2016/03/31 - 2016/04/01
129位(同エリア193件中)
風太郎さん
毎年薄墨桜の呼び声を聞いてツァーを予約していましたが今年は開花が早くてツァー日程では間に合わないことが判明したので東京周辺からは片道500kmの旅程になりますが自力で訪れることを決断して一週間前にツァーはキャンセルし宿を別途に下呂温泉に手配しました。各地で桜が満開のため、休憩を兼ねて桜の名所を周遊する行程を計画して遠距離ドライブに挑戦してみました。主な目的地は信州高遠城趾公園の桜、根尾谷薄墨桜、甲州山高神代桜となりますが高速道路沿いにも桜並木が続いていたり花見満載の旅行になりました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
曇り空でしたが自宅は7時前に出発し、都内を山手トンネル経由で通過して中央道に入り八王子付近に8時40分頃到達し、順調に通過して信濃方面に向けて長距離ドライブが始まりました。
-
途中の談合坂SAで9時頃に休憩して諏訪ICは10時30分頃の到着でした。
-
諏訪ICの近隣には「峠の釜飯」で有名なドライブインおぎのやさんがあります。バスツァーでも多数利用する大型店舗ですが休憩以外の目的は高遠城趾公園での昼食用に釜飯を入手することでした。丁度この日は諏訪下社の御柱祭で地元TV局が取材に来ており御柱祭協賛メニューの「御柱ラーメン」試食を依頼され拙い食レポの取材に応じることになりました。
写真がなくて残念ですが大きい竹輪を唐揚げしたものがラーメンに乗せてあるというもので竹輪が御柱という見立ていうことになります。食事の時間でもないため一口二口程度でお許し願い、釜飯を入手して11時頃に出発して国道152号線により高遠を目指しました。峠の釜めし本舗 おぎのや 諏訪店 グルメ・レストラン
-
約一時間で高遠町内に到達したのですが既に近隣の駐車場は満車で大型車用の駐車場が無料で開放されていたのでループ橋近くに駐車し裏山を徒歩で登るという裏技により10分程度で北ゲートに到着しました。
高遠城址公園 花見
-
高遠城趾公園は満開直前で素晴らしい景観を眺めることができました。昼食時間であり、園内のベンチを見つけ予定どおり持参の釜飯をいただきましたが花見で「峠の釜飯」は結構目立ち隣の方からも声をかけられました。なかなか良い昼食プランだったと思います。
高遠城址公園 花見
-
高遠城趾公園は小高い丘の上にありますから満開の桜の間からアルプスの山並みを観ることができます。写真では桜の花の輝きと山並みの輝きが同時に表現できませんが、実物はとても雄大な景色になっています。
高遠城址公園 花見
-
高遠城趾公園は13時30分頃に退出し、30分程度で休憩場所を兼ねて「かんてんぱぱ」に立ち寄りました。ここは寒天メーカーの伊那食品工業さんが本社や工場に隣接して開設している休憩場所でレストラン、ショップ、山野草園などがあり休憩場所ではゼリー製品の試食も楽しめます。山野草園にはミズバショウやカタクリが咲いていました。
かんてんぱぱガーデン テーマパーク
-
かんてんぱぱを30分程度で退出し駒ヶ根ICから再び中央道に戻り15時50分頃に中津川ICに到達しました。ナビの案内によればここから下呂温泉まではやく一時間らしいので国道257号線を下呂方面に向かいました。
-
途中の休憩は16時15分頃、道の駅「花街道付知(つけち)」に立ち寄りました。
ここの農産物直売所では夕食後のデザート用に桃の香という白いイチゴを購入してみました。道の駅 花街道付知 道の駅
-
順調に走行し予約したブリーズベイホテル&リゾート下呂には17時頃に到着できました。国道の脇に立地しているのですが入口が目立たないので自家用車での進入では注意が必要です。BBHホテルグループのためビジネスホテルの雰囲気もありますが、下呂温泉でもあり食事は飛騨牛のスキヤキかしゃぶしゃぶの選択とアルコールも含めたドリンクバイキングでリーズナブルです。部屋もビジネスホテルよりは広くて大浴場は温泉の露天風呂があり14階の展望風呂は下呂温泉が一望できる眺めでリゾートホテルに近い雰囲気です。
ブリーズベイホテル&リゾート下呂 宿・ホテル
-
予約で選択したプランはスキヤキですがこのセットで十分なボリュームがあり、飛騨牛はとても美味でした。当方アルコールが苦手で飲み放題は堪能できませんが、アルコールを好む方は十二分に楽しめると思います。他にも食べ放題プランがあり、食事の面からみればワンランク上のホテルだと感じました。
ブリーズベイホテル&リゾート下呂 宿・ホテル
-
宿泊した日は下呂温泉街で花火を打ち上げており、早めの夕食だったので車で温泉街まで出かけて花火を楽しみました。
-
二日目は9時に出発し約二時間の行程で下呂から根尾谷を目指します。朝から天気に恵まれて気持ちの良いドライブが始まりました。ホテルで入手した観光パンフレットに下呂市の苗代桜の紹介があり、15分程度であり行程の途中なので立ち寄りました。
-
樹齢400年、樹高30mという2本の大きな桜が重なるように咲いていました。地元の方々が大切に保存してきたもので、夜もライトアップしていて手前の池に映る姿が印象的です。ここの出発は9時30分頃でした。
苗代桜 花見
-
下呂市内から高速を使うプランと一般道路で走るプランがありましたが到着時間に差がないためナビに任せて一般道路を根尾を目指しましたが国道418号線は奥地に入ると細い山道になり、秘境根尾谷といった風情になります。
-
ナビのおかげで迷うことなく根尾谷に到着しましたが時刻は11時40分で既に観光客が大勢来場していました。駐車場のテントでは観光協会が「朴葉寿司」を販売していたのでこれを昼食に購入しました。うすずみ公園までの坂道にはいろいろな出店がありました。
淡墨公園 公園・植物園
-
公園はかなり広大な敷地ですが主役の薄墨桜は堂々とした風格で満開の姿を見せてくれました。数年越しの念願がかない薄墨桜の呼び声に応えることができました。観光案内の方からは散り際の様子が一番の見頃なんだそうです。時折吹く山風に花びらが宙に舞って素晴らしい一時を楽しみました。
淡墨公園 公園・植物園
-
薄墨桜はこの角度からみると山側にもう一本ありますが、左側の桜は2世だそうで同じ品種でも微妙に花の色が異なります。
淡墨公園 公園・植物園
-
これが昼食用に購入した朴葉ずしです。具材は鱒と椎茸と紅ショウガで寿司飯を朴葉でくるんだものが三個入っています。素朴な味わいが山間の名木桜の花見にはふさわしいと思いました。
-
根尾谷を13時過ぎに出て高速の入口を目指したのですがナビが古いことを忘れていたため遠回りになり高速入口(岐阜各務原IC)を通過したのは14時20分頃になってしまいました。
-
中央道をひたすら走行し伊那高遠ICを通過したのが16時30分頃でした。さすがに桜の名所があるからか高速道路の脇には桜の並木がならび満開状態の桜がきれいです。ナビには最後の花見で甲州山高神代桜のある山梨県北杜市の実相寺を入力したところ最寄りのICを須玉と選択していたのですが高速代節約のため手前の長坂ICで出て目的地を目指しました。
-
長坂ICを17時過ぎに出てナビを頼りに実相寺に到着したのは17時30分頃でした。既に露天商の方々は帰り支度で近隣の有料駐車場も係員が店じまいで結果的に無料駐車となりました。背景に南アルプスの山並みを従えて手前はスイセンで奥が満開の桜という春爛漫の景色でした。
山高神代桜 花見
-
実相寺の入口には各地の桜名木を集めている様子が図示されていました。それによると身延山しだれ桜、三春の滝桜、根尾谷の薄墨桜など名だたる名木の子孫が集結していました。
山高神代桜 花見
-
境内左奥に鎮座しているこれが山高神代桜になります。樹齢は2000年に近いとか樹高は大半の幹が失われて低いのですが、老体の割には現存の枝に満開の花が沢山ついていて涙が出てくるようです。三大桜とは三春の滝桜、根尾谷の薄墨桜そして山高神代桜といわれていますが、三春は二年前に訪れているので今回で三大桜を全て観覧できたことになりました。桜の神に感謝です。
山高神代桜 花見
-
神代桜を18時過ぎに出発し帰路につきましたが夕食は山梨市周辺で甲州名物「ほうとう鍋」をいただき、一宮御坂ICから中央道に復帰して東京を目指しました。既に夕方の渋滞は解消していて休憩は談合坂SAに21時30分頃で都内を経由して帰宅は23時という行程でした。一泊二日の全行程が1000km超というお疲れモードになりましたが、桜の名所は裏切ることのない実力を見せてくれて花見を堪能できました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
25