2016/04/27 - 2016/05/09
39位(同エリア345件中)
ぶんさん
前年の12月に、エチオピア航空の香港?ヨハネスブルグの航空券を、2016年のGWの旅行用に購入していましたが、現地でのスケジュールが出発直前まで決まりませんでした。
ギリギリまで検討した結果、レンタカーでスワジランドへ行ったあと、マダガスカル、コモロへ飛び、再び南アに戻ってからレソトを訪問するという旅程に決まりましたが、アフリカの洗礼なのか、このうちの1か国は行けなくなってしまいました。
スワジランドから戻った後は一旦アフリカ大陸を離れ、マダガスカルへ飛びました。
見どころの多い国なのですが、交通インフラが非常に脆弱なため、5泊もしたのに首都アンタナナリボとモロンダバを周っただけになりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- ケニア航空 マダガスカル航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ヨハネスからはケニア航空でアンタナナリボへ向かいます。
まずはKQ763便でナイロビまで。使用機材は最新鋭のB787。
奥のプレートにのっている白い四角い物体はケニアの主食の「ウガリ」のようです。 -
ナイロビで乗り継ぎ。ここに約15時間いました(^_^;)。
スケジュール上では、もっと乗り継ぎ時間の短くなる便が2便あったのですが、特典では取れませんでした。 -
ナイロビからはKQ256便でアンタナナリボへ。こちらはエンブラエルの小型ジェット。
機内食の選択肢にベジタリアンというのがあったので、チョイスしてみたらパスタでした。 -
マダガスカル島にさしかかったところ。
ケニアは雨期のようでしたが、こちらは天気が良さそうです。 -
定刻より少し遅れてIVATO空港到着。
モーリシャス経由でやって来たTKのA330が先に着いていたので少しイミグレは混んでいましたが、あまり待たされる事も無く抜けられました。
アライバルビザが27USD。
30日以内の滞在なら無料だったようですが、ちゃんと料金表もあり、また30日以内なら無料という表示も無く皆さん払っていたので、滞在日数に関係なく有料になったようです。
空港内の両替所で現地通貨アリアリ(Ar)をゲット。
1USD=3,100Arのレートで入手しました。 -
市内までは空港バスで。
到着便に接続して運行されているようで、満席にならなくてもある程度乗客が乗れば出発するようです。
料金は10,000Ar。 -
途中少し渋滞した所もありましたが、1時間ほど乗って鉄道駅で降りました。
この日はモロンダバ行きのタクシーブルース(長距離バスみたいなもの)に乗ってしまおうと思っていたので、駅からタクシーブルース乗り場までタクりました。(15,000Ar) -
タクシーブルースの乗り場に着いてから、色々とやらかしてしまいました(^_^;)。
まず、かなり強引な客引きに連れて行かれたチケット売り場で、モロンダバまで50,000Arと料金表に書かれてある通りに払ったのですが、実際は35,000とか40,000ぐらいで行けるようです。
この時に1万Ar札を5枚渡したつもりでしたが、「あと1万Ar足りない」と言われて、何の疑いも無く払ってしまいました。
でも、こういうケースって、ほぼ100%ちゃんと払ってるものですよね…。
この後、乗車する車まで連れて行かれたのですが、モロンダバまでは行かないとか、あっちの車は行くとかさんざん引きずり回された挙句、この日はモロンダバまで行く車はもう無いから途中のアンツィラベまで行って乗り換えくれという話になりました。
チケットに書かれた行き先もアンツィラベ書き換えられたので、差額の返金を求めたところ応じてもらい、すぐさま出発となりました。
狭い座席に腰かけ、落ち着いた頃に返金額を確認すると1,000Ar札が4枚しかありません…。
照明もほとんど無い真っ暗な屋外でやりとりしていたからこそ、その場でしっかりチェックしなければいけなかったのですが、アンツィラベなら1万Arもあれば行けるから4万バックぐらいだろうと思っていたところに紙幣を4枚渡され、かなり急かされた事もあって、チェックを怠ってしまいました。
写真はアンツィラベのタクシーブルース乗り場。
真夜中近くにここで降ろされ、すぐさまモロンダバ行きの車に連れて行かれましたが、乗客はほぼゼロ。こんな遅い時間に乗客が集まるとは思えないので、車中泊確定?。 -
翌朝、まだ外も暗い6時前にほぼ席が埋まり出発。
1時間も走れば陽が昇ってきました。 -
ずっとこんな道だったら速くて快適なドライブになりそうなのですが…。
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穴ぼこが出来ていたり
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家畜の群れに塞がれたり
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生活道路になっていたり
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と、そんな調子なので、距離の割に時間がべらぼうにかかります。
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加えて定員オーバー、重量オーバーは当たり前なので、ただでさえボロい車は悲鳴を上げる事もあります。
私が乗ってきた車もブレーキパッドが破損したようで、現在交換作業中。
幸い30分程度のロスで済みました。 -
道路沿いの食堂でランチ。
4種類あるおかずの中からビーフ(ゼブ牛かな?)をチョイス。
ご飯とお茶みたいな飲み物が付いて2,500Ar。
このお店で1500ml入りのペットボトルの水も買いましたが、こちらは3,000Arでした。 -
モロンダバまであと50kmぐらいのあたりから、バオバブの木がちらほら見られるようになってきました。
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モロンダバに着いて20分ほど歩いて、ヌシ・ケリーという海沿いの地域のLa Cheval de Merという宿に飛び込みでチェックイン。
水シャワー、トイレ付きのダブルベッドの個室が朝食込で1泊40,000Ar。
wifi無料ではあるけど、レセプションを兼ねたバーの周辺にしか電波が届かないので、部屋でのネットはほぼ不可。あとどうやら、深夜~早朝は停電させているような感じ。
ここで翌日のツアーについて相談を持ちかけると、ほどなくしてYVES(イヴ)というガイドがやって来た。
こちらの希望を伝えて提示された金額が、昼食やキリンディー森林保護区の入場料込みで315,000Ar。高いのか安いのかもうひとつよく分かっていなかったが、朝7時から丸一日ひとりでガイドと車をチャーターするから、安くはないけどこんなものかなと。
キリよく30万Arにしてくれるよう頼んでみたが31万にしかしてくれない。
時間も遅くなってきたし、もう早く決めてしまいたかったので31万で妥結。
デポジットとして15万Arを先に払ってほしいとの事。 -
翌朝の朝食。
前日にガイドがお願いしてくれていたので、通常7時から朝食の時間が始まるところを、7時ピックアップにあわせて6時半から食べることができました。 -
7時を少しまわった頃に迎えがきて宿を出発。
郊外に出て未舗装の道路に入ると、バオバブを多く見かけるようになりました。 -
有名観光スポットであるバオバブの並木道へやって来ました。
実はこの道、モロンダバとツィリビヒナという街を結ぶ、R8という主要道路でもあります。 -
ここのバオバブは落書きが多くて、少々興ざめです。
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逆さバオバブも撮ってみました。
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場所を変えて1枚。
パンフレットやガイドブックなんかでよく見かける場所のような。 -
キリンディー森林保護区へ向かう途中の町でドライバー&ガイドの朝食タイム。
食べてから来ればいいのに…。 -
この町にあった、幹がねじれたバオバブ。
今日はこのあと、もっと大きいのを見に行くとのこと。 -
R8から脇道に入る事およそ10分
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キリンディー森林保護区のエントランスへやってきました。
着いてすぐに散策開始です。 -
早速遭遇したのはヘビ。
ガイド曰く、毒は「少しある」そうです。 -
続いてカメレオン。
何ていうカメレオンかは分かりませんm(__)m。 -
そしてブラウンシファカ。
一見、頻繁に色んな動物に遭遇しているような感じになってますが、先ほどのカメレオンの後30分ぐらい歩き回っても何も見つかられず、
「この、ポンコツガイドが!」なんて思い始めた矢先、ようやくキツネザルが見つかりました。
ただ、ここに生息する動物は夜行性のものが多く、日中、特に暑い時間帯だとあまり頻繁に動物が現れないのは確かなようです。 -
木から木へ飛び移りながら
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水を飲みに地上へ下りてきてくれたのですが、蚊に刺されて痒かった足首を搔こうとして足を少し上げただけで逃げてしまい、また木の上に戻って行ってしまいました。
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今度はベローシファカに遭遇。
結構高い所にいました。 -
横向きにピョンピョン跳ねるヤツで「マダガスカルといったらこれ!」というイメージを持たれている方も多いかと思います。
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ガイドがあの手この手を使っておびき寄せたりして、地上に下りて歩いてくれるのを気長に待ってみましたが…。
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下りてくるどころか、かえってどんどん高い所へ上って行ってしまいました。
結構臆病なようです。 -
2時間ほど歩き回って散策終了。ランチタイムとなりました。
チキンにつける、右のマヨネーズソースが美味しかったです。 -
午後からはまず、キリンディー村の大きなバオバブの見学から。
この一帯で最も幹が太いそうなのですが…。 -
確かに太いことは太いです。
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近くのロッジのような所へ移動して、愛し合うバオバブを見学。
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すぐ隣のロッジの建物にマダガスカルコノハズクがいました。
数日前から居付いているそうです。 -
ドライバーのティータイムの為に立ち寄った村に、日本の援助でできた井戸がありました。
こういうのを見かけると嬉しいです。 -
このあとは、サンセット鑑賞のため並木道の所まで戻ります。
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まだ少し時間があるので、ゆっくりいろんな所に寄りながら。
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程よい時間になって、鑑賞スポットに着きました。
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ここでは日本人観光客もよく見かけました。
ガイド曰く、マダガスカル航空のバンコク便が運休中らしく、アジアからの観光客がかなり減っているんだとか。
自分の仕事に響いているのか、この時に限らず事あるごとにマダガスカル航空の事をさんざんディスりまくってた(笑)。 -
そして陽が沈んでいきました。
街へ戻ります。 -
途中、夕暮れがきれいだったので、車を停めて写真を撮らせてくれました。
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ガイドがカメレオンを見つけてくれました。
外はかなり暗くなっているのですが、そんな中でよく見つけたなと感心。 -
一旦宿へ戻ってから、近くのレストランで晩ご飯。
ライスとサラダが付いた焼き魚のセットメニューをオーダー。15,000Ar。 -
前日、ツアーの途中で予約しておいたアンタナナリボ行きのタクシーブルースの出発時間は8時。
7時半には乗り場に着くように言われていたものの、どうせ出発が出発が遅れるので、そんなの意味が無いのは明白。
それでも集合時間に遅れたことで難癖をつけられたりするとしんどいので、時間厳守で乗り場に向かうためチャリタクを利用。
こちらの言い値で1,000Arといったら一発OKだった。 -
モロンダバはモザンビーク海峡に面した街。
なのでこの海の向こうは、今回行くかもしれなかったモザンビーク。 -
このへんの海は、あまりきれいではないそうです。
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タクシーブルース乗り場に到着。
この街にモスクがあったんですね。奥にモスクが見えます。 -
アンタナナリボ行きのタクシーブルースの車内。
通路をはさんで1人掛けと2人掛けになっています。
1人掛けの席に座っていると、運転席の後ろの席に移るよう言われる。
運転席の後ろの席のほうが人気があるらしいのですが、そこは3人掛け。
どうみても1人掛けのほうが楽そうなのですが、ちゃんと席が決まっているようで、仕方なく移りました。
そして案の定途中から、3人掛けのところに4人座らされました。 -
結局9時過ぎになってようやくアンタナナリボへ向けて出発。
バオバブの木が見えなくなると寂しくなりそうやな…。 -
行きと同じ食堂でランチタイムでしたが、また食べたいと思わせるものではなかったのと、さっぱりした物が欲しかったので、今回は食べませんでした。
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その代わり、こちらのみかんのような物を2個買って食べました。
1個200Ar。 -
そして15時間ぐらいかかってアンタナナリボ到着。
真夜中なので、ぼったくりタクシーとかイヤだなと思っていたら、到着してもほとんどの乗客が降りずにそのまま車内にとどまっていた。なので自分も朝まで車内にとどまる事に。
そして外が明るくなった頃に下車。この時だけフレンドリーに接してきたドライバーにチップを請求され、払い過ぎなのかもしれないが2000Ar払う。
まぁ深夜にタクシーに乗る事を考えれば安いものかも。
ここからはバス(タクシー・ベ)で街の中心部を目指します。 -
どこで降りて良いのかもうひとつ分からなかったので、アヌシ湖の前で降ろしてもらいました。
400Ar。 -
湖の周りは散歩コースになっているようです。
-
街歩きをしつつ宿探し。
ドミでも良かったけど、見つからないし1泊分浮いたので、SOLE HOTELという2つ星のホテルにこちらも飛び込みでチェックイン。
シャワー(お湯)、トイレ付、朝食込で67,000Ar。無料wifi有り。 -
シャワーを浴びて、少し休憩をしてから街歩き再開。
道路の向こう側にある三角屋根の建物は、アナラケリー市場という市民の市場です。 -
さらにその向こうの丘には、びっしりと建物が建っています。
この街の象徴ともいえる風景です。 -
独立広場へ上る階段からの風景。
向こう側の丘の上まで露店がずっと連なっているようです。
向こう側まで行く余力はありません(>_<)。 -
階段を登り切って独立広場にたどり着きました。
広場と言っても全然広くなくて、公園のような感じでした。
ここには観光案内所があります。 -
新聞スタンドがありました。
見るだけで誰も買いません。 -
レトロなタクシーも走っています。
残念ながら乗る機会はありませんでした。 -
翌朝は空港バスが4時にピックアップに来るので、ブラブラ歩きながら早めに宿に戻って休みます。
-
翌朝、4時を少し過ぎて迎えにやってきた空港バスで空港へ。
朝も早く、長距離便が飛んでいない時間帯でもあるせいか、空港内は開いていないお店が多く、中途半端に残ったアリアリを使い切ることができませんでした。(誰か行く人いないかな)
こちらのコモロ経由ザウジ(仏領マヨット)行きのマダガスカル航空は奇跡的に(笑)定刻出発の模様。
これからコモロに向かいます。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- もち@うさぎさん 2016/06/18 22:12:55
- バオバブ。
- ぶんさん、こんばんわ♪
私にとって、未知の世界です〜。
バオバブ、この木を見て
ドラゴンボールを観てる気分に
なりました(笑
実在するんですね、
夕暮れ時、素敵です。
- ぶんさん からの返信 2016/06/19 00:26:39
- しんどかったですが、行った甲斐がありました(^^)
- もち@うさぎさん、こんばんわ、
書き込みありがとうございます!
私にとっても、まだまだ当分のあいだ
未知の世界であり続ける国だと思っていましたが、
意外とというか突然に、訪問する機会が巡って
きました。
バオバブやキツネザルなら、首都のすぐ近くでも
見られるのですが、やはり本場で見てみたくて
しんどかったですが、思い切って行ってみました。
サンセット綺麗でしたが、サンライズも良いらしいです。
今回は行けなくて残念でしたが。
ぶん
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