７年に一度の御柱祭へ！長野県旅行

2016/04/02 - 2016/04/03

「７年に一度の奇祭、行きませんか？」

と４トラ友人に誘われたのが去年のイースター島にいたとき。
面白そうだ。もちろん参加即決。
そしてついに４月、行って参りました。
諏訪の御柱祭。そして初めての４トラのオフ会。

4/2　新宿→下諏訪、下諏訪観光
4/3　茅野で御柱祭見学、茅野→新宿

このあたりに来るのは初めてだから観光もできてちょうどよかった。
そして４トラの皆さんのレベルの高さにびっくりしつつ、話が面白くて感動。
色々と楽しすぎた週末。

エリア 諏訪(長野)

• 旅行の満足度: 5.0

始まりは空港ではなくて新宿駅から！電車に乗って旅行とは新鮮なもんですね。
電車内で友人と合流。あずさの9時発で出発。
桜が結構咲いていた。
中央線て三鷹以降は私にとって結構新鮮な感じ。高尾からは電車が違ったりとか、○○線というローカル電車と接続してたりとか、中央線てすごいなぁと思った。

１１時半ぐらいに下諏訪到着。同じ電車の別の車両に他の４トラの人がいた。
祭りでのぼりがいっぱい。もう盛り上がってます。

駅前も、祭りで盛り上がってます。

本日の宿、マスヤゲストハウスへ。
元々旅館だったところを改装してドミなどにしたゲストハウス。風情がありつつ、改装されたところがとてもおしゃれで、これまたレベル高いゲストハウス。
ドミは１泊2900円ぐらいだったかな。友人がお正月に電話して予約してくれた。この時期はほぼ満室だから。
そこで現地に住まれる４トラの方とお会いする。御柱祭って上諏訪と下諏訪とあるってことをこのとき知った。この週末は上諏訪のだと。
まだチェックインできないので荷物だけ置かせてもらう。

今日は下諏訪観光。予約してくれた食彩館へ行きお昼ご飯。油鶏林定食にしてみた。鶏肉うまい。

レストランの横にはお土産屋さんがあり、ポテチがお祭り仕様。すごい！

御柱祭の記念デザインの地ビールが売ってたので買って飲みながら観光。軽くて美味しいビールだった。

そして諏訪大社、秋宮。

柱があります。これが７年前（数え年）の柱。柱は８本あって、ここには４本、春宮に４本。８本ともサイズが違う。

奥の方には小さめのが。
ここのは下諏訪だけど、上諏訪のは地区ごとにくじ引きでどの柱か選ぶらしい。そのくじ引きも「柱のくじ引きを引く順番を決める為のくじ引き」まであるらしい。１番大きいの引いたらヒーロー。

ボランティアのおじさんが色々説明をしてたので聞く。ものすごく色々知っているので御柱祭について深く知ることができた。２０分ぐらい聞いてただろうか。すごく面白かった。
このお宮のご神体は鏡じゃなくて後ろの木、とか。

こちらは２番目の大きさの。

お勉強になったところで塩羊羹の店でお土産物を買い物したりし、その後後から来た方々と集合し、一緒に春宮方面に向かいます。
途中途中に温泉が湧き出ていて、温泉も有名な感じ。銭湯が温泉という素晴らしい環境。

伏見屋邸。昔のお屋敷を観光スポットにしたところ。

中にはお人形の御柱祭ディスプレイ。

お部屋広くていい感じ。シルバー人材センターの方々が交代で働いてるとか。お茶をいただき休憩。

昔ながらの広告とか。

また歩いてると見えた、途中にあった諏訪湖。大きい！

そして春宮。さきほどの秋宮よりちょっと小さめかな？

ここも木落としの会場。
大きい坂のがあり、こちらは小さい坂。

こちらにも柱があります。触ると御利益あるそうで。

その先にある万治の石仏。どしーんとしてる感じがいいね。

結構歩いたのでさてもどります。
その前に酒蔵見学しよう、と思ったが仕込み中で見学やってなかった。
でも試飲はした。りんごの日本酒。りんごは生絞りでしっかりとした紅玉りんごの香り。うまいー。今日の夜の差し入れとして友人と一緒に購入。

宿に戻ったらチェックインができ、お部屋へ。Mixドミ８人部屋、すごく快適なベッド、カーテン付き。部屋自体もとても広くて床でもゴロゴロできそう。

夕飯までちょっと時間があったので友人と宿の近くにある銭湯に。
新湯。
中は小さい。体洗って入ってみるも、お湯が熱い！長い間入ってられない。５分で限界。でも地元の方に「ここはまだちょうどいい方、秋宮の近くにあるお湯の方がもっと熱い」と言っていた。慣れるとちょうどいいのかもしれん。。。
入り口のところの番頭さんの女性曰く４３度だとか。そりゃ熱いはずだわ。

ちょうどビールが飲みたくなりました、さて宴会です。東京から車組も到着し、全員で１４人ぐらいの大人数で料亭の畳部屋を貸し切り。それもこれも現地に住まれる４トラブロガーさんが素晴らしくアレンジしてくれたおかげ。
みんなでおしゃべりして飲む。まぁみんなレベル高いよ。航空券とか、旅の弾丸具合、行った国数とか、行くのが難しい国へのアクセス、などなどもうすごい集まりで。とても勉強になります。

スーパードライも御柱祭仕様！
この時点でこの祭りにかける地元の情熱がいかにすごいかが伝わってきました！

最後にそば。そばの本場だからか、とても美味しかった。

宿に戻ってからもコモンスペースで酒盛り。みんな飲む飲む。酒もすごい種類。
でも１１時半にはおひらき。明日は朝早くから出かけるからね。

翌朝、７時ごろに下諏訪駅に集合。７時１９分の電車で茅野へ。
茅野は結構大きな駅。そしてお祭り目当てのたくさんの人。地元の方は自分の地区の法被をきています。７年に一度だから気合いが違いますね。

そして最初の木落としを見るべく、見晴らしのいいポイントで待機。おお、見える見える！すごいーーーー！
川沿いの良い場所は旅行会社などが買い占めてるらしくて有料。でもその有料も１本ごととかいうもの。なんかぼろ儲けじゃないか？
でも無料の場所でも見えます。氏子しかあの斜面近づけないのでこれが一般人の精一杯。

１本目の木落は９時なので１時間ほど待つ。垂れ幕をやったり。

ユラユラしたり気合い入れたりしてます。じゃないと怖いもんねー。

松本から来たというおじさんとしばしおしゃべり。おじさん前回も来たらしい。色々詳しかった。

そして９時。白い旗が上がると一気にどーんと。優雅に木が落ちて行くーーー（って写真は無理だった）。
素晴らしかった！結構感動する。周囲はぱちぱちーー。

またなんか垂れ幕。

木落としを見てから現地に住まれる４トラブロガーさんが「エイコウを見に行きましょう」と誘ってくれたので行ってみる。エイコウってなんだ？曳航と書くらしい。
２０分くらい歩くとそこは「御柱街道」。ここを通ってあの木落としのとこまで行くのね！！！すごい迫力！しかも間近で見れてこれはいい。

間近で見るとわかる、結構すごいことになってるんだねぇ。

もうちょっと歩いて他の御柱のチームも。

柱は後に行くほど小さいけれど１本ぐらい小さいとあまりよくわからない。多分最初のやつは本当に大きいんだろうけど。

行く先々、企業が無料でお酒やおかし、豚汁など振る舞っててなかなか楽しい街道である。
１本１本が複数地区ごとで、祭りに対する気合いが半端ない感じ。やっぱり７年に一度だから、気合い入るんだろうなー。

また別の地区の柱。
先頭は旗。この地区のは子供や女性をよじ上らせて上下にガンガンやってた。
そのへんにいた子供が大人に「やろうよ！」と誘われてたがめっちゃ嫌がって逃げてた（笑）確かに今度これやるなら７年後だからねー。

柱を引っ張るのは先頭は一般人で手前になるほど氏子で男性。手前の一般人は気軽に引っ張っているものの、氏子辺りまで行くと引っ張るの必死。そりゃそうだ、ただでさえ重い木に人が大量に乗ってるんだからね。。。

おお、威勢がいいね！

と思ったら休憩ランチタイムになった。
みんなその辺に座ってランチタイム。

そろそろ川越しも見たいし、また木落とし見たいね、と思って友人と街道沿いを歩く。
どこも休憩時間。こうやってみると道路に木の引っ張った後が。。。

木落としのところまで来たがなかなか落ちない。

ので川越しを見に行くことにする。

途中も休憩時間だった。これは２番目に大きい柱かな。

確かに先ほどの街道沿いで見たのに比べたらでかい。

とても人が多くて１本目で見れたのはこの川を越えてからのところ。
川越え見えず。
で、ここは川越えたところで、もうみんな必死。ちょっとした坂もあるので転げ落ちてた人がいた。大丈夫だろうか。。。。

結構迫力があった。

２本目の川越しを見るポイントを探し、土手のところがちょうどよかった。しかも座れる。
しばし待ちます、が寒い。
来た。

で、先に縄を向こう側に渡す人が渡ります。なんとふんどし。寒いよー寒いよー。見ているだけで寒い。

で、引っ張って引っ張って、結構どきどきなポイントで止まる。

それなのに、ゆら〜

ゆら〜

見てて怖いよ！

最後に落ちる。
優雅に木を向こう岸に渡りました！！！
が、最後に向こう側に倒れた！
引っ張れーー！寒いから向こう側の人かわいそうだー！
で、こっち側の人も結構必死。

渡りきった！やった！

最後に丘を越えて、向こう側へ滑り落ちて行きました。
結構迫力があり、しかも木落としより間近で見られることもあって、すごくよかった！

そして駅まで戻り、お腹が空いたので駅の居酒屋でちょっとご飯を食べて、あずさに乗って帰ったのでした。
２０時には新宿に到着。家に着いたらもうすぐ寝た。疲れたが満足この上なかった。

御柱祭、非常に楽しめました！７年後（数え年だから６年後かな）も行きたい！
それぐらいいいお祭りでした。