十津川遡上　（4）　十津川村

2016/05/02 - 2016/05/03

十津川温泉を出発し、いざ、橋本市へ。知人によると、ここからは少し登って、あとは下りだとのこと。
足の調子はだいぶ良くなり、軽快にスタート。

しばらく行くと道の駅があり、歴史民俗資料館の看板がある。矢印の方向に行くも、あったのは神社。おかしいなぁと思い、しばらくうろうろし、道の駅で聞いてみるかと思い少し戻ると、道の駅の前に階段があった。
あまり期待もせずに行ってみたが、幕末あたりにすごい活躍をした地域だと知り、驚いた。

その後、谷瀬のつり橋を渡ってみたりするが、一向に下りにはならず。それどころか、猿谷ダムからはかなりの上り坂。そこを登りきった道の駅のあたりが、やっと峠だった。ここにあるうどんがおいしいとのことだったが、疲れて食欲はなし。
ここからは一気に下り。途中、土砂崩れのため迂回路になっていた。実は十津川温泉の宿を予約したとき、国道が通行止めですけど本当に来ますかと電話があった。一応予約はそのままにして、調べると４月３０日から迂回路が開通するとのことだったが、そちらも土砂崩れが起こっていて、天候しだいでは開通が遅れると書いてあった。さいわい、予定通り開通していたが、急な上に狭い道で結構怖かった。

その後も順調に走り、５時前には今宵の宿ルートイン橋本に到着。ルートインは大浴場があるので自転車旅の時にはよく利用する。
それから夕食に出たが、入った居酒屋は味はいいものの、店員が奥でずっとおしゃべりをしていて、ときどき自分のカップにお湯を注ぎにカウンターに来るという感じで、あまりいい気分ではなかった。
少し飲んで、別のラーメン居酒屋という看板のお店に行き、メニューにある麦焼酎を頼んだら、店員は聞き取れなかったようで、芋が出てきた。間違いはしょうがないのだけど、銘柄を言わず「焼酎です」といって出してきたところを見ると、どうも聞き取れなかったことをごまかそうとしているようだった。
橋本の夜のお店は２つともはずれだった。

エリア 十津川温泉(奈良)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

十津川温泉を出て最初の集落、折立。
つり橋の跡があった。その後ろには大きな崩落跡。橋の上から撮影したものだが、その橋も水害で損壊したものだったらしい。

校舎から体育館への歩道橋は木製だった。

道の駅。

道の駅 十津川郷 道の駅

巨大な水力発電の水道橋。
後で調べたら、左側から右側のほうに流れていくものらしい。段差を乗り越えていくのだから、すごい圧力なのだろう。

まさに「酷道」

風屋ダム。水量は減っているようだった。

周りには民家は見えないが、バス停があった。
おそらく、ダムができる前の集落の名残なのだろう。
お地蔵様もきれいに手入れされているが、どこの人がやっているのだろうか？

けっこうあちこちにつり橋があった。

きょうは平日なので、つり橋のそばの郵便局で風景印を押してもらった。

谷瀬の吊り橋 名所・史跡

揺れるのも怖かったが、この板がしっかり固定されてないため、足を踏み抜くんじゃないかと思うほどばたばた動き、怖さが倍増だった。

つり橋を一望できる場所があるとのことなので、てくてく歩いてみた。

休憩所。
ただし、中はしっかり鍵がかかっていた。

清水がおいしかった。

災害の復旧はあまり進んでいない。
東北の地震と同じ年であったこともあり、私自身あまり注目していなかったことを申し訳なく思う。

変わった雰囲気のトンネルがあった。

建設中止になった鉄道トンネルを利用して作られたものだという。