで予約(2148円)してあります。
各部屋にはメコン川に面したテラスがあり
テーブル、ベット、ハンモックが備え付けてあります。
エアコンは無く、昼間部屋の中は暑いですが
メコンの流れと輝く夕日をのんびり眺めるには最高です。 -
テラスに出てみると目の前がメコン川です。
川は決して綺麗とは言えませんが
透明度は思ったほど悪くはありません。
ゴミのせいか川藻のせいかは分かりませんが
風に乗って微かに海の匂いに似た香りがします。
そんな川では子供たちが浮き輪で楽しんいます。
本当に楽しそうで見ていて飽きません。
時折、上流から浮き輪に乗った西洋人も流れてきます。 -
テラスから身を乗り出して下流を眺めると
かつて鉄道が走っていた橋が茂みの中に見えます。
その向こうに霞んで見える山々はもうカンボジアです。
そう、ここはラオス最南端のメコン川に浮かぶ島。
この島で私たちは何と出会えるのでしょうか? -
午後3時、初めての街は必ず散歩から始まります。
と言う事で、先ずは船着き場の前にあった学校まで散歩。
掃除の時間なのでしょうか大勢の子供たちが
目の前のメコン川まで行き来しています。
しかしこの島の子供たちがシャイなのか
外国人の観光客に慣れているのか
私たちには余り反応してくれませんでした。 -
この島には車もなければ舗装道路も無く
もちろん信号機もありません。
しかし、目の前にはメコン川が流れ
島のあちこちには外国人が溢れています。
このような環境の中で子供たちは
どのように育っていくのでしょうか?
私たち日本人とはあまりに違った環境に
想像することも出来ません。 -
島の西側を南北に走るメインロード。
道の両側には点々と宿やレストランが並んでいます。
思った以上に観光地化されていて観光客には便利ですが
店の数に比べて観光客は少なく閑散としています。
旅行代理店の店先には従業員の人影は無く
白いクロスのテーブルが並ぶレストランは開店休業中。
空にはピンクのブーゲンビリヤが咲き乱れ
赤や青の貸し自転車は店の前の赤土の上で
明日借りてくれるであろうご主人様を待ち続けています。
潰れたテーマパークの郷愁と哀愁と言うよりも
シエスタ中の観光地に迷い込んだ感じです。 -
遅めの昼食は宿に併設されたレストランで
チキン入りラオスチャーハン、20000kip也。
まだラオスに行った事も
また、行こうと思った事もなかった頃
毎晩浴びるように酒を飲んでいた店で
シメによく食べたのがラオス風チャーハン。
ラオス風って一体何なんだろう?
タイ風では無くラオス風って一体何なんだろう?
そして今、ラオスで食べるラオスのチャーハン。
美味しかったが、決して謎は解けなかった。 -
この島で特にやる事は考えていません。
のんびり寛ぐ事を目的に来たものですから
本日もレストランでしこたまビールを飲んだ後は
部屋で扇風機を回してお昼寝です。
そして5時半過ぎにベットから抜け出し
テラスに出てみるとこの風景が待っていました。
刻々とその色彩を変えてゆく夕日と西の空。
川面に映る夕日は燃え盛る炎のように
揺らめきながら長い光の影を引く。
高度を下げる毎にその全体の輝きは紅色に近づき
その紅の輝きが辺りの空間を震しながら吸収し
夕日は沈むその瞬間までどんどん膨れ上がる。
こんなに紅く大きな夕日を見たのは生まれて初めてだ。
明日もこの夕日を見ると言う予定が出来ました。 -
夜の帳が降りると島は灯も少なくひっそりとします。
川沿いには点々とレストランがあったので
そちらの方まで懐中電灯持参で歩く事にしました。
確かにレストランは営業していますが
客は少なく盛り上がっているところはありません。
橋の所までは行こうと思っていましたが
途中余りにも暗く、相棒が怖がるので引き返しました。
結局、夕食はまたまた宿のレストランです。
ラープガイ、30000kip、野菜スープ、20000kip。
お酒はビールと、日本から持参のイオンブランド焼酎。
ラープが焼酎にとても合う事は言うまでも無い。
メコン川からの心地よい風を感じながら
酔っぱらいは際限なく飲み続ける夜でした。 -
7日目、ラオス4日目、ドン・コーン2日目。
朝食前、朝散歩で辺りを散策するも
地元の朝飯屋的な店を発見できず宿に戻ってきました。
結局朝食は宿でカオピャック、25000Kip。
お値段は安くは無いですが、見た目も味も満足です。 -
本日はバイクをレンタルして島内一周の予定。
メイン通りの一番賑やかな辺りでバイクをレンタル。
夕方7時まで借りて80000kip也。
島内にガソリンスタンドは無いので
その場でペットボトルから給油してくれます。
また、バイクにはナンバープレイトは付いていません。
バイク自体は結構新しくブレーキも問題なしです。
それではドン・コーン一周のドライブ出発。
先ずはカラカラに乾いた土のガタガタ道をゆっくり走り
島の東側にあるコーンパーソーイの滝を目指します。 -
島の東側の道沿いには点々と民家があります。
道端で遊んでいた子供たちは
私たちに視線を送ってくれます。
「ハロー、サバイディー。」
「サバイディー。」
子供たちの澄んだ瞳はラオスの至宝。 -
毎日この道を通り過ぎる異国の人たちは
わたしとは違った色の肌や髪を持っている。
着る服はとても綺麗でおしゃれなメガネをかけている。
いつも笑顔で話しかけ写真を撮ってくれる。
わたしは外国語が分からないからいつも黙っているけど
お話できたらたくさん聞いてみたい。
以前お父さんから聞いたことだけど
あの人たちは毎日川の向こうの大きな街よりも
もっとずっと遠い遠いテレビで見たことのある
外国から飛行機に乗ってここまで来るらしい。
そこは一体どんなところなのかしら?
あの人たちはお金持ちだとお兄ちゃんが言っていた。
お金がいっぱいあれば綺麗な服着て
いつも笑顔でたくさん写真を撮って、
手を振りながら走り去っていける。
わたしはあの人たちの世界に行ってみたい。
彼女の澄んだ瞳に映る本当の風景は彼女にしか分からない。 -
民家も無くなりしばらく走ると「water fall」の看板を左手に発見。
看板に従って左折するとすぐに小さな駐車場とレストランが現れます。
駐車場にはバイク、自転車が数台有り
大人気では無いものの先客が数名居るようです。
ここでバイクを止め、滝までは徒歩となります。
レストランの目の前にあるのがこの吊り橋で
滝までの雰囲気をぐっと盛り上げてくれます。
橋自体も結構揺れてスリルが楽しめます。
この橋で魚を取りに来た地元の子供たちに会いました。
「サバイディー、フィッシュ?」と声をかけると
「Fisher man」と私たちに笑顔を投げ掛けてくれました。 -
本日最初の目的地、コーンパーソーイの滝。
結構揺れる吊り橋を少しビビりながら渡ると
乾燥しきって生命感に乏しいブッシュ地帯が続きます。
そこを数分歩くと岩だらけの水辺に到着します。
とにかく水量が少ないので滝のイメージがわきません。
更に上流に向かって川沿いを歩いて行くと
やっと写真の滝が姿を現しました。
乾季のコーンパーソーイの滝は
特別な思いがなければ、残念スポットのようです。 -
滝はその構造上移動距離が長いものですが
乾季の炎天下での移動はかなり堪えました。
水分補給のため入り口のレストランで休憩です。
雨季であるなら前の川の水量もあり
開けた景色の緑もきっと鮮やかで寛げるのでしょうが
今は乾季、コーラ飲んだらとっとと次へ向いましょう。 -
レストランの裏手の物置き場に止めてあった
青いリヤカーの荷台で遊ぶ少女を発見。
ずっと一人おままごとで喋っているのかと思いきや
足元には子ヤギが一頭佇んでいます。
女の子はヤギを撫でながら色々話しかけています。
このヤギは大切なお友達なのでしょう。
ドン・コーンのユキちゃんとハイジは
褐色の可愛い小さな女の子たちでした。 -
しょぼい滝のあとは元の道まで戻り
島一周をするために進路を南にとり
島南端の船着き場を目指します。
島は南部に行く程開拓されておらず
植物で作られたトンネル地帯も出現しました。
ドン・コーンは流石に中洲の島なので
トラや熊などの大型野生動物は居ないでしょうが
毒蛇や毒虫系は居てもおかしく無い、注意が必要ですね。
とにかく変な奴に遭遇しないことを祈りたい。 -
先に進むにつれ益々険しい道が続きます。
バイク一台がやっと通れる幅になり
両側の繁みは深く、時折現れる橋は
何箇所も板が欠け落ちたボロボロの橋で
流石にバイクは降りて、押して渡りました。
こんな道でも時々前方から自転車やバイクが現れるので
行き止まりと言う最悪の事態は無いようです。 -
やがてその道も前方が開けてくると
島の中央を走るメインの道に出ます。
道幅はトラック一台分ぐらいはありますが
カラッカラの赤土で日陰は無く
自転車にとっては延々と続く熱射地獄道です。
真っ赤に日焼けしながらペダルを漕ぐ西洋人を見て
バイクを選択して本当に良かったと真剣に胸を撫で下ろす私であった。 -
島の中央を走るカラカラの土道を
ひたすら島の南端までやって来た者だけに
与えられるご褒美がこのメコンの流れの絶景です。
水は生命の源、故に感動も与えてくれる。
メコン川はこの地で再びいくつもの支流が合流し
大河と言う言葉に見合う様相に変貌します。
「イルカ見に行く?」と私。
「行かない。」と相棒。
川の向こうに見える陸地はもうカンボジアで
希少な淡水イルカが生息しているのもこの水域です。 -
本日二つ目、ソムパミットの滝です。
入場料は一人35000kip。
チケットを購入し敷地内を奥へと進んで行くと
写真の様な細い竹の塊が等間隔に並んだ平地が続きます。
これを抜けるといよいよ滝とご対面です。
滝に会うためにはやはり歩かねばなりません。
敷地が広いので人はまばらですが
前の滝に比べると観光客は多いです。
気のせいか水の音が遠くの方から聞こえます。 -
滝です。
やはり水量少ないです。
柵が設置してありマイナスイオンも届きません。
滝なのに流れるのは汗ばかり。
結論、乾季に来るものではありません。
下流にはビーチがあるようです。
せっかく来たのでそこまで歩くことにしました。
ビーチと呼ばれる結構大きな砂地があります。
砂は超高温になっていて裸足で歩くのは無理です。
周辺にはレストランと無料の休憩施設があり
私たちも先客の観光客の方にシェアさせてもらい
しばしの休息を取ることにしました。 -
暑い中での遠足にご機嫌斜めの相棒は
出口近くのチケットチェックブースで休憩。
暑くて相当疲れているようで
アイスをあげてもテンションは下がったまま。
暑い中のアイスは美味そうに食べてほしい。
しかも足元にはかわいい猫が来てるのだから
少しは可愛がってあげましょうよ。 -
昼食後宿でしばらくお昼寝休憩してから
今度はドン・デットを一周することにしました。
橋を渡り直ぐに右に折れ、島の東側を北上するルートです。
このルート沿いには点々とバンガローが立っています。 -
川沿いの道をしばらく走ると開けたところに出ました。
多分畑か牧草地だとは思うのですが
兎に角大地はカラカラで道はツルツル
バイク運転には細心の注意が必要です。
まぁお尻を振るほどアクセル噴かして
ぶっ飛ばせる所は無いので問題はありませんが。
ただ牛が結構放牧されているので
横をすり抜けるとき一瞬緊張が走ります。
飛び出して来たら本当に怖いと思います。 -
ガイドブックにも載っていた埠頭跡までやって来ました。
荷台にベンチが溶接されたトラックが何台も並んでいます。
団体客の輸送用のバスといったところでしょうか。
ドン・デットにはなんと車が有るのです。 -
フアデット船着場のビーチです。
ドン・デットで一番賑やかな地域で
辺りにはホテルやレストランが沢山あます。
スーパーマーケットもあり便利な地域です。
この便利さを使わない手はありません。
私たちも必要な酒やお菓子を購入しました。
しかし、この島に初めて来た時も感じたのですが
西洋人が上半身裸で川辺に座り込むこの風景に
違和感を感じるのは私だけでしょうか?
文化の違いという事なのでしょうが
私には彼らがアザラシにしか見えないのです。
私たちには地元の人がメコンの川辺で水浴びをする
のんびりとしたドン・コーンの方が合っているようです。 -
デット島北端の船着場到着後は
島の西側をメコン川に沿って南下します。
この地域は川沿いに夕日スポットとなっているようで
バンガロータイプの宿がたくさん並んでいます。
しかし、バイクを少し走らすと急に長閑になります。
牛には慣れ始めていましたが豚はインパクトありです。
やはりこの島は人間も家畜も密度が高いようです。 -
デット島はコーン島に比べると小さいので
道草しながら一周するのに1時も掛かりません。
そしてここ旧鉄道橋がゴールとなります。
両島回ってみて、この橋が両島一の建造物でした。
鉄道橋の上からの眺めは北側も南側も趣があり
バイクを止めてしばらく眺めることにしました。 -
川では夕方の水浴びを楽しむ地元の女の子たちがいます。
少し傾いてオレンジ色を含む太陽光が
彼女たちが川面に作り出す波紋に反射し
午後5時のメコン川の流れに
眩しい命のハーモニーを奏でています。
この大河にイルカが住むように
また人間もその命を育んでいるのです。
子供や女性が水の中を進む写真は
笑顔に溢れた平和の象徴として存在し続けてほしいと
次に訪れるベトナムに思いをはせながら
私は何度もシャッターを切りました。 -
ワット・コン・タイ、ドン・コーンにあるお寺です。
鉄道橋近くにある蒸気機関車をさっと見学し
更に南に下がりこのお寺にやって来ました。
敷地内では小僧さんが一人で
ゆっくりと掃き掃除をしていました。
椰子の木が境内に生える南国のお寺です。
中央にある本堂を見学させて頂いた帰りがけ
猫の親子がゆっくり私たちの目の前を横切り
本堂の奥へと消えて行きました。
4匹の行進の最後を歩く子猫は
ちょっとカッコを付けてポージング。
ハイハイ、ちゃんと格好良く撮りましたよ。 -
ワット・コン・タイはメコン川に面して建っています。
夕日に導かれて敷地内を川まで移動すると
そこで船に乗って働く男性を発見。
ドン・コーンに来て観光業以外の
労働者を目にしたのは初めてかもしれません。
島の生活には様々な職業が当然必要な訳で
私たちが今まで目にしていなかったのは
本当の暮らしとは隔絶された観光地だけを
私たちがゆらゆらしていたからでしょう。 -
今日の夕日。
本日は宿のレストランからビールを飲みながら・・・。
昨日に続き今日も見事な夕日が見られました。
この季節は夕焼け観光シーズンらしい。 -
今夜も宿のレストランでラープがツマミとなります。
結局食事はほとんどこのレストランになりました。
リーゾナブルの値段で料理も美味しいです。
ただ一つの難点はスタッフが少ないので
料理が出てくるのにとても時間がかかります。
この点に理解がある旅行者にとっては
ここはgoodな店と言えるでしょう。
ちなみに、私たちは十分満足しています。
今夜このレストランでのエピソード
西洋人の家族連れが私たちの後にやって来ました。
両親と小学生ぐらいの男の子3人の5人家族で
昨夜もここで見かけた家族です。
今夜は店のママさんに父親が何か話をしています。
どうやら自分たち夫婦は違う所に行くので
子供達3人だけでここで食事をさせたいと言う事らしい。
ママが了解すると、父親は昨日も食べたハンバーガーを注文しました。
その後一番大きなお兄ちゃんに長々とお話をし
お金を手渡し、お母さんと二人で本当に行ってしまいました。
料理が出てくるまでの30分、お兄ちゃんは緊張しっぱなし。
騒がないように弟たちを注意しながら頑張っています。
約1時間ほど彼らのチャレンジは続きました。
そしてトラブルを起こす事もなく、無事に支払いも済んで
意気揚々と3人仲良く店を出て行きました。
教育の仕方って色々あるのですね。 -
8日目、ラオス5日目、ドン・コーン3日目。
今日で既に旅行日程の半分が過ぎてしまいました。
もうしばらくこの島でのんびりしてから
直接バスでベトナムに入ろうと考えていましたが
島の旅行代理店で聞いてみると直行便は無く
パクセで乗り継ぎ一泊の便しか無いとの事でした。
どうせパクセで一泊ならパクセまで行ってから
その後のルートを考えた方が良いだろうと言う事で
今日パクセまで移動する事を昨日の夕方決定し
パクセまでのジョイントチケットを購入しました。
そして本日ピックアップは宿のレストランで午前11時。
大丈夫なのかなぁ・・・少し心配です。 -
11時少し前にレストランの真下にボートが着岸。
既にボートは満杯状態でしたが
積み重ねられたバックパックをかき分け乗り込むと
更に2軒ホテルに立ち寄り乗客を乗せ
その後ナカソンの船着場に到着、ここまでは順調。
帰り道は行きの時とは違い経験があるので
バスターミナルまでは問題なく移動出来ました。
問題はこのバスターミナルからで
行きとは違ってすごい数の旅行者がバスを待つ事になります。
行き先はパクセ意外にもたくさんありますし
またスタッフによってバスの行き先も違った事を言う始末。
自分のバスチケットを右手に握り締めながら
100人以上の旅行者が行き先を叫び、右往左往する有様。
運悪く取り残されてしまったのは私たちを含め11名。
最終的には、古びたヒュンダイのワンボックスに積み込まれ
何とかパクセにたどり着く事が出来た次第です。
一体いつになったらこんな混乱も無く
スムーズに移動できるようにしてくれるのだろうか
ラオスは・・・。 -
ナカソンを出て1時間30分。
ガソリンスタンドでトイレ休憩です。
今朝から揚げパン一個と
バケットサンド半分しか食べていない相棒は
乗り継ぎバスの件もあってご機嫌斜め。
こう言う時は腹を膨らすに限ります。
売店でえびせんを買ってあげると
亀田興毅は治まり相棒に戻りました。
相棒よあなたはスニッカーズのコマーシャルかい! -
パクセで久しぶりの雑踏に紛れ込む。
ショッピングセンター前の市場内の屋台。
パクセに到着したのは2時半過ぎ。
明日のベトナムへの移動に関してリサーチすると
思った以上に経費がかかりそうなので先ずは両替。
その帰り道、市場内の屋台でカオピャックを注文。 -
カオ・ピャック・セン、10000kip。
茹でた鶏肉がたくさん乗っていて嬉しい。
スープもすっきり臭みも無く美味しい。
テーブルの上の調味料やハーブ類をたっぷり入れて
好みの味に仕上げられるこの形式はやはり良い。
久しぶりの屋台飯を堪能しました。
街中にはこのような屋台が沢山あり
私たちのような食生活の旅行者にはありがたいです。 -
移動の関係上でのパクセ一泊ということで
宿は、Lankham HotelでAC付きの一番安い部屋です。
夕方までに明日のバスチケットもパクセトラベルで購入済み。
大型国際バスで料金は一人220000kip(約3000円)。
バンコクからウボンまでのLCCの運賃が1700円でしたから
この料金はかなりの高額ですが、ラオスでは仕方ないですね。
パクセ出発が6:30、フエ到着が18:30予定。
国境越えとは言え12時間のバス移動は大変そうです
移動中のことを考え非常食のバケットとお菓子も購入。
明日はもうベトナムと言う事で、夕食はやっぱりラープ。
今夜もダーオリンでビールを飲みながらのんびり夕食です。
ビールの後は持ち込みのラオラーオ・・・。
明日のピックアップが6時15分なので
今夜は流石に早めに切り上げます、多分・・・。
次回(明日)は国境超のバスから始まりますが
いきなり今回の旅行最大のピンチ発生!
それはまさかの・・・・・
次回、ベトナム、フエ編もよろしくお願いいたします。
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この旅行記へのコメント (1)
-
- pedaruさん 2017/05/01 07:12:24
- 素敵な旅行記
- shiqueさん おはようございます。
ユーモアとポエムを散りばめた旅行記ですね。
>毎日この道を通り過ぎる異国の人たちは
わたしとは違った色の肌や髪を持っている。
で始まる童話のような語り、思わずひきこまれました。
>川では夕方の水浴びを楽しむ地元の女の子たちがいます。
この語りも素晴らしい。
>文化の違いという事なのでしょうが
私には彼らがアザラシにしか見えないのです。
笑えました。
写真も素晴らしい、南国の夕日、川で泳ぐ少女、ヘルメットの美女・・・どれも絵になります。
pedaru
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