2016/04/18 - 2016/04/19
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Weiwojingさん
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岡山から備中高梁へ移動した。備中高梁は前々から訪れてみたいと思っていたころで、興味ある場所がいくつもあった。例えば、備中松山城、高梁基督教会、頼久寺、武家屋敷などで、1日では見学するのは難しい位であったので、1泊することにした。
備中高梁は静かな山間にある街で、人口3万2千人ほどの中規模都市である。ここでの見どころは何と言っても備中松山城で、標高400メートルの山に聳える山城で、日本で現存する3大山城の一つである。その他にも古い街並みがあり、遠い昔の日本を体験するには最適なところである。
* 備中松山城は「天空の城」と称せられるが、秋から冬にかけて晴れた日の早朝に雲海が見られ、このカバーの写真のように、その中に浮かぶ松山城はまさに幻想的である。
- 旅行の満足度
- 4.5
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岡山では交通の便を考えて、駅前にあるホテルに宿泊した。部屋から見た岡山の街並みはどこにでもあるような地方都市の一つに過ぎないが、しかし、こうして見ると何かしら旅情を感じ、東京を離れ、遠くまで来たことを実感した。
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備中高梁ではまず備中高梁城へ出かけた。街の中心部からはかなり離れて、歩くと1時間はかかるようなところにある。公共の交通手段は何もないので、前日乗り合いタクシーを予約しておいた。
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備中松山城は、兵庫県の竹田城跡と共に「天空の城」と称され、秋から冬にかけての、よく晴れた日に雲海が見られ、そこに浮かぶ姿は幻想的で(このカーバーの写真のように)、いずれも天空に姿が見られる。
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備中松山城の全体が見えてきた。一番右側が「二重櫓」、真ん中が「天守」、左側が「本丸」である。城の規模としては、それほど大きなものとは言えない。
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天守閣の中に入ってみた。入場料が必要だある。
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「天守」の2階には神棚が設けられ、かつては三振の宝剣が奉納されていた。
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今はこのような祭壇が設けられている。
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天守閣の石垣は自然の岩盤を利用し、その上に築いている。
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見学を終えて、乗り合いタクシーが待っているところまへ戻る途中、道端に野仏があった。かなり古るそうだ。誰があげたのかお賽銭が置かれている。
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石仏がもう一体あった。穏やかな表情をしているのだろうか。
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次に訪ねた「頼久寺」は、小堀遠州が作庭した庭園があり、それは見ごたえのある国指定の名庭である。
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かなり急な階段を上り、入り口へ向かう。
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ここは庫裡のある建物で、だれもおらずひっそりしていた。
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本堂
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この庭園が小堀遠州作の庭園で、蓬莱式枯山水の美しい姿を見ることが出来る。
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街中を歩いていて背後に何やら視線を感じて振り向くと、猫が一匹こちらを見ていた。なかなか端正な猫である。
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高梁と言えば、高梁基督教会は街のシンボル的存在で、岡山県内最古の教会である。
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木造造りの教会堂は、温もりの感じられる教会で、いつでも自由に中に入れるようだ。
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会堂の中はしずかで、ひっそりしている。大きなストーブが2台置かれていて、この地方は冬がかなり寒いことを語っているようだ。
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会堂裁断部分を背後から撮ってみた。ベンチに置かれた座布団が何とも言えず、親しみやすさを感じる。
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この教会の開設に尽くした、明治期キリスト教界で活躍した綱島梁川の30歳ころの写真がある。
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街を歩いていると、ロシア文学者の米川正夫の生家があった。思わぬところで、かつてロシア文学の数々を読み漁ったことのある翻訳者の名前を発見して、懐かしい思いにとらわれた。
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高梁には古い町並みが保存されていて、しっとりとした情緒のあるところである。
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ある民家の入り口に竹を利用して雛人形が飾ざられていた。3月の雛祭りからはすでに1か月以上は経っていて、しばらくは飾る習慣でもあるのかと思った。歩いていると他にもあった。
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家々の軒先には季節の花が置かれていて、歩いていると心和む思いがする。この町の人々の心遣胃が伝わってくる。
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この家もきれいな花々を飾っている。
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歩き疲れたので、古い町屋を利用して造り変えられたカフェ「紅緒( Cafe de Benio )」でしばらく休憩した。
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入り口に掲げられていた「紅緒」の看板だ。
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古い日本家屋を利用して作られたカフェは、丸ごと1軒家が用いられ洋風と和風の部分に分かれているが、どちらも居心地が良い。
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紅茶を注文した。ここで紅茶を頼んだのは、地元で採れる「高梁紅茶」がり、どんなものか試してみたかったからである。
飲んでみると、実においしい。芳醇な香りがし、日本で生産される紅茶でこんなにもおいしい紅茶があるとは想像もしなかった。帰りしなに、少々求めてみた。 -
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洗面所の窓にステンドグラスがある。こんなところまで細心の注意が払われている印象を受けた。
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次の日もちょうど昼時に訪れたので、昼食を取ることにした。ランチメニューの中からこれを選んでみた。
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メインのスパゲティ。アサリの入ったボンゴレである。
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今度は紅茶ではなくコーヒーを頼んでみた。
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街の一角に古風な郵便ポストが立ち、まだまだその健在ぶりを示している。古風な麻痺並みにぴったりである。、
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薬局の前にこんな飾りがあり、古い街並みに合わせた雰囲気が素晴らしい。
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「紺屋川筋美観地区」
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川筋には、かつての藩校「有終館」があったとおころで、今は門と白壁があるだけである。
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昼食に食べた「磯辺そば」で、そばにわかめや海藻類が廃入り、割とさっぱりした味であった。
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明治から昭和初期まで実際に使われていた高瀬舟の姿で、高梁川を航行していたそうだ。
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ふと理容店の看板を見ると、英語の表記がおかしいのに気がついた。理容店は Barber だが、この表記ではバー(お酒を飲むバー)の名前になってしまっている。
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「郷土館」は1904年( 明治37 )に建てられた旧高梁尋常小学校の本館だった建物を利用したものである。
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入り口にはこの地方の教育者とも言える山田方谷( 1805〜1877 )の銅像がある。
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受付の方が「2階をぜひご覧ください」と言うので、2階へ上がってみた。階段そのものも明治の造りそのままで、多少ぎしぎし音はするものの頑丈な造りである。
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2階へ上がると、桃山式の豪壮な講堂があり、天井の造りが素晴らしい。
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2階の奥まったところに「旧奉安殿」と書かれたものがあり、その下に脱帽なる文字があった。
戦前の日本では学校などに必ず置かれていた奉安殿には、天皇ご夫妻のご真影と教育勅語が収められていた。このようなものをここで見るとは驚いた。 -
これが「教育勅語」である。
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昭和天皇ご夫妻のご真影が奉安殿の奥の方に置かれている。
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武家屋敷のある地区へやって来た。ここは「石火町ふるさと村」といい、この地区には2軒の武家屋敷が残されている。
「旧折井家住宅」と「旧埴原住宅」の2軒である。 -
昔の街並みが保存され、武家屋敷以外にも一半の民家や寺院などがある。
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この旅行記へのコメント (2)
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- Miyatanさん 2016/10/13 00:30:37
- こんばんは
- こんばんは。いつもご訪問&ご投票ありがとうございます。
近々備中松山城訪問を検討しています。
旅行記拝見いたしましたが、備中高梁は備中松山城だけではなくて、他にもいろいろと見所ありそうですね。参考にさせていただきます。
吹屋訪問も検討したのですが、バスの本数があまりに少ないので、今回は断念しようかと思っています。
あと、細かいですけど、竹田城は岡山県じゃなくて、兵庫県のはずです。私はまだ行ったことないですが。。。
今後もどうかよろしくお願いいたします。
Miyatan
- Weiwojingさん からの返信 2016/10/13 14:46:11
- RE: こんばんは
- Miyatan さん、こんにちは。
こちらこそいつもご訪問そしてご投票をいただき、ありがとうございます。
近く備中松山城を訪問のようですが、素晴らしいところです。ただ交通が不便なので乗り合いタクシーかバス(通常のバスは運行していません)しかないようですね。歩いたらとんでもない距離です。タクシ―やバスを利用しても途中までしか行きません。そこから1時間くらい歩きます。
吹屋も素晴らしいところです。ただ高梁からのバスは本数が少ないですので、事前に調べて可能なら行かれるとよいと思います。私は行くことをお勧めします。
竹田城が岡山県ではなく、兵庫県とのご指摘ありがとうございます。ついうっかりしていました。ありがとうございます。早速訂正しました。
今後ともよろしくお願いいたします。
Tamegai
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