2016/03/19 - 2016/03/19
149位(同エリア976件中)
エビエビさん
2016年4月の八重山旅行記をアップし終わりましたが、その前の2016年3月・稚内に行ってきました。(旅行記の順番が逆になってしまいましたが)
私の職業は、季節商売で3月中旬までがものすごく忙しいです。
3月の中旬、仕事が一段落した日の夜、3連休の予定が空いていることに気づきました。旅行行きたいストレスがたまっているので、どこでもいいから行こうとANAのHPにアクセス。
昨年修行した際のマイルがたまっているので、マイル消化しようと思い、マイル枠で空席照会をしてみました。
当然3連休なので、ほとんどの路線が満席でした。その中、3連休の初日の東京発、最終日の東京着で空席があったのが、稚内便でした。
稚内便はANAマイレージクラブの「特選フライト」に設定されており、普通席に空席がある限り、マイル枠で予約できます。
オフシーズンの稚内なので、3連休でも空いているんですね。
4月に民間人が行ける最南端・波照間島に行くことが決まっていたので、(→ http://4travel.jp/travelogue/11123946 )その前に民間人が行ける最北端・宗谷岬に行ってみようかと思い、大急ぎで計画しました。
ホテルは同じホテルを2泊した方が便利だと思い、稚内で一番人気のホテル「ドーミーイン稚内」を2泊予約しました。
移動手段は積雪があるだろうと思い、公共交通手段のみにしました。
初日は昼に稚内に着いたら、宗谷岬に。大学時代以来10年ぶりの最北端です。
2日目は一部区間の廃止が決まっている天北宗谷岬線のバス路線に乗ることにしました。
ここでは、初日の旅行記を掲載しました。
【行程】
羽田空港(10:30→遅れ10:40)→ANA571便→稚内空港(12:25→12:27)
稚内空港(12:35)→宗谷バス・空港連絡バス→駅前ターミナル(13:05)
駅前ターミナル(13:20)→宗谷バス・浜頓別高校行き→宗谷岬(14:10)
宗谷岬(15:01)→宗谷バス・稚内駅行き→駅前ターミナル(15:53)
稚内(16:49)→スーパー宗谷4号→豊富(17:28)
豊富(17:59)→普通・稚内行き→稚内(18:45)
ドーミーイン稚内(泊)
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス ANAグループ JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9時過ぎに羽田空港に到着しました。
3連休なので主要都市への路線はほとんど満席ですね。でも思いのほか空席がある便もありますね。羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
-
無事SFCを取得できたので、こちらからチェックインを。
東京は気温が高かったので、コートも預けました。羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
-
そのまま保安検査を抜けて、ラウンジへ。
羽田空港国内線ANAラウンジ (本館北) 空港ラウンジ
-
車を借りないので、ビールをいただき搭乗を待ちます。
羽田空港国内線ANAラウンジ (本館北) 空港ラウンジ
-
ちょっと早めにラウンジを出て、53番ゲートに。
10分遅れでした。羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
-
稚内へはB737-800です。
羽田空港 第2旅客ターミナル 空港
-
前日にシートマップを開いたら、最後尾の座席が空いていたので、そちらを予約しました。
遠慮することなくリクライニングできますし、最後尾だけは横2席なので楽出来ます。 -
通路側を指定していたのですが、窓側も空いていたので移動しました。
-
窓側に移ったのですが、離陸後すぐ雲の上に。
-
機内販売でスターバックスのタンブラーを購入。
例年3月のスタバコラボ商品は超人気で3月第一週で売り切れてしまうのですが、今年は発売開始が3月の中旬だったこともあり、購入することが出来ました。
多分今年は増産したのではないでしょうか。B737クラスで十分在庫がありましたし。 -
1時間40分ぐらいで、最北の大地が見えてきました。
雪が見えてきました。(今シーズンは東京は雪が少なかったから新鮮ですね) -
稚内空港へ到着。
周囲は雪が積もっていますね。稚内空港 空港
-
手荷物ターンテーブルへ。
サハリン地ビールの広告が最北の地に来たな〜と実感させられます。
SFCのお蔭でトップ集団で荷物が出てきました。
ありがたいですね。稚内空港 空港
-
到着ロビーに出てきました。ちょっと遅れて出発しましたが、ほぼ定刻で到着ですね。
稚内空港 空港
-
外に出た瞬間、震えが。
一気に10度以上寒いところに来たのですから当然ですね。
羽田預けたコートを早速着込みます。稚内空港 空港
-
市内方面に向かうリムジンバスに乗ります。
一応荷物置き場らしいスペースがありますが、普通の路線バスです。
3連休なのだからでしょうか、既に座席はほぼ一杯。
ギリギリ座れましたが、後から来た人は立っていました。
連休ぐらい増便すればいいのにと思うのですが……。稚内空港 空港
-
30分ほどで稚内駅へ。
駅から数分歩いたところのドーミーイン稚内へ。
チェックイン前なので、荷物預けをお願いしました。
バスからすぐ出たのですぐ手続きしてもらいましたが、手続きが終わったら行列が出来ていました。同じバスにも何組かこのホテルに予約している人がいたようです。露天風呂付き by エビエビさん天然温泉 天北の湯 ドーミーイン稚内 宿・ホテル
-
身軽になって、再度稚内駅へ。
稚内は、約10年ぶりですがすっかり様変わりしていました。
昭和の駅みたいな重厚感がすっかりなくなり、ちょっと都心の駅になっていました。少なくともうちの最寄の駅よりも立派です。稚内駅 駅
-
駅をじっくり見たかったのですが、宗谷岬方面へ行くバスがまもなく発車なので、宗谷バスの窓口へ。
前は駅の横の小さなビルだった宗谷バスの窓口は、駅ビルの中に入っていました。
窓口で往復券を購入しました。往復だとちょっと安くなるようです。稚内駅 駅
-
それが往復券。
車内で両替とかしなくていいので、助かります。宗谷バス 乗り物
-
13:20発の浜頓別高校行きに乗りました。
宗谷岬方面へ行くバスは駅のロータリーには入らず、窓口横、国道沿いに止まります。
バスは10名ちょっと。東京から同じ便で乗った人もいました。稚内駅 駅
-
運転手横のスペースが空いていたので、そちらへ。
10分ほど市内を走っていましたが、そこから先はこんな道を走ります。 -
何度か岬みたいのが見えるので、そのたび車内では宗谷岬かという声が聞こえますが、違います。
-
バスで50分ほど、宗谷岬が見えてきました。
-
料金表を1枚。
往復きっぷを買うと安くなりますね。 -
宗谷岬に到着。日本最北端のバス停です。
驚いたことに乗っていた全員が降りてしまいました。
このバスはまだ1時間半以上走り浜頓別まで行きます。宗谷岬 自然・景勝地
-
宗谷岬 自然・景勝地
-
運転手さんが車内を確認したのちに出発していきました。
まずはバス停を。
バスは2〜3時間に1本(1日7便)しかありません。
この時期に観光で使える便は3〜4本程度しかありません。宗谷岬 自然・景勝地
-
まずは帰りのバスの確認を。降りたバス停の反対側に帰りのバス停があります。
休憩所があるようですが、やや汚れています。
帰りのバスは15:01発。
どのバスで来ても、大体35〜50分ぐらいで折り返せるようにダイヤが組まれています。宗谷岬 自然・景勝地
-
まずは日本最北端の碑へ。
宗谷岬 自然・景勝地
-
宗谷岬周辺の地図です。
宗谷岬 自然・景勝地
-
この時期なので、誰もいない写真が撮れました。
夏だとひっきりなしで人がいますからね。同じバスで来た人が順番に写真を撮っていました。宗谷岬 自然・景勝地
-
宗谷岬 自然・景勝地
-
その日の横にあるのが間宮林蔵の碑。
ここから少し離れた場所からサハリンに向けて出発したらしいです。宗谷岬 自然・景勝地
-
宗谷岬音楽碑
すみません、知りませんでした。宗谷岬 自然・景勝地
-
日本最北端の公衆トイレ。
さすが観光名所。中にはヒーターも付いており、年中利用可能です。(北海道の公衆トイレは冬季利用禁止が多いので)宗谷岬 自然・景勝地
-
日本最北端のお土産物屋です。
こちらで最北端到達証明書が販売されています。宗谷岬 自然・景勝地
-
そのお土産物屋の内部で流氷館に行くことが出来ます。
無料です。宗谷岬 自然・景勝地
-
中には流氷が保存されています。
流氷見たいんですけどね、ちょうど繁忙期なのでなかなか難しいですね。宗谷岬 自然・景勝地
-
そのお土産物屋の横にある郵便ポスト。
多分、日本最北端のポストだと思います。宗谷岬 自然・景勝地
-
すこし歩くと、日本最北端のガソリンスタンド「安田石油」さん。
ここにあるのはなんでも「日本最北端〜」になります。宗谷岬 自然・景勝地
-
海側を見たので、今度は丘に登ってみます。
宗谷岬 自然・景勝地
-
上ったところにあるのが「旧海軍望楼」です。
日露戦争の際に作られたものですが、現在は老朽化のため立入禁止になっています。宗谷岬 自然・景勝地
-
その横に、各都市までの距離が示されています。
来月行く、石垣島。ここから2,800キロなんですね。
(→ http://4travel.jp/travelogue/11123946 )
日本は広いですね。宗谷岬 自然・景勝地
-
宗谷岬無線方位信号所。
電波の灯台のようです。宗谷岬 自然・景勝地
-
丘の上の大きな塔。祈りの塔
大韓航空襲撃事件の慰霊のために建てられました。宗谷岬 自然・景勝地
-
宗谷岬 自然・景勝地
-
遠くに風車が見えますが、時間の関係で行くのは難しそうなので断念しました。
宗谷岬 自然・景勝地
-
丘に上ったあたりにキタキツネがいました。
なかなか止まってくれなくて、やっとで撮った写真です。
どこかがで飼育されているのかと思いきや、どうやら野生のようです。
菌が移るので安易に触れない方がよさそうです。宗谷岬 自然・景勝地
-
丘から降りるとちょうどいい時間に。
大体50分ぐらいで回れそうです。
稚内駅に向かうバスがやってきました。このバスは音威子府から3時間半近くかけてやってきました。
でも誰も乗っていません。宗谷岬 自然・景勝地
-
150キロ以上走る路線バスです。
先ほど乗ってきた人たちのほとんどがこのバスで帰ります。宗谷岬 自然・景勝地
-
50分ほどで稚内駅に戻ってきました。
稚内駅 駅
-
考えてみれば朝から食事をまともにしていなかったので、ホテルの裏手にある「青い鳥」というラーメン屋へ。
らーめん 青い鳥 グルメ・レストラン
-
塩ラーメンが有名らしいので、わかめが入ったわかめラーメンを注文。
時間帯が中途半端なので、お客さんは誰もいませんでした。
芸能人が訪れているらしく、壁一面に芸能人のサインが並べられていました。らーめん 青い鳥 グルメ・レストラン
-
食後ホテルにチェックイン。
今回はツインのシングル使用で申し込みました。
部屋に荷物を運んでいただきました。 -
上の写真の反対側。ソファーもあり二人でも十分のスペースだと思います。
客室と洗面台の間に引き戸があり、寒さ・音も遮ってくれます。 -
部屋で一段落したのち、ちょうど特急が出発する時間なので稚内駅へ。
まずは改札の横にあるこの碑。
新しい駅舎になってからはガラス張りになっており、建物の中からこの碑を写真に撮ります。稚内駅 駅
-
写真を撮っていると、札幌行きの特急が入線してきました。
-
写真を撮っていたら、乗りたくなってしまいました。
時刻表で調べてみると、豊富まで行けば折り返しの普通列車で戻ってくることが分かりました。
豊富までの往復乗車券と自由席特急券を購入して、ホームに向かいました。稚内駅 駅
-
ホームに入ると、もう一つの碑が。
-
5時間以上かけて札幌に行きます。
-
ホームには様々な駅から距離が書かれています。
日本最南端の駅・指宿駅からの距離3,000キロだそうです。 -
東京からは1,500キロ。
指宿からの半分の距離ですね。 -
札幌からは400キロなんですね。
-
自由席は先頭車両なので、さきほどと反対側にやってきました。
こちらの方が幌もなくきれいな写真を撮れますね。 -
列車は南稚内を出発すると原野の中を走ります。
途中、利尻富士が見えるポイント。残念ながら島は見えませんでした。 -
南稚内から35分ほどで豊富に着きました。
意外にも5名ほど降りました。 -
ホーム以外は雪が積もっていました。
-
-
待合室に入ってみました。
特急停車駅ですが、無人駅でした。 -
ストーブも付いていて、暖かったです。
-
時刻表です。
この翌週がダイヤ改正で、普通列車が大幅減便になりました。 -
外に出てみました。
-
駅の横に観光センターがありました。
この時間(この時期?)なのか閉まっていましたが、トイレは使えました。
(電気が付いていないのですが、鍵はかかっていませんでした) -
駅の横にバス停がありました。
豊富温泉や幌延駅さらには昨年秋に訪れた留萌までの路線バスがここから走っています。
この特急列車にも接続する豊富温泉行きのバスがありますが、誰も乗らない場合には回送になります。 -
駅前にある観光案内図。サロベツ原野の最寄駅になります。
以前夏に訪れたことがあります。 -
-
駅からすこし歩くとのAコープがあります。
ビールを購入して駅に戻りました。 -
駅に戻り、稚内行きを待っていると、反対側に列車が入ってきました。
豊富で行き違いを行うようです。 -
豊富から私を含めて2人乗り込みました。
車内は数人乗っていました。多分全員旅行者です。
周囲は真っ暗に。暗闇の中列車は進んでいきます。 -
先ほどのAコープで購入したビールとおつまみで稚内に向かいます。
-
18:45
稚内に戻ってきました。 -
先ほど、ラーメンを食べたのでそれほどお腹を空いていません。
ただ、ちょっと飲みたいと思い、ホテルのすぐ横の「蝦夷の里」というお店へ。
ちょっと見、営業しているか否か分かりません。入ってみると、「焼き物のお店ですがよろしいですか」と案内されてカウンターへ。
まずは、鮭のルイベを。炉端 蝦夷の里 グルメ・レストラン
-
ほっけの開き。
他にも食べたかったですが、量的にはこれでお腹いっぱいです。
どちらもおいしかったです。炉端 蝦夷の里 グルメ・レストラン
-
駅まで一度戻り、駅ビルに入っているセイコマートで夜のおつまみを。
セイコマートのポテトサラダ。気に入っているので渡道するたび購入しています。
部屋に戻り、露天風呂で疲れを落とし、早めに布団に入りました。
(次へ→ http://4travel.jp/travelogue/11129421 )
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
85