ミルフォードサウンズの1日

2014/12/24 - 2014/12/25

■マイターピークロッジから夕暮れのマイターピークを望む。

≪なんてきれいな夕暮れなのかしら≫
＜ほんまに＞

楽しいミルフォードトラックを歩き終えて
今夜はロッジで最後のお別れパーティ。
最初のスタートの夜もスピーチをしたので
今夜もキット簡単なスピーチを皆がするのだろう。

1番多かった国籍はアメリカ人【２０人くらい】
次がニュージーランド人【７～８人くらい】
その次が日本人【僕ら２人と北海道の夫婦計４人】
後はアジアからの人達【香港、マレーシア、オーストラリア、韓国】

＜夫の言葉＞
≪妻の言葉≫
（二人以外の言葉）

エリア フィヨルドランド国立公園周辺(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0

• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

■12月25日：朝のMitre Peak Lodgeからの眺め

今日はミルフォードサウンズをクルーズする１日
朝の食事を終えて、２階の僕らの部屋から外を眺める。

≪今日も気持ちのいい朝だわ≫

雨が多いと聞いていたが、今回のトレッキングで雨のために傘を使ったのは
数10分歩いただけの最初の1日と峠越えの３０分間のみだ。
その時以外はズットこんな天気の下を歩くトレッキングであった。

ー朝のMitre Peak Lodge２－

左側に目を向けると、湾を取囲むように山々が連なっている。

＜ちょっと散歩してみようよ＞
≪いいわ≫

と言うことで朝食前の散歩へ出かける。

ーMitre Peak Lodgeの前の広場ー

美味しい朝食を終えて僕らはロッジの周りをもっと散歩してみたかった。
それでガイドに尋ねる。

＜歩いて船着き場まで行っても構いませんか？＞
（バスはまだ来ないのでいいですよ。でも船着き場から離れないでください）

というわけで、２０分くらいの道を歩いて船着き場へ向かう。

ー歩いて船着き場へ向かうー

山の陰に隠れて、太陽の暖かい光はまだ僕らのところまで届かない。

≪少し冷っとするわ、でも気持ちいいわね≫
＜ほんま、ステキな一日になりそうだね＞

ー静かな湾の中をタスマン海へ向かってクルーズ船が動き出すー

可能ならば小さな船に乗りたかったが
僕らの乗るクルーズ船は停泊している船の中でも大きな船の方だ。
かなり大きな波でも揺れそうにない。

≪どこら辺まで行くのかしら？≫
＜外海の見えるところって言っていたので、あまり遠くまではいかないよ＞

ーイルカやペンギンに出会うことを楽しみにしていたのだがー

小さなヨットやカヌーの近くを泳ぐイルカの写真をよく見るが
大きなクルーズ船の近くには寄ってこないのだろうか？

≪イルカに出会えないのは残念だわ≫

海面に目を凝らすがイルカもペンギンも、その姿は見あたらない。

ークルーズ船は少しづつタスマン海に近づいていくー

＜あの岬を右へ回りこむと外海が見えるはずだよ＞

－残念－

１番外海に近い場所まで来てこのクルーズ船は引き返してしまう。

＜外海の感じを味わってみたかったのだけれど＞
≪自分で小さな船を雇う以外に方法はないわ≫

ーこの先がタスマン海ー

－私にも見せて－

ここから回転して船は戻る。

＜ここに来ることはもうないだろうね＞

－アザラシ岩と呼ばれているらしい場所へ船が近づく－

岩の上で寝転がるアザラシは逃げようともしない。

－波に乗って岩の上へあがろうとするアザラシ達－

反対側から登れば簡単そうなのに
わざわざ急傾斜のほうから何回も何回もトライしている。

≪どう見ても遊んでいるようにしか見えないわ≫

ー崖の上から垂直に落下する滝ー

クルーズ船は落下口のすぐ下まで近づき、乗船客を楽しませる。

（キャー）（ワーオ）

ークルーズ船は港へ戻り始めるー

バイバイ、ミルフォードサウンヅ

ーぼくらのミルフォードサウンドの旅が終わる－

海から見るフィヨルドを囲む山々
僕らにはもう歩きまわることはできない山々

今夜はクライストチャーチに泊まり明日朝のバスでマウント・クックへ向かう。