2005/08/09 - 2005/08/09
14位(同エリア24件中)
砂布巾さん
金剛山ツアー続編です
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午後はオプションの三日浦へ。なぜかこれだけ韓国ウォン払いでW1万。集落の端っこを横切って向かったここは海沿いにある湖で、正に「静寂=silent」の世界。コンクリートで標された所定のコースから一歩外れただけで、笛を吹かれてしまいました。
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高台では北朝鮮のガイドによる説明があり、説明が終わったら韓国人から促されて歌い、やんやの大喝采。
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16時半からはいよいよサーカス鑑賞。あの北独特のイントネーションによるアナウンスも入ります。1時間半に及ぶステージでしたが、朝鮮半島統一旗が提示されたり、「ハナ=1つ」といった文字の旗が登場したり、韓国人に対する政治的メッセージも登場しました。
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温井里での夕食後は温泉へ。北の国民用の温泉と比べて格段にきれいな建物です。1時間あまりサウナも含めて満喫しました。随分近くに思えたので、ホテルまで歩いて帰ろうとナ氏に言ってみたのですが、恐らく無理だろうと思い諦めました。でも意外と距離があり、歩いたら30分程度は掛かったと思われます。帰ってからは昨日と同じく大同江ビール。ナ氏からのメッセージがフロントに残されており、ポカンとした顔をしていたら、日本語の話せる男性がやって来て、マッサージ中ということでした。
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現地に到着すると、あの作業服に身を包んだ多くの北の労働者も居ます。ただ韓国人もどう声を掛けて良いか分からず、何とも言えない気まずい雰囲気が漂っています。登山の途中も同様でした。ただ1カ所だけ声を掛けて時候の挨拶を交わしているらしき場面にも遭遇しました。ホッとする瞬間です。そうかと思ったら、山を下りた時には穏やかながら論争しているらしき場面もありました。横を通っただけですが、恐らく北の人は自分たちが将軍様の懐に抱かれて如何に幸せに暮らしているのかを韓国の人に話していたのでないか、と思われます。
*一番右に少し写っているのが北の労働者 -
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ホテルの部屋にはテレビもあったのですが、上に30分$25、40分$30と書かれた案内が置かれており、あまりの高さにあきれて見なかったのですが、ハングルを良く読んでみると「マッサージ」の文字。このため衆議院解散は韓国に再入国して日本に電話をしてから知りました。チェックアウトの際には女性係員がなにやらブツブツ。きっと「何か飲んだものはありますか」のたぐいに違いないと思って、「オプソヨ(ありません)」と一言。「この人分かっているんかいな?」と相手の顔に不安の色が…。
比較的近い場所から雄叫びのような声で起こされた最終日は選択コース。韓国人観光客へのデモンストレーションでしょうか、それとも自らの引き締めのためでしょうか。海金剛と呼ばれる海岸線も美しいらしいのですが、やはり金剛「山」に来たのだからと山を選択しました。寺の建設現場(信仰の自由があると見せかけるプロパガンダに相違ありません)を通過していざ登ってみると、昨日とはうってかわって結構ハードなコース。新婚旅行での雪岳山(ソラクサン)以来の本格的登山となりました。 -
帰着した人から温井里に移動し(このため山の上まで鞄を持って登る羽目に)、ピビンパプの昼食です。出発の14時前まではキーホルダーなどを購入し、持参した$100を使い切りました。
出国審査では2号車の列を一瞬見失ってしまい少々慌てましたが、あまり顔のチェックをすることもなく、三度目のカメラ確認を含めた事務的な対応でした。かつて東西ドイツ国境を越えた際には、東ドイツの係官が西ドイツを凝視していたのに対して、北朝鮮の審査官がパスポート、身分証明と同一人物か気にしている様子はありません。北の人と入れ替わる心配がないことに絶対の自信を持っているからでしょうか? -
北朝鮮初訪問を終えて
今こうして振り返ってみると、所々に彫られている政治スローガンなどが目障りだったものの、やはり金剛山の美しさと雄大さが印象的です。そして北朝鮮旅行の常ですが、自由に動いたり、また(言葉の問題は別として)北の人と話すことも出来ませんでした。その意味では何か消化不良な気持ちも残っています。折しも渡航直前に金正日と現代グループの会長が会談し、中朝国境の白頭山(ペクトゥサン)や板門店近くの古都開城(ケソン)観光も解禁となるニュースも流れました。特に早くも8月にテスト観光が行われた開城は、板門店経由で行くことが予想されるので、是非とも行ってみたいと思っています。次に行く時はパスポートチェックが必要ないことを望みはしますが、個人的見解ながら南北統一は極めて難しいと思います。 -
列車が軍事境界線を越えた瞬間。いつの日か鉄道で金剛山または平壌に行けることを心から願うばかりだ。
今回の金剛山訪問に関してはロッテ観光福岡支店にお世話になり、表紙でご紹介したURLのほか、そして小牟田哲彦氏の「鉄馬は走りたい」(草思社)も訪問への大きな示唆を与えていただきました。 -
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旅行記グループ 北朝鮮訪問記(金剛山、開城)+軍事境界線(板門店、鉄の三角)シリーズ
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