イギリス　たてもの見物旅行　その2　ハワース

2016/04/25 - 2016/05/02

イギリス観光1日目
ブロンテ姉妹の故郷ハワースを散策しました。
小さな街でしたが、静かで鄙びた風景が広がる趣ある街でした。
私はブロンテ姉妹の作品を一つも読んだことはありませんので、
この風景が文学に与えた影響とかは全くわかりませんが、それでも十分楽しめました。

エリア ハワース(イギリス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 社員・団体旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

村のはずれにある大型バスの駐車場から、ノース・ストリートを登って行きます。
すぐに自家用車駐車場と公衆トイレがあります。

ブロンテ博物館が見えてきました。

ブロンテ博物館の庭側
庭には無料で入れます。狭いですが、きれいに手入れされていました。

聖マイケル・アンド・オールエンジェルス教会。パリッシュ教会ともいうようですね。改修工事の真っ最中でしたが、中には入れるようです。後で入らせてもらいました。

教会と墓地の間に散策用の小路があります。このフットパスというのがイギリスで発祥した歩くのを楽しむための道のことなのだそうです。あとで自由時間に歩きました。

教会の裏の坂道を下って、街のメインストリートに出ました。
ブロンテ姉妹の時代からあるお店などが残っています。小さな街なのでこじんまりとしていますが、ヨーロッパ旅行はこういう街歩きが楽しみの一つでもあります。

ブロンテ姉妹の時代からある薬店

ここで1時間ほど自由時間になりました。
ヒースが群生するムーアが見たかったので教会の方に戻ります。

教会近くの路地
ちょっとした中庭がオシャレです。

先ほどのフットパスに入って歩きます。
古いお墓が並んでいます。
私の妻はヨーロッパのお墓が好きなので一緒に記念写真を撮りました。

パリッシュ教会の表側。
地味ですが小さな村の古い教会なのでこれくらいの方が似合っていると思います。

ヨーロッパの観光客が何人かお墓で写真を撮っていました。

一人ずつしか通れない門
羊が入ってこないような仕掛けになっているそうです。

ニワトリ牧場

きれいに整備された道です。
確かにどこまでも歩きたくなるような道です。

石垣の苔がいい感じです。

分かれ道を右に曲がり坂道を登ります。

道の両側は広々とした羊の牧場です。

坂道を登りきるとヒースの群生するムーアが見渡せる場所があります。
残念ながらヒースの花の時期にはまだ早いので何にもない荒地が広がっているだけでした。
私は荒れ地や砂漠が好きなのでこれで大満足です。

PENISTONE HILL という場所のようです。

ブロンテ姉妹は読んでいないのですが、バーネットの「秘密の花園」は遠い昔に読みました。たしかヒースの咲くムーアの描写があったと思います。それ以来荒涼としたイギリスの荒地にあこがれを持っていました。もう少しどんよりとした空だったらイメージ通りなのですが、幸か不幸か、最高の観光日和でした。
花の時期にもう一度来てみたいものです。

もと来た小路を戻ります。

はるかむこうにもムーアが広がっています。

急に雲が厚くなっていきました。
イギリスっぽくなってきました。こんな感じが私のイギリスのイメージに一番近いですね。

羊遮断門に戻ってきました。

パリッシュ教会の中にはいります。
男性は帽子をとってはいります。
無料ではいれます。中も改修工事中でした。

数人の観光客がいましたが、静かで良い教会でした。
ステンドグラスがとてもキレイでした。

ブロンテ博物館
中には入りませんでしたが、出口側のお土産売り場に行きました。
添乗員さんオススメの兵隊さんの形をしたリップクリーム3本入り4.5ポンドを買いました。ばらまき土産にちょうど良いものだと思います。

ハワースは小さな街ですし、ブロンテ姉妹のファンでもなかったので大した期待はしていなかったのですが、予想以上に面白い風景が見られました。
静かで落ち着いたイギリスの片田舎を楽しめました。