2016/04/27 - 2016/04/27
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旅人のくまさんさん
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揚輝荘・南庭園の紹介です。『揚輝荘』の名前は、この地が月見の名所だったところから、伊藤祐民氏が五言絶句の『春水満四澤、夏雲多奇峰、秋月揚明輝、冬嶺秀孤松』から採ったものとされます。
- 交通手段
- 私鉄 徒歩
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南庭園にある、『聴松閣(ちょうしょうかく)』の室内から眺めた、玄関先の光景です。現地ガイドさんに、面白いエピソードをお聞きしながらの見学が始まりました。
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『玄関』のタイトルがあった説明パネルの光景です。現地説明でもお聞きした、二つの面白いことが紹介されていました。一つは、大小の自然木を輪切りにして敷き詰めた三和土、二つ目は、伊藤家に送付された墨書のあて名書きを、そのまま残した扉板のことです。写真は、昭和初期に撮影された墨書された扉板の光景です。
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『玄関』の説明文にも記してあった、大小の自然木を輪切りにして敷き詰めた三和土の光景です。その上に篤いアクリル板が敷かれているようでした。
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イチオシ
数寄屋数の趣向を凝らした暖炉の光景です。周りに嵌め込まれた瓦は、由緒ある建物に関係するものが使われているようでした。ネット情報では、『飛鳥時代や白鳳時代の瓦』と紹介するものもありました。
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暖炉の周りに埋め込まれたものの一つ、五三の桐紋が入った瓦のズームアップ光景です。その他の軒丸瓦には、東寺や善光寺などの文字も読み取れます。
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南庭園にある、『聴松閣(ちょうしょうかく)』の室内光景です。傾斜を付けて、趣向を凝らした天井部分の光景です。
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角度を変えて眺めた天井の光景です。幾何学模様の木組みが強調された造作でした。濃い色の木組みと、白色に近い天井板との配色の組み合わせも計算されているようです。
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1階から二階に上がる階段の光景です。階段は複数施設されていて、来客と賄いの人達がすれ違わないよう配慮されているようでした。
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格子模様の床面のズームアップ光景です。大正から昭和初期時代には珍しかった、プラスティック製の材料が使われているようです。
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『聴松閣(ちょうしょうかく)』の2階の旧書斎の窓際に設えられた幅の広い木板の光景です。現地ガイドさんは、ここは祐民さんが好んだ場所で、この窓際の場所を机代わりにしていたと、説明されていました。
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イチオシ
祐民さんが好きだった場所とされる、窓際の光景です。おそらくこの場所を気に入って、机代わりの広い板を使用するよう、指図されたのかも知れません。
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同じく、祐民さんが好きだった場所とされる、窓際の光景が続きます。この場所で思索を巡らし、書き物もされていたようです。
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数寄屋風の造りになっていた天井の光景です。木目を生かした薄い板が、編み上げられたような造りでした。
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南庭園にある、『聴松閣(ちょうしょうかく)』の二階の部屋の紹介が続きます。調度品の代わりに、かつての絵図や、昭和時代と平成時代の航空写真などが展示してありました。
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2階の旧応接室の室内光景です。右手に暖炉、左手に丸い窓がありました。悪戯心が旺盛だった祐民さんは、遊び心も一流だったようです。
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暖炉の上にあった分厚い木材が使われた棚のような造りのズームアップ光景です。推測になりました、暖炉が実際に使われていた時代、暖気が天井に達する前に反射をさせて、人の高さに供給する役目があったかもしれません。飾にもなっていました。
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周りをモザイク模様に飾られた暖炉のズームアップ光景です。暖炉そのものは、今は飾りとして再現されたようです。
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船が好きだった祐民氏の趣味が生かされた丸窓とお聞きしました。『船窓』をイメージした丸窓の造りです。
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唯の正方形の埋め込み式の天井灯のようですが、さりげない工夫を織り込んでありました。四角の窓とは45度にずらした4個の灯具が程よい明るさで浮かび上がっていました。四方に設けられた突起は、メンテナンス用の明かり窓の留め具のようですが、これも、景色の一部になっていました。
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二階から見下ろした1階部分の光景です。それより先に目を惹いたのは、分厚い木製の手摺りに施された、手造りの彫刻です。柱1本にも、信じられないほどの手間が掛けられ、それが、さり気なく存在していることでした。これも、現地で説明をお聞きしなければ気が付かない事柄の一つでした。
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イチオシ
部屋のコーナー部分に設えられた、和風の天井灯の光景です。灯具と言うより、部屋の一部分としての存在感がありました。次の部屋の奥の方にも、デザインに違った和風の天井灯が見えました。
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木組みと大きなレリーフの飾りが素晴らしい、天井飾の光景です。立体的な造りになっているようでした。
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各所に設置してあった暖炉と、その周りの光景です。暖炉の上の幾何学模様の木組みが目を惹きました。
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目を惹いた、暖炉の上の幾何学模様の木組みのズームアップ光景です。この後、窓も紹介しますが、この文様がこの部屋の装飾の基調となっていました。
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暖炉の焚口部分のズームアップ光景です。この暖炉は、色彩も造りも、比較的シンプルな装飾でした。今は使われていないようですが、煉瓦の壁に煤けた色が残っていました。
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窓の木枠にも、随分と数寄屋風の造作が凝らされていました。窓を締め切った場合には、左側に見えるような、シルエットが目を楽しませてくれるようです。
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室内に展示してあった、生け花の光景です。石田流の生け花で、使った花が紹介してありました。躑躅、錦木、紫蘭、十二単、卯の花と、ほうちゃく草の6種類でした。あまり聞きなれない『ホウチャクソウ(宝鐸草)』は、初夏に白から緑へのグラデーションを盛った花が咲くようです。まだ花が咲いていませんでした。
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生け花の紹介が続きます。四つの花瓶などに活けられた、小原流の作品です。右端が和風の1鉢、左側が洋風の花を活けた3鉢です。こちらにも使った花の名前が記されていました。和風の作品が百合類や忍冬、左側の洋風の作品が黄色のオンシジュウムや赤いアンスリュウムです。
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この活け花作品の流派は、は札がはみ出して撮影できませんでした。古道の活け花のようなイメージを感じました。
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二階の窓から見下ろした、枯山水の庭園とされる南庭園の石庭の光景です。緑の葉の楓が主役で、その下に石組みらしいものが垣間見えました。
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