2016/02/22 - 2016/02/27
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Sakura_Kobeさん
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2015年からシニア女性一人旅を始めました。最初のヨーロッパの旅では飛行機に乗り遅れ、年末の高雄行ではホテルのセーフティーボックスに家の鍵を忘れるなどさんざんな目に。今回三度目の旅はどうなることやら?まあ、とにかく出発です。何事も無くスムーズに帰宅出来るのを祈りながら.......
カンボジア シェムリアップ
アンコール遺跡群
スケジュール
2016年2月22日(月)〜27日(土)
2月22日(月)
ベトナム航空 321便
関西空港 10:30 ホーチミン13:50/16:30 シェムリアップ17:30
ホテル チェックイン
ホテルスタッフと旅のスケジュール打ち合わせ
(訪問する遺跡とトックトック手配)
2月23日(火)
アンコールワットで朝日
アンコールトム(バイヨン・バプーオン・ライ王のテラスなど)
プリア・カン
パブストリート界隈
2月24日 (水)
バンテアイ・スレイ、 タ・プローム、
クレーンII (アプサラダンス)
パブストリート界隈
2月25日 (木)
アンコールワット
パブストリート界隈
2月26日(金)
シェムリアップ川沿い
ベトナム航空 814便
シェムリアップ09:35 ホーチミン22:40/00:10 - 関西空港 07:20 +1
(2月27日)
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2016年 2月22日(月)
いつものように、バスで関空に。チェックインはとてもスムーズに済み、KALラウンジで出発の時間を待ちます。出国検査に行くと、今まで見たことのないような大行列。一瞬たじろぎました。乗り遅れたらどうしようとー。ドキドキして待っていましたが、思いのほかスムーズに前に進みホットしました。やはり日本の空港スタッフは段取りがいいですね。余裕で搭乗口へ到着です。 -
ホーチミンまで約6時間のフライトは、機内ビデオの音が出なかったのでiPAD
にダウンロードしていた映画を見て過ごします。今はPCのおかげで機内の時間を有意義に過ごせますね。ホーチミンの空港では3階のバンブーラウンジで軽食を頂きました。設備は古いですが大きな窓からは飛行機が見えたし、人がほとんどいなくて、ゆっくり出来ました。おつまみ、スナック、飲み物、軽食などありましたが、どれもパットしません。シェムリアップ行の飛行機は1時間遅れで出発。短いフライト(1時間)なので、機内サービスは何もありません。 -
シェムリアップの空港はタラップで地上に降りて空港ビルに入ります。ここでVISA申請です。広いスペースの右端に申請カウンターがありました。写真が小さすぎるのではと思っていましたが、そんな事を気にする様子も無く申請用紙にホッチキスで張り付けていました。外貨獲得が一番の目的でしょう。VISAは直ぐに出来上がりましたが、この時からVISA担当スタッフの質の悪さが目につきました。 -
機内で出入国カードと税関申告書がもらえなかってので、近くにいた日本人添乗員さんに用紙がどこにあるか尋ねると、VISA申請のスタッフにUS$10渡して手に入れたと言うのです。驚きました。まあ、それは最後の手段として、VISA付きのパスポートだけを持って、出国手続きに行きます。係りに事情を話すとあっちにいるキャプテンに聞けと言うので、一番貫禄のありそうな人に尋ねます。彼が帰りかけていた若いスタッフに出入国カードを持っているか尋ねるとカバンの中からカードが出てきました。気が付くとさっきの日本人の添乗員さんが横に来ていて彼は5枚貰っていました。添乗員なら次回からこういう時は上司にクレームを挙げて不正を正して欲しいと思います。 -
入国手続きは直ぐに終わり、ターンテーブルから荷物をとり、税関申告書は求められる事も無く入国。外では、ホテルのスタッフがプラカードを持って迎えに来ていました。こちらは感じのいい好青年でホットしました。彼の運転で、やはり日本よりはずっと気温の高いシェムリアップの道路を10分ほど走ると、すぐにアンコール・パレス・リゾート&スパに到着しました。 -
今日はもう予定が無いので、リゾート気分満載のホテルのロビーでウェルカムドリンクを飲みながら、明日からの観光の手配をホテルのスタッフと相談します。街の中心(ナイトマーケット周辺)に行く為の無料シャトルバスの予約を行き帰り入れてもらい、ホテルのトックトックの手配も頼みました。遺跡の見学には大回りと小回りの定番コースがあるとの事でしたが、私の行きたかったのはアンコールワットとアンコールトムそしてバンテアイ・スレイ。沢山回って印象が薄れるのが嫌でした。それに、ホテルのプールサイドでのんびり過ごす時間も大事にしたいと思っていました。この時に同席してくれた日本人担当のMs.Long Sreymarchは行き届いた対応で機転が利いて、とても素晴らしいスタッフでした。おまけに美人!このホテルならトックトックのドライバーの質も問題ないだろうと思えました。 -
部屋は広くて清潔、見晴らしはあまり良くありませんが、心地よく滞在できそうでした。ただ、湯沸かしポットが壊れていたので、ハウスキーピングに頼んで替えてもらいました。ミネラルウォーターの追加もお願いしたので、スタッフには勿論チップを渡しました。これで、いつでもティータイムが楽しめます。明日は、5時から朝日のアンコールワットを見に行きます。 -
2016年 2月23日(火)
朝5時にホテルの玄関でトックトックドライバーと待ち合わせです。彼の名前はSopheak na 時間通りに現れました。まだ若くてはつらつとした印象でした。そして彼と同様に、彼のトックトックもまだ新しくクッションもしっかりしていました。私は昨日礼儀正しくて親切なドライバーをと頼みましたが、スタッフは郊外へもタクシーではなくトックトックで行きたいと言う私の為に、クッションも作りもしっかりしているトックトックを選んでくれたのでしょう。 -
薄暗い中をアンコールワットを目指します。そんなに遠くありませんでしたが、Sopheak naが道の凹凸を避けて巧みに運転しているのが分かりました。その上注意深く丁寧な運転でした。この滞在中、彼を私のドライバーにする事に決めました。アンコールワットでは、少しずつ人が集まり始めていました。静かに夜明けを待つという経験があまりないので新鮮です。うっすらと赤くなりワットの個性的で威厳のあるシルエットが浮かび上がります。もう少し赤くなって欲しい、と思う所でショーは終わりました。そして、見事に写真撮影に失敗!全てピンボケでした。う -
その後、少し建物の中に入ってみました。さっと見た感じでは、外観の方が優っている感じです。中の見学は後日にして、Sopheak naの所に戻ります。 -
ホテルの朝食はバフェスタイルでまあまあ。種類も揃っていて、数日滞在しても変化が付けられそうです。居心地が良くて、朝のコーヒーをおかわりすると、次にはスタッフのほうから、コーヒーは如何ですかと尋ねてくれました。良く教育されているなと感心しました。 -
9:00に再びSopheak naが来て、バイヨンに向かいます。到着してすぐに壁面の力強いレリーフに圧倒されます。建物の作りも特徴的で、写真が何枚でも撮れそうです。 -
ここを静かに一人で見る事が出来れば、アンコールワットの時代にタイムスリップ出来るでしょう。 -
続いて、バプーオンへ。迫力満点のバイヨンの後で、静かに歩いて心を整える場所となります。 -
Sopheak naと待ち合わせているライ王のテラスまで気の向くままに歩きました。 -
次に行ったのは、プリア・カン。ここが意外に気に入りました。 -
急遽追加で回ってもらって正解でした。 -
レリーフが見事で撮影ポイントが目白押しです。 -
お昼にホテルに戻ってプールサイドに行くと欧米人がほぼ独占状態。タイミング良く空いたチェアーに寝ころびしばらくウトウトしましたが、気温が段々高くなり、お部屋のエアコンが恋しくなりました。お部屋でシャワーを浴びてすっきりした後は、NHKも入るテレビで映画を見たり、メールチェックして過ごします。 -
夕方、元気を取り戻し、アプサラダンスでも見に行こうかと思い立ちました。フロントに居たMs.Long Sreymarchが、クレーンIIというレストランを予約してくれました。19時30分スタートなので、少し早く出発して近くのラッキー・モールに行ってみる事に。Sopheak naはもう帰ったと言うので、別のドライバーがモールまで載せてくれました。他に行くなら待っていると言ってくれましたが、ショーを見た後は町の中心を気ままに歩きたかったので断りました。 -
ガイドブックに最大級のショッピングセンターと書いていたラッキーモールは、予想通り10分ですべて見終えてしまうような小規模なものでした。1階のスーパーも微妙な感じです。時間つぶしに通りを歩きますが、こちらの方がずっと興味深いものでした。何が在るでも無く、埃ぽっくて乱雑で騒がしい町並みですが、生活の熱気が伝わるようで町の素顔を見たような気がしました。 -
少し早めにクレーンIIに着くと、直ぐに席に案内されました。テーブルは既に準備されていて、中央ではありませんでしたがステージは良く見えました。いいタイミングだったのか、間もなく食事を始めて下さいと言われました。料理はバフェスタイルで、種類はとてもたくさんありました。ショーの前に、食事を済ますようです。 -
アプサラダンスは、タイやバリで見た踊りのように、豊かな手の動きが優雅な雰囲気を醸し出していました。この手の動き一つ一つに意味があるのは凄いですね。この伝統的な踊りの合間に若者の劇のような踊りがあるのですが、これを見て中国のヤン・リーピンがプロデュースした「蔵謎」を思い出しました。勿論スケールは比べ物にならないほど小規模ですが、もし地元の若者が伝統を守ろうと踊っているなら、通じるものがあるように思いました。アンコール王朝が滅びた時にアプサラダンスも一時途絶えたと聞いています。
ここで隣り合わせた日本人の旅行者の方に、私が始めて夜の街を歩くので心細いと言うと、昨日歩いたから案内して下さるとの事。ショーが終わった後でパブストリートやマーケットの位置を一通り教えて下さいました。おかげで、私は次の日から安心して夜の街を一人で歩く事が出来ました。手のかかるおばさん旅行者に親切にして頂き感謝感謝です。
明日は、Sopheak naと8時に待ち合わせて、バンテアイ・スレイまで遠出します。 -
2016年 2月24日 (水)
バンテアイ・スレイ、 タ・プローム、
パブストリート界隈
今日の朝食は、テラスでと思っていましたが、直前に雨が降り断念。室内の窓側の席に座ります。メニューは昨日と違うものもあり、細かな気遣いが感じられました。 -
その後、ホテルの敷地を散歩、メインプールの奥にスパがあり、その近くに小さな池がありました。池の前にはヴィラがいくつかあり、そこを通り抜けるともう一つのプールがあります。こちらは学校のプールのように長方形で清掃中でした。
ここを過ぎると子供用の遊び場があって、滑り台などが置かれていました。その奥には、フロントに続く道があり敷地内を一周したことに成ります。ここのホテルの敷地は、シェムリアップで最大級とありましたが、バリなどの高級リゾートホテルと比べるととてもコンパクト。残念ながら朝の散歩は、すぐに終了しました。 -
私が8時にエントランスに行くと、Sopheak naがすぐにトックトックを回してくれていました。私が埃っぽいガタガタ道を想像してスプリングコートを羽織り、頭にストールを巻いているのを見て、Sopheak naが暑くないのと笑います。 -
バンテアイ・スレイまで1時間15分程の道は、Sopheak naの丁寧な運転で思ったより揺れも少なく、私にとっては周りの風景を楽しみながらの楽しい遠出となりましたが、さすがにSopheak naは疲れたようでした。駐車場で彼と別れて入口に行き、初日に買った入場券を見せて見学開始です。 -
バンテアイ・スレイのレリーフは優しくて繊細、まさに女性的優雅さをまとっていました。バイヨンの力強い表現とは対照的です。柔らかなレリーフのカーブとデバターの柔和な表情をこの眼で見たまま写真に収める事が出来れば、どんなに良いだろうと思いましたが、残念ながらそのような撮影技術はありません。あと小さな遺跡なので、団体客と一緒になるとゆっくり見る事が出来ないのが残念でした。 -
バンテアイ・スレイから、タ・プロームまで、近道を通ったのか直ぐに着いて驚きました。ここは観光客がひっきりなしに訪れて大賑わいです。 -
アンコールの遺跡は全体に崩壊が進んでいて、過去12年間はユネスコが危機遺産に指定する程でした。王や異教との宗教戦争、長い内戦などで多くのレリーフが剥がされ、デバターが削られ、仏像の首が落とされたりしています。そしてその後何百年も密林の中に忘れ去られて風雨により一層崩壊が進んだそうです。ここタ・プロームは、そんなアンコール遺跡の歴史と自然の破壊力の大きさを遺跡が無言で教えてくれます。 -
駐車場に戻るとSopheak naが、小さな村が近くにあるから興味があれば見に行く?と聞いてくれましたが、興味がないと答えると少し残念そうにしていました。若いのでもう一仕事したかったのでしょう。おばさんの私は、そろそろホテルのプールサイドが恋しくなって来たと言うわけです。 -
帰り路の景色は緑が深く、水辺もあってキラキラしたものがありました。ただ観光地から離れると地元の人達の住まいや衣服から生活がまだまだ豊かなものでないのがすぐに分かりました。空港での公務員の質の悪さを思うと行政がうまく機能していないのでしょう。この国の大きな課題かもしれません。 -
そんな事を考えながらも不謹慎な観光客は、ホテルの部屋に戻ってシャワーを浴び、ティータイムを楽しみ、その後プールサイドへ。この日は湿気もなく穏やかに風がそよいで、プールサイドは快適。昨日と違って、何時間でもまったり出来そうでした。 -
午後5時にSopheak naがオールドマーケットに連れて行ってくれました($3)。途中、ホテルのシャトルバスの発着所を教えてもらい、帰りはこの無料バスを利用します。オールドマーケットのお店は値札の無い物も多く、何よりも興味を引く物がありません。
通りの向かいにクメールキッチンというレストランを見つけ、ガイドブックに地元料理をリーズナブルな値段で食べさせてくれると書いてあったのを思い出しました。ここでアンコールビールと春巻きのような一皿をおつまみに休憩です。残念ながらWifiは入りません。時間が早かったので、店内は空いてのんびりムードが漂います。他の観光客とは時差をとって行動するのが私流です。 -
買い物に興味が無い場合、ここでの次の選択技はフットマッサージになります。トリップアドバイザーで評価の高かったLemongrassに行きました。時間的に貸し切り状態。スタッフ同士のおしゃんべりもありません。担当スタッフは若い女性で子供さんを実家に預け出稼ぎに来ているそうです。働いたお金を実家に仕送りし、休暇になると里帰りする。タイや中国の都会にもよくあるパターンです。とても感じの良い女性で、施術も日本で受けるのとあまり変わりませんでした。ただ、トイレはもっときれいにした方がいいと感じました。値段が時間$12も相場よりかなり高く最近値上げしたのではと。再訪するかどうかは、他の店へ行ってからしか判断出来ませんでした。 -
足元が軽くなった所で、ナイトマーケットに行きこちらのお店をぶらつきます。トックトックのドライバーに時々声をかけられますが断れば問題ありまでした。女一人でも夜の街を安心して歩けます。お土産物屋やバラエティー豊かな観光客を眺めながら、ホテルバスの発着場へ向かいます。明日もこのパターンで夜の街に繰り出すつもりです。 -
2016年 2月25日(木)
アンコールワット
パブストリート界隈
この日は、滞在中一番の素晴らしいお天気。湿気が無くさわやかです。朝食はゆっくりテラスで頂きます。スタッフが笑顔でコーヒーを入れてくれて、気持ちの良い朝のスタートとなりました。
ゆっくり過ごしている内に、Sopheak naとの待ち合わせの時間に遅れてしまい、彼に「遅かったね」と言われてしまいます。さあ、今日はアンコールワットの内部をじっくり見学します。 -
第一回廊の壁画は崩壊している部分も多いのですが、壁一面に残っている所立つと、隙間なく描かれたレリーフから不思議なエネルギーを感じます。バイヨンの力強いレリーフ、バンテアイ・スレイの繊細なレリーフとは、また違う心を奮い立たせるようなレリーフでした。 -
第二回廊には大小の仏像が何体も並んでいました。首をおとされた仏像もありアンコール王朝の歴史を思いました。 -
第三回廊へは、急スロープの階段を上がって行くので入場人数を制限しています。係りの人が数を読んで上る許可を出します。高いところが苦手なので、足元だけを見て上がりました。 -
この努力は、回廊に点在する優雅なデバターに出会えた事で報われました。 -
表情豊かなデバターに何度もカメラを向けました。数珠のように彫った窓枠も雰囲気がありました。降りる時もこわごわでしたが、頑張って上がって本当に良かったと思いました。 -
アンコールワットは外観の美しさ、壁画のレリーフの力強さ、そして何よりも天女のようなデバターの数々が印象に残りました。 -
見学を終えてホテルに戻り、シャワーを浴びて着替えて、プールへ直行です。湿度のない晴天は、プールサイドでゆっくり過ごすには最高のお天気ですから。気持ちの良い席も確保出来ました。時々爽やかに吹く風に、カンボジアに居る事を忘れそうになります。 -
お部屋に戻ってティータイム、この日はフルーツが届いて居たのでデザート付きです。そして午後5時には、またSopheak naが街までツックツックを走らせてくれました。 -
まずは、レッド・ピアノで軽く食事する事にしました。2階に上がって窓側に席をとります。ハッピーアワーなので、ローカル料理のメインを注文すればビールが付いて来ました。とっても美味しかったのですが、ティータイムに甘い物を食べていたので、少し残してしまいました。店内には実際に赤いピアノが置かれていていい雰囲気です。Wifiも使用出来るので、欧米人に人気のあるのもうなずけました。ここで旅の記録をまとめたりして過ごしました。 -
オールドマーケットもナイトマーケットも見学済み、残るはシェムリアップ川の反対側にあるお店です。何か記念になる物を一つ買おうかなと色々覗きます。店員さんはしつこく迫る事は無くまあまあ親切なのですが、どこのお店もやはり同じものを同じ値段で売っているので、又フットマッサージに行く事にしました。
パブストリート界隈には、たくさんのマッサージ店があります。中には、オープンエアーの埃っぽい所に古いソファーを並べて、歩行者にじろじろ見られながら足を揉んでもらうというスタイルも多くあります。こういう所なら、1時間$2〜です。一番ポピュラーなのは、ガラス張りのエアコンの付きの室内で椅子をいくつも並べているお店で$6〜。
パブストリートにある$6〜のお店は既に満席で、今回は少し離れたPura Vidaへ行ってみました。ここのソファは少し消耗が感じられ、清潔度は前回行ったLemongrassの方がありますが、お値段が半額の割には施術の差はそれ程無いと思いました。ここも貸し切り状態。プールサイドでのんびり過ごし、またフットマッサージも受けて完全に疲れは癒されました。 -
街をぶらぶらした後に、ホテルバスで戻りました。ロビーで歌が披露されていたので、しばらく聞いていました。カクテルを飲みながら好みの歌を聞くのも、シェムリアップの夜の過ごし方としては悪くないなと思いながら。 -
2016年 2月26日
(金)
シェムリアップ川沿い
ベトナム航空 814便
シェムリアップ 09:35 ホーチミン 22:40/23:55 - 関西空港 07:20 +1(2月27日)
この日は、シェムリアップ最終日、お昼にチェクアウトし夕方空港へ向かいます。昨日と同じようにテラス席で朝食を楽しみ、部屋に帰って少し室内を片付けた後にプールサイドへ。10時過ぎでまだオープンしたばかりなのに、既に欧米のシニアカップルが独占状態です。席を見つける事が出来ません。午前中は観光客は出掛けると思っていたのは大間違い。プールキーパーに「空いてる席が無いわ」と言うと、「そうですね。」と言い肩をすぼめながらタオルを渡してくれました。リクライニング席でのんびりしている先輩達をうらやましく思いながら、テーブル席でiPadを開けてメールをチェックします。
12時にフロントに行ってチェックアウトしました。Ms.Long Sreymarchが、ホットシャワーならスパで利用できると言ってくれたので、レイトチェックアウトは頼みませんでした。 -
12時30分にSopheak naが来てオールドマーケットへ。昨日行ったレッド・ピアノの2階席が気に入ったので、今日はスープドラゴンの2階席でランチです。朝がバフェなので、イカと青菜の炒め物とビールで軽く食事です。 -
イカの匂いに引かれたのか、猫ちゃんが一匹テーブルの下から離れません。私の目をずーと訴えるように見るので、最後に少しおすそ分けしてあげました。ここからパブストリートを眺めるのもお勧めです。向いのお店から音楽も聞こえて来ます。
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今日はワット・プリア・プロム・ラス寺院の見学を兼ねて川向うを散策します。ホテルのスタッフがキングスロードはお洒落なレストランと言っていましたが、なるほどその周りのレストランやカフェには西洋的な雰囲気が漂っていました。すれ違う人も欧米人が多く、この周りに長期滞在している人も多いのかも知れません。 -
橋を再び渡ってワット・プリア・プロム・ラス寺院へ入ると、すぐに仏教逸話をカラフルな像で表現している作品がありました。台湾や香港にある、日本人にとっては往々にして少しチープに感じてしまうものです。あまり興味も引かれず写真だけ取って出ました。 -
そして、そろそろ、ティータイムが恋しくなりました。どこかゆっくり出来る、素敵なカフェと思っていると、橋を渡って直ぐにユニークなカフェがありました。カフェの入口の横では大きなクッションにもたれかかるように寛いで、コーヒーを飲む人達。中に入って見たくなりました。名前は、temple cafe。あばさんの私としては、今まで見たことのない別世界のカフェでした。2階に上がって、一番ゆっくり出来そうな席を選びました。 -
細長い木のテーブルに、席はソファーベットのような敷物になっていて、足を伸ばして寛げました。コーヒーは3ドル位からと勿論観光客価格。最初、接客スタッフが女性っぽいのが気になり、特殊なカフェなのかと思いましたが、客筋を見る限り家族連れも含めて普通の人達で安心しました。無料Wifiが使えたので、旅行のメモをまとめながらこの旅を振り返りました。 -
あまりにも居心地が良く、待ち合わせているオールドマーケットに戻ったのは、約束の午後6時ぎりぎりになってしまいました。周りを見渡していると、誰かに声を掛けられます。
Sopheak naの友達というその青年は、Sopheak naは急用が出来たので、自分がホテルまで送ると言うのです。Sohpeak naからそういうお友達が居るというのを聞いていたので不安に思う事はありませんでした。何よりも彼も又絵にかいたような好青年だったのです。安心してホテルまで乗せてもらいました。ずーと、Sopheak naのトックトックで移動していたので、最後にお別れが言えなかったのが残念でした。ホテルに着いた時にShopeak naに伝えてくれるように頼みました。「幸せな人生を送ってね」と。勿論目の前の彼にも同じ言葉を送りました。 -
少し道が混んでいたので、すぐに預けていた荷物から着替えを取り出しスパへ向かいました。受付にシャワーを使用する許可をフロントに貰っていると言うとロッカーのキーを渡してくれました。ロッカーは貸し切り状態でしたが、ゆっくりは出来ません。さっとシャワーを浴びて、北国の住人は暑苦しい服装に着替えます。でも、シャワーのおかげてスッキリです。
ホテルのエントランスでは、既に車が待っていてくれました。運転手が「あなたを空港に迎えに行ったのは僕ですよ。」と挨拶してくれました。ここのスタッフのフレンドリーで行き届いたサービスのおかげで最後まで気持ちよく過ごせました。地元の物価を考えるととても高価なホテルですが、文句のつけようがありません。 -
空港で運転手のハンサムな彼にチップと僅かに残ったカンボジア紙幣を全て渡しました。彼にも又「幸せな人生を」と言葉を送りました。
その後、シェムリアップからホーチミンへ飛び、再びバンブーラウンジに行くと、今度は超満員でビックリ。軽食と久しぶりのワインにチョコレートをつまんで、ホーチミン~大阪のフライトに乗り換えます。 -
大阪へはほぼ定刻に到着。今回は飛行機に乗り遅れることも無く、又ホテルのセーフティーボックスに家の鍵を忘れることも無くスムーズに関西空港に戻って来ました!三度目の正直で初めて大きなトラブルのない一人旅に成功しました。一人旅も少し板に付いて来たかなと思います。
アンコール遺跡は、私の想像以上に大規模で見所の多い遺跡でした。見ることが出来て本当に幸せに思います。ここは、以前ユネスコの危機遺産になっていたそうです。長い内戦で遺跡を修復できる人材を失ったのです。その修復技術を指導したのは、日本の専門家だと聞いています。今も続く心無い破壊を、いつかカンボジアの技術者が救うかもしれません。このような素晴らしい循環で、今後も世界の遺産が守らるよう願ってやみません。
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