2016年3月春分 ククルカン降臨を拝みにメキシコへ（その2：チチェンイッツァーを堪能）

2016/03/19 - 2016/03/21

3年前から「春分の日にククルカン降臨を見たいな〜」と思いつつ、
これまで2度、その夢は果たせず。
サラリーマンにとって年度末は忙しいものなので、しょうがないんでしょうね。
しかし今年こそ、3度目の正直！

今年も、直前に会議が設定されましたが、
4トラベラーのお知恵を借りて、春分の日の夜にメキシコ内を移動すれば、
会議に間に合うように帰国できることがわかりました。
この場をお借りして、御礼申し上げます。

最終的な旅程は以下の通りです。

3月17日：仕事後の夜に、帰宅後に羽田国際へ。
　　　　　ロサンゼルス経由でカンクンへ。
3月18日：朝にカンクンに到着。
　　　　　空港から市街へ移動し、ビーチリゾートを素通りして、
　　　　　メリダ観光。
3月19日：朝からチチェンイッツァへバス移動。
　　　　　敷地内の遺跡を観光し、夕方は春分前日のククルカン降臨の練習。
　　　　　夜はライトアップショーを狙う。
3月20日：朝一でイクキルセノーテへ。
　　　　　その後、ククルカン降臨の本番。
　　　　　カンクンへ移動してカンクン泊。
3月21日：早起きして、シカゴ経由で帰国へ。
3月22日：夜8時半に成田着。翌日の会議に備え就寝。

帰国後の時差ぼけが心配。。。

エリア チチェン・イッツァ(メキシコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: ANA ユナイテッド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

まだ、9時過ぎのため新チチェンのメイン会場も空いてます。

ククルカン降臨の作戦を練ります。
手前の柵の真下にミニ三脚を付けたカメラを置きっぱなしにして、インターバル撮影すれば、迷惑にならないですね。
ただしピークの時間に近づくと係員に怒られるはずです。
少し前にセットしましょ。

エルカスティージョ 建造物

こんな感じで、も少しローアングルになると思います。
まぁ今日は春分前日。練習だから気張らない、気張らない。

天気も良いので観光開始。
ガイド本によるとチチェンイッツァーは3時間で周れるようです。

まずはメイン会場周囲の遺跡を見学します。
Jaguar、事前の予習してないので、近くのツアー団体の説明を盗み聞きします。

金星の基壇 建造物

Jaguarの仲間です。

鷲とジャガーの神殿 建造物

結構広い球戯場です

球戯場 建造物

天気、良し。

遺跡に飽きたので、セノーテへ。
下には降りられません。

シュトロク セノーテ 自然･景勝地

とにかく暑いので、売店でアイス休憩です。
アイス高ぁー、
しかもチッチャァー。

土産物屋を冷やかしつつ、エルカスティージョへ戻ります。
革製の小銭入れが欲しくなりましたが、数店舗で売ってます。
後で買うために、2回ほど交渉決裂しておいて、適正価格をつかみます。
どこも仕入れ値は同じでしょうから。

そのまま旧チチェンへ向かいます。

暑い。。。

高僧の墳墓 建造物

土産物屋の店先で、Jaguarの木彫りなんかを彫ってたりします。

欲しかった革製の小銭入れがありました。
「いくら？　あっちの店ではｘｘｘペソだったけど」
交渉が面倒なのでNo Deal価格を先に提示しました。
ケチでスマンね。

現代の天文台とそっくりですね。

カラコル 建造物

おっ崩れそう。

尼僧院 建造物

教会には日本人の団体がおり、日本語で説明を聞けました。

一通り見学しましたので、宿に行きましょうかね。
土産物屋ではJaguar祭りです。

この頃になると、人々のジャガーの鳴き真似が、ウザく感じます。
あー、うるせー。

一旦外に出て、
（チケット持っていたら、何回でも出入りできます）
久々のタバコを。
入り口は朝とは一転して、相当混んでいます。
おそらくカンクンからのバスツアーが到着する時間でしょう。

ちょうど3時間で見学できました。
デンバーからのカップルと会話したところ、
彼女たちもククルカン降臨目当てに来たそうです。
ギャラリーが多そうです。

荷物をピックして、宿までタクリます。70ペソです。
歩いて行ける距離かどうか、を確かめつつ
窓に映るジャングルを眺めます。

徒歩だと45分ぐらいかなぁ。。。

宿に到着。

部屋へ。
やや清潔感に欠ける気がします。
シャワールームが臭います。

宿で昼飯です。
食べながら、午後の作戦を練ります。
遺跡は全部見たので、後はククルカン降臨へ向けて
遺跡近くでダラダラ過ごそうかと。
まぁ今日は、春分の日の前日なので練習ですな。

「よし、タクシー呼んで！」

「次のお客さんが乗ってくるタクシーを待ってね」
「？（ホテルなのにタクシー呼んでくれないのかしら。。。）」

面倒なので、歩きます。
太陽は真上です。手ぬぐいを帽子代わりに、太陽光線を防ぎます。
手ぬぐいは、いろいろ変身してくれて重宝します。

35分歩くと、サブゲート（マヤランド側の入り口）です。

サブゲート手前に売店があります。喉カラカラです。
遺跡内へ入るとタバコ吸えないので、ここでダラダラと過ごします。
サブゲートの出入りは（確か）16時までなので、15時半までは休憩します。

16時少し前にエルカスティージョへ。
作戦通り、カメラをセットします。

ピントを合わせて、ミニ三脚のアングルを調整します。
おっ、そろそろ始まりそう。

16:10頃、
自動撮影にして、その場を離れます。
春分の日前日ですが、ギャラリーが意外と多いです。

16:20頃
この日は曇ったり晴れたり。
晴れると歓声が沸きおこります。

16:27
ちょいと太めの蛇さん。
この時間、間近で見ても注意されません。
放置していたカメラをチェックします。
倒れたり、盗まれたりしてません。万事OK。

16:40
良いタイミングで太陽が出ました。

チャックモールが、可哀想なぐらい、
寂しそうに黄昏てます。

16:56
ギリギリ胴体が繋がってるかなぁ？

16:59
ククルカンがバイクを食べるところ。
この時間、間近で見ようと近づくと警備員に怒られます。

で、17:05には、「今日は終わりだから、帰れー」と
囃し立てられます。

Jaguar、カメラをピックして、出口へ向かいます。

インターバル撮影のタイムラプス動画はコチラ（16:12〜17:07の55分間を32秒に）
2バージョンあります。

https://youtu.be/Xo3KwF7Qa-g
https://youtu.be/NzA02KhkOVM

今夜は19時からライトアップショーがあるみたいなので、
ゲート近くのレストランで夕食を摂って待ちます。
日中のチケットで見れます。

このカルボナーラの味は。。。

ゲートの列が短くなったので、敷地内へ入ります。

おっ、やってるやってる。

ライトのカラーは徐々に変化します。

広角で撮影しときます。
チャックモールも光ってます。

チャックモールがペッパー君に見えます。

ショーの始まりです。

音声はスペイン語ですね。

まぁ、見れれば良いですよ。

ククルカンだ！

ライトアップ、堪能です。

途中、小雨がぱらつきました。
明日は本番の春分。天気が心配です。

帰ります。

タクって宿へ。夜でも固定料金です。

就寝前のコーラタイム。

明日は念願の本番。
しかも、その直後、タクシー（バヤドリド経由でそこから一等バス）か二等バスで、カンクンへ戻らなければ。
そう言えば、クロークでは4時までに荷物ピックしろと。

・2等バスなら、17:35発。今日の状況からして17:05にはククルカン降臨は終了。バスには乗れそうだが、荷物は、どうしよう？？？

・タクシーなら、バヤドリドまで40分（300ペソ＝3千円で許容範囲）。バヤドリドからカンクンまでのバスは18:20発および20:55最終。

荷物ピックの4時は、怪しい係員（失礼！）のセリフで、チケット売り場の係員は5時までOKとも言っていたが、リスクは回避したい。。。

考えてたら眠くなりました。
まっ、明日の午前はホテル近くの Ik kilセノーテなので、
それまでに考えましょ。

朝です。
ホテルで飯。朝食付きの宿は楽です。

黒いのが不気味ですが、結構うまい。

さてと、セノーテだ！
と思ったら開場は8時ではなくて9時とのこと。
「歩き方」には、8時からと書いてありますが。。。部屋でまったりして、
再トライ。

敷地内を10分ほど歩き、シャワーしてセノーテへ降ります。

途中、下の様子を伺います。

既に数名泳いでます。
誰もいないセノーテを撮りたかったのだが。。。
もしかして8時からやってたのかなぁ？

良い雰囲気です。

この旅の秘密兵器、
防水カメラを持って潜ってみます。

ブクブクブク。。。
水が冷たいので、数十センチしか潜れません。
光のカーテンを写したかったのですが。

残念。

一旦着替えて、しばらく滞在していると、

10時過ぎには、賑わいます。

キャー

セノーテ、堪能しました。

あっ、今夜のカンクンへの移動、どうしよう。
面倒なのでホテルへ荷物を預け、タクりましょう。

ホテルチェックアウトすると、たまたま居合わせたタクシーを捕まえ、
遺跡へ。

春分の日に派手にやってます。

正午前、ゲートまで長蛇の列です。
おそらくカンクンからククルカン降臨を見に来た観光客ですね。

昨日 喉を潤したマヤランド近くの売店で、昼食のサンド。
店員さんはJaguarを憶えてくれてました。

すると、突然雲行きが怪しくなり、

激しい雨です。
これからのククルカン降臨（本番）が危ういです。
むしろ、昨日ククルカン降臨を見ておいて、良かったと思うべきですね。

小雨になり、メイン会場へ。

種をまきながら参拝してます。伝統的な方法なのでしょうか？

ギャラリー多いが、やや諦めムードです。

不安そうです。

太陽が出るのを
ひたすら祈っています。

時刻は15:50分。
あと20分ほどで始まりの頃合いですが、、、

昨日のJaguarのように、カメラをセットし始めた人もいますが。

一向に太陽が出ず。周囲をブラブラします。

16:20
そろそろ太めの蛇の頃合いですが、
太陽の方向を見ると、厚い雲に覆われています。

Jaguar、諦めます。
もう少し粘っても良いですが、
昨日の練習で、本番コンプリートとします。

メインゲートでタクシーを捕まえ、
ホテルで荷物ピックし、
バヤドリドへ。

途中、青空がチョビッと見えましたが、
この程度ではククルカンは降臨しませんね。

バヤドリドのバスターミナル到着。
一本前の17:20発も時間的には間に合いましたが、満席のため乗れず。
1時間待ちます。

暇なので、すぐ近くの広場へ。

春分を祝うお祭りでしょうか？

教会も美しい。

バスターミナルへ戻り、夕食。

15分ほどバスを待ちます。

さてと、帰国ですわ。
バス内ではガン寝。

カンクンのバスターミナル到着。
明日の空港行きバスの時間を聞くと、
Jaguarの便には少し早いですが、バスもあります。
チチェンイッツァではタクシー移動が多かったので、助かります。

予約発券して、
ほど近いホステルへ。

いや〜
なんとか着きましたよ。

アドバイスいただいたトラベラーの皆さん、
ありがとうございます！

明日の帰国へ向け、寝ます。
同室の女の子たちは仲間と飲みに行くので遅くなるとのこと。

寝ると、
すぐに目覚ましが鳴った気分です。
周りに迷惑かけないように静かに外へ。

バス停です。
4:30のバスに乗りますが、思った以上に人が待ってます。

ペソが余ってるので、
空港で爆食いです。

帰国は、一旦デルタでシカゴへ。

シカゴからは、ANAで成田まで。

ビジネスクラスです！

和食が、うめー！

デザートとして、一風堂。

到着前の食事では、魚！
誰だよ、こんな旨いもん発明したのは？

で、デザートはウドン。

明日、会議だったの思い出して黄昏ます。

（後日談）結局、その会議はメンバー揃わず、流会。
ふざけんなー！

この旅行記へのコメント （2）

• 飛行船さん 2016/04/13 19:44:07

  メヒコ

  勇敢な冒険こころが備わった探検家にして
  無駄のない美しい随筆家の文章に写真で
  飾った　狙い撃ち計画力と実行力に遠く
  日本からにも感動が伝わりました
  
  あなたの冒険談を　さかのぼって　
  閲覧できる愉しみが生まれました
  ありがとう
  

  Jaguarさん からの返信 2016/04/13 23:02:07

  RE: メヒコ

  飛行船さん、こんばんは。
  桜も散り、そろそろ梅雨が気になる頃合いですね。
  
  この度は、私の旅行記を愉しみにしているとの
  有難いお言葉、ありがとうございます。
  
  旅の計画を練る際には、この4travelで
  Q&A質問したり
  先人の旅行記を参考にさせていただいているので、
  これから旅行する人の役に立てるよう
  心がけております。
  
  愉しみに読んでいただいていることで
  飛行船さんのお役に立てて光栄ですし、
  いつの日か、飛行船さんの旅行のキッカケ、
  さらには旅行計画の参考として
  お役に立つことができれば、
  先人たちの恩返しにもなれます。
  
  是非、私の旅行記を読んでいただき、
  楽しんでいただければ
  これ以上、嬉しいことはありません。
  
  飛行船さんの楽しい旅行記を楽しみにしてます。