2016/05/13 - 2016/05/13
166位(同エリア229件中)
ペコちゃんさん
- ペコちゃんさんTOP
- 旅行記446冊
- クチコミ111件
- Q&A回答1件
- 731,802アクセス
- フォロワー24人
5月の○○会行事は「キリンビール取手工場の見学と牛久大仏」です。
キリンビールの横浜工場は以前見学をしたことがありますが、この時は電車だったので全員が試飲を楽しめました。
今回は13名の参加者で、車3台に分乗して茨城南部を回るコースなので、3名のドライバーにはノンアルコールで我慢してもらいました。
見学後は、牛久市にある「シャトーカミヤ」で昼食。
そして午後は、一度は行ってみたかった「牛久大仏」へ。
都心からでも見える、120mのこの巨大仏像には圧倒されます。
そして、大仏胎内の見学も、とても印象的でした。
まだ行かれてない方には、おススメのスポットです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
-
8時に地元を出発して、関越~外環~常磐道と走り、柏ICで降りて国道6号線を通らずに抜け道で取手に向かいます。
我孫子の辺りは田植えも終わり、美しい田園風景が広がっています。 -
10時過ぎに6号線沿いにあるキリンビール取手工場に到着。
工場見学の予約は10時半です。 -
キリンビール取手工場は、1970年の操業開始。
-
アーケードを通って、ゲストホールの受付へ進みます。
-
ゲストホールの外にある釜は、1972年~2006年まで実際に使用されていた銅製の仕込釜。
-
ゲストホールを出た所にある麒麟の像。
1724年にオランダの使節団が江戸に来ましたが、将軍・吉宗への献上品にあったビールが、日本初のビールとされています。
明治3年(1870年)に米国人のコープランによって、日本で初めてビールの醸造・販売が開始され、その後、明治18年(1885年)にジャパン・ブルワリー・カンパニーへ引き継がれます。
そして、1907年(明治40年)に三菱財閥によって「麒麟麦酒」として新発足しました。
会社の先人の遺徳を偲んで、昭和55年に高野山に供養塔(麒麟像)を建立しましたが、翌年に同型の麒麟像が工場に設置されました。 -
ゲストホールには「一番搾り」等のビールの他に、ビール酵母を使ったお菓子やおつまみが並ぶショップがあります。
工場でしか買えないビールゼリー入りのチョコからビール酵母を使った蕎麦など、普段は見慣れない商品がたくさん揃っており、見ているだけでも楽しい! -
実は、茨城県はビール生産量が日本一・・・ご存知でしたか?
キリンビール取手工場の他に、お隣りの守谷市にアサヒビールの工場もあり、両工場ともトップクラスの生産量ということもあって、都道府県別で第1位になっている訳です。
利根川水系の豊かな水資源をもとに作られたビールが、首都圏の需要を担っているんですね。
また「一番搾り」は、5月~10月にかけて、9つの工場で47都道府県別に各地域の風土・気質・食文化を活かしたビールを発売するそうです。 -
キリンビール取手工場は、東京ドーム約5.5個分が入る敷地の中でビールを製造し、関東一円に出荷しています。
これは、ゲストハウスにある工場模型ですが、とにかく広い! -
工場見学は約70分のうち、見学が約50分、試飲タイムが約20分。
まずゲストハウスで工場の紹介映像を観て・・・ -
その後、醸造工場の仕込室へ移動。
ここでは、仕込室に入って仕込釜などの設備を見たり、使われている原料やビール製造工程について映像を観たり、説明を受けました。
麦芽の香りが充満した工場内の一角に、実際に使用される麦芽・ホップが展示されています。
しかもこの麦芽は食べる事が出来、噛み続けると仄かに甘みが口の中に広がってきます。 -
通常のビールは、一番に搾った麦汁だけではなく二番搾りの麦汁も使って作られます。
キリンの代表ブランド「一番搾り」は、敢えてば上品なコクと爽やかな喉ごしのスッキリとした雑味のないビールが出来るから、ということです。
そして一番搾りの原料は、麦100%で副原料を一切使わないため、麦の使用量は通常のビールの1.5倍。
でも、二番麦汁が美味しくないのかというと、そうではなく、ビールの旨味で言えば、二番麦汁の方が多く含まれているようです。
ちなみに、二番搾りだけを使ったビールはないようです。 -
これは、取手工場が操業を開始した1970年以来、2007年9月まで37年間使用していた国内最大級の銅製仕込釜・・・貫禄を感じる色合いですね。
-
銅釜は手入れとメンテナンスが大変だということで、その後、奥にあるステンレス釜にシフトしていきました。
-
こちらはステンレス製の仕込釜。
現在はこの釜で仕込みが行われており、この仕込み釜1つで、350mlのアルミ缶が30万本分作れます。
沢山の窯がある仕込室の中は、湿気が多くて蒸し暑い。 -
仕込室見学の次は、バスに乗ってパッケージング工場に移動します。
広い敷地の中は、キリンビールのバスで移動するので安心。 -
発酵タンク。
ここでバスを降りて、パッケージング工場へ向かいます。 -
パッケージング工場見学マップ・・・左から右に進みます。
-
びんラインでは、一番搾りのビールが次々に出来上がっていきます。
①びんの洗浄 ⇒ ②空きびん検査 ⇒ ③びん詰め ⇒ ④打栓 ⇒ ⑤仕上げ検査 ⇒ ⑥ラベル貼り ⇒ ⑦ケース詰め ⇒ ⑧出荷 と自動的にラインが流れます。
ビール瓶は工場出荷後、約4ヶ月程度で工場に戻り、年間で約3回転し、8年程度使用されます。
回数にすると約24回で、ビール瓶の回収率はほぼ100%。
キリンのビール瓶は他の3社と形が違いますが、お互いに交換して再利用しています。 -
パッケージング工場の廊下には、昔懐かしいレトロなポスターや海外向けのポスターが展示されていて、興味深く見ました。
美しい女性と飲むビールが一番美味しい、ということでしょうか? -
ここは、缶ライン。
-
そして、樽ライン。
①樽の洗浄 ⇒ ②樽詰め ⇒ ③ラベル貼り ⇒ ④仕上げ検査 ⇒ ⑤キャップ締め ⇒ ⑥出荷 と作業は流れます。 -
空缶はここからラインに流れていきます。
-
最後に、正門を入った所にある出荷ヤードへ。
-
パッケージング工場の見学が終わると、バスに乗ってゲストホールに戻り、お楽しみの試飲タイム。
約20分内に、3杯まで飲むことが出来ます。
サーバーから注がれるビールを見ているだけで、喉元がグビッとなりますね。
ドライバーさんのために、ノンアルコールも用意されています。
左の瓶は「一番搾り シングルモルト<オーガニック麦芽100%>」。 -
ごちそうさま、美味しかった~・・・楽しいキリンビアパーク取手の見学ツアーでした。
-
この後は、牛久にある「シャトーカミヤ」に向かいます。
6号線を走っていくと、牛久沼が見えてきました。
牛久沼にはウナギやアユなど多くの魚が生息しており、うな丼は牛久沼が発祥の地と言われます。
また、昔から河童伝説があり、白鳥の飛来地としても人気があります。 -
12時半にシャトウカミヤに到着。
ここで昼食ですが、その前に広い園内を散策。 -
正門を入った所にあるフランス風の本館など3棟の建物が、国の重要文化財に指定されており、美しい姿をスケッチしている人もいました。
-
2階建て洋風レンガ造りの本館(事務室)は、フランスの醸造場をモデルにして設計したもので、明治36年(1903年)に完成しました。
2階の大広間は迎賓館としても使われ、当時は板垣退助や榎本武揚など政財界の著名人達が招かれ、パーティが開かれていたそうです。 -
創設者の神谷傳兵衛(1856~1922)は、愛知県・西尾市出身の実業家。
十代の頃、横浜でフランス人が経営する「フレッレ商会」の醸造場で働いたことがきっかけで酒造業を目指すようになりました。
明治13年(1880年)に浅草で「みかはや銘酒店」(現在の神谷バー)を開店し、その後、ワイン醸造の事業化を目指します。
フランス・ボルドーに渡って葡萄栽培やワイン醸造の技術を学び、帰国後、牛久で葡萄の栽培を始めました。
そして明治36年に完成させたレンガ造りの牛久醸造場が、この本館です。 -
「蜂印香竄葡萄酒(はちじるしこうざんぶどうしゅ)」の当時の広告ポスター。
神谷傳兵衛は、浅草に出店した後、樽詰めの輸入ワインにハチミツや漢方薬を加えて、甘味葡萄酒に改良し、明治19年に発売します。
これが大成功をおさめ、「蜂印香竄葡萄酒」として人気を博しました。
「蜂印」という名称は、かつて傳兵衛が 「Beehive(蜂の巣箱)」というフランス産ブランデーを扱ったことに因みます。
「香竄」とは父・兵助の俳句の雅号ですが、この言葉の中に「隠しても隠し切れない、豊かなかぐわしい香り(まるで樽のなかの卓越したワインのように)」という意味があることに因みます。
現在は「ハチブドー酒」にその伝統が受け継がれています。 -
正面のたてものは、スーベニアショップ。
シャトーカミヤのオリジナル商品や、オエノングループ各社のお酒や地元の名産品を販売しています。
左側に少し見える建物は「貯蔵庫」(現:レストラン キャノン)。 -
結婚式用の教会でしょうか?
-
重要文化財の「醗酵室」・・・現在は神谷傳兵衛記念館として神谷傳兵衛の足跡を、当時のワイン造りの資料と共に紹介しています。
-
当時、広大だったブドウ園は住宅地や駐車場に変わり、園内には僅かなブドウ畑しかありません。
園内は綺麗に手入れされ、緑が多くて散策するのに良い場所です。 -
-
シャクナゲが咲き始めています。
-
美しい竹林。
-
カルミアの花が満開です。
-
「オエノン ミュージアム」に入ってみました。
神谷傳兵衛は、明治33年に日本酒精製造(株)を開設して民間初のアルコール製造を開始しましたが、これが現在のオエノングループへと受け継がれています。
多くの酒類メーカーを買収し拡大を続けるオエノングループの「オエノン」とは、ギリシャ・ローマ神話に出てくる伝説の女神・オエノからきています。
私が好きなシソ焼酎の「鍛高譚(たんたかたん)」などもオエノングループの商品です。 -
ミュージアム前の日本庭園には、コイがノンビリと泳いでいます。
-
ミュージアムには、オエノングループの酒類や歴史資料などを展示しています。
-
-
正門の左側にある「ラ・テラス・ドゥ・オエノン」で昼食を。
-
建物全体が、ガラス張りになっており・・・
-
緑が見渡せる開放的な店内です。
-
1,200円のランチは、肉・魚・ハンバーグから選びます。
-
ここはビアレストランですが、キリンの工場見学で美味しいビールを飲んだばかりだし、シャトーなので赤と白のワインをオーダー。
-
本日のお魚料理。
-
本日のお肉料理。
-
昼食の後は、牛久大仏へ。
大仏様と言えば座っている姿ですが、牛久大仏は立像で、高さは阿弥陀如来の十二の光明に因んで120m。 -
ブロンズ製の牛久大仏は、立像の高さは世界で3番目ですが、ブロンズ立像としては世界最大で、ギネスブックにも認定されています。
因みに世界最大は、ミャンマーのレイチュン・セッチャー大仏で、全高約129.5m(像高約116m、台座13.5m)の釈迦立像です。 -
全高120m(像高100m、台座20m)の牛久大仏は、奈良の大仏(像高14.98m)が掌に乗り、ニューヨークにある自由の女神像(足元から頭頂までの高さ33.86m)の3倍近くの大きさです。
-
ここに来るまで知りませんでしたが、この巨大仏像は、浄土真宗東本願寺派本山東本願寺によって造られたもので、その姿は同派の本尊である阿弥陀如来像を大きくしたものです。
1986年に着工し、1992年に完成しました。 -
” 大仏様のお顔は、この模型1,000個分のボリュームに相当します ” とのこと。
この模型でも大人の背丈はあります。 -
發遣門から入っていきます。
-
發遣門には、親鸞聖人の像があります。
浄土真宗の開祖・親鸞聖人(1173~1262)は後鳥羽上皇の怒りを買い、1207年に越後国に流罪された後、常陸国に入り、関東における布教の拠点としました。
茨城県内には親鸞ゆかりの寺や事跡が多く残っており、牛久の地もそのひとつということで、この大仏が建立されました。 -
發遣門を通り抜けて上を見ると、釈迦三尊が安置されています。
右側が弥勒菩薩、中央がお釈迦様、左側が阿難尊者。 -
写真では、その大きさが伝わりませんが、とにかく巨大!
総重量は4千トン、左手の大きさは18m、顔の長さは20m、目の長さは2.5m、人差し指は7mもあります。 -
像は、仏教発祥の地であるインド方面を向いて立っています。
右側は、四季折々の花が咲く「定聚苑」。 -
發遣門から大仏様へ続く参道の途中にある大香炉。
この大香炉は、胴回りが2.5mの青銅製で、日本一を誇っています。 -
梵鐘。
-
「横超(おうちょう)の橋」・・・南無阿弥陀仏と6歩で渡るよう、足の型に「な・む・あ・み・だ・ぶつ」と書いています。
-
牛久大仏は中に入って胎内拝観でき、見どころもいっぱい。
大仏の胎内は5階に分かれており、各階はエレベーターと階段を使って移動します。
1F:光の世界
2F:念仏の間、知恩報徳の世界
3F:蓮華蔵世界
4F・5F:霊鷲山の間、展望台 -
像の背後側にある入り口から800円を支払って入場。
-
1F:光の世界。
金色に輝く阿弥陀象がお出迎え。 -
さらに先に進むと、いろいろな光に包まれた幻想的な世界が広がります。
-
2F:念仏の間、知恩報徳の世界。
1/100の原形模型や、大仏完成までのパネルが展示されています。
奈良の大仏などは銅が厚く、それ自体で重さを支えていますが、牛久大仏は内部の骨格で支えており、巨大なわりに内部は空間が多く、軽く作られていることが解ります。
秋の彼岸の前には、大仏の眼からぶら下がったロープを使って、清掃員が高さ100mにある顔の大掃除を行います。 -
これは、右足親指の実物大模型・・・大人の背丈よりもデカい!
2階からエレベーターで展望台に上がります。 -
4F・5F:霊鷲山の間、展望台。
仏舎利(お釈迦様の遺骨)が、白蓮華の中心に安置されています。 -
以下の3枚の写真は、大仏さんの胸の所にある、地上85mの展望台から撮ったものです。
-
晴れた日には、約60km離れた東京・六本木ヒルズやスカイツリーからも牛久大仏の偉容を望むことができます。
今日は少し霞んでいますが、スカイツリーが展望台から見えました。 -
この展望台は、普通のビルの高さだと27階に相当するそうです。
眼下には、先ほど通った發遣門が。 -
これは霞ケ浦。
エレベーターで3階に下ります。 -
3F:蓮華蔵世界。
蓮華蔵世界とは、極楽浄土のこと・・・胎内仏が約3,400体もあります。 -
金色の世界に圧倒されます。
-
胎内仏に戒名を納め、永代供養出来るそうです。
永代経の御志納として、大が百万円、小が三十万円。 -
2階では、阿弥陀如来への報恩感謝の気持ちを込めて写経を行う場所があります。
-
77席ある写経席の壁には、仏さまを描いた大きな絵手紙を額に入れて展示しています。
-
これらは、当東本願寺の僧侶・本多良之さんが「命の尊さなどを伝える」ために描き始めた絵手紙です。
-
含蓄のある有り難い言葉の数々・・・思わず見入りました。
-
外に出ると、この時期は沢山の花が咲いています。
色鮮やかなシャクヤク。 -
花菱草。
-
矢車草。
-
かすみ草。
-
成田空港が近いので、飛行機が大仏さんの上を飛んでいます。
-
見応えのある牛久大仏でした。
-
帰りは、圏央道・牛久阿見ICから常磐道に入り、守谷SAで小休止。
五月晴れの下、茨城を楽しんだ一日でした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
牛久・龍ヶ崎(茨城) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
PR
0
89