全国ラーメン行脚紀行 ② ～ 町田の「最強ラーメンＦｅｓ.」で日本各地のラーメンを食べる

2016/04/08 - 2016/04/24

東京町田と言えば、ラーメンの激戦地として知られているが、そんな地で「最強ラーメンＦｅｓ.」なるフェスティバルが行われた。全国各地から名だたるラーメン店40店が町田に集結して、各陣10店がその味を競うそうというものである。開催期間が長く、４回に分けて行われた。

　　 　 ① 第１陣（03/31～04/03)
　　　　② 第２陣（04/08～04/10)
　　　　③ 第３陣 (04/15～04/17)
　 　 　 ④ 第４陣 (04/22～04/24)

各陣全部に行くことは出来なかったが、第２陣と第４陣には行くことが出来た。全体的な印象としてはかなりの人が来られて、それなりのにぎわいを見せていたが、小生にとっては長時間並ばなければならないという点や果たしてそれぞれの本拠地の店で食べるのと味が変わらないかという点に少々危惧の念を抱いた。

エリア 町田(東京)

• 旅行の満足度: 4.0

ラーメン・フェスティバルの会場となったのは、町田シバヒロという、元は町田市役所本庁舎があったところで、数年前市役所が別なところに移動し、今は様々なイベント会場として使われている。

ここはチケット売り場で、１杯850円とやや値段が高めであるが、食べ比べセット（３杯分）になると2400円と若干安くなる。

今回、このフェスティバルに来たのは第２陣と第４陣の２回で、できれば各回１度ずつ来てみたいと思ったが、なかなか難しかった。

全国から集まってきたラーメン店がそれぞれブースを構え、店自慢の一品を提供している。

店によって人の流れがずいぶん違う。たくさん人が並んでいるところとそうでないところがある。やはり人気のある店はそれなりに人が集まってくるようだ。

まずこの店（右側の「武士 もののふ」のラーメンを食べることにした。20分位並んだろうか。

小生が食べたラーメンで、まず２陣の「麺将　武士　もののふ」という長野から出店している「道山〜信州白味噌仕立て〜」というものであった。

このラーメンの特徴は、次の通り。

　１．スープ：濃厚味噌の鶏・豚清湯
　２．麺：太平打ち麺
　３．具：チャシュ―、メンマ、海苔、ネギ、半味玉

小生にはスープがかなり濃厚過ぎて、あまり好みとは言えなかった。

出店しているラーメン店は全国から来ているそうだが、残念ながら知らない名前ばかりである。ラーメンに詳しい方ならば、よく知っている店もあるのかもしれない。

こちらの店は「ドゥエ イタリアン」という変わった店である。と言うのは、この店はイタリアンでありながらラーメンを提供しているというものである。味の方はどうだろうか。他の店に比べると、並んでいる人の数はそう多くはなかった。

働いている方たちは皆きびきびとしていて、笑顔を絶やさず、好感を持てた。

会場には数百人程の人が同時につくことが出来る程のテーブルが用意されていて、見ていると、その様は正に壮観だ。

ラーメンに関するフェスティバルと言うと、かなり青年層の来場が多いようだ。

こちらはご夫妻のようであるが、いくつも注文し、お互いに味を試している。

炎天下にもかかわらず、多くの人々がそれぞれラーメンを食べている。

天気が良かったので、テントの外にもたくさんの人がいた。

大きなテントがいくつも設営されていて、たくさんの人々がその中でラーメンを食べている。まさに壮観である。

親子だろうか、楽しそうに、また仲良く食べている。

会場ではラーメン作り体験教室も行われていて、小学生を対象にした企画がいくつかあった。

ここからは第４陣（4/22〜24）に訪れた時の様子である。

店によつて行列の長さに差があり、行列が長い店では30分位待たなければならないところもあった。

岩手県から出店している「ラーメン福たけ」は、珍しいラーメンを提供していて、食べてみることにした。

「らーめん福たけ」の「岩手鴨とハマグリの燻製鴨チャーシユーそば」は、ハマグリや地元産の鴨肉が入っていて、美味しく食べることが出来た。

こちらは東京大田区から来ている「麺屋こころ」というラーメン屋で、台湾ラーメンを提供している。

これが「台湾混ぜそば」で、文字通り混ぜて食べるのがおいしいようである。ただ、味が濃厚で、小生にはかなり辛さを感じた。

ある店の前では店員が自分の店のラーメンを客に丁寧に説明をしていて、客はそのアドヴイスでトッピング等を選んでいる。

今回のようなイベントは初めての体験であった。恐らくラーメン激戦区である町田だからこそ出来たフェステイバルであったと思う。またこのようなイべントを期待したい。