2016/03/19 - 2016/03/29
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ippuniさん
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3月のパリ、およびパリ近郊の様子です。
前回の「パリのお散歩Vol.45」では晴天に恵まれた喜びに満ちた1週間の様子を載せましたが、それもつかの間… その次の週からはいつものどんより+強風+雨の日々に戻ってしまいました。。。
一気に上昇した旅気運も急降下!
3月の上旬ごろからippuni家(というか私だけ)にウィーンの風が吹き荒れていて、3月のイースター3連休はウィーンに決まり!と旅計画を立てていた矢先の出来事。。。全部決めて後は行くだけ!のはずだったのに、このどんより&家にいても手が悴む日々にやられてしまい、おまけにイースター3連休のパリの天候は「嵐」、それも3連休最終日は風速100キロ/時速の風が吹き荒れるとの予報で。。。 まぁウィーンに行くからパリの気候はどうでもいいんだけど、嵐で飛行機が遅延とか欠航になっても困るし。。。
決めた!行かない!
ウィーン旅行を決めるのも早かったけど、キャンセルするのも早かったのです。
結果、イースター休暇は天候を見つつ、のんびり散歩しながら過ごしたのでした。天候は、確かに強風で姫は怖がっていたけれど、この3連休の天気は強風+晴れ時々にわか雨といった感じで、「雨が降ったら軒下へ!」を繰り返していればなんてことない天気でした。
お陰で、ヴェルサイユの隠れた魅力を見つけ出した3連休、そう、ヴェルサイユは宮殿以外にも見どころがたっくさん詰まった重要な歴史地区なのです。ガイドブックなどにはヴェルサイユのページには多分宮殿のことしか書かれていないと思いますが、宮殿を中心にその周囲には1700年代に建てられたアパルトマンが立ち並び、新しい建物も昔のスタイルで建てられていて、建物見学するのもなかなか楽しい場所なのです。1700年代といえばフランス革命が起きた時代、革命が起こる以前のヴェルサイユを知っているアパルトマンたち… ヴェルサイユ宮殿と共に、見学してみては如何でしょうか。
- 旅行の満足度
- 4.0
-
3月19日 カルティエ・ラタン
ね!?見てください、この空!
毎日こんな空でしかも強風や雨も伴う日々が続いたら、そりゃ旅気運も下がりますよ。
この日は言わずと知れたパリの名門校(主に高校)散策です。
パンテオンの前に車を止めていざ出発!
まずは、フランス国内で1,2位を争う名門校「リセ ルイ・ル・グラン」へ。 -
3月19日 カルティエ・ラタン
「リセ ルイ・ル・グラン」(公立)
フランスの政治・経済・科学・・・などのすべての分野のトップになるには必須といっても過言ではない「グランゼコール」への狭き門。
グランゼコールへ入るには一般の高等学校(リセ)を卒業後、準備過程(プレパー)を2年間、その後厳しい審査の結果、入学が許可されます。
もちろん、門戸はプレパー過程を終了したすべての学生に開かれてはいますが、西欧の(特にフランスの)エリート育成機関は保守的で、多くの場合、有名リセのプレパー過程を終了した学生から選抜されます。要は、一般のリセのプレパー過程のトップの学生より、名門リセのプレパー過程の中間レベルの学生の方が好まれる傾向にあるのです。 -
3月19日 カルティエ・ラタン
写真は「コレージュ・ド・フランス」
将来、子供にエリートの道を進ませたい場合は、グランゼコールは必須。名門プレパー(準備)過程に入るために、名門リセに入る…これはもはや彼らの中では常識になっています。名門リセに入っても全員がそのままプレパー過程に進めるわけではないけど、他校から入ってくる学生に比べれば競争率は低い方。
それに、一般的に「東大」に通っていても、例えば開成などの有名進学校出身とそうでない普通の高校出身の生徒とは暗黙の自尊心の壁が存在するのと同様(勿論そうでない人も沢山いるけれど)、やはりグランゼコール出身といえども、どこのリセでどこのプレパーを終了したのか、というのは一生付きまとってくるのです。 -
3月19日 カルティエ・ラタン
「コレージュ・ド・フランス」
そういう理由で、中学校、高校から(プレパーのある)名門校に入れたがる親が多いのです。
しかしながら、多くの名門高は公立で、フランスでは公立学校は学区制。優秀な学生は学区外から入学することも可能だけど、エリアの範囲は決まっていて、結局のところ、学力だけの問題ではない、ということ。
名門リセはパリやヴェルサイユ、ソーなどにあるが、ルイ・ル・グランと1,2位を争うヴェルサイユのサン・ジュヌヴィエーヴ以外はすべて公立で。即ち、確実に名門リセのプレパーに入りたいならば、リセから(中学校からある場合は中学から)その学区に住所地を置いて、名門高に通うという選択肢もあるのです。重要なのはプレパー過程だけど、そこに入るための「情報」「政治」などは内部、もしくは近場にいる人に有利になっていますのでね。 -
3月19日 カルティエ・ラタン
でもこの名門校がある地域というのはパリの中でも特にお金持ちの住むエリア。
学生の住むワンルームやステゥディオならともかく、家族で住むアパルトマンを見つけるのはとても高額で、物件自体もそう多くない。中には郵便局の私書箱を利用したり、誰も住まないワンルームを契約して住所だけおいたりしている人もいるけれど、それが出来る人というのも主に富裕層。
結局のところ、限られた人だけに門戸が開かれていると言っても過言ではないのかもしれません。ルイ・ル・ルグランなんかは外国人も多く留学に来ているそうですが。 -
3月19日 カルティエ・ラタン
中世の小道を連想させるような古い路地…憧れますね。
こういう路地を歩いていると、古い家にも住んでみたいなんていう衝動に駆られますが、水回りやら電気やら床やら工事が絶えないことは想像が出来ます。今住んでいる新築でさえ、この2年間工事が絶えないで工事の人たちに「もう家族みたいだね」って言われたくらいだから。。。
「古い」といっても、築20年や30年じゃない、築200年、300年というアパルトマンもざらにあるので。とはいえ、気になる物件ではあります。 -
3月19日 カルティエ・ラタン
グランゼコールって何?って思う人も多いと思う。グランゼコールは言ってしまえば名門大学院?のようなものだけど、一般の誰でも入れるUniversityやUniversityの大学院とは格が違います。
グランゼコールの学生は、給料をもらいながら学びます(結構な額だったりする)。受ける教育も、一般の教育とは少し異なり、将来その分野のトップに立つための教育を受けます。そして卒業後は、同じ「院卒」で同じ会社に入った新入社員でもグランゼコール出身と一般のUniversityの大学院出身とは給料が数倍異なるのです。もちろん、昇進のペースも異なります。
まさにエリート育成機関なのです。 -
3月19日 カルティエ・ラタン
ここまで徹底したエリート教育が行われている中、Universityランキングにフランスの学校が上位にのぼらない理由、それは規模の小ささ。興味のある人は知っているだろうけど、フランスには大型の「総合大学」といったものは存在しなく、学部ごとに細かく大学が分かれていたり、グランゼコールのような教育施設があるため、アメリカ式の概念とは大きく異なるのです。とはいえ、学生のレベルは世界でもトップレベルとだけあってグランゼコール出身は英米の名門大学から無条件で受け入れられる傾向にもあります。
まぁ、今の時代はすべて英米中心で、何事もそれらを基準に考えられていますからね。フランスのような旧式は、ウケが悪いのでしょう。 -
3月19日 カルティエ・ラタン
この辺りのアパートも、銃撃戦があってもびくともしなさそうな重厚な造りですね。 -
3月19日 カルティエ・ラタン
以前、とある日本人の友人から「なんでそんなに学歴が大事なんですか?」と質問されたことがありました。
もちろん、音楽や美術、技術系などといった手に職を持つ道に進むのもありだけど、特別にそういう道に進むのでないならば学歴はあって悪いことはないと思うんですよね。むしろ、可能な限り良い学歴を持つことは、子供の将来の選択の幅を広めることが出来る、というのが私たちの見解。もちろん、人それぞれ考え方はちがうだろうけど。
フランスの例でいうならば、一般のUniversity出身で企業のトップになったり大統領や官僚になることはかなりの努力と運と政治が必要だけど、グランゼコール出身者はそれを手に入れる可能性が高い、そして逆に、一般の企業やサービス業(多分就かないけど)など、別のやりたいことがあったとしてもその道も可能なわけですから。 -
3月19日 カルティエ・ラタン
フランスが「グランゼコール」という特殊な教育方法を行っていることについて語ってみたけれど、人生の道は無数に開かれているから、良い方向に子供が幸せになれる道を見つけて誘導してあげられればいいかな、って私は思います。
とにかく世の「洗脳」を受ける前に、「自分」という柱をしっかりと形成してもらいたい、というのが私の願いです。 -
3月19日 カルティエ・ラタン
日本やアメリカと違って、フランスは残念ながら自分で自分の道を切り開く(努力が報われる)社会ではないので、アメリカンドリームなどといった感じの雰囲気はあまりありません。未だに血統が大事で、エリートはエリート同士といった感じ。互いの境界線を越えることはあまりない気がします。だから、内容によっては「親」がかなり影響するんですね。
写真は「リセ アンリ4」
名門だけど、ルイ・ル・グランやサン・ジュヌヴィエーヴにはやや劣る、でも名門です。 -
3月19日 カルティエ・ラタン
モノクロトーンの建物が並ぶ中、黄色い可愛い建物が目だちます。
他にも写真を撮っている人がいたから何か意味がある建物なのかな? -
3月19日 カルティエ・ラタン
パンテオン 建造物
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3月19日 カルティエ・ラタン
リセ アンリ4
フランスはなんでもパリ(イル・ド・フランス圏内)に集中している傾向にあります。
学校とかもそうだけど、交通も。
殆どの交通網はパリから目的地へ…という感じで開けていて、地方間での移動は全く不便。
フランスのボルドーに住む友人は、プロヴァンス地方の実家に帰る時に、
わざわざTGVでパリ経由で1000キロ以上も移動していると聞きます。
治安悪いし、汚いし、臭いし、何でもかんでも高い(価格設定に異議を唱えたい)パリだけど、
特定の人にとってはパリに住むメリットというのはそのデメリットを考慮しても大きい気がします。特に、外国人にとっては。 -
3月19日 カルティエ・ラタン
フランスに来た当初、フランス人によく言われた言葉があります。
「パリは、フランスじゃない」
「フランス人は、外国人が好きじゃない」
最初は実感がなかったこの2つの言葉、今では徐々に理解しつつあります。
大体の意味は文字通りだけど、この2つの言葉の意味は奥が深いのです。
かなり広い範囲でのフランス社会での経験がないときっと実感できないと思う。 -
3月19日 カルティエ・ラタン
パンテオンの前
到着した時はブラスバンドの音がかなり大きくて姫が起きないか心配だったのだけど、ぐるっと散歩して来たらすべてが終わって静かになっていて一安心。 -
3月19日 カルティエ・ラタン
以前旦那の教え子が結婚式をしたパリ5区の区役所。
内部もかなり立派でした。
当時撮った内部の写真も旅行記を探せばきっとどこかにあるはず…
(今は面倒くさくて探しませんけど^^;) -
3月19日 カルティエ・ラタン
パンテオンから見えるエッフェル塔
ここからの風景は結構好きなんですよね。 -
3月19日 カルティエ・ラタン
小腹がすいたので少しカフェでも飲んで帰ることに…
フランスに来た当初、ソルボンヌのフランス語の授業の前によく一人で勉強していたカフェ。
特別なものはないんだけど、居心地が良い空間なのです。 -
3月19日 カルティエ・ラタン
寒かったのでなんとなくコーヒーの気分ではなくショコラ・ショーを。 -
3月20日
パリ郊外のIKEAにて…
IKEAのカフェは北欧チックでちょっぴり旅気分が味わえる場所(笑) -
3月20日
まぁ、色々な人種が利用している上に、ここはフランス…
食べ物やいろんな面で「清潔」ではないんですけどね(苦笑) -
3月26日
本日は、イースター休暇の初日。
本当だったら今頃ウィーンに飛び立っていた時間なのですが!
色々あって(主に天候の影響)旅気運が下がりキャンセルして、
おまけにこの3連休の天候は風速100キロ前後(時速)の風と雨の予報だったので、
天候の様子を見つつ近場でのんびり過ごすことになったのでした。
ということで、まずは姫の大好きな牛に会いに…
何故か牛の前では中腰になる姫、牛の真似でもしているのだろうか?って思っているんですけど謎。
でも、動物に会うときは必ず中腰になっているので目線を合わせているのかな?って思っています。
お別れの時はもっと牛に触らせろ!もっと牛といたい!と暴れるのですが、
聞き分けの良い姫、ベビーカーに乗せるとピタッと諦めてくれるのです。 -
数日前位から子牛が放牧されたので、これからしばらくは子牛と一緒!
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同日 3月26日
午前中は牧場で卵などを購入して、午後はパリのボンマルシェで連休中の食料を調達。
(写真は通りすがりの街並みです) -
3月26日
ボン・マルシェの前に車を止めて…
この日は3連休の初日、悪天候のせいかパリ市内も人でいっぱいでした。
(晴天続きの週末や連休はみんな郊外に出ていく傾向にあります。)
ボン・マルシェも食品館のあるグランド・エピスリーも人でいっぱい!
普段入り口にいる警備員くらいの警備が今回は警察犬も登場し、周辺は銃を構えた軍人も数メートルおきに立っていて、頑丈な警備態勢だったので、ドキドキでした。ラ グランド エピスリー ド パリ (ル・ボン マルシェ 食品館) スーパー・コンビニ
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3月26日
イースターなので、イースター特別企画で売られていたケーキを購入!
これがなかなか美味しくて「当たり」でした。
レジの列も長蛇の列だったし、少々怪しい人(片手だけ手袋をして、杖をついて歩いているけど杖と同じ方の足が出ていて、食品館なのに買い物は全くせずにしきりに中東系の言葉で電話をしながら徘徊している人)がいて、警備員も彼を一定の距離を置いて監視していたので、もし銃の乱射が始まったら…と旦那と一緒に打ち合わせ(?)をしながら順番を待っていました。
ちょっと大袈裟だけど、ベルギーのテロの直後だったので。ラ グランド エピスリー ド パリ (ル・ボン マルシェ 食品館) スーパー・コンビニ
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3月27日
連休中日。
本日のお天気は、晴れ+強風+曇り+雨…と雪以外は全部来る予定。
最近は恐ろしい暴風雨も度々来るので晴れている時は外を歩いて、雨が降り出したらどこかの軒下に隠れる…というのを繰り返しながらのお散歩です。
だから遠くに行ったり、「軒下」が存在しないような場所には行けず…
ヴェルサイユ市内をぶらぶらお散歩していました。 -
3月27日
ヴェルサイユは宮殿で有名(むしろ宮殿しか知られてない?)ですが、
市内にはかなり古い建物がたくさん残っていて、歴史的遺産の宝庫!
1700年代のアパルトマンが普通に立ち並んでいたりするので散歩も楽しいのです。
リヴ・ドロワ駅より奥に行くとシャトーのような家が立ち並ぶ住宅地もあります。 -
3月27日
そして… ヴェルサイユ宮殿と合わせて訪れるお勧めスポットの一つはこのサン・ルイ地区。
ヴェルサイユの中でも特に古いエリアで、かなり年代物の建物が揃っています。
この辺りの建物は殆どみんな「フランス革命」を見守って来たんじゃないかな、と思います。 -
3月27日
日本語での説明書きもありました。 -
3月27日
サン・ルイ地区はルイ14世の指示のもと築いたエリア。
所謂、「城下町」みたいな感じでしょうか。 -
3月27日
この辺りはレ・カレ・ドゥ・サン・ルイというサン・ルイ広場。
サン・ルイ地区の中でも最も古い建物が残るエリアで人気のエリア。 -
3月27日
当時は、ヴェルサイユ宮殿より高い建物は建ててはいけないという決まりがあったそうです。 -
3月27日
1737年に商人のために建てられたこの4軒の平屋(長屋)。
のちに住居として使われるようになってから2階部分を増築し、
現在は1階部分においては店舗として使用するように定められているそうです。
結論的に現在は「ショッピングストリート」的なものになっているけど、
(日本式の)1階部分が全部お店なのは歴史的理由から、と思うと感慨深いです。 -
3月27日
サン・ルイ広場以外にもこの地区には歴史的建造物がゴロゴロ。
時々(趣味で?)この辺りの物件を検索しているのですが、建築年が1700年代のものが結構多いのです。
パリは、もちろん古い建物も健在しているけれど、多くは破損されてしまい、
古い建物と新しい建物が入りまじっている場所が殆どだけれど、
ヴェルサイユは比較的良い状態で古い建物が多く残されていて「古都」を感じます。 -
3月27日
まぁ、新しい建物、と言っても1900年だったりもしますが。
日本で物件を探すときに、30年前の物件とか、50年前の物件とかって首都圏ではそう多くないと思うんですけど、どうなんでしょう(探したことがあまりないのでわかりませんが)?
あまりにもこういう(古い)物件を見慣れてしまうと、築30年でも新築に見えてしまいます(笑) -
3月27日
1754年に建てられたサン・ルイ教会。 -
3月27日
サン・ルイ教会の一角
古い建物の一部に美容室。。。
日本人観光客はあまり見かけませんが、欧米人観光客は結構多く見かけます。 -
3月27日
サン・ルイ教会
ルイ14世は当時、視覚障害者のための初の学校を設立したそうです。
日本で点字が始まったのは1890年(?)で、一般に普及され始めたのが1900年代でしょうか。
歴史・文化共に、日本より圧倒的に古くから栄えていた西欧。
西欧人が(フランス人が?)どんなに発展したアジアを見ても、自分たちより劣っているように見えてしまうのも分からなくもありません。何か言っても「歴史が浅い」と言われてしまうこともしばしば。
人間の行動を見ていても、やはり長年にわたって培われてきた他分野に渡る「ノウハウ」の面では、敵わないものがあると感じる今日この頃です。現代のアジア人が彼らに比べて劣っている、とは決して思ってはいませんけど、「とある場面」ではそれを感じてしまうこともしばしばあるのが現状です。
それに関してはまた、徐々に述べていきたいと思いますが。
最近は色々な面で「弱気」になっています。 -
3月27日
強風で、寒いけど、強風が作ってくれる青空には感謝したいものです。 -
3月27日
本当に、強風のお陰で雲一つない晴天(の瞬間)がありました。
ヴェルサイユ宮殿に一番近い駅です。ヴェルサイユ リヴ ゴーシュ駅 駅
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3月27日
シャトーのように立派な建物はVersailles市庁舎 -
3月27日
大きなマルシェが開かれる広場。
マルシェが開かれる時は人がたくさん!とても賑わいます。 -
3月27日
ヴェルサイユの町は「古都」の雰囲気をぷんぷん漂わせている中、
新築っぽい新しい建物も時々見かけますが、どれも建物の見た目は周りと同じで、
町全体がとても整っているように見えます。
宮殿から離れてレジデンスの方へ行けばまた少し事情は違いますけどね。 -
3月27日
銀行の建物(だったかな?) -
3月27日
旦那が撮れと言うから撮った1枚。
所々に絵が描かれています。
パリにはまずないかなぁ〜という一面。 -
3月27日
写真はVersailles Rive Droit駅です。
パリのサン・ラザール駅からRER C線でヴェルサイユに行くときはこちらの駅に到着します。
宮殿までは1キロ強、ちょっと歩くのでRive Gaucheを利用する人が多いと思いますが、
パリ市内でサン・ラザール付近からアクセスするにはこちらの方が良いかもしれません。ヴェルサイユ リヴ ドロワ駅 駅
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3月27日
Rive Droit駅からさらに住宅街の方へ進んでいくと、古そうな建物がゴロゴロ。 -
3月27日
この白亜のアパルトマンも古そうです…
でもこんなアパルトマンはヴェルサイユではあちこちで見かけます。
ほんと、建物見学しているだけでも楽しいです。
なんで・・・今まで建物に目が行っていなかったのかが不思議です。
本当に「なぜ」今更(笑) -
3月28日
連休最終日
この日も天候はいまいち…というかこの3連休で一番の強風。
特にブルターニュ辺りが酷かったらしいです。
この日はヴェルサイユにあるパーリー2というショッピングモールへ。
ここは駐車場も直結で室内なので雨でも風でも大丈夫なのです。 -
3月28日
そして何よりここには、Patisserie des Reveがあるのです!
以前パリ16区に住んでいた時は家のすぐ目の前がPatisserie des Reveだったので、
しょっちゅう通っていたせいもあり、味はともかく、とても好きなケーキ屋さんなのです。
日本でも京都に1号店が出来たようですね。 -
3月28日
イースターにちなんだケーキをチョイス!
チョコレートケーキなんですけど、ミルクチョコとダークチョコの中で選べました。
私はミルクチョコを、旦那はダークチョコを。
どちらも美味しかったです。 -
3月28日
姫はいつも車に乗ると爆睡して、その後2時間強は何があっても絶対に起きません。
車から降ろして、コートを着せて、ベビーカーに乗せて…とやっても起きないんです。
ちょうどこの後すぐに目を覚ましたので姫もティータイム。
帰り際に男性店員さんが姫にプレゼント!ってマドレーヌをくれたのですが、
姫は断固として受け取らず、そのうち大粒の涙を流し始めてしまったのです。
申し訳ないやらなんやら。
マドレーヌは旦那が受け取り、ササッとその場を離れました。 -
3月28日
言わずと知れたスイスチョコレートの代名詞
数年前は良くこのウサギの縫いぐるみがスーパーでも売られていたのですが、
最近は飾ってあるだけで売られているのあまり見かけません。 -
3月28日
そして帰りにまたPatisserie des Reveの前を通りかかったら、先ほど姫にプレゼントをくれた男性スタッフがまた現れ、ちょっとあげたいものがあるから待ってて!と。でも、彼を見かけたとたんまた氷のように固まってしまった姫を見て、今度は同じお店にいた女性スタッフが代わりにプレゼントを持ってきてくれました。
可愛いウサギの箱、最初は受け取ろうとしなかった姫ですが、恐る恐る手を伸ばしてウサギの箱をゲット。嬉しそうにニコニコしながら車に乗るまで大事に両手で握っていました。が、車に乗った瞬間に、ビリビリビリっと…。
そんなこんなで冬の間ずっと楽しみに待ち望んでいたイースター休暇も、な〜んにもしないで終わってしまいました。が、こんなのも、たまにはありでしょう。
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この旅行記へのコメント (18)
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- 白い華さん 2016/04/14 00:57:32
- 「町歩き!を プラスする・・・と、 俄然、 思い出深く!なる」 ベルサイユ地区。
- 今晩は。
「フランスの 学歴!事情」を 興味深く・・・聞かせてもらいました。
今は、小さな・・・ちびっ子。の お嬢様。も、 今後、学校選び!など、 親御さんも、 いろいろ、考えること!ありそうですね〜。
人間は、何でも・・・「自分の 直面しているコト!に、 対応していくだけ」なんでしょうが、「毎日・・・の 子育て」も、 ひとつひとつ!に、 答え。を 出していくコト!の 繰り返し・・・って 思います。
40年前・・・の 日本の、若者!の 女の子・ファション ジャンル 「リセ」って あったの、覚えています。
多分、 「フランスの 高校生・風(ファッションの 分類)」って 記憶。が あるんですが、
そんな・・・「リセ」って 言葉が、「学校の ネーミング!に 付く」のですね〜。
懐かしく・・・拝見しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『 ベルサイユ宮殿 』 だけ!しか・・・知らない、 日本人観光客。ですが、ほんと、時間が、あった・・・なら、 「こ〜んなにも、雰囲気の 素晴らしい!古都を お散歩すること」は、 穴場・・・を 見つけたみたい。で、 いい〜!ですよね。
きっと、「世界で、有数・・・の お城! ベルサイユ宮殿の 城下町」なんだから、 それなり!の 町。なんだろう・・・と、 思いました。
それだけ・・・、 立派に、 町に、やって来た!下々の 仕事人が、集結した 「ベルサイユ 城下町」なんだろう。と、 想像しました。
「それぞれ・・・の 時代。 年代。と、 歴史と、お金をかけた! 見応え・・・ある、 建築物」を 見て、歩いて見たい。って 思いました。
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来月下旬・・・「日本の 伊勢志摩・G7 サミット」で、 世界の 首相たちが、集結します。が、
一昨日は、 「G7 外相・会議」が、 広島で 行われたのです。
日本を 訪れる・・・白人観光客は、 けっこう 「広島 原爆記念館」など、見てみたい!と 思ってくれて、「広島も、 スケジュールに、入れている」が 多い。
私も、 そんな・・・外国人が 多い!広島。に、 ビックリしたこと!を 思い出します。
「広島の 原爆・観光」は、 ホント・・・いろいろ、人間として、 考えさせられる!場所。
「首相たちが、 予定外の サプライズ!で、 皆さんで、「朽ち果てそう!な 原爆ドーム。まで、 あるいてみるんだ」と、 急遽・・・歩いて、見に行った。は、 素晴らしい!と 感動でした。
また、「広島・・・には、 『 安芸の宮島 』 の、 アノ! 海上・・・に 浮かぶ! 真っ赤な 寺社建築。も、 おもしろく、「たった、数分間・・・の 船旅で たどり着く、 宮島」が とても、 面白い。と 思うノデス。
そして、 「古い!町並み・・・の 散策 『 千本格子の 美しい! 安芸の 小京都・竹原」も プラスしたら、 どんなに、良かっただろう。と、ついつい・・・ 欲張りながら、 「広島の ニュース」を 見た!のでした。
そんな・・・「プラス 町歩き!の 魅力。 楽しさ」を、 しみじみ、感じながら、 この旅行記・・・に、 納得!でした。
これからもよろしくお願いします。
- ippuniさん からの返信 2016/04/14 02:14:59
- RE: 「町歩き!を プラスする・・・と、 俄然、 思い出深く!なる」 ベルサイユ地区。
- 白い華さん、こんにちは
ちょうど今、新しい旅行記を作っている最中でした。
時差もあるのに、ほぼ同時にログインしていたと思うとなんだか不思議です。
娘は来年から幼稚園なので、今まさに幼稚園探しをしています。国立幼稚園は学区制でうちのすぐ目の前にあって便利なのですが、やはりきちんと面倒を見てもらうためにはそれなりの学校を探さなければなりません。幼稚園の為に引っ越し、もありかと思っています。日仏のハーフでしたら片親がフランス人だから問題はないのでしょうが、我が家は二人とも外国人でしかもアジア人ですので、色々と慎重になります。駐在とかならインターナショナルスクールに入学すればいいのでしょうが、駐在でもないですしね。日本の普通の学校に西洋人が一人ポツンと入学するのと同じような感じですから、親は慎重にならざるを得ないです。
リセ・・・フランスの高校生(風)のファッション、気になります。フランスは幼稚園からずっと制服というのがないし、子供のころから大人っぽい服を着ている(大人の服をそのまま小さくしたような)子が多いので、リセともなると、大分大人っぽいファッションになっていますね。。。特にパリは!
ベルサイユは、街だけ見ても、観光名所もなければ、とても地味でおとなしい街並みなので、面白くないかもしれませんが、随所にルイ14世の時代の名残を感じられるので、「宮殿とセット」で街歩きをすると、かなり意味があると思います。建築に興味がある人なら尚更楽しめるかと思います。
「原爆」は、かなり世界的にも衝撃的な事件です。単なる「戦争の跡」とも違いますし。日本の観光において、「東京」「京都」「広島」は、外国人観光のメインともなるのではないか、と思います。以前フランス人の学生たちを連れて日本に来た時も、彼らは広島を中心に観光をしていたようです。
安芸の宮島も良いですよね〜 もう15,6年前ですが、秋の紅葉のシーズンに訪れたことがあります。たくさん撮った写真を全て紛失してしまったので、記憶に残っているのはほんの一部分で、またリベンジのためにも再訪したいと思います。いつか、JR PASSで姫と日本旅行する際にルートに入れたいですね。その際には竹原と娘の大好きなウサギで有名な大久野島も訪れたいです。
ippuni
-
- rinnmamaさん 2016/04/13 15:26:57
- どこも同じと思う学歴社会
- ippuniさんへ
ようやく落ちついてまいりました。
朝のサポートはノンビリ行けば良くなったので楽です^^
世界の大学のランキングでフランスはレベルが高くても、規模の違いなどで上がって来ないと言っていましたね。。
学歴重視は多かれ少なかれあるでしょう。
現在の日本でも東大生は裕福な家庭出身・・
すなわちお金がかけて英才教育もしなければ門戸は狭い。。。
天才・秀才の子供以外はね!
日本でも越境入学は暗黙の了解・・かもしれません。。
まあ、庶民には計り知れない世界です^^
姫ちゃんの牛を見る後姿・・ぬいぐるみみたいで可愛い〜^^
ご挨拶しているのかしらね〜〜
可愛くて・可愛くて・・・愛しい気持ちがにじみ出ているコメントがあちこちに(^^)
我が家も老朽化してきて・・現在は元気なので老人用のリフォームもね〜と思うし、でも、リフォームもしたいし・・・
最近は老後の話が多くなってきて、年を感じます。
明るい日差しになってほしいですね!
(ベルギーのテロは予定はフランスだった見たいですね。お気をつけて)
rinnmama
- ippuniさん からの返信 2016/04/14 01:51:55
- RE: どこも同じと思う学歴社会
- rinnmamaさん、こんにちは
お忙しい所、旅行記に足を運んでくださってありがとうございます(^^)
フランスの大学(グランゼコール)の質はかなり高いと思います。
小さな規模ながら世界ランキングの50位内には入っているところや、ノーベル賞の数、論文の数・質、外国人留学生・教職員の数…などあらゆることを考慮して、問題は「規模のみ」と判断した前大統領は、多数のグランゼコール、ユニバーシティ、企業、研究施設などを1つに統合し、巨大ユニバーシティを現在建設している最中です。意見は割れて、加わりたい人、出たい人で大混乱。。。大規模な「お引越し」が行われるのでそれはそれは大変です。国の研究機関だけで論文の数はハーバードを超えて世界1位にはなっているので、この計画が「上手くいけば」なかなか良い結果が得られるのではないかと思います。
どこの国も学歴社会は存在するし、これはある意味では必要なのではないかと思っています。やはり「教育」って大事ですからね。。。ただ、色々とみていると日本は平均的に学生の能力が保たれていると思います。他の国は良くわかりませんが、フランスは学校では「学問」のみを教えますので、しつけやマナー(道徳ですね)、水泳や音楽といった教養は家庭や私教育で行われるので、「人間形成」においても貧富の差でかなり差が出て来てしまうのです。小学校から留年や飛び級がありますから、余計に差が出るわけです。
姫は可愛いですよ… 可愛くて、可愛くて、仕方がありません(笑)一時は育児ノイローゼで苦しんだ時期もありましたが、それは100%私の問題であって、それと姫が可愛いのは別問題。姫はフランス人の子供たちのように家族・親戚がそばにいるわけでもないし、「親戚の子供」のようにかわいがってくれる親の友達もいません。姫には私と旦那しかいない、と思うと、私たちが可愛がらなくてどうするんだ、って思ってしまいます。そんな姫も来年から幼稚園です。目下、幼稚園探しで必死です。宝物を預ける幼稚園なので、慎重に慎重を重ねて。。。
ベルギーのテロはフランスが最初は目的だったようです。フランス人には評判悪いですが「非常事態宣言」のお陰で免れたわけです。やはり、「言語」が通じない国でのテロは色々と計画も困難なんだと思いますので、これからもフランスもしくはフランス語圏、そして英語圏が中心になるのではないか、と思います。
ippuni
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- こあひるさん 2016/04/11 14:33:16
- ヴェルサイユの城下町
- ippuniさん、こんにちは。
フランスの教育制度についてのお話、なかなか興味深く拝見しました。
日本の教育制度でいいところってないような気もしますが、フランスの教育制度もまた独特なのですね〜。
親のレベル(住居地とか資産とかコネクションとか)によって、子供の教育環境も決まってしまう・・・というあたりは、今の日本と似ているところも(日本では、親がどうであれ、子供が頑張れる環境さえ維持できれば成り上がることはできると思いますが)あるのかな〜ぁ・・・と思いました。
最終学歴だけでなく、それまでの出身学校というところで、すでに格差が出来上がっているというところは面白いですね。皆が皆、エリートになる必要はないので、やっぱりエリートはエリートの中から・・・生まれてくるって感じなのかなぁ。旦那さまじゃないけど、そういうエリート世界の中では、ぽっと出の才能ある成り上がりみたいな鬼才はいないのかな、必要ないのかな。
国や企業を動かしていくような地位や職業の人たちは、やっぱり選び抜かれた人並み以上の者たちに担ってほしいですね〜。日本の政治家も官僚も企業人も・・・もう世も末・・・といった感じで、どうにもこうにも・・・子供がいないわが家なので、死んだあと日本がどうなろうと知りませんけれど・・・なんだかどうなっちゃってるんだろう〜って思うこの頃です。おまけに世界中で毎日テロが起こっていて・・・人間の愚かさのせいで・・・仏教的には末法だわ・・・と感じています。
超保守的なフランスの教育制度ですけれど、いいところはやっぱり守ってしっかりとエリートを育ててほしいです。日本でも、学校名だけでない、入ってからしっかり勉強される・・・実のある教育制度を取り入れてほしいです。
・・・で、ヴェルサイユの城下町・・・いいですね〜〜!ヴェルサイユ宮殿・・・すっごく混雑してるって聞くし、写真やテレビなどで見たことがあるので、絶対見なければ・・・ってほどじゃないですが・・・あれだけの宮殿があった城下町は見てみたいですね〜。日本でも、城下町だったところって、さすがに建物は残っていない町も多いですが、残っている街並みは風情ありますから〜〜。
今年のGWは、ナポリあたりにちょこっと行くのですが、ナポリ郊外に、ブルボン家(スペインの)が建てたヴェルサイユ宮殿みたいなゴージャスな建築物があるのです。そんなに時間もないし、その宮殿に行ってみようとは思わないですが、そこからちょっと離れたところに、旧市街(たぶん城下町?)があるので、そっちだけブラブラしに行ってみようかな〜なんて思っています。
そんな嗜好なので、今回、ヴェルサイユの城下町は、とっても興味深く読ませていただきましたよ〜。
娘ちゃん・・・ウサギちゃんの箱・・・受け取ってから車までは大事に抱えていたのに・・・何を思って破り割いたのでしょう〜〜!?笑っちゃいました〜。
こあひる
- ippuniさん からの返信 2016/04/12 02:00:06
- RE: ヴェルサイユの城下町
- こあひるさん、こんにちは
フランスの教育制度はかなり独特だと思います。
多くの国々はアメリカ式教育方式に続いていると思いますが、フランスは断固として昔からのフランススタイルに拘り、街や人だけじゃなくて、教育も昔のままです。
日本も勿論親の状況によって子供の教育が左右されることが多いとは思いますが、おっしゃる通り、努力して成功するという例も少なからずあるかと思います。フランスはそれが殆どないに等しいですね。。。
こちらに来て、「蛙の子は蛙」という言葉をよく耳にします。この言葉は、経済的環境以外にも日本とは違った文化を表していると思うのですが、学校に行き始めると日本だと学校生活が子供の中心になり、授業に課外活動に…と殆ど家にいなくなり、親よりは友達と過ごす時間が多くなるじゃないですか?でも、フランスは学校はあくまでも「学問」を教える場所だという概念が強く、学校では課外活動は殆ど行わず「学問」のみを教えます。音楽や水泳などといったものは家庭で教える「教養」になるのです。だから、日本のように小・中学校位の学生が友達同士で遊んでいる光景というのはあまり見ず、あくまでも「家庭中心」で人間が形成されていく傾向にあります。だから、学校よりも、家庭の(親の)影響を多く受けるのだと思います。
グランゼコールがある程度決められた学校(高校)の中から学生を選ぶことに関しては、これはすべてのグランゼコールがそうとは言い切れず、グランゼコールの中でもトップの学校に多い傾向があります。それは以前学校関係者が話していたのですが、「あまり良いことではないことはわかっているけど、学校の質と伝統、レベルを維持するには仕方がないことだ」とのことでした。要は、知らない人を受け入れるのが「怖い」のだと思います。これはグランゼコールだけじゃなく、企業のエリートポジションや官僚などにも言えることで、「名門校出身の中で知り合いのいる人」から採用していく傾向にあります。かなり保守的な面でもありますよね。
日本は、結構教育の平均化には成功しているのではないかと思います。その代り、ずば抜けて才能のある人材の扱いに関してはそれ程良くないというのが印象です。あと、日本って東大などの一流大学卒じゃなくても首相になれますよね?それもおもしろいなぁと思います(近年で東大卒だった首相は中曽根さん以外に思いつきません)。企業でも政界でも日本は学校での(専攻の)勉学の内容を無視しすぎる傾向にあると思います。これは大変勿体ない現象です。
今年のGWは南イタリアなんですね〜 きっといい時期だと思います。ほぼ毎日曇りと雨ばかりのフランスの春…昨日は珍しく(肌寒いけど)晴天だったのですが、あまりにも太陽の光を浴びすぎて私も旦那も頭痛がしてしまいました(苦笑)ナポリも一度は行ってみたい町です。それにナポリ郊外の「城下町」というのもかなり気になります。また旅行記楽しみにしています。
娘がもらったウサギの箱…これ、本当におかしかったんですよ!車に乗るまでは大事に両手でしっかりと握りしめていたくせに、車のチャイルドシートに座ったとたんにポイッと投げ捨てるんです!!拾って渡したら今度はビリっと。。。最近、旦那に似て外面が良いのかなぁ〜って心配になることが度々あるんですよ。
ippuni
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- nekonekoやんさん 2016/04/09 21:07:10
- これからの日本も…
- ippuniさん、こんにちは。
イギリスの階級社会と違って、もっと自由なイメージがあったフランスでも、やはり学歴主義が存在しているのですね。
結局、その恩恵を受けた一部の人たちが牛耳っている世界、そう簡単に変化することはないでしょう〜
そういう日本の学校を見てみても、ゆとりから、よりいっそう教育の格差が広がっているように思えます。
富によって、受けられる教育にも差があり、それによって学校、勤務先、社会的地位が決まっていく…学歴社会が問題視されて、ゆとりが生まれ、さらなる学歴社会…そんなサイクルでしょうか。
さて、カルティエ・ラタン辺り、以前パリを訪れたとき、確かに歩いたはずですが、カフェで休憩したぐらいで記憶がありません。
古い路地や建物、興味を引く場所ばかり(若かりし頃は目がいかなかったのね…)いつか、ゆったりと滞在して歩きたいなぁと感じました。
そして、ヴェルサイユ、こちらの街並みも素敵ですね。
ただ、宮殿自体に一度も訪れたことがないので、いずれはと思っています。
ホテルが出来たら泊まってみたいような…(金銭的に無理です)
最後に姫ちゃまにプレゼントされたマドレーヌやうさぎさんの箱、優しいなぁと暖かい気持ちになりました。
nekonekoやん
- ippuniさん からの返信 2016/04/11 23:28:32
- RE: これからの日本も…
- nekonekoやんさん、こんにちは
日本のゆとり教育も、格差社会をさらに生み出しているのですね。。。
「ゆとり教育」の本来の意味がいまいちよくわかっていない私ですが、
本質を伴わない「西欧化」だとしたら、間違っているのかもって思います。
学校での教育と家庭教育によって一人の子供の国民性や能力が養われ、
その子供たちが将来国を動かしていかなければならないのですから、
教育って物凄く大事だと思うんです。
今までの日本は、その良し悪しは別として、日本特有の教育方針があって、
日本特有の「入試制度」などがあり、改善の余地はあるにしても、
単一民族だけで形成されているにも関わらず、一人一人の平均的な教養は
とてもレベルが高い方だと感じていました。
「ゆとり」の本質は良くわかりませんが、引き続き子供たちにとって、
良い方向に向かって行ってくれるといいなぁと願うばかりです。
カルティエ・ラタン界隈は、学生タウンだからこれといって観光名所もなく
パリに来たら絶対おすすめ!とは言えないエリアでもあるのですが、
リピーターで、観光以外のパリの姿も味わいたい人には良いと思います。
ヴェルサイユ宮殿も、他の国にある豪華な宮殿と比べて特別!ではないけど、
フランス革命ってフランスにおいてはかなり重要な革命だったので、
その辺を踏まえると、ただの「王が住んでいた宮殿」よりは意味があり、
ルイ14世の指示のもと作られたヴェルサイユの街並みも一見の価値はありそうです。
実際にパリの建物とは異なり、パリとは違う古都を味わえます。
(ここも宮殿以外の観光名所は特にないのですが。。。)
ホテルが出来たら・・・泊まらなくても、お茶だけとかお食事だけでも、
雰囲気は十分に味わえるんじゃないかなぁと思いますので、ぜひ!
ippuni
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- aoitomoさん 2016/04/08 18:06:05
- 学歴社会大変です〜
- ippuniさん こんにちは〜
『学歴』
日本もどこの国も学歴社会の現実は否定できませんから、ippuniさんの言う通り『可能な限り良い学歴を持つことは、子供の将来の選択の幅を広めることが出来る』というのは当たっているし、本音なんですよね。
フランスは分かりませんがippuniさんもご存知でしょうが、日本も塾通いに受験戦争と良い学校に行くために子供たちは大変です。
親も大変ですが。
勉強好きで学力がどんどん身に付いてくれればいいのですが、これも競争ですから、どうなるか分からないのが現実です。
親の(密かな)希望通りにはなかなかならないものです。(汗)
そして社会に出て自分で生活するようになって、自分の学歴やライセンスで助けられていることがわかるし、勉強しておいて良かったと感じるのだと思います。
『良い方向に子供が幸せになれる道を見つけて誘導してあげられればいい』
ippuniさんも素敵な言葉がポンポン出てきますね。
全くその通りです。
私の娘も大人になるまでは私も誘導係でした。(笑)
無事成長して今では、自由に自分のしたいことをしています。
本人のしたいことに親がブレーキをかけて後で後悔されるのも困るので、
色々と助言するだけです。
ippuniさんも可愛い娘さんを前に色々と将来を考えていることと思います。
ippuniさんやご主人が誘導係なら娘さんも立派に成長するはずです。
娘さんも、既に色々と親を見ながら成長していますよ。
ティータイムでの男性店員さんからのプレゼント。
男性店員さんなので、考えてしまったのでしょうね。
その辺も凄いなと・・
娘さんがこの旅行記を読めるようになったときにもippuniさんの気持ちが娘さんに伝わることでしょうね。
aoitomo
- ippuniさん からの返信 2016/04/09 00:02:52
- RE: 学歴社会大変です〜
- aoitomoさん、こんにちは
日本は良い学校に入るには試験があり、受験「戦争」といわれるほど大変ですよね…。
学校に塾に、高校位になればある程度差はなくなりますが、それが小学校や中学校となると、現在通っている学校の勉強と塾での勉強の内容が全くと言っていいほど異なってしまうのも現状で、塾の勉強ができていれば学校の本来の勉強なんて簡単すぎて授業中座っているのさえ意味がないように思えてしまった小学校生活を過ごした私としては、このシステムは良くない、と思います。が、日本社会にいる以上、これに従うしかないのでしょうね。でもおっしゃる通り、「学歴」のお陰で色々な面で助かっていることは確かです。
フランスは日本と違って、「受験」というものがありません。大学でもです。さらに言うならば、医学部もです。希望する人は登録さえすれば希望の大学にも入れるのです。その代り、全員が卒業できるのではなく、医学部に関しては1学年に1割程度を残してみんな留年、もしくは進路を変えることになります。だから試験もない大学ですが、最後まで残った学生たちはそれなりに勉強した学生ということになります。これはすべての学生に機会を与えている、という意味では良いシステムだと思います。医学部でも授業料は無料ですしね。
あと、フランスでは就職するのに学歴は勿論なのですが、それより大事な要素があります。「名前」です。やはり書類では名前を見てから学歴を見る傾向にあります。同僚の旦那さんが名門グランゼコール出身だけど就職が困難だと言っていました。理由は、彼がイラン人だからです。。。だから娘の名前を付ける時にもかなり多くの人に相談しました。フランスという国は本当に「外部」を嫌う傾向にあります。国の大事な機関では内部で個人的にリクルートしているし、内部に誰か知り合いがいない場合はまず考慮されません。グランゼコールのシステムも結局のところ、このフランスの保守的な面の一部なのでしょうね。旦那はいまだに同僚たちに、君がなぜ「ここ」にいるのか分からない、って言われています(笑)フランス人でも、グランゼコール出身でもないので。。。
ippuni
-
- らるたんさん 2016/04/08 12:11:32
- 勉強になりました
- ippuniさん、こんにちは。
カルティエ・ラタンにヴェルサイユ宮殿周辺の風景・・・
旅行記を拝見しながら、
「ホォ〜、そうだったのかぁ」と、
初めて知ることばかりで、
大変勉強になりました。
さすが現地在住かつ、博識で、
文章力のあるippuniさんならではの旅行記です。
- ippuniさん からの返信 2016/04/08 22:36:05
- RE: 勉強になりました
- らるたんさん、こんにちは
ヴェルサイユ宮殿の周辺の街並みは、特に観光名所ではないし、
ガイドブックにもきっと載っていないと思うので、
歩こうとしても闇雲に歩き回るしかないのが現状だと思うのですが、
フランスの中では(中世の村以外では)かなり良い状態で保存されていて、
建物も統一感があり、町全体に気品が感じられるところから、
宮殿とセットで見学すれば完璧なのになぁ!って思ったのです。
いつかじっくりと観光客になった気分で一日観光してみたいものです。
カルティエ・ラタンも…学校事情なんてその国の人にしか関係ないし、
旅行では尚更関係ないんですけど、あのエリアは名門校が集まっていて、
そういうエリアなんだなぁ位にでも思って頂けると、
あのエリアの散策もまた別の目線で見れるのではないか、と。
余計なお世話ですけど、語ってみました(笑)
ippuni
-
- るなさん 2016/04/08 11:29:12
- やっぱりフランスは奥が深い
- ippuniさん、Bonjour(^^♪
欧州にいると、ひょいと他の国へ行く計画が出来てホントに羨ましい〜
強風だからウィーン行きを止めよう、なんて日本にいたら出来ないキャンセル理由だわ(笑)
でも、毎日のようにどんよりグレイッシュな空だとテンションも下がりますよねぇ〜
「リセ ルイ・ル・グラン」名門なんですね?
フランスにおける事情は全然わかりませんから、いつもippuniさんに教えられるのみ(苦笑)フランスは学歴社会なのかな?
公立で学区域が決まっていると、どうしてもそこへ通わせることが可能な住所に身を置かないと...ってのは今の日本もそうかな。最近渋谷では子供が少ないこともあるけど、学区域制もかなり緩和されています。昔は越境してまでってのがよくあったけど。うちの中学も公立のわりには優秀だったので、結構越境者が多かったです。
カルティエ・ラタンはパリの中でも好きなエリアです。路地から見えるパンテオンがいいなぁ〜
欧州ではホントに築200年超えなんてざらですものね。修復し維持していくのも大変だと思います。見てる分にはいいけど生活者は苦労も多いことでしょう。
かつてヴェルサイユの薔薇が流行っていた頃は、ものすごくヴェルサイユに行きたかったです(笑)もちろん宮殿ね。
でも、最近はまったくもってその熱は冷め(当たり前??)、宮殿そのものに興味が沸かなくなった今日この頃。なのでどこへ行ってもあまりその類には入らなくなりました。だって、豪華なことはわかってるし、どこの宮殿もさして変わらないのでは?なぁんてね。
でも、ヴェルサイユの街並みはいいなぁ〜歩いてみたくなりました。
サン・ルイ教会、素晴らしい!!
これからフランスにはほぼいないくらいの旅計画なんでしょ?(笑)
こんなイースターもいいのでは?(;^ω^)
るな
- ippuniさん からの返信 2016/04/08 22:22:59
- RE: やっぱりフランスは奥が深い
- るなさん、こんにちは
> 欧州にいると、ひょいと他の国へ行く計画が出来てホントに羨ましい〜
まぁ、欧州限定ですけどね(笑)
でも、日本にいても逆に東南アジアやハワイにひょいと行けるじゃないですか〜
> 強風だからウィーン行きを止めよう、なんて日本にいたら出来ないキャンセル理由だわ(笑)
いや、まぁ、キャンセルした理由は強風だけじゃなかったんですけど、強風はかなり後押しした感じです。天候に左右されているのは我が家では私だけかと思いきや、最近は旦那まで天気予報で晴れマークだったのに、雨が降ったり曇ったりしているとすごいショックを受けているようです(苦笑)
> 「リセ ルイ・ル・グラン」名門なんですね?
はい、フランスでは1,2を競う名門校です。
日本の公立学校も越境入学があるのですね!?入試のない公立とはいえ、エリアの雰囲気や学生の学力などには差が出てきますからね…良い学校に入りたいというのはどこの国でもみんな共通ですね。
> 欧州ではホントに築200年超えなんてざらですものね。修復し維持していくのも大変だと思います。見てる分にはいいけど生活者は苦労も多いことでしょう。
そうですねぇ。。。家自体は床を張り替えたり壁を塗り替えたり水回りを新しく変えたりとかできますけど、建物の配管やら電気事情やら色々ともうどうしようもないものがありますからねぇ。トイレが逆流して来たりなんていうのもざらですし。うちなんて、新築なのにも関わらず、水漏れやら床が浮いてくるやら壁が剥がれ落ちるやらでここ2年間毎月のように工事していて、やっと先日無造作に掘られた床(勿論コンクリート)が埋められたところです。
> でも、ヴェルサイユの街並みはいいなぁ〜歩いてみたくなりました。
良いですよ〜ヴェルサイユ。宮殿は確かに、他の豪華な宮殿とさして変わりないでしょうね。大聖堂と同じように。特別に歴史やフランス革命に興味がある人なら別ですけどね。でも、ヴェルサイユの町はフランスでもこれほど綺麗な古都はないんじゃないか、と思うくらいです。
フランス人たちにヴェルサイユ人のイメージを聞くと、小指を立てて物を触るイメージ、だそうです(笑)でも全体的に私が見ても気品がある街です。
> これからフランスにはほぼいないくらいの旅計画なんでしょ?(笑)
> こんなイースターもいいのでは?(;^ω^)
今のところ、ですけどね。。。でも去年のように長期のものはあまりなく、弾丸であちこち…なので、ちょっと落ち着かなそうですし、また、気分で幾つかキャンセルしてしまうこともあるかもしれません(笑)
るなさんもイタリア、もうすぐですね♪
近くにいらっしゃると思うだけで、なんだか嬉しいです。
ippuni
-
- まほうのべるさん 2016/04/08 08:02:49
- ヴェルサイユ宮殿の一部が高級ホテルに
- こんにちは、ippuniさん。
牛さんを見ている姫ちゃんの写真を途中まで見てぬいぐるみだと思ってしまいました。帽子の大きなぽんぽりがお耳に見えたんです。間違いに気付いて思わず笑ってしまいました。
ヴェルサイユ宮殿といえば一部が高級ホテルにというニュースを見ました。
たくさんの入場者がいるヴェルサイユ宮殿も施設の維持にかかる莫大な費用を捻出するのは大変なのですね。
宿泊してみたいけど一体どのくらいの宿泊料になるんでしょうね。
会社の方の次男が一浪して地方の国立大学に入学することになりました。
長男は有名私立大学生で現在、就活中なんですが学校のネームバリューで優遇されているそうです。弟の入学を聞いて「1浪して地方の国立大学だなんて○○はもう終わった!」と言っていたそうです。次男は長男よりも成績は優秀だったそうですが、高校から学校へあまり行かなくなり浪人中も予備校にも行かなかったそうです。学歴とか受験など考えさせられる季節でもあります。
まほうのべる
- ippuniさん からの返信 2016/04/08 22:04:11
- RE: ヴェルサイユ宮殿の一部が高級ホテルに
- まほうのべるさん、こんにちは
姫も今まではずっと足までカバーされるジャンプスーツのような服装だったので、少し気温が和らいだ今、やっと女の子らしい服装を着せられるようになりました。でもまだまだ寒い日が続いているので防寒対策はしっかりとしています。
ヴェルサイユ宮殿の一部が高級ホテルに・・・というニュースは以前聞いたことがありますが、いつのことなんでしょうね〜 見た感じ、工事していたり、その作業をしているようには見えないのですが。宿泊費は高そうだけど、一度試しに泊まってみたいものです。でもきっと最初の頃は人気があってなかなか予約が取れなかったりするのかもしれませんね。
地方の国立大学と有名私立大学…両者共にピンキリだし、みんな色々な事情で大学を選択しているだろうから一概には言えないのですが、地方の国立大学も良いと思いますけどねぇ。むしろ、有名私立大学よりも、地方の国立大学の方が学力はあると聞きますし。一部の早慶を優遇している某企業たちを除けば、地方の国立大学でも十分いけると思いますけどね。今の時代、就職が難しいのはみんなに共通しているとも思うし。アカデミックな道に進むのであってもやはり私立より国立かなぁと思うのですが。早慶を含め私立はあまり「学力」があるイメージがない私の一般的な考えですけどね。
どこの大学に進んでも、それぞれそれなりの道が開けているし、しっかりと大学に入学したのであれば問題ないのでは…。まぁ人それぞれ、家庭もそれぞれ、ですからね。でも、「教育」に関しては色々と考えさせられますよね。
ippuni
-
- ももんがあまんさん 2016/04/07 11:43:19
- フランスの学校制度
- こんにちは、ippuniさん。
フランスの学校制度と大学の価値について、少し解利ました・・・こうした学校制度で、育てられた、彼ら(エリート)が、フランスの「官僚組織」や「政治」を構成しているのですね。
昔、アメリカが、日本の軍隊を評して、「一般の兵隊は素晴らしく有能だけれど、上に行けばいくほど、質が悪くなる」と語ったというのが有名ですけれど、日本の大学の程度の低さ(体験してます)と、学生の質の悪さ(ワタクシも、そうでした)を見れば、良く解りますね。
エリート教育が良いかどうかと言うのは、議論の余地が有るのでしょうけれど、中身のない、形ばかりのエリートしか生み出さない、程度の低い、日本の大学と学校制度って・・・・体験者として、無駄だったなあと、実感してます。
「姫」は、日本で学ばない方が良いと、ワタクシは思いますね、出来れば、日本語だけは、しっかり喋れるようになってほしいけど・・・
by ももんがあまん
- ippuniさん からの返信 2016/04/07 23:35:27
- RE: フランスの学校制度
- ももんがあまんさん、こんにちは
私が旅行記に書いた部分(知っている部分)はごく一部なんでしょうけど、一般的にはグランゼコール出身のエリートたちが官僚組織や政治の中心にいるのは確かだと思います。「エリート教育」の良し悪しは別として、フランスという国においては、このグランゼコールというシステムが「必要」なのかもしれない、と思うのです。というのも、入試のある日本と違ってフランスの大学(University)は入試がありません。学費も無料です。登録をすれば誰でも通うことが出来るのです。これはある意味いいことだと思います。すべての国民に「学ぶ機会」が与えられているのですからね。試験に落ちたから…学費がないから…といった理由で勉学を諦める(進路を変える)学生は少なくともいないはずです。でもはやり国のリーダーとして、各企業のトップとして「大きなもの」を動かしていくにはそれなりの勉強というか教育が必要なのも確かで、保守的なのかもしれないけど教育レベルを維持するには必要なのではないかと思うのです。
欧州は日本やアジアと違って子供のころからある程度自分の道を決めて、それに合った勉強をしていくじゃないですか。グランゼコールもそれと同じ、「エリート」という道を選んだ学生が行く特殊学校だと思えば理解も出来ると思います。
日本の軍隊のことは良くわかりませんけども、米軍に関しては、階級が低い兵士が一番楽で、上に上がれば上がるほど仕事の量も責任も増えていく、大変になるのは確かなようです(旦那が徴兵で米軍にいましたので)。軍隊に限らず、企業もそうですよね。日本は平社員が一番大変で、上に行けば行くほど楽になるイメージがあります(あくまでも私の偏見ですが)。でも、欧米では上に行けば行くほど大変になります。職場の中には、「昇進」をかたくなに拒否している人もいます。
「教育」に正解はないので、どこの国でどう育っても「自分次第」だとは思うのですが、日本の教育は「勿体ない」と思うことが多々あります。内容はどうであれ「効率性」に関しては明らかに西欧に劣るでしょうね。海外にいると、「日本の道徳のすばらしさ」について語る人を多く見ますが、それも最近、わからなくなりつつあります。決まりごとが多いのも決まりごとがないと自分で考えて「正しい」行動が出来ないからなのではないか、と。色々な場所で、日本は監視役がいないと気が緩んで怠ける傾向にあるイメージなのですが、こちらだと、監視役がいないと普段よりもっと熱心に働くのです。「褒められたい」という意識の元だと思うのですが。
話すときりがありませんね。
ippuni
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