ウズベキスタンに行って来た(4)　旅のフィナーレはサマルカンドで(2016年5月)

2016/05/20 - 2016/05/23

　5/20、鉄道でブハラからサマルカンドへ移動。さすがはサマルカンド、規模も美しさもピカイチでした。サマルカンド訪問の後は又タシケント経由で日本に帰るだけ、実質ここが最終訪問地です。
　但し寄る年並みには勝てず、今迄溜まっていた疲れがどっと出てやや体調不良の日々でした。

＜旅程＞
　5/13：成田-(飛行機)→タシケント(2泊)
　5/15：タシケント-(飛行機)→ヒヴァ(2泊)
　5/17：ヒヴァ-(飛行機)→ブハラ(3泊)
★5/20：ブハラ-(列車)→サマルカンド(3泊)
　5/23：サマルカンド-(列車)→タシケント-(飛行機)(機内泊)→
　5/24：成田着

エリア サマルカンド(ウズベキスタン)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: ウズベキスタン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

5/20、ブハラ→サマルカンドの列車内は暑くてムンムンしていた。
冷房は殆ど効いていない様で、熱い太陽光が入って来ない様に皆さんブラインドを降ろしていて、外の景色は殆ど見れませんでした。

列車内で食べたアイスクリームが冷たくて美味しかった。後はずーっと寝てるよりしょうがなかった。

19:00過ぎにサマルカンド駅に到着、3番バスでレギスタン広場で下車。

夕闇迫る中、20時過ぎに予約していたB&B着。ウズベキスタンの風情たっぷりな部屋でした。

Jahongir ホテル

翌5/21、気になっていた庭に停めてあったロシアナンバーのBMWとKawasakiの2台のエンデューロバイク。持ち主が現れ色々出発の準備をしていたので見物させてもらう。

今ではバイクのタイヤの空気は電動ポンプで入れるんですか、知らなかった。

BMWがモスクワに向けて発って行った、モスクワ迄3,4日かかるそうな。
ワタクシも若い頃は750ライダーだったので、こんなツーリングは羨ましい感じでした。でも今はもう無理、せめてあと20歳若かったらなー。

朝食後、市の東北部にあるハズラティ・ヒズル・モスクへ向かう。
レギスタン広場の東側のタシケント通りは、上海の南京路みたいに電動カートが往復していました。一人1,000スムの表示あり。

当方は頑張って歩いてハズラティ・ヒズル・モスクに到着。
入場料11,000スム。

ハズラティ ヒズル モスク 寺院・教会

中の天井の模様が綺麗。

そしてさらに猛暑の中、東北方面に30分くらい歩いてアフラシャブ博物館へ。
入館料19,000スム。

アフラシャブ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

7世紀に発見されたという、フレスコの壁画。

動物や人物が見て取れる。
それにしても貴重な壁画のはずだが、誰でも触れれる“裸”のまま展示されていた。こんなに無防備で劣化しないのだろうか、と思う。

その後歩いて戻って、シヨブ・バザールへ。

シヨブ バザール 市場

ここにもキムチ系が有ります。

このバザールで昼食をとる。

ここはバザール近くのビビハニム・モスク。
(14,000スムのところ10,000スムにまけてくれた。ちなみに現地の人は1,000スム)

ビビハニム モスク 寺院・教会

空もモスクも鮮やかなブルー。

こんなに巨大な建築物なのです。

夕食は近くのお店で。29,000スム。
暑くてビールは欠かせません。

ラグマンスープ。けんちんうどんそっくりだ。

暗くなってレギスタン広場へ出かけてみる。

レギスタン広場 広場・公園

何かUFOでも降りてきそうな、そんな異次元的な風景でした。
向かって右はシェルドル・メドレセ側。

そしてこちら向かって左はウルグベグ・メドレセ側。

翌5/22、ホテルで朝食後、市の南西側へ行ってみる。
見えて来たのはアミール・ティムール廟。

アミール ティムール (グリ アミール)廟 城・宮殿

ここはかつての支配者ティムール(肖像画)やその息子達が眠る霊廟とのこと。

中はきらびやかな金銀色で眩しいくらいでした。

ここの中に眠っていらっしゃるのです。

天井も美しい。

裏側から撮ってみた。

近くにあったティムール像。

ここはルハバット廟、工事中でした。

ルハバット廟 史跡・遺跡

ところでこの時期、ウズベキスタンの至る所で桑の実がぽとりぽとりと落ちて来ます。日本と違って白いのです。
あるホテルの朝食にも出ました。

子供達が大人に取ってもらって、いいおやつになっていました。

かわいい子供達。

夕食はスープとサラダのみでビールなし、体調が思わしくない。

これ迄の疲れや昼夜の温度差や乾燥にやられて、この頃体調は最悪。鼻水は出るは喉は痛いはで、薬局で風邪薬を購入。
還暦過ぎた老体には、ここの大陸性気候はちときつかったみたい。

購入したのは水に溶かして飲むタイプの薬で、この日の晩と翌日の朝に飲んでなんとか回復したのでありました。

翌5/13、駅迄行くのにレギスタン広場東の停留所から3番バスに乗り込む。

停留所はこちら。
(ちなみにウズベキスタンのルート検索サイトWikiRouteでは3番バスはここを通らない違うルートになっていた、最新が反映されていなかったのか？)

レギスタン広場を通り過ぎる際に車窓から。とうとうこれらのメドレセ群の建物の中には入らなかったなー、と思いながらサマルカンドを後にしたのでありました。
そういえばシャーヒズィンダ廟群にも行かなかった。。。これらは次の訪問機会の為に取っておいた、と思う事にします。

タシケント経由で帰国、へ続く