2016/05/10 - 2016/05/10
895位(同エリア1645件中)
家守さん
5月の気持ちよい気候に誘われて、趣味と実益(?)を兼ねて、ぶらぶらと街歩きをしました。今回は、藤沢市鵠沼。狭く入り組んだ路地が張りめぐらされており、その道の辻に庚申塔などの石塔が佇んでいます。江の島をはじめとする藤沢の新たな一面を知った1日となりました。簡単な旅行記としてまとめてみましたので、よろしければご笑覧ください。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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旅の始まりは、小田急江ノ島線本鵠沼駅。降り立ったのは初めてです。江の島に行くには少し遠い駅なので、乗り降りするのは近辺にお住まいの方々ばかりでしょうか。
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まずは今乗ってきた小田急線沿いに南下します。この本鵠沼駅近辺の線路は、ずっとまっすぐなんですよ。距離にして約1.5km。電車を撮影するには良い場所ではないでしょうか。私はタイミングが悪い写真しか撮影できなかったのですが……。
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さて、まずやってきたのは浜道の弘法大師堂です。お堂の中には弘法大師が安置されています。こういうお堂や神社が好きな子供は、さっそくお参り。
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このお堂の横に庚申塔が2基建てられています。
いずれも「青面金剛」や「三猿」が彫られていますが、彫られた石の素材や像の姿かたち、さらに剥離摩耗などの違いが見てとれます。左側が宝永6(1709)年、右側が宝暦12(1762)年と、50年以上差がありますが、左の方が形態をよりとどめています。
ちなみに、「庚申塔」については拙旅行記「旅する乳幼児〜浦賀の庚申塔を巡る〜」(http://4travel.jp/travelogue/11132512)に簡単な説明文を掲載していますので、よろしければご笑覧ください。 -
こうした歴史を積み重ねてきた石塔・石仏などは、区画整理や道路拡張などによって一か所にまとめられることが多いのです。しかし、このお堂の前の通りは古い地図を見ると昔から続いている道のようです。庚申塔は、おそらく別の場所から移動されてきたのだと思うのですが、こうしたものが残っていることは、歴史を大切にされてきた証だと思うのです。
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さて、お腹が空きました。近くに子供も食事できるところはないかと探しているところで出会ったイタリアンのお店。美味しくいただきました。
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お腹もふくれたところで旅の再開。イタリアンのお店のすぐ裏に赤い鳥居の神社がありました。キツネがいるので稲荷神社でしょう。
写真ではわかりづらいですが、この稲荷神社を囲むように3つの道が交わっており、「原南の辻」と呼ばれているそうです。 -
お堂の裏に、庚申塔がありました。その横にはかなり年月が経っていると思われる2体の狐像。正面にあった白い狐像は新しそうだったので、役目を終えたお稲荷さん二対がこちらにやってきたのでしょう。
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稲荷神社を後に北上します。その道すがら麦畑に遭遇。先日も別の場所で麦畑に出会ったのですが、結構麦を栽培しているところがあるんですね。これは小麦でしょうか。
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浜道の弘法大師堂へ続く道と、稲荷神社へ続く道がぶつかるところに石塔群がありました。ここは「原の辻」と呼ばれているところです。
庚申塔のほかに、出羽三山供養塔(出羽三山参詣を記念して建立)、光明真言供養塔(西国、坂東、秩父の百観音巡礼を記念して建立)などがあります。
この鵠沼には、石塔がひっそりとたたずんでいるこうした場所(辻)があちこちにあるのです。 -
案内板を読む子供(読めません)。
案内板によると、現在でも庚申講が行われているとか!? -
原の辻を後にして、裏路地を巡ります。ふと気づくと路傍に小さな小屋があり、中に馬頭観音が鎮座していました。
頭に馬が乗っていますがわかりますでしょうか? -
仲東の辻。Y字路の付け根に庚申塔。行き交う人々は、これが何であるかを知らずに、あるいは存在そのものを知らずに通り過ぎていきます。
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お花も生けてあり、地域の方々に愛されていることがわかります。
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警察署の近くにある茂兵衛の辻。面白い辻の名前ですね。このあたりに茂兵衛さんが住んでいたのでしょうか。
写真には写っていませんが、写真の手前から右側に続く道方向に多数の車が向かっていました。ここを見学する際は、車の通行に注意して下さい。 -
左は青面金剛が彫られ、右は道祖神です。
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辻の名前が不明ですが、ここも4つの道が入り混じる辻です。写真に庚申塔が写っていますがわかりますか?
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正解は右奥にありました。
ここにもお花が生けてありました。庚申塔を覆う祠も新しく、地域の方の取り組みに敬意を表したいです。 -
トイレに行きたかったのですが、近隣に良い場所がなく、やむなくコナカさんに申し出たところ快く貸していただけました。ありがとうございました。
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さて、さらに北上して普門寺へ。目の前に鵠沼小学校があります。
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大変立派なお堂を有している普門寺は、真言宗のお寺で、境内にも弘法大師さんの像が鎮座しています。
境内がきれいに清められているお寺 by 家守さん普門寺 寺・神社・教会
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境内には複数の石塔・石仏がありますが、手前の薬師如来(?)が特に大きく、庚申塔が小さく見えます。
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さらに場所を移します。法照寺という浄土宗のお寺さんです。本堂の横に町内会館が建っています。
石塔・石仏が好きな方にはお勧めの場所 by 家守さん法照寺 寺・神社・教会
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境内入口に、藤沢市指定文化財の「江の島弁財天道標」がありました。以前、江の島道を歩いた時にもいくつか見かけました。
もともと別の場所にあったそうです。 -
ここ法照寺には、江の島弁財天道標以外にも、たくさんの庚申塔をはじめとした石塔・石仏が集められています。
それらを見学しようとしたとたん、フェンスの向こうにたくさんの番犬が集まってきてワンワンワン! -
番犬の忠実さに、少々辟易しつつ見てみると、少し赤っぽい気がします。これは石の素材なのか、長年の風化に伴う変化なのか。
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場所を移して、宮之前公民館前にある庚申塔です。現在は祠におさめられていますが、だいぶ風化が進んでいるみたいです。
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ネコがこちらをじっと見ていました。
「見慣れないやつがいるな……」 -
最後にやってきたのは、万福寺の裏にある庚申塔。
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ここの青面金剛像は、どことなく変わった顔をしています。青面金剛像は、憤怒顔が多いのですが、この像は愛嬌が感じられます。
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ん?左端のこ、これは……?
もはや猿じゃなくなっているのでは???
スペインのキリストの壁画が修復されて別人(?)になってしまった事件を思い出してしまいました。 -
この後、公園で子供と遊んでから、本日の旅は藤沢本町駅で終了。地味な旅となりましたが、藤沢市鵠沼と言う地の新しい顔を発見した1日でした。今回見そびれたところもあるので、また遊びに来たいです。
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