新緑の上野公園

2016/05/13 - 2016/05/13

　新緑のこの時期は平日なら上野公園も空いているものと思っていたが、修学旅行の学生よりもはるかに人手が多く土日以上に混雑している。最初にある西洋美術館でも入口に列ができていた。この建物も後日ようやく世界文化遺産に登録されることがほぼ決定した。上野では東照宮の国宝の方が早いかと思っていたので外れだ。
　恐竜展を開催している国立科学博物館の通りは人の往来もまばらである。
　上野動物園はと見ると入口は閑散としている。
　東京国立博物館（東博）へ向かう人の列は多い。
　JR上野駅公園口の改札を出て信号を渡ったところに東京都美術館（都美）の係員が待ち時間のプラカードを持って立っていて、その待ち時間が何と210分（3時間半）となっていた。今年最大の催しとされる「若冲展」が開かれているのだ。昨年、一昨年と東京国立博物館（東博）で開催された白菜展や鳥獣戯画展ではこれ以上に並んだが、今回は列に並ぶ気力が湧いてこない。都美の係員に何時なら少しは空いているのかを尋ねる人が何と多いことか。また、列は都美の前から芸大前で折り返していた。
　5月20日（金）の「ぶらぶら美術・博物館」（BS日テレ）で「若冲展」が放送されたが、山田五郎さんが言うように、鶏は際立って上手なのだが、蛙と蛇、犬は下手だというのには得心した。鶏は大好きなのだが、炎天下に何時間も並ぶ気力がない。
　知り合いが5月20日（金）の8時半（開館は9:30）に行って3時間並んで「若冲展」を見てきたという。出た時には４時間待ちになっていたという。勿論、土日（5/21、5/22）も混んだのだろう。
　5月24日（火）の最終日は前日の今年最初の東京での真夏日でこの日も真夏日の予報が出ていたので「ひるおび」（TBS）で中継が出ていた。TVクルーが来た時には2時間待ちだったというが、プラカードの待ち時間の表示は70分である。初日と最終日は比較的空いていたということか。
（表紙写真は東京都美術館（都美）前の行列）

エリア 上野・御徒町(東京)

横断歩道を渡ったところに「210分」の待ち時間のプラカード。

東京會舘前の修学旅行の学生。

上野公園（西洋美術館前）。

西洋美術館前にも列。今年7月に世界遺産に登録されることが確実になっている。

「恐竜博」の看板。

「黒田清輝展」の看板。今日はこれを見る予定だ。

「国際こども図書館」の案内板。

「若冲展」の看板。

上野動物園方向。

「長岡佐渡広域観光フェア」の看板。明日からだ。

修学旅行の学生。

「長岡佐渡広域観光フェア」の会場設置。

新緑の桜並木。

東京都美術館（都美）。

東京都美術館（都美）前の行列。

芸大前まで延びる列。

上野公園の外国人。いつもは中国人が多いのだが、白人のグループだ。

大噴水池。池の中に花壇が設けられている。サカタのタネの管理だ。

東京国立博物館（東博）。

帰りは噴水。