2016/04/17 - 2016/04/20
14位(同エリア81件中)
小林希さん
ドイツ史上3つの大きな戦争(30年戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦)でもほぼ戦禍に見舞われることなく、中世の街並がほぼそのまま残っているため息がでるほど可愛らしい街。
そして、この町では、モーリィという猫のいる宿に泊まりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス 徒歩
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☆猫宿『Flair Hotel Weisses Ross』☆
ロマンチック街道の小さな町ディンケルスビュールは、猫宿に泊まりました。
ご夫婦で経営されている、可愛らしくアットホームな12部屋あるホテルです。
ご主人が3世代目で、ホテルの建物そのものがとても古く、木造部分の一部は13世紀以前の素材がまだ残っていて、地元でも有名だとか。 -
さて、この宿にいる可愛らしい看板猫のモーリィは、2歳数ヶ月(推測)の女の子。2年前に、最初に飼っていた猫が失踪してしまった8日後に、オーナーの部屋に窓から入ってきたのが出会い。
その時は10分だけご主人の傍にいると、やがてふっといなくなったそう。それが毎日続き、もちろんその時はけっしてご飯はあげなかったのだけど、10日後にとうとうご主人はご飯をあげて、「家族になろう」と思ったんですって。 -
活発なモーリィ。
1年前にプラスティックを誤飲して、大手術をしたお騒がせガール。一方で、自分でホテルのドアノブに飛びつき、ドアを開けてしまう賢い猫でもあるらしいです。 -
「こうやって、一緒に遊ぶんだよ」
と、毛玉を取ってモーリィと遊ぶご主人。ご主人の可愛がり方を見ていると、そうとう溺愛しているようで、ゲストとして見ているこちらは、心あたたまる滞在ができます。 -
ご主人の期待通り、熱心に遊ぶ(んでくれる)モーリィ。
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ホテルのレストランの中に飾ってある絵画は、1898年にミュンヘンから自転車でやってきた画家の作品(1910年)らしい。見応えのある絵画の飾ったレストランを、ご主人は「ここは、Living Museum」と言って誇らしげな顔をされました。
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この日の夜、レストランでご飯を食べていると、「今日は特別」と近くに来てくれました。
モーリィはレストランとゲストの部屋以外は出入り自由なので、猫好きの方はもちろん、歴史のある家に興味のある方は、ぜひこちらに滞在されることをおすすめします! -
私の滞在した部屋は、木のぬくもりがあって、インテリアがとても可愛いかったです。
窓から石畳の路地が見下ろせて、旅情を味わえるお部屋! -
朝食のお部屋がまた可愛い。ご飯もしっかり出してくださって、とっても満足。
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宿のご主人と奥さまと3ショット。
モーリィはお出かけ中でした。 -
☆街歩き☆
建物は、ルネッサンスやバロック様式の一軒家が立ち並び、カラフルな色彩の外壁にうっとりします。
こじんまりとした小さな街で、ローテンブルグより観光地化されておらず、ゆっくり静かに滞在するにはもってこいの街です。 -
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町の色に目を奪われます。
でも、この色は、好き勝手に決めているわけではなく、きちんとした都市計画、建築法のもと相談して決めるとか。
そして、街の規定で、外壁に科学的なもの(たとえばネオンとか)を使わないらしいです。だから、見ていて本当にナチュラルで、ほっとする。
人間もやっぱり自然の一部なのだから、癒されて当然だよなあ。
と、そんな気づきは、旅の間の嬉しい出来事。
ちなみに、他のロマンティック街道の街でも同じルールみたいです。 -
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ドイチェス・ハウス。
1440年代の建築で、こちらに泊まることができるそう!
猫はいなそうだけど、いつか泊まってみたいな。 -
☆街のプチ昔話☆
街を歩いていると、家と家の間に二階だか三階につなぎ廊下のような部分があります。
これ、中世のころのトイレだとか。
つまり、そのまま、下に排泄物がぼとん!
それを教えてくれた地元の男の子が、
「びっくりでしょ? 汚い時代もあったんだよね〜!」
と笑って教えてくれました。
笑えるのは昔話だからで、けっこう当時は臭かったでしょ?と思うと、
「まあ、すっごい臭かったみたい!」
だって。だ、よ、ね〜。 -
それが、こんなに美しくなって。時代を経るとは奇なり。
でもこうやって、ただ街を歩くだけで時空トリップできるのも、こういう中世の街並が残っているからですよね。 -
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☆町猫との遭遇☆
ぷらぷら町を歩いていると、ふとした瞬間に猫ちゃんたちと出会いました。 -
何か気になるものがあるのかにゃ?
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あ、こちらの家の前にも猫ちゃんが!
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面白い柄の猫ちゃん。こちらに気付くとポーズを構えてくれました。すごく綺麗なクラシック・タビー柄をしておられます!(←猫マニアの血が騒ぐ…)
ディンッケルスビュールは街歩きをしながらの猫遭遇率が高くて楽しい!
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